1.《ネタバレ》 誰も書いてないのが意外。
「あの」フルチ監督がマカロニの監督をしていたとは。
フルチmeetsフランコネロというごくごく一部の人にはたまらない一本。
比較的話は正統派でガンファイトも多くかつ撃ち方、シチュエーションが凝ってるので飽きさせない。
そして何より酔いどれ兄貴の存在。
ニヒルやけど心の内に熱い想いを持ち、なんやかんや弟(ここは話のミソなんやけど)を愛している。兄貴、主役喰ってます。他にも何でも屋の中国人や、サディストでファザコンの悪漢等他の登場人物もいい感じに立ってるね。
しかしそこはフルチ監督。
暴力描写が長いのなんの。
死に方もこの時代にしてはグロいし。この頃から無駄に職人肌やねんからもう。
ラストはガンファイトで締めて欲しかったな…。
テーマソングはマカロニ史に残る傑作