アポカリプトのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アポカリプト

[アポカリプト]
Apocalypto
2006年上映時間:139分
平均点:6.76 / 10(Review 84人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-06-09)
アクションドラマサスペンスアドベンチャー歴史もの
新規登録(2007-02-26)【.】さん
タイトル情報更新(2019-08-04)【Olias】さん
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監督メル・ギブソン
助監督ミック・ロジャース(第二班監督)
演出ミック・ロジャース(スタント・コーディネーター)
キャストルディ・ヤングブラッド(男優)ジャガー・パウ
ダリア・エルナンデス(女優)セブン
ジョナサン・ブリューワー(男優)ブランテッド
ラオール・トゥルヒロ(男優)ゼロ・ウルフ
フェルナンド・エルナンデス(男優)
高橋広樹ジャガー(日本語吹替)
甲斐田裕子セブン(日本語吹替)
東地宏樹ミドル・アイ(日本語吹替)
飯塚昭三ゼロ・ウルフ(日本語吹替)
脚本メル・ギブソン
ファルハド・サフィニア
音楽ジェームズ・ホーナー
撮影ディーン・セムラー
製作メル・ギブソン
ファルハド・サフィニア(共同製作)
タッチストーン・ピクチャーズ(共同製作)
製作総指揮ブルース・デイヴィ
ネッド・ダウド
配給東宝東和
特殊メイクキース・ヴァンダーラーン
ヴィットリオ・ソダーノ
特撮テッド・レイ[特撮](視覚効果監修)
アサイラムVFX(視覚効果)
美術トーマス・E・サンダース(プロダクション・デザイン)
衣装メイズ・C・ルベオ
編集ジョン・ライト[編集]
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
グレッグ・P・ラッセル
字幕翻訳林完治
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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84.《ネタバレ》 ハリウッドきっての変態映画作家メル・ギブソンのまさに本領発揮と言えるでしょうな。実はほとんど予備知識なしで観ていたため、ラストを観るまででっきり有史以前のお話しだと思っていました。実はスペインが来襲してくる直前のマヤ帝国のお話しだったんですね。こちとら日本人だから始めから字幕で鑑賞するタイプなのでどうってことないですが、全編セリフがマヤ語とはさぞかしアメリカ人の観客は戸惑ったことでしょうね。上映時間の半分ぐらいは密林の中で撮影された映像、滝つぼに飛び込むところを含めてこれは『アギーレ/神の怒り』に匹敵する様な過酷な撮影だったんじゃないでしょうか。男は皆ふんどし一丁みたいな半裸なのに、女はいちおうワンピース形の衣装で露出が少ない。これは多少はコンプライアンスを意識した結果なのかもしれないけど、違う要素でR指定を喰らってんだからこりゃ世話なしです(笑)。でも血生臭い描写にはこだわりのあるメル・ギブソンにしては、本作はそれでもおとなしめだったような気がします。ストーリー自体は尺が三分の二を過ぎたぐらいから急展開ですが、これを指して町山智浩氏は「コーネル・ワイルドの『裸のジャングル』のパクりだ」と指摘しているけど、『裸のジャングル』も観たことがある自分としては、これはちょっと的外れの様な感があります。たしかにマン・ハント劇としては一緒だけど、本作はただの殺し合いで『裸のジャングル』のラストで観られるような狩る者と狩られる者の融和と言うような要素がありません。かなり強引な解釈の様な気がします。 ラストのスペイン人たちの上陸には主人公たちを苦しめたマヤ文明の滅亡が暗示されていると思いますが、メル・ギブソンのことだからキリスト教徒の到来によって文明開化がもたらされるという啓示が意図として含まれているかもと、勘ぐってしまいたくなります。これからマヤ人たちはスペイン人と彼らが持ち込んだ天然痘によって、ほとんど死滅しかけるような惨状に追い込まれてゆくわけです。主人公とその妻子たちに待ち受ける未来は、さらに悲惨なことになるんでしょうね。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-05-18 22:22:05)
83.ストーリーなんて合ってないような映画だが、アクション映画として成り立っている。マッドマックスより世界観が怖い。ただ、ちょっと長い。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-20 21:45:44)
