《改行表示》11.《ネタバレ》 自分が若い頃に見て,今も記憶に残って居る映画を纏めて評価します. 香港版キングコング.川口浩探検隊ばりの序盤から,「ア~アア~」の声と共に現れる女ターザン辺り迄爆笑! しかし,香港の街を破壊する北京原人のミニチュア特撮は素晴らしい!必見です. 【ahiru3】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2023-07-23 09:18:11) |
10.《ネタバレ》 ストーリーラインは『キングコング』とほぼ同じ。特撮氷河期の真っただ中にあった東宝特撮スタッフから有川貞昌たちを呼んだ特撮パートは、まるでその欲求不満をぶつけた様な気合いの入った都市破壊を見せてくれます。でもクレジットにまったく出てこないというのは、いくらなんでも可哀そうです。問題は特撮じゃなくて本編でして、いくら香港映画でもこれは酷過ぎるというレベルです。ヒマラヤの奥地に原人捜しに行くシークエンスは、像やトラや豹が探検隊を襲ってきてまるで往年の川口探検隊みたいで賑やかです。でも、断崖絶壁を苦労して登るシーンはどう観たって海辺の断崖です!なんでヒマラヤのふもとに海があるんだよ! そしてお待ちかね金髪女ターザンが登場!どう観ても片乳は乳首を出してるとしか見えない毛皮ビキニ姿、これでほとんどの登場シーンを通してしまいます。この金髪ネエチャンは野獣と仲良しという設定なのでトラや豹と戯れるシーンも有りますけど、どう観ても生身のトラさんと絡んでいるとしか見えません。「この女優すげぇ」と驚くところですが、たぶん動物園の飼育係みたいな女性をそのまま引っ張って来て映画に出したというのが正解なのかも(笑)彼女がエッチしているのを外から覗いてすねる原人くん、この中坊あたりが妄想しそうなことをそのまま映像化しちゃう感性、これこそが香港映画の醍醐味なんでしょうね。この女ターザンも歓びを教えてくれた探検家の言いなりで原人くんをお供にして香港まで行っちゃうオツムの軽いこと、お前が軽はずみなことしなければこんな騒ぎにならなかったのにねえ。 まあこの映画に出てくるのは男も女もバカばっかりですから、女ターザンばかり責めてもしょうがないんですけどね(笑) 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-03-05 22:18:48) |
9.ぬぉぉぉぉ!!!あの「キングコング」のパロディというかなんというか、リメイク版に果敢に挑戦した便乗作品!!「ゴジラ」の世界を作りだした日本人スタッフも協力してこらまた、凄い映画になっちゃいました。いきなりある日突然地割れが起きて目覚めた(強引過ぎて笑える)ペキンマン、ひどい顔してるなぁ(笑)面白すぎるサファリ合成シーンに面白すぎるゾウの襲撃シーン、被害を最大限に抑えろ!!とか言いながらめちゃくちゃにやってる香港軍かな?の司令官は自由すぎて拍手を送りそうになりました。香港映画らしさがたまらんほど溢れるほど詰まったストーリーはニヤニヤしっぱなしでした。イヴリン・クラフトの内モモを噛んだ毒蛇になりてぇ。 |
8.《ネタバレ》 妻投稿■北京原人の逆襲…てことはゴジラの逆襲みたいに「北京原人第1作」があるって事ですか。もしかして「who are you」ですか・・・・・。まあ、本家は1997年製作だからあり得ないけど、旦那には予備知識なしで、「これ北京原人の続編だよ。僕の彼女はサイボーグよろしく国境を越えて続編作ったんだよ。90年代の続編なのに映像が汚いのは香港だから仕方ないよ」と吹き込んで(旦那信じているし)鑑賞。■旦那は大喜びでした。「うおおおお、ミニチュアが凄い。立体駐車場で車が連続爆発するシーンなんか最高だぜ」「素晴らしい。ゾウさんの表現に前作の精神が息づいている」「日本でのストーリー破綻と香港映画特有のストーリー破綻をブレンドさせて、濃厚な破綻(「はじょう」と特別に読んでください)攻撃を食らわしてくる。しかも今度は簡単にはピーチクを見せない趣向か」「いやー見事。今度はタイでウルトラマンと戦わせてくれい」「シネマレビューに書くぞ。10点だ」と興奮していましたが、私はここは押さえておきました。8点。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-19 22:09:44) |
