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インセプション

[インセプション]
Inception
2010年上映時間:148分
平均点:7.20 / 10(Review 281人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-07-23)
アクションサスペンスSF
新規登録(2010-03-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-07-20)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)コブ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)アーサー
エレン・ペイジ(女優)「設計士」アリアドネ
トム・ハーディ〔男優〕(男優)「偽装師」イームス
渡辺謙(男優)サイトー
キリアン・マーフィ(男優)ロバート・フィッシャー
トム・ベレンジャー(男優)ピーター・ブラウニング
マリオン・コティヤール(女優)コブの妻 モル
ピート・ポスルスウェイト(男優)ロバートの父 モーリス・フィッシャー
マイケル・ケイン(男優)マイルス教授
ルーカス・ハース(男優)ナッシュ
テイラー・ギア(女優)コブとモルの娘 フィリッパ(5歳時)
ティム・ケルハー(男優)痩せた男
マイケル・ガストン(男優)入国審査官
内田夕夜コブ(日本語吹き替え版【ソフト】)
土田大アーサー(日本語吹き替え版【ソフト】)
渡辺謙サイトー(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
五十嵐麗コブの妻 モル(日本語吹き替え版【ソフト】)
三木眞一郎ロバート・フィッシャー(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚運昇ブラウニング(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕マイルス(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史ユスフ(日本語吹き替え版【ソフト】)
丸山詠二ロバートの父 モーリス・フィッシャー(日本語吹き替え版【ソフト】)
諸星すみれフィリッパ(5歳時)(日本語吹き替え版【ソフト】)
浪川大輔コブ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松田洋治アーサー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
冬馬由美コブの妻 モル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
白石涼子「設計士」アリアドネ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平田広明「偽装師」イームス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江川央生ユスフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山力也ロバート・フィッシャー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節ブラウニング(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博マイルス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗ロバートの父 モーリス・フィッシャー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金田朋子ジェームズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
釘宮理恵フィリッパ(5歳時)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
恒松あゆみブロンドの女(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝杏里ナッシュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本クリストファー・ノーラン
音楽ハンス・ジマー
挿入曲エディット・ピアフ"Non, je ne regrette rien"(水に流して)
撮影ウォーリー・フィスター
製作クリストファー・ノーラン
エマ・トーマス
製作総指揮トーマス・タル
制作東北新社日本語版制作(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
フランク・ウォルシュ[美術](美術監督スーパーバイザー)
衣装ジェフリー・カーランド
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳アンゼたかし
日本語翻訳アンゼたかし
あらすじ
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、夢に入り込み、潜在意識から貴重な情報を盗むことを生業としている。絶大な富と権力を有するサイトー(渡辺謙)から情報を盗み取ることに失敗したコブであったが、反対にサイトーから競合相手を貶めるため、ある人物の潜在意識に考えの芽を植え付けることを依頼される…。
ネタバレは禁止していませんので
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281.新しい作品ですが一気にトップテン入りしてしまった映画です。冷静に筋を追えばかなり穴が多いストーリーですが、それら数々の矛盾点を無視したくなるほどスタイリッシュでクールな映画でした。個人的な印象としてはマトリックス以来の衝撃といっても過言ではありません。  脚本に矛盾点はあるものの映像表現や理論部分はよく練られていて、想像力を掻き立てるストーリー展開は見事としかいいようがありません。読書が好きな人(=妄想するタイプの人)には高得点だと思いますが、いわゆる直感的なタイプの人にはいちいち説明的でテンポの悪い展開は耐え難いかもしれません。しかしながらノーラン監督のオリジナル脚本×ダイナミックなハンス・ジマーの音楽×情緒たっぷりの美しい映像を見せられると、ついつい引き込まれてしまいます。この映画にはマイナス点を余裕ではねのけるほどの大きな魅力が存分に備わっています。  夢の階層が深くなるにつれ時間が20倍の速度で過ぎてゆき、夢の三階層くらいまで降りると数日で50年くらい暮らしていたことになるなんて心底素晴らしい発想です。惜しいのはホテルの階層まではコダワリまくっていたクールな演出が雪の階層で一気に普通のアクション映画になってしまった点です。ノーラン監督が007大好き過ぎるのか、ネタ切れで息切れしてしまったのか、良いところで失速してしまった印象があります。雪の階層がほぼクライマックスだっただけに本当に惜しかったです。  この映画の最も印象的なシーンの一つとして、年寄や病気の人が大量に夢の世界に繋がっている地下のシーンは素晴らしかったです。本来ならメインストーリーには不要なシーケンスですが、監督はどうしてもこのシーンを入れたかったのでしょう。身体の不自由な彼らは毎日寝に来ているだけですが、その本人たちは夢の中こそが不自由のない理想の世界であるという。これは現在のネット時代、オンラインゲームへの比喩とも考えられる非常に素晴らしいメッセージだったと思います。  不思議なことに何度も見たくなる映画で、私は二回連続で鑑賞しました。この映画は高評価と低評価が混在していますが、あまり深く考えすぎないことがポイントです。辻褄が合わない部分は華麗にスルー、何となく判ったような気になってファンを気取るのがノーラン作品の正しい鑑賞法です。とにかく、、近年まれにみるインナーSFの傑作でしょう!
アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2024-10-05 12:53:17)
280.夢の中だから何でもアリということで。
TERUさん [インターネット(吹替)] 6点(2024-06-24 20:15:20)
279.《ネタバレ》 後味最悪。だいたいサイトーの素性がはっきりせず胡散臭さ満点なのに加え、フィッシャーの会社がそんなにあくどい企業とも思えない(裏で麻薬の密売してるとか人身売買してるとかなら純粋にコブたちを応援できた)ただライバルを潰したいという理由だけならサイトーの方が遥かに悪いやつに思える。それに手を貸すコブ一味は犯罪組織末端のチンピラ実行犯そのもの。更に違法だと知りながら自分の研究室の学生を手伝わせる大学教授、のこのこ参加する学生、航空会社のクルー、全員共犯者で刑務所行きだろ普通。そもそも自分で自分の妻を廃人にしておいて逆ギレしている主人公は甚だ不愉快。
S.H.A.D.O.さん [インターネット(字幕)] 0点(2024-04-26 19:32:45)(笑:1票)
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278.《ネタバレ》 他の人も指摘していた最後の駒が回ってるのは、やはりまだ現実に戻ってないのでは?と疑ってしまう。子供も小さ過ぎて、モルの死から実際に何年経ってるのか?とか、腑に落ちない終わり方だった。 設定はとても面白く、自分に置きかえても2層くらいなら昔見た事があるような気もするけど。余計なアクションやドンパチが多過ぎて、無重力のエレベーターのシーンも長過ぎ。 それでも、無駄な時間とまでは感じなかった。
♯34さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-12-05 02:21:41)
277.《ネタバレ》 他人の夢の中に入り込んで、自由に行動できる技術があるという世界設定。他人の夢に入り、アイディアを盗むことをビジネスとして営んでいるのが、主人公のディカプリオ。とある会社の経営者、渡辺謙が、ライバル会社の跡継ぎの潜在意識をいじるようにディカプリオに依頼するという話。と、ここまではまだノーマルな想像の領域なのですが、これに、夢の中でも夢を見る、その夢でまた夢を見る・・・という夢のネスト構造、ネストの奥の奥まで入り込んで行けるという設定と、夢の中では時間の進みが遅くなるという設定が重ねられ、一気に複雑になります。(私体験で恐縮なのですが、夢から覚めて、重たい体を鞭打って、大変な思いをして起きてみたものの、実は夢から覚めたのは夢で、まだ寝床に寝ていた・・・以下ループ。という悪夢に陥ったことがある私ですが、この発想は考えつきませんでした。感心しました。)と、ここまでは、何とかついて行けるのですが、これに、薬の調合だの、目覚めても虚無に陥るだの、細かい設定が、説明っぽく後付けされるので、わー、めんどくさー!となってしまいました。それと、夢に荒唐無稽なところが少なく、全然夢っぽくない感じですね。夢と現実を区別がしづらいことが、その後の展開にも関わってくるので、登場人物の感覚と視聴者の感覚が乖離しないよう調整した部分もあるのでしょう。序盤でやたら複雑さ、めんどくささを感じた割には、終盤、それなりにスッキリまとまって納得感はありました。細かいところは理解できてないと思いますが。
camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2023-04-12 17:57:35)
276.《ネタバレ》 これは面白い!!自分が認識する世界はどこまで信頼できるのだろうという、「われ思うゆえにわれあり」のような極めて哲学的なテーマを扱いながら、超一級の娯楽作品としても成功している凄い映画だった。人の夢の中へと入り込み、その人が将来、考えつくであろうアイデアを盗むことを生業としているディカプリオ演じる主人公コブ。恐らく映画でしか表現しえないだろう、そんな設定を最大限活かして、クリストファー・ノーラン監督は今まで誰も観たことがなかった世界を見事に映像化してみせた。第一層から第三層まであり、それぞれが全く違う世界で下に行けば行くほど時間の進み方も全く違ってくるという複雑な人間の深層心理の中を、コブたちはどんどんと奥深くへと沈み込んでいく。それを徹底的にスタイリッシュに、しかもアクション映画としても一級の迫力をも備えた映像で描き出す手腕は見事としか言いようがない。そこへ絡んでくる、コブ自身の亡き妻を巡る哀しい思い出もまた切なくて良い。そして最後、コマが止まるのかどうか、その寸前で終わるという、最高に格好良いラスト!!「このまま、コマが止まるかどうか?それを信じるのは君たちしだいなんだよ」観終えたあと、あまりの格好良さにしばらく痺れてしまったよ!!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 10点(2023-03-13 07:50:28)