82.《ネタバレ》 話はすこぶるシンプルながら、前作「パッション」同様、執拗なまでの映像的リアリティの追求が凄まじく、真に迫ってくるものがあります。林の中の村で生活する裸族の平和的な営み(とは言え、ドンくさいヤツはバカにされて笑いものにされるなどの弱肉強食で人間臭い営み)を捉えて始まります。そして、ある夜、他部族からの急襲を受けます。原始的だからこそ、鈍い痛みを伴うリアリティのある戦闘に、一気に引き込まれました。序盤からの狙い澄ました緩急が効いています。村は丸ごと焼き払われ、多くは殺害され、残りは捕虜としてとらわれ、紐につながれ、監督員に叩かれながら目的地をめざす死の行進となります。目的地に到着すると・・・そこは、村の原始的な暮らしとは対照的な古代文明の地。ピラミッドの頂上付近から何やら物が転がってくる奇っ怪な映像。そして、彼らが捕まった目的がわかったときの驚き・・・その後の逃亡劇も見応えありますが、個人的にはここがクライマックスでした。
camusonさん [DVD(字幕)] 9点(2023-02-18 20:49:42)
81.《ネタバレ》 やっぱりメル・ギブソンは変態だった。
たくわんさん [インターネット(字幕)] 3点(2021-10-19 22:10:44)
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80.無駄に長い。 途中で3回休憩を挟んだ。 90分くらいで終わってくれればいいのに2時間20分は長すぎる。 見終わって監督がメル・ギブソンだと知った。 もっと編集に力を入れなくちゃね。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-02-05 18:41:45)
79.さすがに逃亡劇だけで終わらないだろと思ってたら終わっちゃった。途中の反撃も目新しさは無し。作りこみを見ても力作だとは感じますが。甘めで5点。
nojiさん [インターネット(字幕)] 5点(2018-09-03 19:09:14)
78.《ネタバレ》 懸命に守ってきた財産や家族、プライド。己が命と同等に大切なものを一方的に奪われる痛みたるや想像を絶します。侵略の罪は果てしなく重いと考えます。主人公と同じく怒りと恐怖に打ち震え、自身の無力さに絶望しました。体の芯がジンジンし、硬直しました。ゆえに主人公の逆襲には大きなカタルシスがありましたし、結末には心から安堵しました。逃げることではなく戦うこと選択したジャガー・パウ。追われる限り逃げなくてはなりません。其処に尊厳などあろうはずもなく。主人公の父が言う「怖れるな」は、「勇気を持って立ち向かえ」ということだと感じました。ただ、彼は矛盾していたとも思います。侵略の予兆から目を逸らしたのは、恐怖に蓋をしただけではないでしょうか。それでは意味がありません。勇気を持って脅威に立ち向かうべきでした。侵略を憎むこと、自らが侵略しないのは当たり前。重要なのは侵略されないために何をなすべきか。自分の(我が国の、我が人種の)狭い価値観で物事を判断するのは、あまりにも危険な行為だと感じました。最後に冒頭の一文「文明は内部から崩壊する」について。外的要因(キリスト教宣教師団)を肯定する言い方に聴こえますが、自分は支持出来ません。人を生贄にする野蛮な原始宗教も、博愛主義のキリスト教も、主人公にしてみれば同じ侵略者に違いありません。自己の存在を肯定し、自分たちの文化文明に誇りを感じるのなら、他者のそれも同じように尊重すべきだと思います。主人公は“新たな始まり”を求めて森を目指しました。彼らがこれから築くであろう新たな財産が、彼らの手に在ることを願うばかりです。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-23 13:43:00)
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77.《ネタバレ》  全くの予備知識なしでの鑑賞。  まず、この内容で2時間超えはかなりきつい。しかも長時間鑑賞したにも関わらず、この世界についていけないまま終わっちゃいました。正直、途中何回も時間を確認しました。  前半のエピソード、そのどれもが本編と関わりのないまま終わってしまいます。登場人物のキャラ作りに必要な前半?だとしても要らないシーンが多すぎる上に、ひとつひとつが長い気がします。そして中盤の連れ去りシーンも長い。  全体通して緊張感はあるし、衝撃的な映像も数多くありますが、それが映画的な面白さと結びついていない気がするんですよ。  村襲撃のシーン。生贄のシーン。なんだかどれも悪趣味なだけで終わっちゃっているような。  村が襲われ、父が殺され、友人の妻が乱暴されて殺され、その友人も殺される。女性達は奴隷として売られ、仲間は生贄として殺され、家は焼かれる。それも戦ってではなく、奇襲にあい、一方的で理不尽な殺戮。  