《改行表示》112.《ネタバレ》 さすがにネズミに料理は無理が… アニメにリアリティは不要なんだろか。 ついていけず。 まあ不幸な話ではないから良いんだけどもね。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2024-06-10 22:07:56) |
111.《ネタバレ》 佳作だがモヤモヤする映画。というのも、レミーに助けられてばかりのリングイニが追いつめられて突如才能を開花するわけもなく、仲間のネズミが料理作りに協力する意外性を選んでも、どうしても衛生上の悪いイメージが頭をチラつかせる。それがばれて閉店に追い込まれるオチでカバーしているものの、偏見をテーマにするには強引さが否めない。ミシュランの呪縛から解き放たれて、新しいレストランを作っても、リングイニが変わるわけでもない、むしろレミーの寿命を考えるとハッピーエンドは雀の涙でしかないような。CGアニメであることを活かした縦横無尽、奥行きのあるアクションで魅せるし、評論家の心根を変えるほどのラタトゥーユの演出に説得力があるだけに、監督の交代劇で実績のあるブラッド・バードが全力でやったとしても、これが限界なのだろう。 |
《改行表示》110.《ネタバレ》 昔から大好きな映画。お酒に酔ったので、今更ながらレビューを書くことにした。 まず、音楽がステキ。主題歌「Le Festin- Camille」がたまらない。 ハンデキャップを抜きにして才能は開花させることができる、誰かが見つけてくれて、誰かに届く、 そして夢は叶う、だけど、それには大変な勇気や想いや許容性が必要なんだ、 ってのがメインのメッセージなんだろうと思う。 夢の舞台になるパリの街。煌びやかな街並みと地下のネズミたち。すごく対照的で美しい。 映画の最後のクライマックス(必殺技)が、おふくろの味ってのも本当に素敵。 初心を忘れるな、家族愛を忘れるな、ですよ。ホント、愛に溢れた、夢のある映画だと思います。 【Keytus】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2020-02-16 01:17:51) |
《改行表示》109.《ネタバレ》 天才ねずみシェフと素人コックの変則バディもの。二人の友情が温かく、サクセスコメディが面白い。 背景、食材、調理器具など、無機物のビジュアルは実写と見まがうレベル。 レミーの天才っぷりが最高。どんな料理でどう盛り上げてくれるのか、終始わくわく。 レミーは人間の言葉は理解できても、自分の言葉は通じない。すべてジェスチャー。この度が過ぎないファンタジーの匙加減が絶妙。前半から中盤にかけての面白さ、神懸かっています。 中盤以降はややサスペンス色が強くなりすぎてしまっただろうか。店のシェフを悪人に仕立て上げすぎたことで、ぼやける主題。もちろんこーゆー人が出てくることに反対はしないけれど、ちょっとくどい。原付でひたすらおっかけっこするシークエンスなんか、面白いけどちょっとやりすぎです。もっとレストランでの料理やお客さんがらみのエピソードで盛り上がってほしかったかな。 レミーの家族、ねずみの社会を描いたのは良かったと思います。シンプルだからこそ、ねずみ目線でのねずみ社会と人間社会の対比構造がぐっときます。レミーのお父さんがレミーを『害虫駆除の店』に連れて行くシーンなんか衝撃的。人間に置き換えればホラーレベル。人間目線。ねずみ目線。立場が違えばそこから見える景色の意味合いも全然違うものですね。こーゆーメッセージ性の強さっていうのは、子供が見るアニメだからこそ大事なのかもしれません。 ラストのネズミ達が料理するシーンは、画的には面白いのですが、ストーリーの味付けとしては好みではないです。正直に秘密を打ち明け、レミーと仲間たちに謝罪するリングイニ。『なんだそうだったのか』と、レミーもふくめ再び仲間たちは手をとりあい、最高の料理でイーゴとスキナーをもてなす。店は再び最盛期の輝きを取り戻す。・・・そーゆーありきたりなプロットでも良いと思うんですけどね。お客さんたちがいるのに厨房出て行くコックたちの無責任さにがっかりです。 保健所の調査員だって、レミーのスーパー料理で納得させるとか、そーゆーところでこそ、スーパーファンタジーパワーを使ってほしいものです。 ねずみたちの待遇が良くなっているエピローグは最高。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-04-30 04:23:36) |