275.《ネタバレ》 期待値が高かったのか思っていたほどのものではなかった。基本的に夢の中の話なのでいまいち緊張感が伝わってこない。設定等は面白いのにもうひとつ何かが足りない感じが否めない。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-20 18:48:57)
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274.《ネタバレ》  最後コマが回り続けてたってことは、結局虚無から抜け出せなかった、あるいはあえてその場に留まったという理解で良いのでしょうか。  それにしてもつまんないSFでした。最近のSFの悪いところが全部出ているような作品でした。  難解なだけ。複雑なだけ。時間がただ無駄に長いだけ。そのどれもが面白さにつながっているわけでもありません。  夢の中の夢の中の夢の中の夢。カーチェイス→ホテル→なぜか雪山→主人公の深層心理。4つの層にわざわざ分けて、先に行けばいくほどつまらなくなっていくっていうのは映画としてはダメでしょう。  雪山のところなんか最高につまらない。そもそも『今回は鎮静剤が強力だから死んでも目が覚めない。虚無に落ちるだけ。』って、何その後付け設定。しかもその設定が緊張感やらスリルやらに全然つながっていません。  私は全く違う予想をしていました。実は妻モルがずっと正しいことを言っていて、目覚めているのはモルのほう。映画の最初からずっとコブの夢の物語を見ている。最後はコブが目を覚まして現実世界の奥さんや子供たちと再会する。  そんな夢オチは本来好きではありませんが、そんな夢オチのほうがまだマシと思えるような、面白さのカケラもないストーリーでした。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 2点(2022-01-14 03:36:56)(良:2票)
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273.《ネタバレ》 夢の中で情報を盗むというアイデアは面白かった。 時間の流れるスピードが違ったり、起きる方法とか、いろいろとルールがあって、設定はちゃんとしてる。 夢だからなんでもありというわけではなく、夢だと悟られないようにリアリティを持たせないといけないというのも良かった。 でも、終盤はちょっとくどくて、映像の派手さと反比例するようにつまらなくなったように感じる。 銃撃戦とかやってしまうとよくあるアクション映画と変わらなくなってしまう。
もとやさん [インターネット(吹替)] 6点(2021-10-30 07:12:19)
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272.「夢」という誰しも見たことあるけど「よく分からないもの」が題材。 その「理」と「不条理」をうまく料理してまとめ上げたのはさすがの手腕。  何作か見ただけの私の個人的な印象ですが、 この監督の映画は「凝っていてよくできている」。  ただ、作中通して、この映画内の細かなルール説明が続々と押し寄せてくるので、 なかなか1回で理解するのは大変。 頭がすっきりしているときに見るのがオススメです。  見終わった後、思わずいろいろ考えてしまうくらいには面白いのだが、 1点気になるところを挙げるとすれば、「サイト―」という人物が、日本人(渡辺謙)である必要性はあったのだろうか。
2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-10 10:43:24)
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271.《ネタバレ》 半月程前に見たインターステラーが超良かったので、こちらも見ました。 夢の中で死ねば現実に戻れるって・・あれっ大ヒット映画で見たような。 このインセプションをオマージュなされていたのですね。 (重力の向きが変わっちゃうとかも) それは置いといて、・・ 正直前半は苦しかったです。インターステラーの監督だから、もう少し粘って見ようと努力。 奥さんの死の理由(こちらも・・)が明らかになった前後辺りから、一気に面白くなってきました。
yoshi1900olololさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-02-18 17:57:17)
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270.《ネタバレ》 夢の中に入るという設定はともかく、最後は子供に会えてハッピーエンドというのは悪くない。 やはり世の中で一番大切なものは自分の子供だ。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-01 23:57:46)