それに対する決着。それ相応のリベンジじゃないと、割りにあいません。  結果どうなったのか。まず、残された子供たちは放置。奴隷として売られる女性達も放置。仲間達も放置。マヤだかアステカだか知らないけど、悪趣味な生贄国家も放置。  追っ手に一泡吹かせて無事逃げ切って終わり?村を滅ぼされた報復にしちゃあ、あまりにスケール小さすぎません?こーゆー世界って奥さんと子供だけじゃなくて、村全体が一つの家族みたいな感じじゃないんですか。だとしたらハッピーエンドとは程遠い内容。  ラストに現れた黒船的サプライズから、生贄国家は滅んだことを汲み取って、溜飲を下げろってことでしょうか。  うーん、正直やな気持ちで見続けた2時間を返してほしいです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 4点(2018-06-24 07:14:08)(良:1票)
76.《ネタバレ》 どんな映画か予備知識無しで鑑賞しました。半裸部族がジャングルを走り回る映画でした。あんなに射抜かれて人間は生きれるもんなのだろうか。でくのぼうが必死に戦ってるのはぐっときたが、最後の終わり方もぶつ切りだったなと思う。
悲喜こもごもさん [DVD(字幕)] 5点(2015-08-12 08:03:51)
75.その昔、世界で一番セクシーな男という異名をもったメル・ギブソン。しかし、その後は差別主義者で変態マゾオヤジとゆうことが明らかになった最低男メル・ギブソン。そんな奴でも、こんなすごいエンターテイメント作品を作ってしまうんだから、世の中おもしろい。とにかく、冒頭の映画から漂ってくる、禍々しい雰囲気に飲み込まれたら後は釘づけ状態。気がつきゃ、ドキドキがとまんない、そして最後にカタルシス。ストーリーはほんと単純なのに、なんだろうこの迫力わ。時間がたつのも忘れて映画の世界にどっぷりでした。マッドマックスとランボー1が好きなら、この映画おススメかもしんない。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2015-07-05 23:54:10)
74.《ネタバレ》 予告編で、ほとんど全裸の未開人がジャングルをぐるぐる駆け巡るだけの予告編を見ていたので、本当に大丈夫かなぁと不安を感じながら鑑賞したのだけど、これが意外に意外、けっこう面白かったじゃないか。そして、内容も予告編どおり、延々ほとんど全裸の未開人がジャングルを駆け巡っていただけだったので二重にびっくり(笑)。前作で、ほとんど全裸のキリストをひたすら痛めつけたメル・ギブソン監督のノウハウが今作で大フューチャーされていて、ちょっと痛々しい。ストーリーは単純そのものだけど、なんだか全編に生きるエネルギーが満ちていて普通に面白かった。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-02 21:55:37)
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73.《ネタバレ》 キ○スト様をフルボッコした映画から3年。 その血なまぐさい衝撃を今度はマヤ文明で!? これは現代のエルトポであろうか? どの場面を切り取っても正に神。まるでナショナルジオグラフィック! 迫力がすごい。並みの映画とはスケールが違う。これが映画だ!とでもいうかのようだ。 並みの映画は反省するしかない。 映像の中に神が宿る映画を久々に見た。 当時の恐ろしい儀式の再現度は神がかり。 博物館や図鑑でしかなかなか見ることのできない文明をハイクオリティーで映像にしただけで資料的価値と意義がある。 なんだか違うと思うけどパゾリーニのアポロンの地獄を思い出した。 この映画は人の原始の美しさ、勇敢さ、そして野蛮さを体感することができる。 音楽が非常に良い。 疫病の巫女少女は印象に残る。 お腹がキリキリと痛むような人間の腐敗ぶりと暴力はパッションに通じるかも? 人間と自然の迫力は僕の知る映画では頂点に近い。
ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 8点(2012-12-28 23:15:55)
