20.オーソン・ウェルズっていう名前は知ってるけど何をしたかっていうのをイマイチ知らない人が多いと思うし時代がアレなんで取っつき難い点が多いですがまぁ見事に、ティム・ロビンスのリベラル派らしい映画になってました。この頃は労働組合や俳優組合の制約がかなり厳しかったんやね、いい映画を作りたいのに作れないこのもどかしさはたまらんなぁ。ちょいとruntimeが長いので途中ダレてきましたけどラスト30分はやっとこさらしい待ちわびていたシーンが来たのでよかったっす。ビル・マーレイのすげぇ腹話術あり、今じゃ考えられない普通のジャック・ブラックが見れたり相変わらず仲のいいキューザック姉弟、なんかいろいろ見れたなぁ(笑) |
19.ラストはそこそこ感動したけどそれまでがダメ。可もなく不可もなくってとこですね。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-08 18:20:39) |
18.大恐慌時代のアメリカの政治状況を背景に、当時の様々な芸能人・芸術家達の実情を丁寧に描いていく、「ほとんど実話」の群像劇。一般の労働者と同じ様に、芸能人に対しても国が「職」を斡旋していたというのは面白いですね。そうなると表現活動も政府のヒモ付きになる訳ですから、軋轢が生じるのも無理からぬこと。また同時に、労働運動・組合活動からも制約を受けてしまうという二重苦。これは思想的背景を抜きにしても、金の工面と人権の行使の狭間に揺れ続けるプロデューサーの苦悩がそのまま描かれていた様に思います。「ゆりかごは揺れる」がどういう内容なのか解り難かったので、今一つピンと来ませんでしたが、俳優達が舞台に上がらずに徐々に形作られていく舞台劇は、やはり感動的でした、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-02-03 00:06:09) |
17.《ネタバレ》 最後の舞台シーンまでが遠かったです。メッセージ性があまりに前面に出すぎていて、「青いなー」というのが正直なところ。オーソン・ウェルズ(?)が舞台稽古の最中に組合の規定で休憩入れられてウガァーーと怒ってる気持ちが一番共感できました。歴史的背景を多少なりとも知っていないと、登場人物を把握するのが大変なような気がします。エミリー・ワトソンが舞台役者としてはお粗末だったのは演出なのかしら。ビル・マーレイが良い味でした。 【HIDUKI】さん 5点(2004-11-24 18:40:04) |
《改行表示》16.後半の舞台は必見。役者魂に震えます!冒頭の「Almost True Story」というのが実にいい。 【はざま職人】さん 8点(2004-08-17 17:35:30) |
15.《ネタバレ》 ジョン・タトゥーロの「オ~~~~ッ!」の叫びのシーンには、何度みても思わず涙してしまう!このシーンだけで、この映画は一見の価値アリ! 【tommy】さん 8点(2004-06-11 13:13:11) |
14.ジョン・タトゥーロの「天井桟敷のみだらな人々」を先に観てしまっていたので、亜流のイメージはちょっとぬぐい切れないです。で、どっちが上かと言うと残念ながら政治色を廃した「天井桟敷~」の方に軍配が上がる。ただし入れ物を借りて来てはいるけど言いたいことは全く別の映画だとは思うので、パクリとは言いながら上手くやったな、という意味では褒めてあげたい。個人的に、ティム・ロビンス&スーザン・サランドンのやることは一通り支持したい気持ちはありますが、政治色をこれだけ前面に打ち出しながら、外面だけゲイジュツの形を借りるというのは方向性としてちょっといただけません。上演にこぎつけるまでの経緯もお約束っぽくて意外性に欠けています。ただもう、ビル・マーレイの演技があまりにも素晴らしかったのでうっかり泣かされてしまいました。劇中で上演されていたお芝居自体はとってもいい作品みたいだったので、どちらかというとそっちの方を観たいです。 【anemone】さん 7点(2003-12-13 13:50:03) |
13.当時の演劇界についての知識がほとんど無いので、最初のうちはかなり手こずりました。ただアメリカの演劇界がいかにして民主主義を勝ち取っていったのか、なかなか感動的な映画でした。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-07-23 17:29:32) |