《改行表示》108.ネズミーランドをかかえるディズニー企業がネズミを主役にした作品を作ったことに違和感はないし、リアル系ネズミが料理をしようがまったく問題も感じないのだが、昨今のディズニーが王道としている”絆の愛”という深いテーマでシンプルに涙腺を刺激する近年の作品に比べると 「おもしろいね、うん。・・・それで?」 で終わってしまうところが残念ポイント。 今作の後のこれもまた「おもしろいね、うん。・・・それで?」な「ウォーリー」(面白さは、「レミー」より上だが)以降は、「カールじいさんと空飛ぶ家」、「トイストーリー3」、「アナ雪」「ベイマックス」「ファインディングドリー」「モアナ」「リメンバーミー」など、人やモノとの深い絆を前面に押し出してヒネリをきかせ、見終わった後にちょっと考えさせられる作品に明らかにカジを切っているディズニー。 今作のように、見終わった後に特に考えをめぐらせるようなテーマもなく、単純なエンタメに終始する作品は、おそらくもう出してはこない気がする。そして、そういう作品は、名作にはなりえないのだ。 主人公の恋愛対象のキャラとしてはキツすぎるあの女料理人(むしろ敵役のキャラの顔だち)とのエピソードはこのさいバッサリと切り捨て、かわりに主人公の母とのエピソードを盛るなど、ちょっとした工夫があれば、まだよかっただろう。 味付けをちょっと間違うと、星を失うのは、料理でも映画レビューでも一緒。 【フィンセント】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2018-04-09 07:57:00) |
107.《ネタバレ》 レミーがリングイニを操縦して料理を作るのはまあいいでしょ。だけど最後のネズミの集団が料理を作るのはホント気持ち悪いから勘弁して。こんなんほとんどホラーでしょ。まあネズミの影響で一旦店が潰れたと説明が入った点は良かったと思う。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-26 08:38:45) |
《改行表示》106.《ネタバレ》 視覚と聴覚だけでもこんなに楽しめたのに、味覚や嗅覚をもってすれば最高だっただろう。異国情緒たっぷりで、愉快で味わい深い映画だった。 天才ねずみと若者のやり取りを見て学べるのは、謙虚さが大事ということ。これが欠けると、いくら相性がいい者同士でも歯車が噛み合わないのだと感じた。 感銘を受けたのは、田舎料理ラタトゥイユを辛口批評家に出した時、彼の少年時代がフラッシュバックするシーン。眠っていた過去の記憶を呼び起こすほどの、「おいしい」だけの言葉では説明できない、料理の持つ強さを感じた。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-11-21 18:43:04) (良:1票) |
《改行表示》105.《ネタバレ》 ネズミがつくったモンなんか喰えるか! ってのが大前提。 アニメだからそこは置いといてもリングイニのポンコツぶりがエグい。 なんですか、ネズミに操縦されるって!? 開いた口が塞がりませんでしたよ。 ただ、ラタトゥーユのビジュアルは美味そうでした。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-06-13 08:07:14) |
《改行表示》104.《ネタバレ》 「Mr.インクレディブル」や「アイアン・ジャイアント」よりもパワーダウンしたという人もいるみたいだけど、俺は結構好きだ。 まあアレだ。ネズミが好きなら超オススメです。 顔はデフォルメされてアニメ的な可愛いさはあるが、動きや質感はネズミそのものなのでネズミ嫌いの人は失神しかねいほどネズミが厨房に溢れかえります。逆にネズミ好きには天国じゃね? そんな事よりも、実際にフランスに飛んで地元のレストランで講習を受けた下調べ、20ヶ月足らずで設定や脚本を練り直して完成に漕ぎ付けたブラッド・バードにエールを送りたい。 厨房の空気、レストランの雰囲気、それにあの美味そうな飯、飯、飯! さすがは「トイ・ストーリー3」でもスタッフの一人とはいえ手腕を振るったバードだけある。 映像だけでなく、劇中で描かれる人物像もジャン・ルノワールの「大いなる幻影」といった孤高の魂を思い出すような描写。 亡きグストーの名で冷凍食品を売ろうとするスキナー料理長の欲望、女性故か世間的な差別から実力がありながら中々出世できずその苛立ちを他人に向けてしまう女性コレット、また実力が認められ料理を作るもネズミ故に白眼視されるレミー、真実を知りながらも中々本当の事を打ち明けられない見習いリイグイニ、そして評論家として辛口で審判を下すイーゴ。それぞれの葛藤や悩みを他人に打ち明けられない孤独。 