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269.インスパイア元の作品から想起したシーンを映像化するのはここらが限界、という印象を受けた。 そして、映像化で手一杯でストーリーと演出が疎かに…というか、登場人物にルール説明させてたら、スムーズな接続を構築するのはまあ無理なんではないか。 映画に地の文があればなあ…。 映像美はよかった。そこはさすがノーラン監督。 渡辺謙は英語がすごくうまかった。
よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-27 12:27:27)
268.クリストファー・ノーランの作家性がブロックバスターに綺麗に織り込まれた好例。幾重にも折り重なった夢の迷宮でミッションを遂行するメンバー、夢だから何でもありな映像表現の数々に唸る。ただ、本作のルールに雁字搦めになって、渡辺謙のドラマが希薄になったのは否めず。彼でないといけない理由が分からなかった。この監督の理論的な部分が窮屈すぎて、後の作品でも足を引っ張っている感はある。逆にそれが強みにもなっているのだけれど。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 7点(2020-09-18 23:51:57)
267.《ネタバレ》 長編映画にもかかわらず、2時間半があっという間。これも劇中の理論同様、時間の伸縮現象のひとつです。私もまた現実と夢の狭間を行き来したと考えます。優れた映画は機材など無くとも、ヴァーチャル・リアリティが体験できるのですね。非現実世界の構築は見事ですし、多重層で繰り広げられる時間差アクションは圧巻。見どころを挙げ出したらキリがありませんが、私が最も言及したいのはエンディングです。全ての出来事が一点に集約される象徴的な場面。『早く倒れろ!』何度も心の中で叫び、エンドクレジット開始と共に唸りました。「正しい終わり方」だから深い余韻に浸れたのだと思います。アイデア、脚本、美術、アクション、配役、そして人生の意味を問いかけるメッセージ性、どれも完璧で、注文をつける箇所が見当たりません。鑑賞後は頭の中で情報を整理しながら、自身の感情を反芻し、幾度となく楽しめるお得な映画でもあります。悔やまれるのは、この傑作を茶の間のTVで観てしまったこと。迂闊でした。映画館で鑑賞していたら感動2割増しだったでしょう。教訓。ノーラン作品は万難排して劇場へ足を運ぶべし。さて、最新作『テネット』で私はこの教訓を活かせるでしょうか?
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 10点(2020-09-10 18:54:31)(良:2票)
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266.《ネタバレ》 俺たち素敵な夢泥棒っ! クリストファー・ノーラン監督最新作「テネット」公開を控え、ダンケルクやインターステラーなどが公開され2010年の作品「インセプション」もIMAXで再上映された。 当時も劇場で見たけれど、改めて見ると自分がほとんど内容を覚えていなくてビックリ。おかげで新鮮な気分で観ることができました。  でも主軸となるミッションの「多重構造になった夢」という構造は覚えていたので前回は「凄いけどよくわからなかった」という印象があったけれど、今回はスルスルと理解出来て10年前より確実に楽しめている。一回目は設定を理解する間にドンドン話が進んでいくのでついて行けなかったんだよね。  そんな訳で一度見た映画なのに、渡辺謙が撃たれるのも知っているのに終始ドキドキ。三枚目なトム・ハーディも素敵だし、改めて見るとディカプリオは情けなさ漂う良い演技をしている。 あとジョセフ・ゴードン=レヴィットはセクシーすぎるよ。 それにCG嫌いのノーランの映像は今もなお10年前の作品とは思えない輝きを放っており、不思議な気分を味わえる。わかっていてもあのホテル廊下での格闘シーンは不思議に見える。  最後にノーラン映画はどれも見終わった後の後味が独特ながらも気持ちよく、爽やかな気分で「良い映画観たな…」と思いながら劇場を出ることができるのでやっぱ最高ですね。
えすえふさん [映画館(字幕)] 8点(2020-08-30 13:41:10)
