《改行表示》61.《ネタバレ》 全然笑えないな。みるめ(=松山ケンイチさん)への感情移入が止まらなくて、ずーっと真顔で鑑賞しました。こういう雰囲気の女性に惹かれてしまう気持ちが分かりすぎて、痛い。自分の好きなこの女性の人生の中心には自分はいないことがわかってて、なんとかその中心に入ろうと必死になって、でも全くそれがかなわない。彼女に近づきたくて全然知らないリトグラフを始めたり、家を探し当てたり、でも彼女が結婚してるとわかって距離を取るために携帯電話を針金でぐるぐる巻きにして封印したり、それでもやはり会いたくなって家まで行ってしまったり、、、。奔放なゆり(=永作博美さん)に翻弄されまくるみるめは愚かながらも、でもその気持ちや葛藤の一つとして否定することは自分にはできず、ただただ苦しい気持ちを共有して終わってしまいました。 ゆりは、みるめとの関係においてはたぶん、100%自分のやりたいようにやったんだろうな。関係を始めてから、関係を終わらせるまで、文字通り終始マイペースで。そしてみるめはみるめでそこまで振り回されておきながらゆりとの関係に対して1ミリも後悔はしてないんだろうな。「もっとこうしていれば今も一緒にいられたかも」という後悔はしただろうけど、一緒にいたこと自体を悔やむようなことはきっと無い。ゆりのことをとてつもなく好きだっただろうから。いや好きだろうな、今も。 そんなに好きな相手が突然自分の目の前から消えて、会ってどうするかなんてわからないけどとにかく手がかりを求めて探し回る。電話が来たと思ったら意中の相手は旦那と一緒に海外旅行。気持ちが切り替えきれないみるめ。そしてラスト、 「会えなければ終わるなんて、そんなもんじゃないだろう」 そもそも終わらせるつもりなんてなかったのに、ただただゆりを求めて空虚に彷徨うことしかできなくなってしまった。この彷徨には出口があるんでしょうか。いまだにそんなもの見えてこない。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 10点(2021-07-08 00:12:30) |
60.《ネタバレ》 忠告しよう。禁煙中の人は観るな!煙草をやめて5年程経つが、吸いたくなった。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 3点(2015-05-05 00:26:24) |
59.はずれです、はいT∀T; 公開当時から気になってましたこの映画。 このまえテレビでしてたのをほかの用事しながらみました。映画館でみなくてほんとよかった~って思いました^^; つまらないかといえばそーでもないですけど、よくも悪くもこのタイトルはずるぃですね。 【まおあむ】さん [地上波(邦画)] 2点(2015-02-25 01:18:12) |
《改行表示》58.《ネタバレ》 タイトル詐欺。 役者はいいのに、話がちんたらまったりしすぎ。 イチャイチャしたり、いじけたり、そんなのを映画で延々見せられても。 酔いつぶれた男が寝ているベッドで届かぬ思いにジタバタ暴れる蒼井優はとてもかわいいし、永作はお茶目でコケティッシュ、小悪魔的な魅力を発揮している。 でも、それだけといえばそれだけ。 年上のキュートな人妻から誘惑され、同級生のかわいい女の子からはヤキモチを焼かれる。 男としては夢のような設定をバーチャルで楽しめということなのか。 松ケンは小悪魔的な人妻に夢中になって振り回される一途な男が似合ってはいた。 会話がとても自然ではあるけれど、ボソボソ声だったりBGMに負けたりで聞き取れないところもチラホラ。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-05 22:58:59) |
57.無駄な画が多くだらだら。題名もむかつく。舞台だけ良かった。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 2点(2012-10-30 11:16:04) |
《改行表示》56.松山、忍成、蒼井、3人だけの物語だとしたなら、平均年齢20歳前後が対象の作品となるのでしょう。 だがしかし、ここに永作を加えた場合、平均年齢は25歳となります。 さらに、猪熊さんが絡み、彼が50歳だとした場合、平均年齢は一気に上がり30歳となります。 だから何ということは別にございませんが、その30歳を過ぎたあたりからなんとなく分かってくるストーリーなんじゃないのかなって思います。 原作の山崎ナオコーラさん自体がそこら辺の年齢です。 きっと20歳前半の人たちにとっては、退屈に感じてしまうことでしょう。 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-09-17 18:14:54) (良:1票) |