72.《ネタバレ》 タイトルからもわかるように、この作品の主にしてあるのものは宗教的な観念であることは疑いようがありません。メル・ギブソン監督の前作「パッション」同様、宗教の概念があってこその作品でありつつ、それを持たぬ人にもそれの齎す力と恐ろしさが一挙に押し寄せてきます。宗教の善し悪しについては文化的宗教観のないぼくに語るべき言葉もないのですが、頼らざる者の強さと縋り付く者の弱さははっきりと脳裏に焼き付きました。という作品を覆う観念と平行に進み描かれるのは、人類とその人類の歩んで来た歴史の表裏です。冒頭の穏やかな分明なき日常の幸福感、満足感を一気に理解するものの不吉な予感は映画全体が放つただならぬ緊張感によって常に感じていました。そしてそれが滝から急降下し落ちて行くかのごとく、怒濤のように恐怖が押し寄せます。そこまでの一連の平穏な日常の崩壊と共に押し寄せてくるのは、もはや人類の歴史の早送りです。侵略による虐殺と人身売買、そして奴隷化(戦争のメタファー?)。奴隷と同様に肌の色を変える事での人種差別の比喩。その全てが歩んで来たのは人類の不毛の歴史です。それらを怒濤の如く体感し、あげくの果てには生贄の石台に乗せられ心臓を抉り出されそうになりますが、そこで偶然が起こり、一度姿を隠した太陽がまた地を照らします。歴史的に干ばつによる飢餓が進んだ頃にそういった生け贄の儀式がアステカ文明の頃にあったという説もあるようですが、そんな儀式に唐突に出会った人類が何を思うかと言えば、映画鑑賞者と同等に人間とはなんて愚かな生き物なんだろうという意識のただ一点。神に縋り付く意思とその存在への不信感。つまり人間が作り出した虚像の恐ろしさです。つまり人類とは己の都合の良いように情報を操作し、民を操り、また情報を共有できぬ者を排除し、殺戮してきたのです。そんな人類が歩んで来た人類そのもののリテラシーを一気に考えさせられるのです。それらが含んだメタファーだけでも凄いのに、そこにエンターテイメントの醍醐味まで入っているこの作品の構造!追われるストーリーから一転して追うストーリーへ(恐怖が一変して高揚感へ)。主人公の生きたい気持ち、生きなければならない責任感と緊張感。つまりスリル。それらを通過して最後にもまた問題提起をするこの仕組み。娯楽性、社会性の完璧なまでの融合を果たしているように思います!傑作です!
ボビーさん [DVD(吹替)] 10点(2012-03-23 22:52:13)(良:1票)
71.《ネタバレ》 すごいじゃないかよ メル・ギブソン。(主演デビュー作は皆さんご存知ですね マッドマックスで1979年 ) あの時、殺された嫁さん子供の怒りを根に持って、27年の歳月を掛けて100倍、1000倍返しとなって怒りを晴らしてきたような気がする。すごい才能を発揮し、ド凄いモノを撮ってしまいましたね 本作:アポカリプトで。しかし、あまりにも理不尽さ的趣向が巨大膨張してきているようなので このまま行くと、人として映画監督としてパンクして宇宙の藻屑となってしまわないかと心配になってみたりしています。 人として壊れないでね メル・ギブソン。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-02-18 22:00:09)
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70.《ネタバレ》 点数の付けようがない・・・と言うのが率直な感想です。 時代が変わり人の生活がどんなに進歩しても、世界の仕組みは変わる事がない。人間は同じことを何度も繰り返す。それに対する恐怖のような絶望のような、何とも向き合い難く言い表す事のできない感情でいっぱいです。そのため私にはこの映画に点数を付けるにはまだまだ時間がかかりそうです。 ただこの映画が本当にあった史実である以上、この感情と向き合って行かければならないことは明らかです。自分自身も同じ人間の歴史の一部なのですから。 子どもを生んで、育てて、大人になって、子どもを生んで…。生きることの目的なんてただそれだけなのに、他を犠牲にしてまで豊かになろうとするのは人間が恐怖を感じる事のできる生き物だからなのでしょう。目も当てられないほどの暴力や差別で他を侵害し征服すること、その根源には恐怖や絶望から身を守ろうとする抵抗があるのだと思いました。だからこそジャガーの父は「村に恐怖を持ち入れるな」と伝えたのだと…。しかしながら、絶対的に存在する恐怖を無視する事など到底不可能で、唯一それと対峙するためには「新しい始まりを探す」ことが必要なのだと思いました。恐怖と向き合うのはとても怖いですが、じっくり時間をかけて考えてゆこうと思います。
ベッカーさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-02-01 21:14:52)
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69.《ネタバレ》 ええ?!って思う事も多々あったものの、エンターテイメントとして最高。 ここまで凄惨なのはビックリ。 冒頭の森での平和な生活シーンが長めだったのも良かった。 その後の残虐なシーンとの対比ともハマッていたと思う。
reitengoさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-24 00:33:52)