265.《ネタバレ》 ノーラン映画は基本的に見るようにしてるのですが、なぜか未見のままだった本作。やっと見れました。ノーラン映画オールスター+ディカプリオな豪華キャスト、とくに渡辺謙がちゃんと全編登場する主要キャラで出てきたことにもちょい驚く(ビギンズ程度の日本市場向け顔見せだと思ってた)。映画のほうは予想通り、序盤は何がどうなのかもわからず当惑、でもチーム戦になった後半は楽しめました。チームの個性的な面々、とくにトム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、そしてエレン・ペイジがそれぞれ颯爽と演じていて、入れ込み過ぎなディカプリオをうまく中和してくれました。『インターステラ—』にも引き継がれる時空間の相対性を活かしたプロットが効果的で、そこに防衛的な潜在意識との戦いとか、へんに擬人化された「夢=意識の世界」が面白い。最初戸惑ったけど、夢世界のルールは思ったよりシンプルで後半の4重世界を舞台にしたサスペンスと、ラストに一気にたたみこむカタルシスは見事でした。ただ、難点は、やはりノーランらしいアクション演出の乏しさ。基本的にサスペンス部分を謎解きよりもアクションで引っ張る構成なのに、アクション自体の魅力が弱い。ぐるぐる回転するホテル内の格闘も映像的なインパクト以外の工夫に乏しく、あまりワクワクしない。その点での演出をもうひとがんばりしてほしかった。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-24 15:53:14)
《改行表示》
264.《ネタバレ》 メメントで大ハマりしたクリストファーノーラン監督の作品ということでかなり期待して観賞 期待をして観てしまうと期待以上の作品でないと満足できないため、ほとんどおもしろいとおもえないにも関わらず さすがの監督 期待を裏切らない 俳優さんもバッチリこの人!っていう配役ばかりで 難しそうな夢の階層の設定・時間差や前階層からの影響等何から何までうまい具合に魅せてくれます。 ・1階層目での列車・3階層目でのロバートの傷・「サイトーの無茶すぎる権力設定」この3点は無茶すぎる気がしますが それを踏まえてもほんとにおもしろかったです。
メメント66さん [映画館(字幕)] 9点(2020-03-25 12:39:19)
《改行表示》
263.《ネタバレ》 意欲的な内容だとは思うけど、面白さにはつながっていない印象。 御曹司をあやつるのが目的ってことだけど、会社の悪い部分があまり描かれていないから 共感しにくいし、方法もまどろっこしいったら ありゃしない。未来にはサクッと脳にハッキングって方が現実的っぽいし。 副テーマっぽい、ディカプリオと妻のエピソードのみに絞った方が、まだ良かったんじゃないかと思う。 あとアクションも無重力描写をやりたいってだけで、テーマとのつながりが薄い。
くろゆりさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-02-11 15:13:06)
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262.《ネタバレ》 難解な作品で1度観ただけでは、よく判りませんでした。 なので、2回連続して鑑賞しました。 「夢のまた夢」などという慣用句が有りますが、この映画は「夢の夢の夢」 しかも、階層ごとに時の刻みも異なり、その中で受けた依頼を遂行していく。 非常に緻密で、良く出来た脚本だと思いました。 俳優陣も嵌っていました。 ラストシーンで主人公が回したコマは、少しずつ回転がブレかかっていましたね。 してみると、現実なのでしょうね。
TerenParenさん [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-11 02:57:37)
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【点数情報】

Review人数 281人
平均点数 7.20点
010.36%
141.42%
241.42%
351.78%
451.78%
5196.76%
64214.95%
77526.69%
85519.57%
94516.01%
10269.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.94点 Review19人
2 ストーリー評価 7.64点 Review42人
3 鑑賞後の後味 7.45点 Review37人
4 音楽評価 7.50点 Review34人
5 感泣評価 5.90点 Review22人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
撮影賞ウォーリー・フィスター受賞 
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー候補(ノミネート) 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞 
音響賞 受賞 
美術賞ガイ・ヘンドリックス・ディアス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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