12.《ネタバレ》 反戦活動家としても知られるティム・ロビンス&スーザン・サランドンカップルの、いかにも「らしい」、骨太の作品。正直言って、この手の群像劇、しかもあまりなじみのない舞台・時代設定は、観ていてかなり集中力を要しますね。でもあの時代(1930年代)の混沌とした感じ―ヒットラーやムッソリーニと完全に対立しているわけではなく、それよりむしろ共産化の波に脅威を感じているアメリカの雰囲気―がよく描けていたし、登場人物もそれぞれキャラが立っててよかったですね。中盤はちょっとわかりにくいところもあって観ていてちょっとキツかったんですが、一度は上演をあきらめていた「ゆりかごが揺れる」をああいう形で上演するとは!あそこは感動的でした。最後の腹話術人形の葬列がさりげなく現代にタイムスリップしている演出も余韻を残す(この話は過去の話だけど、取り上げてる問題は現代にも通じるんだよ、と言っているようで)、いい感じでした。それにしても、オーソン・ウェルズ役のアンガス・マクファーデンという俳優がそっくりだったのにはビックリ!実際のオーソン・ウェルズもあんなアナーキーな人だったんですかねえ。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-07-19 22:02:15) |
11.マフィア系や歴史好みの人にお勧めの映画ではないでしょうか。現代を想う事に歴史はとても大切だと思います。現代、日本、今は恵まれている環境だと思う。映画も芸術も、ある程度好きな時に見る事が出来る。そのような現代を作って来た先人の葛藤と力を、忘れている心を感じる作品でした。 【風太郎】さん 8点(2003-06-15 23:17:21) |
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10.ドキドキノリノリだったのは私だけかしら。この映画が描く30年代にしてやられました。日本もそろそろ潰れちゃえばいいのよね。 【sultan】さん 9点(2003-01-20 20:44:23) |
9.濃いなぁって印象。ストーリというか時代の価値観がちょっと分かりにくい。 【エミール】さん 5点(2003-01-15 17:56:24) |
8.知識がないと、正直つまらない・・・オーソン・ウェルズの名前くらいしか知らなかったので。時間が長すぎて疲れた。最後の芝居のシーンで、どんどん役者が増えてくるところはよかった。結構感動的でした。そこ以外見所はないかな・・・ 【鉄男】さん 5点(2002-11-28 15:39:24) |
7. 最後の芝居はすごい見入ってしまったけど、感動はしなかった。 【相対性理論2】さん 6点(2002-11-06 00:49:37) |
6.オペラの内容が鉄鋼会社が組合を作らさない事を批判するのに、歌手達は逆に自分たちの組合の通達に逆らって他劇場で唱うというのは、ちょっと笑えました。もう少し後半までの話をシンプルにしても感動を与える事が出来たのでは無いかと思います。 【kazoo】さん 6点(2002-04-12 18:43:11) |
5.時代背景がむづかしいわけではないけど、社会全体がどんな雰囲気であったのかかイマイチぴんとこないまま見てしまった結果、作品もぼやけているように感じてしまった。でも一つ一つのシーンは面白かったし、豪華キャストも見所がたくさんありました。 【KARIN】さん 6点(2002-02-17 22:46:41) |
4.エミリー・ワトソンをはじめとする豪華キャストによる熱演はすごくおもしろいし、時代背景なんかもわかりやすい方だと思うけど…。やはり前知識があった方がとっつきやすいし、シーンがめまぐるしく変わるストーリー展開で感情移入しにくくなってる。それでも後半の演劇は食い入って観てしまうほどの素晴らしいデキ。 【びでおや】さん 6点(2001-10-25 00:43:40) |
3.時代的な背景を知らなかったのでその分、分らなかった。言いたい事が政治的なメッセージではない事は分るが、それが鼻についた。 【出木松博士】さん 4点(2001-01-15 01:25:35) |
2.大恐慌と赤狩りが吹荒れる30年代のニューヨークを舞台に、若き日のオーソン・ウェルズの舞台劇を目指して、自分たちの夢を求めた群集劇。実話をもとにしているという事もあって、結局、彼らのバイタリティがアメリカのショー・ビジネスの今日を築いてきたわけだし、そういう意味では意義深い作品となっている。ただ日本人の我々にはちょっと馴染みの薄いテーマなところへもってきて、登場人物(豪華!)たちの多さとその饒舌さ、そしてテンポの速さについて行くのがシンドイ。映画をゆったりとした気分で味わいたい人には不向きかも!? 【ドラえもん】さん 7点(2000-11-04 17:02:08) |
1.前半のカオス状態を、見事に舞台の完成というクライマックスへ運ぶ構成が秀逸。配役、キャスティングともに力のこもった作品だが、ただの力押し映画ではない。時代の熱気や苦しみが伝わってくる。ティム・ロビンスの監督作品はイイものが多いですね。 【山岳蘭人】さん 8点(2000-11-01 22:01:21) |