146.登場人物のセリフ回しが高尚すぎるというかウィットに富んでいるというかヒネリが効いているというか、いまいちピンとこなく、いろんな場面で微妙な違和感を感じました。欧米人の感性との違いなのか、単に私が鈍いのか?という訳で、感動的(らしい)ストーリーは、おそらく製作者の意図した通りには、私には感じとれなかったのが残念でした。でも、ラストは素直によかった。 【la_spagna】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-05-13 22:53:28) |
《改行表示》145.《ネタバレ》 『ピーターパン』作成秘話。 『実話』かどうかは知らないのですが、まるで実話のような趣きがありますね。 ジョニー・デップ、良いです。ケイト・ウィンスレット、良いです。 そして何より子供達が良いです。 『ピーター・パン』のモデルのピーターだけでなく、ジョージやマイク、それぞれに個性があるのが良いですね。 ストーリーは抑揚を抑えてあって、派手さは皆無。 ですが、登場人物たちの心の動きが小説のように感じられるので、見ていて飽きることはありません。 そして『ピーターパン公演初日』という見せ所もあり、観客達といっしょにこちらまで気分が高揚します。 『孤児院の子供達用に25席を確保する。』劇の雰囲気を盛り上げるための最後の仕掛けが、まさかの『客席』であり、『子供達の笑い声』というのが素晴らしい。 ただ悲しいかな。歳のせいか、見ていてどうしても心にひっかかる部分があって純粋な気持ちになりきれません。 ジョニデの奥さん。悪い人ではないのに、二人の仲が冷めきっています。そしてその理由は劇中では語られません。だからジョニデの奥さんが可哀想に見えてきちゃいます。その部分ではジョニデの行動に賛成できず、共感もできず、結果感情移入もできません。 夫婦仲は改善されないまま、結局離婚したってことになるのでしょうか。 このエピソードがこの作品に必要だったのかどうかがそもそも疑問。 実話であればもちろん必要なんでしょうね。もしフィクションだと割り切るのであれば、奥さんのことも大事にしつつ、ラスト二人で子供達を引き取るくらいの思い切ったハッピーエンド。そのほうが気持ちが良い。 見終わったあと、心の中になんかほろ苦いものが残っちゃいましたね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-13 15:19:21) |
144.《ネタバレ》 泣いた。なぜかわからんけどとにかく泣いた。何でだろう…多分若い時に見たら「何これ?」的な映画だったかもしれない。ひょっとしてオッサンになるにつれて失ったイノセントでピュアなハートへの郷愁が涙をさそったのだろうか。精一杯に正装して劇場に現れた孤児たちを当初違和感をもって見つめていた上流階級の人たちは演劇がすすむにつれて次第に温和な表情で彼らに接するようになる…良かったですね、このシーン。素晴らしい映画です。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 8点(2015-01-29 19:24:38) |
《改行表示》143.こういう話はあまり好きではない。 でも、ネバーランドを再現しているところはほろっときてしまった。 【らんまる】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-06-30 22:16:18) |
142.《ネタバレ》 "Just believe."で思わず涙。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-30 14:48:54) |
141.《ネタバレ》 終盤は泣いたわー。 なんかよくわかんないけど意外なくらい涙が出て自分でもビックリしちゃったわよ。 でも…よく考えると奥さんも可哀想よね。 ジェームズは奥さんほっぽらかして自分勝手すぎだし、 妻帯者が入り浸るのを拒まないシルヴィアも冷静に考えるとどうかと思うわ。 ってことで結局イジワルなおばあちゃんが一番の常識人なのよね。 ところで…ジェームズはほんとにシルヴィアのこと好きだったの?? アタシはてっきり「理由はわかんないけどなぜかシルヴィアと4人の子供たちが妙に気になる」→「非常識だと思いつつもつい入り浸ってしまう」→「傑作『ピーター・パン』の誕生」=「良作に恵まれない劇作家を救った不思議なめぐり合わせ」的な構図だと思ってたから、最後ジェームズがピーターに「お母さんのことを愛してた」みたいに告白するとこでズッコケちゃったわよ。 …ジェームズがシルヴィアに恋愛感情を抱いていたかどうかは最後まで謎のままでも良かったような気がするんだけどなー。 そのほうが純粋に感動できたと思うし。 ところで、ピーター役のフレディ・ハイモア君、『チャーリーと…』では目が虚ろな子って印象しかなかったけど、この映画では迫真の演技ねー。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-24 16:15:45) |
140.ジョニー・デップの作品では一番好きです。演劇を観る孤児の笑顔、最高ですね。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-06-06 13:07:52) |
139.《ネタバレ》 細かな人物描写が無くて心境の変化に「あれっ」と思うことがありましたが、この映画のメッセージは好きです。大人になっても心から信じること、子供のように素直に受け入れることで救われたり生活が豊かになることがあると思います。もちろん現実にはそれを利用する悪い人もいるということを知っておかなければいけませんが、そういう気持ちを忘れたくないなと思わせてくれる良い映画でした。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-27 23:44:53) |
138.《ネタバレ》 ネバーランドと聞くとマイケル・ジャクソンのイメージしか無かったです。綺麗な未亡人に近づいて、その子どもと仲良くなり、名作「ピーター・パン」を書き上げる話になってしまっているので、全体的に盛り上がりに欠けている。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-03-21 10:49:14) |
《改行表示》137.ジョニーデップにしては珍しく、好青年を演じている。 子どもたちのバックグラウンドをもう少し深く描いて欲しかったかも。 |
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136.最初から最後まで坦々と話が進んで行きます。全く退屈な映画でした。あくびで涙が出ましたよ。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 1点(2010-11-03 18:59:20) |
