《改行表示》26.《ネタバレ》 ごくごく普通の青春部活動ストーリー。 『剣道をする美少女達』というテイストのみでおしきる2時間弱。 ぱっと見どんくさい女の子、西荻(北乃きい)が実は剣道の才覚があるっていうのはマンガチックで好き。 そんな西荻にまさかの敗北を喫した全中チャンピオンが、西荻の高校に入学してくるっていう展開もマンガチックで好き。 メインの2人以外にも、村山主将のような強キャラがいる人物配置も好き。 ただ、キャラの配置、状況設定、役者の演技も悪くないのに、いまいち盛り上がりに欠けるのはなぜでしょう。 ああ、そうか、ライバル校がいないからか。共通の宿敵の不在。立ちはだかる高い壁を、いがみ合っていたチームメイトが協力して倒す。そんな少年漫画あるあるの王道ストーリーではなく、終始メインの2人の人間関係と心の成長だけを追っていく。それだけで2時間弱だから、要らないシーンも増えるし、間延びもする。西荻の父親や岡君のような中途半端なキャラも出てくる。どうりで見ていて中だるみしたわけだ。 北乃きいはかわいい。成海璃子演じる磯山のキャラが面白い。そして剣道の練習や試合での気迫のこもった声出しが良い。だから最後までなんとなく見ていられるのですが、映画としての面白みは大分薄味かもしれないですね。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2021-03-15 12:50:50) |
《改行表示》25.冒頭から嘘臭い試合で白ける。 しかも、その嘘臭い試合をスロー再生する暴挙。 でも、どっちも可愛いから許す。 スカートめくりはパンツ見えるまでやらなきゃ意味ないと思うけど、めくろうとした精神は評価する。 あと、防具無しは危ないと思うけど、ミニスカートで打ち合う演出は良かった。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-07 15:31:28) (笑:1票) |
《改行表示》24.誉田さん原作の映画原作を全て読破してから鑑賞させて頂きました、成海りこさんの演技原作と近い演技でなかなか面白い演出でした 女子高生の剣道部をメインに演出する作品でもし暇だったら鑑賞してほしい作品です。武士道セブンティーンはいつクランクインになるか 【SAT】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-11-01 22:18:58) |
23.《ネタバレ》 武士みたいで剣道しか知らない娘なのにスカート短いのはどうかと思います。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-09-23 01:34:09) |
《改行表示》22.兎にも角にも成海璃子演じる磯山がどうにも受け付けなかった。おそらくこれが漫画や文章上であれば、自分も「ちょっと変わった子」程度に受け入れたのだと思うんだけども、こうして実写で現出されるとあまりにも奇矯さが際立って、「年相応の瑞々しさを見せない世間知らずの変人」という、「いかにも記号化された漫画的女性剣士キャラ」(漫画原作じゃないらしいけど)の気持ち悪さが増幅されて、もう勘弁してくれというほかない。これは第一にキャラの要旨を押さえた上で、実写なりに描かなかった監督なり脚本なりが悪い。竹刀で素面を思いっきり殴られて「いった~」で済んでしまう(まず間違いなく大出血ですよ)辺りにもいえるけど、リアルになると許容できなくなる描写というのは少なからずある。 で、そんな感じだから物語があんまり頭に入らなかった(断片的に入ってくる話も「くっだらねぇ」と思うようなありきたりなものだった)。それから剣道のシーンがグズグズだったり、そういう説得力のうえで大事な部分を疎かにする辺りに製作者の杜撰さというか、作品への愛の無さが垣間見えるのも不快だった。ジュブナイル映画なんてこんなもんでいいでしょ、みたいな。 【C-14219】さん [地上波(邦画)] 3点(2015-09-23 00:09:06) |
