《改行表示》13.冒頭から色んな男と女が登場する群像劇ですが、どいつもこいつもアクが強いキャラ揃い。 基本的にコメディタッチですが、登場する誰もが人生うまくいっているとは言えない。 多くのシーンでダブリンの街を覆う曇天の空模様も相まって彼らが暮らす時代や社会の閉塞感が漂っている。 ちょっとブラックで苦味のあるコメディです。 本作では製作という立場ですが、これまでも自身の映画の多くで母国アイルランドを描き、 語ってきたニール・ジョーダンの映画だなと思わされる作品です。 中盤以降は、このアクの強い彼らが作品の中で絡み合っていく様を勢いよく面白く見せていく。 挿入曲の使い方、挿入のタイミングも巧みで、個人的にはダンスのシーンでのスパンダー・バレエの“True”が懐かしくいい選曲でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-10 11:47:09) |
《改行表示》12.期待したんだけど、普通。 もっと面白くできるはず。 |
11.《ネタバレ》 なんかグダグダな話ですね~髭妹には引く…。 【より】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-05-03 01:21:25) |
10.《ネタバレ》 手持ちカメラの多用や、ハイセンスを装うクレジットは鼻につきます。監督に非はないけど、邦題のセンスもダサいです。でも脚本は上等でした。濃いキャラの面々をきちんと描き分け、絡んで団子にならないさじ加減で各人の人生の糸を交差させる。上手いと思います。身から出た錆で窮地に陥る者もあれば、アクシデントで人生を狂わされる人もいる。いずれにしても、思い通りにならないのが人生です。石を投げつけてくるクソガキは、“人生の落とし穴”あるいは“不確定要素”といったところでしょうか。彼が基点となって、それぞれの人生が動いていく。“女を殴る”最低の行為をしたチンピラにはキツ過ぎるお仕置き。自分勝手な連中にも罰が与えられました。銀行マンは終身刑ですか。ご愁傷さまです。でも結果的には、ほとんどの者が好転したと見て良さそう。バス運転手も車椅子の王様になりましたしね。ずっと自分と向き合うことを避けて来たヒゲ娘。ギブスで固められた心の傷。ずっと外す勇気が出なかった。それだけ重症だったのも理解できますが、腐らせてしまったらお終いです。痛みに耐えて、次ぎのステップに進まなきゃ。辛い目にあった彼女には、いっぱい幸せになってもらいたいです。一方、ソース男の方は納得がいかない。あれだけダダをこねて、迷惑かけて、最後にヨリを戻してハッピーって何?腹立たしい。いや羨ましい(笑)。でも、あの2人が上手く行くとは限らない。「禍福は糾える縄の如し」は実証済みです。人生ままならぬから面白い。でしょ? 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-04 18:55:34) |
9.《ネタバレ》 DVDのパッケージに「アイルランド・アカデミー賞を総ナメ!イギリスで劇場アベレージNO1を記録!」って書いてあるけど(アベレージ?どういう意味なんでしょうか)、ハッキリいってどこがおもしろいのか判りません。日本人には理解できないんでしょうか(笑)アイルランドっぽい音楽はなかなか「らしい」雰囲気でてますが(U2好きなので)特にいいところなく終わってしまいました。気になったのはブラウンソース…ホントいけるのか?最後のほうで元バス運転手が奥さんにいまでもドキドキする~みたいなこと言ってたとこは良かったですね。 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-01-11 20:25:09) |
8.UK独特の乾いたブラック・ジョーク満載の映画でした。この手のノリが好きな人にはすごく楽しく見られそう。オムニバス形式で、それぞれのエピソードがちょっとだけ面白い。あくまで"ちょっとだけ"…。すごく面白いところがないのが弱みです。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-13 18:06:20) |
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7.コリン・ファレルぶっ飛んでるねー。キリアン、ケリー2人とも好きな役者だから、設定が恋人同士っていうのちょっと嬉しかった。お茶にブラウンソースってホントに美味しいのかなあ。あんまり飲みたくないけど。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-09 12:05:33) |
6.期待せずに観たせいか途中までまぁまぁ面白かった。登場人物変な奴だらけでしかもブラックな笑いがいい感じ。でもコリン・ファレルが店員の女性にナンパしてる最中にいきなり殴りかかるとかひげ女とかもう無理。一気に引いてしまった。ラストのクラッシュの「I Fought the law」の曲が良かった。しかもこれコリン・ファレルが歌ってるんだよね。上手いじゃん。 |
5.《ネタバレ》 やる気の無い若者が主人公と知って嫌な予感はしたが、やはりつまらない。キャラに魅力があればいいが、魅力の欠片もなし。無意味に反抗的。あんなもんとっくにクビにされるだろうな奴が、店長の頭に缶詰当てて拍手喝采を受けるなんて、ありえねぇ。その上、悪態ついて辞めるなんてムカムカする。そのほかのエピソードも面白いものがまるでなし。 せめて笑わせてくれ。 【MARK25】さん [映画館(字幕)] 0点(2006-05-22 20:37:52) |
4.《ネタバレ》 展開、面白いというか巧いですよね。のほほんとする内容では全然無いのに、視点のどこかがスローで優しい。コーヒーにブラウンソースや最中にアゴへの一撃を食らわす中年女性、テレビに映った自分の髭に泣く女の子のキュートさ等に、ついつい笑。それらのシーンも良かったが、何でか女の子をグーで殴るシーンが私的に一番の大爆笑。フェミニストなのに!笑。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-13 02:23:29) |
3.もっとコリン・ファレルを全面に出して欲しかった。 【たま】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-11 22:39:19) |
2.前半、水気が足りなくて発火寸前の登場人物達の日常が、だんだん絡んでいく様子がテンポよくて面白い。後半、絡んだ糸が織りなす人間模様と、そこから立ち上ってくるなんだかドライな笑いをたっぷり堪能。音楽も格好良くてなかなかイカした映画。くっそー観る前にビール準備しとくんだったなァ。あるいはコーヒーとブラウンソース。役柄は酷いけど(笑)、いくつか観た中でコリン・ファレルが一番光っていた作品だった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-03 01:27:36) |
《改行表示》1.群像劇は苦手なので身構えていたのですが、意外とわかりやすく気楽に楽しめる作品でした。どうもパンチに欠ける中途半端な印象は否めないけど、アイルランドらしいのほほんとした犯罪映画でこういうのもありかなぁ?と。 それにしてもコリン・ファレル演じる人物、ひどいですよね。。 【るいるい】さん 6点(2005-03-03 22:07:47) |