55.内容は結構すきです。特にロケーションがよい。ので、ほかの事について。”本作の題名について”映画の題名なんてホントに、どうでもいいのだけど、コレはちょっと気になって、、、、、、、。この作品は原作が”ヒトのセックスを、、、、”であるから自動的に、この小説の題名の映画作品として公開したのであり、内容はぜんぜんひとのSEXうんぬんではないのである。題名がそこそこ、客をひきつけたり、製作側が”いいんじゃない、ひとのSEXを、、、って題名って”ってなノリでこの題名になってるだけ。こういうのは非常に虫唾が走ります。なぜなら、これでカッコイイと思ってるわけよ、製作者は。そうそう!、この作品のSEXっていうは、”ANANやNONNO”の”SEXできれいになる”の”SEX”なんですよ!(ほんとはどーでもいいのかも??)だからこの作品は例えば、”無題”でも”昼人妻!”でも”SEX人妻!”でももちろん、いいわけです。反面、わたしは外国映画の邦題には非常に無頓着無感覚です。たとえば仮に”タイタニック”が”白老婆-豪華客船の追憶”だとか、”豪華客船の沈没を笑うな!”だとしてもね!!? ? 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-09-02 23:44:04) (良:2票) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 人のセックスを笑うな。 なんて大胆なタイトル。そんな挑発的なタイトルなのに、 描いているのはセックスどころか、ちゅっちゅっちゅっちゅのキスシーン止まり。 恋愛映画は濡れ場がすべてとも思わないけど、 タイトルで喧嘩売ってきたわりに、しょうもない内容だった。 笑うなどころか笑えないレベル。 演出とはいえ、聞き取りづらいセリフのやり取りも、ただでさえセリフの聞き取りづらいところのある松ケンなので、たまにわざとなのか、演技なのかわからん部分もある。 女性から見たら面白さも感じるのかな? 男性から見たらクソです。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 2点(2011-08-24 22:13:48) |
《改行表示》53.ちょうど公開直前くらいだったと思うけど、主演二人の対談を見ました。 我らが松ケンは完全に永作さんに恋していて、それは演技上の疑似的なものだったのか、それともプロモーション的なリップサービスだったのかもしれないけれど、非常にドキドキしたのを覚えています。 実際この映画は、アドリブとしか思えない自然な会話としつこいくらいの長回しで、なんだか、覗き見しているような照れくささを感じます。 デートで観に行ったカップルはちょっと気まずい思いをしたんじゃないでしょうか。 あれから数年、今やすっかり大人になった松ケンだけど、この映画の中のカワイイ彼は本当に瑞々しく、「だって触ってみたかったんだもん」という永作博美には大いに共感します。(原作既読・DVD) 【poppo】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-12 20:02:34) |
52.《ネタバレ》 テーマが無いのが売りのような感じですが最後まで肩すかしでゆるく終わったのでもう少しぐらいメリハリがあっても良かったと思います。ただ、バランスの問題なので個人的には非常に楽しめました。1カットの長回しやおそらくアドリブだと思うような演者の掛け合いなどを多用していたのも良い演出でした。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-13 00:53:13) |