21.原作を読んだ自分としては磯山はミスキャスト。さすがに剣道のシーンは厳しいとは思っていたけど、登場人物が薄っぺらく、特に主役の二人の悩みは唐突過ぎる。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-09-20 16:58:56) |
20.《ネタバレ》 「見つけてくれてありがとう」の台詞に感動。 |
《改行表示》19.《ネタバレ》 なかなかユニークな青春ドラマでした。性格の違う2人が刺激しあい、成長するというのは定番ですが、本作では2人の性格づけが面白い。特に磯山は、ある種まっすぐで純粋なのですが、それがかなり突き抜けているところがよかったです。お気楽早苗も楽しいですが、この2人の場合、演じた役者さんに負うところも大きかったと思います。成長物語としては、2人を取り巻く人たちが適材適所という感じで、うまくアドバイスして導いていたのもよかったと思います。ただ、ある意味うまくいきすぎていて、ちょっと作為的なものすら感じてしまいました。 もっともよかったのは、やはりクライマックスでの“巌流島の決闘”です。なんだか見ているこちらも嬉しくなるような展開でした。早苗が引っ越すとわかってからは、明らかに2人とも決着をつける気がなくなってるあたりもよし。とはいえ、ここに持っていくまでの話の運びも、うまくまとまっていました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-08 20:44:26) |
18.《ネタバレ》 特段、印象に残ることもなく、可もなく不可もない作品ですね。剣道については練習も試合もリアルでよかったが、北乃きいが一本とるシーンだけはあまりに不自然で残念でした。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-07-29 05:16:21) |
17.主人公二人の個性の違いがしっかり描写されていて物語に引き込んでもらえる。とはいえ、その二人にストーリー上無視できない説明不足(磯山…大会の後、剣道から離れる心境になったのは何故?西荻の勝利に笑顔まで見せたのに。西荻…勝ちたくないわりに部活を続ける理由が分からない。そもそも剣道でなくてもいいのでは?)がありマイナス。原作を読んだら理解できるのでしょうが。 【次郎丸三郎】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-06-26 12:42:24) |
|
16.《ネタバレ》 磯山の男前キャラぶりがけっこう良かった。「書道ガールズ」と似た設定で、成海璃子はこういう役がはまり役だと思った。前半は成海&北乃のコンビが良くって面白かったのだが、後半に入ると、磯山のテンションは下がり、物語も淡々と進んでいって、しかも、そのまんま終わってしまったという感じ。後半に盛り上がりどころがなかったのは惜しい出来。ただ、剣道に青春を費やす女の子ってもいいなと思わさせられた。何でも、頑張ってる子は美しい。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-05-17 00:23:19) (良:1票) |
《改行表示》15.剣道命の主人公の言動が突飛すぎて、ついていけない。 あんまり突飛だから、「またマンガが原作か」と思ったけど、後で調べたら違ってた。 ってことは、じゃあ、この映画がヘタなんだ。 もう一人の主人公だけが、その剣道命の主人公と仲良くなりたがるのも、全然わからないし。 それに、ミニスカの制服着たまま剣道対決なんてシーンなんてのもあって、オタクじゃない自分は引いてしまう。 それまで、格闘技としての剣道をそこそこ真面目に描写しているから、余計そう思う。 美少女二人、友情、スポ根、マンガ「エースをねらえ!」っぽい展開。 売れそうなものをたくさん揃えて企画したって、魂が入ってなきゃ、ただの駄作。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 3点(2012-03-11 21:10:20) |