68.《ネタバレ》 捕まってから逃げるまで:逃げてから復讐始めるまで:復讐始めてから結末まで、の尺の割合が6:3:1くらい。つまり逃げるまでがひたすら長すぎる。あと結局観終わってから、この映画が結局何を言いたかったのかよく伝わってこない。民族間の対立とか奴隷とか生贄とかあるとは思うけど、これほどまでの残酷描写を見せて、結局1組の親子が逃げ切って「新しい世界を作る」って着地したけど、パワフルでスリリングな描写と膨大なエキストラやセットの割には物語のスケールが狭くて単なる追いかけっこに終始してる部分とかもったいないなーと思った。穴ぼこの中で産まれた赤ちゃん、デカかったなー(^^;金玉に葉っぱ摩り込んで悶絶するシーンは良かったです。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-16 11:14:21)(良:1票)
67.生贄の儀式というと「地獄の黙示録」の御牛様を思い出しますが、本作にははあのようなある種の神聖・荘厳な雰囲気が無い。一般的に生贄の儀式とは、大切なもの(例えば手塩かけて育ててきた家畜)をあえて無駄にしてしまう事に「神への捧げもの」としての意義があるんだと思います。そういう点、あんなに軽々とゴミを捨てるように次々殺してしまっては、有難味もへったくれもないような。どこまで歴史考証をやったのか知りませんが、「異教徒は野蛮人」という欧米式の偏見が抜けきっていないようで少々閉口しました。ファンタジー・アドベンチャーとしてみれば中々面白かったです。
番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-07 21:30:53)(良:1票)
66.《ネタバレ》 ものすご~いセット(ですよね?)と ものすご~~い数のエキストラ  多大な手間と時間とお金の掛った(であろう)映画ですね  だがしかし ちょっとキツイ描写が多い  まぁ人類の歴史はある意味殺戮の歴史でしょうから  そこをこの壮大なスケールでバチっと描いた手腕は評価できると思います(やるのぉメル!)  でも後半の逃亡シーンは なんであんなに的確に追えるのか? それもものすごいピンポイントで(謎…  反撃シーンはやっぱり某映画(そぉアレ)をホウフツさせますね  ヤレヤレーーって思ったのは俺だけではないはずw  の割に最後はあっさりEND   ドギツイ内容の割に何か物足りない そんな印象でゴザイマス
Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-17 10:41:20)
65.《ネタバレ》 「映画秘宝」で掲載されてからというもの長い間待ち侘びていた作品です。端っからこの作品に対して、史実に基づいたマヤ文明の宗教くさいリアリティーなどは求めていなかったで、純粋に娯楽映画として楽しめました。メル・ギブソン監督自身も「ブレイブハート」や「パッション」で養った演出手腕を如何なく発揮し、彼独自のエッセンスが詰め込まれた見事な血みどろ映画へと仕上がったのではないでしょうか。最初のカットから最後まで一瞬たりとも気の抜けない、ある意味爽快なアクション映画です。
シネマブルクさん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-09 22:17:31)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 84人
平均点数 6.76点
000.00%
100.00%
211.19%
355.95%
433.57%
51214.29%
61214.29%
71922.62%
81821.43%
91011.90%
1044.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review8人
2 ストーリー評価 6.46点 Review15人
3 鑑賞後の後味 6.80点 Review15人
4 音楽評価 6.53点 Review13人
5 感泣評価 4.57点 Review14人
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【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞ケヴィン・オコンネル[録音]候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・P・ラッセル候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞ヴィットリオ・ソダーノ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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