ベレジーナのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベレジーナ

[ベレジーナ ]
Beresina oder Die letzten Tage der Schweiz
1999年オーストリアスイス
平均点:6.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
コメディ
新規登録(2004-09-06)【マーク・ハント】さん
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監督ダニエル・シュミット
キャストジェラルディン・チャップリン(女優)
脚本マルタン・シュテール
音楽カール・ヘンギ
撮影レナート・ベルタ
製作マルセル・ホーン
美術キャスリン・ブルナー
衣装バージット・フッター
編集ダニラ・ドドゥター
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【クチコミ・感想】

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4.テオ・アンゲロプロスがギリシャを曇天と黒のロングコートの国にしてしまったように、ビクトル・エリセがスペインを熱情から詩情の国にしてしまったように、ダニエル・シュミットは「ベレジーナ」でスイスの国旗の白十字を黒に上塗りした。なんていうのは大げさだし、そーやって勝手に影響を受けている自分が単なるアホなのだが、この3人が作る映画は単なる「お国映画」に留まらず、独特な視点を提示している。この点の非凡さと同時に映画としての贅沢さも持ち合わせていて、言い方はあれだが、見たあと非常に得した気分になる(で、その後に「ヨーロッパ映画ってやっぱり深いねー」みたいな感じになるとちょっとマズいわけだが)。まあ、それ以前に「ベレジーナ」は文句なしに面白く、艶のある映画だと思った。うっとりするような反復(画面に見とれて字幕を見逃してしまうほど)が繰り返されながら少しずつズレが生じてきて、そのズレが決定的になった時、スイス最後の一日が始まる。その始め方が、とんでもなくバカにされたというか、煙に巻かれたようなひっくり返しなのだけど、その後の怒涛の展開はさらにぶっ飛んでいて、最後に独立の旗がバッと開いた時が最高潮。鑑賞後の幸福感がたまらない。ハラーショってあんた・・・
Qfwfqさん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-14 18:46:19)
3.ロシアから市民権を求めてスイスにやって来た純真な女性が、市民権を餌に変態専門(?)の高級娼婦にさせられ、スイス政界の陰謀に巻き込まれていくという、たぶんコメディ映画。何故「たぶん」かと言うと、これが全く笑えないからです。自分が娼婦だということにも気づかない天然の主人公、揃いも揃って変態の政府高官(政治家?)達、「テイラー・オブ・パナマ」の様な嘘から出た真、等々と、捻りの利いた設定が全然活きてこない。ラストの展開も主人公の逆襲じゃなくて、たまたまそうなっただけなので爽快感も無い(原題は「ベレジーナ、またはスイス最後の日々」)。スイスって、アルプスの永世中立国という位のイメージしか無く、実際の政治や文化に疎いからかもしれませんけど、とにかく面白くない映画でした、3点献上。
sayzinさん [地上波(字幕)] 3点(2005-04-05 00:13:18)
2.《ネタバレ》 おもろいのオチだけやん!・・・・でも、そのオチが、めちゃんこにおもろい
永遠さん 4点(2005-01-26 02:09:05)
1.この手の作品はなんとなく好き。後半の勢いがいい。
PADさん 7点(2004-10-13 14:46:53)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
10125.00%

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