135.ふと考えると、映画を観ること自体が、“空想をする”“イメージをする”ということだと思う。映画の素晴らしさというのはそういうことで、まさにその真髄を描いたこの作品の感動の深さはシンプルだが、非常に深い。美しい現実と空想の狭間で繰り広げられる、美しい愛の物語。感動作としてなんともこれ見よがしな物語であるが、涙が溢れるのだから批判の余地も無く素晴らしいと言うしか無い。空想の名における永遠の少年ピーター・パンが、深い喪失を抱えた少年から生まれたということに、想像性に対する感慨深さを覚えた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-10-06 00:26:50) (良:1票) |
134.《ネタバレ》 ファンタジーと現実のバランスが好みの分かれるところでしょうね 悪くはないけど不倫や病気など暗く現実的な要素が強くて、ちょっと個人的には盛り上がりに欠けるかな☆ジョニーデップと犬が踊ってる(?)シーンがちと無理やり感があって印象に残ってます(笑)☆似てるよなぁと思ってたらダスティホフマンでしたね、後半でやっと気付きマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-16 07:45:22) |
133.《ネタバレ》 みなさんは映像がうつくしいといいますが、映像の技術はさほど大したことがありません。美しいのではなく、美しく見えたのだと思います。反対にどんな最新のCG技術を使っても美しく見えないものもあります。この作品はなにをさしおいても、ネバーランドを目の前に見せるまでのプロセスが非常にうまかった。それによって観客の感性が最大限まで高められ、ネバーランドがこの世のものとは思えないくらいに美しくみえた。夕日を見る時だって同じです。美しいと感じる人と感じない人がいます。私たちは何かをみるとき、実際の光景に、想像力という絵の具を塗りつけて観ているのです。もしネバーランドが美しくみえた観客がいたならば、それは映像の勝利ではありません。観客の想像力の勝利です。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-04 20:45:28) (良:1票) |
132.原題のfindingの部分は邦題にもいかしてほしかったなあ。だけど素直によかったと思える作品でした。バリという主人公を「子どものように純粋な大人」ではなくて、むしろ矛盾だらけの複雑な男に描いていた点が気に入りました。前者にしていたら感動ねらいのあざとさが目立っちゃって逆にしらけちゃったと思う。けど、自分の芝居の評判を常に気にしたり、妻とうまくやっていけなかったり(これだって彼が純粋な男だからではなくて、自分の家庭から逃げているからだし)、でもひょんなことでつきあい始めたシルヴィアや子どもたちのことをどこか放っておけない・・・こういう俗っぽい設定のおかげで、逆に現実のなかでの「イマジネーションの力」や「信じれば・・・」のテーマが際だったように思います。こういう役をやらせれば、ジョニー・デップはうまい。蛇足ですが、ネバーランド、子どもとの交流、純粋な心・・・っていうのは、やっぱりマイケル・ジャクソンを連想せずにはいられないのがちょっと残念? 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-01-20 05:41:12) |
《改行表示》131.《ネタバレ》 作品として良かったですが、人に「この映画見て」と勧めるかといえばそうでもない。 妻メアリーとの冷え冷えとした関係やら、不倫や少年への偏愛を友人から示唆されるようなシーン、ピーターたちの母親の死など、暗いイメージが全般的に勝っていて見終わった後に「感動した」でまとめられないモヤモヤ感が残ります。 ピーター・パンの劇場での成功後、祖母が、ここでバリ氏が見舞いに来るようなら見直すのに的な発言をした後で、1Fでピーターパンを劇団ごと持って来て見せる辺りの演出は好きですね。 生前に愛の告白のシーンがあるやら、何かもうひと盛り上がりあれば、暗いイメージで終わらずに済んだのかなと思います。 【かずろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-23 15:08:23) (良:1票) |
130.《ネタバレ》 鑑賞中,今までにないタイプの感動を覚えた作品。見方によっては,終盤でのネバーランドの表現など,「ありえない」なんて思ってしまいそうだけれど,本作ではそうは思わなかったです。表現の仕方云々ではなく,目に見えるもの,そして目に見えないものを自分がどうとらえるかによって,ものの見え方は変わるんだということを知らされたような気がします。厳しい現実から目を背け,想像の世界のみに生きるなんていうことは賢明ではない。けれども,たとえ悲しい結末が見えていたとしても,希望をもち,信じることで救われることはあるんじゃないかと考えさせられました。ただ,失ってしまった愛する人に心の中ではいつでも会えるとはいっても,やはり愛する人を失うことは悲しいことですよね。でも,いつまでも心を豊かにもち,目に見えるものを口先だけで批評するよりも,美しいものを美しいと素直に言い,ささいなことにも感動を見いだせる人間でいたいと思いました。 【ぺこりんぐま】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-09-12 15:37:15) |
129.とっても素敵な映画でした。演出も素敵で、絵本を読んでいるような気分。ジョニー・デップは無邪気な大人の役がとっても似合いますね!ただし、これはジェームズ・バリの映画とは言えない。ピーターパンを生み出すキーとして大人になりたいピーターの話が出てきますが、ピーターパンになりたかったのはバリでは?子供に憧れるバリの心理をどのように描いているのか、っという点が気になっていましたが、途中で「これはピーターパンを作った人、から連想されるバリの映画なんだな」と思いました。「ピーターパン」の誕生秘話とは別なお話だと思います。 【cheeky!】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 18:33:27) |
128.なんてことないのに引き込まれたのは、ファンタジックな描写とジョニー・デップの演技があったからだと思います。彼には、むしろこういう役が似合うと思います。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-19 22:02:43) |
127.心温まる感動作でした。もう少しファンタジー色を出しても良かったかな。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-31 20:34:31) |