《改行表示》7.たしかにチープだし二番煎じかもしれない。 筋もメチャクチャ。 別に文明批判だとかテーマもない(もしかしたらあるのかもしれないけど感じられない)。 ただ全編通してテンポが半端なくいい。 その上適度なお色気とアクション満載で観る人を飽きさせない。 サービス精神たっぷり。 クソくだらないけど観た後のガッカリ感がまったく無い。 「映画って不思議」と思わせる一本。 流石娯楽映画の殿堂ショウブラザーズ。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-25 10:35:57) |
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6.完全無欠の合成、完全無欠のミニチュア、完全無欠の金髪美女、完全無欠の極小皮ビキニ…これは凄い。象が行進してくるところなど確かに映像技術は稚拙もいいところですが、一瞬しか映らない巧みな編集で強引に突っ切られてしまいます。早い話〝ごまかし〟に長けているんですけど、初期映画を手掛けたメリエスが奇術師だったように映画はマジックショーと共通しているところがあって、〝騙す〟つまり〝ごまかし〟も一つの要素だと思います。そういう観点から見るとこれはなかなか良く出来ているのです…まぁ手品のタネはモロバレしているのですが、それはご愛嬌。しかも夜の方がごまかしが利くのにほとんど明るい昼間で勝負するという潔さに感心してしまいますし、観客が見たいものを熟知しており楽しませてくれます。ツッコミどころ満載ですが揚げ足取りはナンセンスで素直に楽しむのが一番の見方でしょう(ツッコミまくるのも楽しいけど)。なんせ金髪美女は何故かメイクバッチリで無駄毛処理万全で清潔、きわどい露出で動作が激しいですし、金髪美女を襲う毒蛇が何故か内ももを噛みますし、金髪美女が男に襲われるシーンは何故かリアル。バカみたいに金髪美女、金髪美女と連呼しましたが北京原人よりも犯罪的な恰好の金髪美女の方が鮮明に記憶に残ります。ビキニな金髪美女に破壊的な怪獣、香港映画特有のテンポの良さで興奮と笑いがあり、こういうのを楽しい映画と言うのでしょう。男子諸氏は必見?ですぞ。…ちなみに何故か名前が変わり?何故か勝手にセリフが加えられている?吹替えの方が面白いです。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-07-13 19:04:31) (良:1票) |
5.まったくしょーもない事なんですが(とは言っても実は大事な事なのだ) 要は見えてるのか、見えていないのかというのが大問題なのです。ほっておけない問題なのです。 あ、つまりはポッチの事です。赤いのとかピンク色だとか、時にカレーライス色なんてのもたまに見かけますが、あと黒いのとか。つまりはそんなわけなのです。しかしそこんところの確認作業ははやっぱり肝心な事でしょうよ、しかしこの監督、かなり撮り方が精巧で上手いものだから、とても瞬時には確認できませんの。いちいちコマ送りをしなくてはなりませんの。まったくいちいち面倒っちいの。しかし、色形がしっかり左右揃って確認出来た時のその達成感っていったらそりゃあもう・・ ってことなの。そんな訳なの。 っで、最終的には一応ピンク色って事で認定させてもらいましたの。以上です。。 【3737】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 21:49:54) (笑:2票) |
《改行表示》4.皆さんのレビューにつられて観てしまいました。なんてゆーか、ノリノリな映画でした。もう全編ノリノリで、カメラワークもノリノリ、演出もノリノリ、もちろん北京原人もノリノリ、本物の動物もノリノリで演技しております(マジです)。ヒロインはなんか安っぽい感じにみえて(西洋人なのに香港の言葉をしゃべるあたり)、あんまし好きなタイプじゃないんですが、ノリノリなんでヨシとします。恋愛とか三角関係とか弟に恋人寝取られるとか、どーでもいーよーなストーリーもノリノリのテンションに押されて、気になりませんでした。とにかく、特撮とかしょぼいし、グダグダの展開(どっかで観たようなお話を詰め込みすぎ)なのに、なぜかテンションが高くノリノリなんで最後まで楽しめてしまう変な映画でした。特に最後の北京原人大暴れはノリにノリまくりでかなりテンション高いです。ただし、一般人うけするような映画じゃないと思います。みんなで突っ込みながら見ればさらに楽しいかもしれません。 【なにわ君】さん 7点(2004-12-22 15:02:39) (良:2票)(笑:2票) |