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《改行表示》51.《ネタバレ》 こういう映画を好きって思う人の気持ちも分かる気がしないでもないですが、私はダメでした(何しろ長くて無駄なシーンが多い) ただイチャイチャしているのをダラダラ見せつけられてもねぇ~・・・ タイトルも『人のセックスを笑うな』→『人の恋愛を笑うな』→『人の恋愛を気持ち悪がるな』にした方がいいのでは・・・ 私は笑いはしないが、ちょっと気持ちわるぅ~な気分でした。 何かね、見たくもないのに街中でチュッチュしているカップルを見せつけられているのに近い感じ。 じゃあ何で観たのよ・・・と言われたら『人のセックスを笑うな』というタイトルに惹かれ興味本位で鑑賞した私を笑うな・・・と。 で、そんな中でも良い所を見つけようと観ていたら有りました。 信玄餅を上手に食べる豆知識を発見!! そんな豆知識をさり気なく伝授する優しい旦那様が居るのに、若い男と不倫する女って・・・ 恋愛には色んな形があるとはいえ、最後は『人のセックスに怒るな』って感じになりました。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2011-05-04 13:01:48) (笑:1票) |
《改行表示》50.《ネタバレ》 私はこういう雰囲気の映画は好きだ。雰囲気を大切にする映画では、カメラが人間を追うのではなく、カメラは動かず画面の中に人を入れる、長回しというものらしい。 そしてこの映画では、ぎこちない不器用な者どうしがぶつかり合って、淡々と物語が進む。 早朝にトラックの荷台に乗り込んだユーレイは、キャンパスの中では学生とまちがえられそう、非常に若い。松山君ならずとも私も彼女の魅力に引き込まれてしまいそう。 「脱いで」「これ脱いだら裸ですよ」「オー、イエス」「ズボン脱いで」「え、脱ぐんですか」「オー、イエス」・・・といった会話が何とも良い。 ところでこの挑発的な映画の題、何とかならないものだろうか。 【ESPERANZA】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-04-17 06:36:22) |
49.この欄の低評価には驚く。映画館ではかなり充実感があった。こういう何気ない感じつまり「存在」が大切な映画は、事柄に対する「知識」でしかないDVDではたいしたことがないだろう。DVDは矮小化する。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-28 14:43:09) |
48.無駄に長いカットが多くて、途中で集中力が途切れるというか、ボーっとほかの事を考え出してしまう映画。話もつまらないのに、このだらだらした展開ではつらいです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-03-06 21:54:48) |
47.単調で退屈。せめてもっとエロスがあれば。題名で気を引いてるくせに… 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-12-20 12:52:52) |
《改行表示》46.そもそも映画の評価など"個人的な価値観”の極みだと思っているので、この映画の場合、永作博美は悪戯な笑みが魅力的すぎて、蒼井優は久々に脇役ならではの素敵な存在感を放っていて、それだけでもう満足してしまうというもの。 全編通したまったりとした空気感の中で、息づくそれぞれの何気ないロマンスをぼやっと眺めているだけで、この映画は成立していると思う。 ただ、そういう雰囲気を楽しむ作品としては、少々尺が長い気もする。 ストーリー自体に特別な抑揚はないのだから、もう少しさらっとまとめてくれた方が、もっと心地よい余韻が残ったと思う。 あと主人公である永作博美演じるユリの人間性を終盤もう少し描いて欲しかった。 ミステリアスで魅力的な美術講師としての存在感はとても素晴らしかったけど、結局彼女はどういう人間なのか?という部分が曖昧なままで、その心象風景が見えてこなかったのは残念だし、そういう部分が思ったよりも感情が揺れなかった原因だと思う。 終盤の露出が減り、最終的に蒼井優に食われてしまった感がある。その辺りの切替えが監督の狙いかどうかは分からないが、この作品の場合は永作博美の「存在」を最後まで押し通すべきではなかったかと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-08-28 01:09:42) (良:1票) |