その孤独をリイグイニが勇気を振り絞り打ち明ける瞬間が凄い。彼は覚悟を決め、レミーも彼の勇気に応える。コレットも半ば折れた感じだがちゃんと助けてくれる良い女(ひと)っす。 イーゴとレミーたちの“一騎打ち”とも言える料理のやり取り。イーゴがママの味で心から折れる瞬間には震える。レミーがイーゴの母親から作り方を教えて貰ったワケじゃない。レミーの、リイグイニたちの情熱がイーゴの心を動かしたのだから。 リイグイニとレミーの動きはキートンやチャップリンを思い出す動作で爆笑。 最後のイーゴのセリフが素晴らしい。 「厳しい批評は、書く側にとっても、読む側にとっても楽しいものだ。料理人たちが命懸けで作った料理にも、批評家たちは厳しい審判を下す。だが、批評家も時には冒険をする。それは新しい才能が登場した時だ。誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、誰が偉大な芸術家になってもおかしくはない」。 誰もが“おなかをすかせて”出会いを待っているのは確かだね。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-29 23:58:26) |
《改行表示》103.なんかあまりにも話しがうまくできすぎていて もちろんハッピーエンドで終わることははじめからわかっているけど それにしても、安易すぎる。 |
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《改行表示》102.《ネタバレ》 子供の頃に観ていれば、すんなり受け止めれたのだと思うのだけど、 やはりネズミの料理というのはファンタジーとはいえ、なかなかの度量がいる。 作中でも、ネズミ=不衛生な部分は描かれているし、 ネズミのリトルシェフという発想がどこかストーリーで活きてくるのかと思えば、そうでもないし。まぁ、ゴキブリでも良かったわけだ。 良かった点といえばCGアニメの技術くらいで、ヒロインも可愛くないし、 ストーリーに至っては、何の捻りもない今まで、一体何度手を替え品を替えただけのストーリー。 子供向けということで、甘めに4点。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 4点(2014-08-10 20:37:28) |
《改行表示》101.《ネタバレ》 ネズミのキャラクターが気持ち悪いのは、あちらとの文化、感性の違いでしょうから仕方がないのでしょう。 それはされおき、あのダメ男くんが最後まで自力で料理ができずにウェイター止まりというのが解せません。 ネズミが天才的に料理ができた結果「誰にでも料理はできる」なんて言われても、極端すぎてあまり教訓的なものも感じませんでした。 やはり、ダメ男くんが努力して這い上がるのも並行させてくれないと物足りないです。 これまで見たピクサー、ディズニー作品にはあまり感じなかった大ハズレ作品でした。 【午の若丸】さん [地上波(吹替)] 3点(2014-07-26 19:49:34) |
100.ネズミがもう少しデフォルメされていればねぇ・・・。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-07-14 09:33:25) |
《改行表示》99.まあ面白いと思う。 でも...ネズミが料理したものを食べるというイメージがわかない。そして大量のネズミが現れるのも単純に生理的に厳しい。いくら可愛いとはいえ気になる。 楽しめる映画だと思うけど苦手な人も多いかも。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-07-07 21:24:12) |
【承太郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-04-02 01:18:20) |
