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マタギ

[マタギ]
1982年上映時間:103分
平均点:8.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-01-25)
ドラマ動物もの
新規登録(2007-10-14)【鳥居甲斐守】さん
タイトル情報更新(2021-07-24)【イニシャルK】さん
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監督後藤俊夫
キャスト西村晃(男優)関口平蔵
山田吾一(男優)岩吉
稲葉義男(男優)鈴木幸吉
伴淳三郎(男優)村の駐在
伊沢一郎(男優)吉村角次
桑山正一(男優)五十嵐先生
藤田美保子(女優)獣医
星美智子(女優)吉村とめ
友川かずき(男優)営林署員
矢口高雄(男優)審査員
伊藤敏孝(男優)木田茂治
横山あきお(男優)大会の受付
片桐余四郎(男優)
原作後藤俊夫(原案)
脚本後藤俊夫
大和屋竺
音楽羽田健太郎
配給大映
編集鍋島惇
録音小野寺修
照明豊島良三
あらすじ
秋田のマタギの里に住む平蔵は、旧いしきたりを守り続ける老マタギ。 その顔には、3メートルを越す巨熊に襲われた時の、傷跡があった。だが、村人達はそれを信じず、平蔵を嘲笑った。 それでも平蔵は、その巨熊と再び相まみえる日を待っていた。 ある日、マタギ犬シロが子を産み、一番ひ弱な犬を孫の太郎が、育てることになった。 その子犬は「チビ」と名付けられ、次第にマタギ犬として成長する。 その頃、村に熊の被害が続出し、平蔵は「アイツ」だと確信した。たった三発の弾を持って、平蔵と太郎、チビは山へ入ってゆく。
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2.《ネタバレ》 村落を襲う危険な巨熊との最後の戦いに挑む老マタギの話と、チビ犬を立派な猟犬(マタギ犬)に育て上げようとする老マタギの孫の話を軸に、東北の農村の生活風景を季節感豊かに織り交ぜて描いてゆく隠れた秀作。話の内容も普通にまずまず面白く観れるし、本物の熊を使ったクライマックスの対決シーンなどは緊迫感も中々素晴らしい。主演の西村晃は本物のマタギにしか見えない秀逸な役づくりでこの面の満足度も高い。一点だけ、特に前半は登場人物の訛りが非常に強烈で、何を言ってるのか分からないシーンも散見された(字幕が欲しい)。  あと、個人的に印象深かったのは、今は失われたであろう種々の農村の生活風景・風習の興味深い様子である。個々のシーンで特に面白かったのは、警察署長と飲んでるときに「ドブロク持って来い!」と言って署長が顔を顰める場面や、マタギ犬の大会の様子(ツキノワグマと犬を実際に対峙させるという)など。もう一つ、獲物は山神からの授かりものとして命懸けでこれと相対することを旨とし、旧式の猟銃と三発の弾のみを携えて山に赴くというマタギの精神性。これもまた、今は確実に失われてしまった日本人の在り方の一つであろう。
Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 8点(2020-07-24 01:55:32)(良:1票)
《改行表示》
1.《ネタバレ》 25年ぶりにTV放送録画を観た。今となっては、農村の生活の様子などが、貴重な資料的価値があるように思う。農業だけでは暮らしていけず、出稼ぎに出る状況。ましてやマタギだけでは成り立たない。地方独特の学校の授業内容(熊の胆の解説など)。マタギの獲物の処理の仕方。などなど。 もちろん、劇映画としても素晴らしい。主人公・平蔵は職業的ハンターというよりは、生き方としての猟師。山神様の授かり物だから、スコープ付きライフルなんかで、熊と対峙しない。「猟」ではなく「勝負」である。前時代的な村田銃に、自分でハンドロードした3発だけの弾を持って出かける平蔵を、孫の太郎が気遣うシーンが胸を打つ。亡くなった奥さんが作ってくれた、「マタギ装束」のような猟着が、カッコイイ。最後に巨大な渡り熊に、打ち勝った平蔵が、熊を人目に曝すのを嫌い、雪に埋めるのもイイ。 
Tolbieさん [ビデオ(邦画)] 9点(2011-03-31 00:07:37)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
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400.00%
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600.00%
700.00%
8150.00%
9150.00%
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