《改行表示》45.長いカット、固定的なカメラ、ちょっと鳥肌立ちの自然?なセリフ回しと間。何度もでてくる永作のイケテナイ下着姿。タイトルと予告とキャスティングで少し期待していたのか、正直 長く感じました。永作と松ケン、蒼井を使ったのに見終わったあとに何の余韻も残さない作品。逆に不思議ですね。でも、映画館でのバイト姿の蒼井は可愛かった。居眠りを永作にロバのおもちゃで起こされるシーンは抜群。 あと、意図したキャスティングではないと思うけれど、リリイ・シュシュの辛すぎる関係の二人 忍成と蒼井の対等で普通の関係の2ショットになんとも言えない感慨を持ちました。なんかリリイ・シュシュの蒼井が救われた気がしました。そう言えば、市川美和子もでてたし、やっぱり意図したキャスティングなのかな?? 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-06-24 19:10:16) |
《改行表示》44.《ネタバレ》 美術大学を舞台にした男女の織り成す青春ドラマの佳作。 ゼロ年代映画ならではの味わいと雰囲気を感じた。 だが、中途半端な完成度。 これといって穴はなく、それなりに楽しめたが、かといって何か突き抜けるものがないというか、際立った感慨を得られずに終わってしまった。 女流監督臭さが出すぎの感ありで、それは永作博美にまさに投影されていて、どうも観ていて男の私には居心地が悪い。 でも確かに、若い男にとっては永作博美のようなお姉さんは、魅力に感じるだろう。 蒼井優もかわいいけど、なんか刺激が足りないんだろうなぁ。 そういう意味では、主人公の男の気持ちは分かる。 だけど、結婚していると分かった時点で、もう少しドライになれないもんかなぁ。 でも、それが若さってもんか。 この女流監督、映画を撮る巧さ、映画に対する愛みたいなものは感じるが、天才的なセンスは感じられない。 だけど、それが等身大の若者像を撮るのには、丁度適しているのかもしれない。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-05-17 23:03:51) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 えーなんかやたら昭和な映画でした、平屋の一軒家、円筒形の石油ストーブ、栓抜きで開けるビン、カブとか。レトロといえばそうなんだけど私の年代だとやっぱり中途半端なレトロで、シミタレ臭さが否めない。ふっとATGを思い出したり。 ところでこのタイトルと内容ってどうなんでしょう、年の差と不倫を周りからとやかく言われるのかなと想像したけどそうでもない。アングルはいつも同じでカメラは人物を追いかけない、どこかで常にあるような情景を切り取って見せる、覗き見的ですね。その徹底ぶりはいいんだけどそのうちどうでもよくなる、飽きちゃう。他人がどうしたこうしたなんてことはすぐに興味なくなっちゃうわね。 で、ゆりちゃんなんですが、これも徹底してますね。スッピン、黒いタイツに白のソックス重ね履き、下着はモロ綿100%のグ○ゼ女児用肌着みたいで幼児体型、もう小学生です。そのくせヘヴィスモーカーときた。そしてリンゴの皮も普通にむけない、特別性格がいいとも思えない。 えんちゃんもしかり、ニット帽をぴっちりかぶりブラブラバタバタと足癖が悪く、「ばっかじゃないの」を連発する、若くはあるけどね。この色気とかセクシーさを徹底的に排除された二人、あるタイプの女から絶大に支持される女だと思う。登場する男たちはそんな女が考える女に都合のいい男だ。彼女たち、いわゆる不思議ちゃんですね ところが一方の40手前のそういう女に20も年下の男と不倫させる、ここがシミったれたおばさん趣味という感じで痛いんです、女として恥ずかしい。 ゆりちゃんのようなああいうギャップのある女を「イイ女、カワイイ女、ミステリアスな女、魅力的な女」のように描く人ってどうなのよ?どうせなら「バカ女」と描いたほうがよっぽど潔いし面白い。笑えないヘンな見栄を感じる。 字を見ただけじゃわかんないけど、監督も原作者も結構いい年した女じゃない?コレッてモテない女の妄想物語です。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-05-17 21:16:08) (良:1票) |
42.映画じゃなく、日常が切り取られた映像のような極めてナチュラルな演技で、少々尺は長く感じることと、コミュニケーションに違和感を感じる部分もボチボチあるものの、楽しく観ることができた。永作、松山、蒼井の演技力がこの映画の全てといった感じ。題名の「人のセックス~」とは、行為そのものではなく、其々の恋愛の価値観のことじゃないかなぁ~と。 【成迩】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-18 22:20:59) (良:1票) |