3.《ネタバレ》 イヤ素晴らしい…!!まぁ如何にも当時の香港映画らしく、オリジナリティなんぞ皆無&全編パクリの嵐ではある。が、見世物エンタに徹して「観客の望むモノを惜しみなく見せまくる!」というサービス精神に溢れた点でギラーミンのリメイク版コングなんかよりゃ遥かに優秀。この”程よいお色気”と”荒ぶるモンスター”の絶妙なブレンド具合はラクエル・ウェルチの「恐竜100万年」を連想させるナァ‥。惜しむらくは、巨大モンスター同士のバトルが無い!コトとガメツイ香港映画人にしては珍しく続編シリーズ化など微塵も考慮せず、北京原人もろとも金髪女ターザンのサマンサまでド派手にぶっ殺して有無を言わさぬ性急な幕引きをしたトコロ。イヴリン・クラフトのナイスバディであと2~3本くらい続編を作ってくれれば…と惜しんだ男性は私だけではあるまい。この辺り、香港ショウビジネスって抜け目無いんだか間抜けなんだか今イチよく分からない。でも見世物モンスター映画としての満足度はカナーリ高いので奮発して7点進呈しちゃおう!!持ってけ泥棒!ってねw。 【へちょちょ】さん 7点(2004-11-16 00:42:00) (良:2票)(笑:2票) |
《改行表示》2.ギラーミン版「キングコング」に、当時小学生だったわたしが、何を求めてじいちゃんに劇場まで連れて行ってもらったかと言えば、それはきっと怪獣映画のノリだった思う。 いや~ギラーミン版「キングコング」よりこっちの方が遥かに面白く感じるんだから、あれから30年近くたつっていうのに、わたしの求めているものはあまり変わっていないようだ。象の大群や人食いトラの襲撃、底なし沼に断崖絶壁とお約束の展開はもちろんだが、それ以上に素晴らしいのは、やはり”金髪の女ターザン”の存在だろう。幼い頃からジャングルで北京原人に育てられた割には身なりがきれい過ぎるなんてどうでもいいことだ。きわどい格好で豹やトラと少女のように戯れるパツキンの女ターザン。見えそうで見えないオッパイのナニを気にしているだけでもどんどん時間は過ぎていくのではないだろうか。 おっと、そして一番肝心なコング、じゃなくて北京原人のシーン。こちらはまさに子供の頃のわたしが求めていた怪獣映画のノリで満足するものだった。ミニチュアなんか、今見てもかなり精巧な出来ではないだろうか。さすが日本から特撮のスタッフを招いて撮っただけのことはある。気になるところと言えば、あの香港特有のいきなりな終わり方だ。数ある香港映画の中でも1,2を争えるほどのいきなりの「終劇」ではないだろうか。 【カズゥー柔術】さん 7点(2004-11-08 16:18:20) (良:4票) |
1.え~コレはですねえ。本サイトにおける『北京原人 Who are you?』の評判がすこぶる悪い事に、いたく気分を害した佐藤某と早坂某が、レビュワー達に逆襲してくる映画・・・な訳はないですね。まあジャンルとしては「パクリもの」が最適。しかし子供の頃の私にはどうやらまだ「パクリ」という概念が身についてなかったようでして。どこかで観たような観なかったような、どこかで聞いたようなちょっと違うような、この映画の微妙な展開に、アタマの中は「?」マークの大洪水。まーどっちみち、図鑑に載ってる北京原人とは似ても似つかないですしね。もうムチャクチャですわ。とは言え、パツキンのオネーさんが半端なお色気を振りまいた挙げ句、エロそうなヤツに襲われるシーンは、妙にリアルでちょっとドキドキものでしたね。あと気のせいかどうか、昔は年末年始に必ず本作がテレビ放映されてたような記憶があるため、なにかメデタイ印象が本作にこびりついてしまっております。ところで、本作が作られたり、『クイーン・コング』が作られたりした事を思うと、76年版『キングコング』の製作と言うのは映画の歴史上、結構重要な事件だった、という事なんですかねえ。そんなバカな。ねえ? (よりによってこの映画に一番乗りしてしまった。後からコワいレビュワーさん達がいっぱい襲ってくるゾ~。) 【鱗歌】さん 5点(2004-11-06 01:33:52) (笑:2票) |