《改行表示》97.“動物もの”のファンタジー映画として不足はなく、ピクサーならではの映像完成度と娯楽性によって充分に楽しめる佳作に仕上がっていると思う。 しかし、この映画には致命的な難点があって、もうそれはこの物語の構成上致し方ないことだけれど、やはり最後までその部分が引っかかり続けてしまった。 それは詰まるところ、ネズミが料理を作るという不衛生さに対する拒否感だ。 この映画の製作陣やファンは、それを言っちゃあ元も子もないと言うのだろうけれど、どう取り繕ってもネズミがレストランの厨房に我が物顔でのさばり、自ら料理を作っちゃあいかんだろうと思ってしまった。 しかもこの映画の主人公でもあるネズミは、どんなに愛らしくキャラクター化していても"ドブネズミ”にカテゴライズされるタイプのネズミであり、綺麗事をいくら並べ立てたところで「不潔」であることは揺るぎようも無いのである。 主人公のネズミは、自身の不衛生を気にし申し訳程度に手を洗ったりはしているけれど、「いやいや、そういうレベルの問題じゃないから!」と突っ込まざるを得なかった。 個人的な話をすると、若い頃に地下街の飲食店でアルバイトを始めたことがあった。 しかし、閉店後の片付けの最中に巨大なネズミが走り回る現状を目の当たりにして、耐えきれず一週間で辞めてしまった。当然その後、その店には客としても決して行く気にはなれなかった。 これはもはや、ほぼすべての動物映画の根底にある博愛主義をいくら盾にしたところで、無意味な類いの問題であろう。 すべての生命と共存しようとすることは素晴らしいことだと思うし、決してネズミたちに罪はないけれど、世界中の飲食店の裏側に潜むネズミが病原菌を媒介してしまうことは現実であり、そういう部分をあまりにも無視してただファンタジックに仕上げてしまっているこの映画の在り方には疑問を禁じ得ない。 ただし、そういうことをすべて見て見ぬ振りしてしまえれば、楽しめる映画であることも事実。 単純に“動物”+“料理”のファンタジー映画として捉えれば良いのかなー……、でもやっぱり大量のネズミ(主人公ファミリー)が露呈するシーンにはユーモラスというよりも“おぞましさ”が先行してしまったな……。 【鉄腕麗人】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-12-18 22:17:17) (良:1票) |
96.良かった。良かったんですけど、、、個人的に、、、超個人的にですが、ネズミがダメなんです。そのネズミが、ネズミの手で砕いた物を食べ物に入れるシーンから、、、うーん、、、となってしまった。いや、お話は面白かったんですよ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-02-19 00:43:52) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 一番感動したのはレミーでもリングイニでもなく、評論家のイーゴだ。 自らの評論家生命を絶たれようとも、いいものはいいと書いた彼の評論家魂に敬服。感動。 絵はとにかく構図がすごい。 ジブリのアリエッティが子供だましに見える。 日本タイトルはネタバレの原題よりイイと思った。 【うさぎ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-10 11:59:46) |
94.主役はあくまでレミーなのでレミーの物語としては文句ありません。流石ハズレなしのピクサー映画。最後まで楽しませてくれました。が、イングイニの成長が全く描かれてないのが残念。料理を作る資格もなければ人の上にたつような人間でもなく恋人を作るのもおこがましいほどのヘタレ。そりゃ皆出ていくわ。かくいう私もそこまで出来た人間ではありませんがイングイニはあまりにもヘタレすぎた。演出なんでしょうがヘタレも度が過ぎるとイライラしてしまいます。 【ケ66軍曹】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-05-23 03:44:09) |
93.《ネタバレ》 どうしても「レミー活躍のためのリングイニ」感が尾を引きますが、それを除けばかなり楽しめました。クリエイターが枯渇したり突然ひらめいたりするように「去っては降りて来るリングイニの料理の才能」としてレミーを捉えられる設定だったら、この作品をもっと好きになれたと思います。料理長に料理評論家という二つの敵に加えてネズミ社会における人間への不信や親との確執があって、友情や恋愛の亀裂も描き、さらに冒頭とクライマックスによって示されるのは亡きシェフの残した名言とそれに反発する評論家の結末でもあり、物語の主軸がハッキリしないのがやや消化不良。こんなに話の枝が多いわりに「平凡」の良さを説かれると、「無限大の食材の組み合わせで新しいものを」なのか「シンプルイズベスト」なのか戸惑いますが、それでも評論家の最後の評価文は心に残りました。食べ合わせのシーンで音楽も印象の違う二つの音楽が合成されるのも好きです。音楽が心地よく久々にサントラが欲しくなった作品でもあります。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-03-21 17:42:39) |