14.《ネタバレ》 誉田哲也作品の初映像化(たぶん)。原作は「シックスティーン」に始まり「エイティーン」まで続く三部作。その初編の映画化です。正反対な性格の二人が剣道を通して出会い、ぶつかりながら成長する。言葉にすると陳腐だけど、二人の対称的な人物造形が相当に練られていて、とんでもなく愉快に映ります。特に授業中に鉄アレイで腕を鍛え、「五輪書(宮本武蔵著)」に没頭する成海璃子の剣道バカぶりが抜けている。対する北乃きいが、普通の女の子を演じながらも存在感で負けておらず、成海璃子の仏頂面と絵的なバランスも取っていて良い塩梅。試合場で手首を捻挫した成海璃子が、補欠の北乃きいを自分の代わりに指名するシーンに自分は涙腺が緩みました。突っ張りキャラが襟を正し、他者を「認める」シーンは美しい。今作はスポ根サクセスストーリーではなく、この二人の関係だけに焦点を絞っています。自分にも覚えがあるが、高校で一緒に部活をやった奴らの何人かは、何歳になっても仲間意識が無くならない。それは形容が難しいが、友情や信頼と云うイメージではなく、もっと特別で大切な存在。人生という長い視点に立つと財産と言っても良い。今作は、二人の少女がそんな存在に辿り着くまでの不器用な道中を描いた心地よい青春映画でした。数年のうちに男を奪い合って絶交しても責任は持てませんが(笑)。原作者の誉田哲也だけど、氏の作品はどれも一気に読んでしまう。登場人物の心情描写が現代的かつ丁寧だから感情移入もしやすく、それは読後の爽快感にも繋がる。今作のように動きのある描写も多いので映画向きかも。原作の二編・三編では、離ればなれになった二人のその後が描かれる。タイトルの「武士道」の意味も掘り下げてあって、こちらも楽しいです。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 9点(2011-12-28 22:31:03) (良:3票) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 原作ではカッコ良かった磯山のサムライキャラですが、実写にすると危ない人ギリギリですな…。(誤解のないように付け加えますが、成海璃子さんは、その危なさとキュートさとナイーヴさを秘めた演技でサイコーでしたので念のため)そして冒頭の「磯山がボケーっとしてるうちに早苗に面を打たれるシーン」を見ながら「剣道を映画にするのってムズカシイんだなぁ…」と、思っちゃいました。子供が剣道やってるもんで…。 とまぁ、色々とナンクセつけちゃいましたが“青春女子の爽やか友情モノ”が好きな人ならニコニコしながら見られることうけあい。キチンと「武道の先生」していた堀部圭亮さんが個人的には良かったです。 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-26 19:05:43) |
12.《ネタバレ》 皆が竹刀を振るう中、磯山が手にするのは木刀です。武蔵が巌流島で手にした櫂の木刀。少なくとも彼女の意識の中では。“試合”ではなく“死合”、“打つ”ではなく“斬る”なのだと思う。真剣勝負。遊びの剣道に負けられない。負けるはずが無い。その想いが彼女を支えています。一方、西荻が手にする竹刀はどうでしょう。彼女は勝ちたくないと言う。本気で勝負して負けるのが怖いと言う。相手に打ち込む気概の無い刀は、穂竹のように撓るばかり。剣士の刀ではありません。たった一度負けた相手に固執した磯山。一見して“嫌な奴”を慕う西荻。2人が惹かれ合ったのは、自分に欠けている“必要なもの”を相手の中に見つけたからだと思いました。父親の生き様に呪縛された者同士、何か通じるものがあったのでしょうか。まさに“縁”です。異なる価値観を取り入れることで、2人は新たな自分を発見しました。でもそれは楽しい事じゃない。一度獲得した自分の基準を崩すのは苦痛なもの。特に磯山にとっては、自らの生き方を否定しかねない危うい行為でした。事実、磯山の刀は一度折れましたし、西荻の剣は乱れに乱れました。でも乗り越えたからこそ、今の2人が在る。折れた磯山の刀は力強く再生し、西荻の刀には芯が入りました。16歳。青春真っ只中。この時期にどんな人と出会ったか、どんな経験をしたかで、その後の人生が大きく変わる。「私を見つけてくれてありがとう」そんな台詞が言える友と出会えた事は一生の宝物。「剣道をやっていればまた会える」やせ我慢で平静を装う磯山が切ないです。切ないけれど羨ましい。2人はきっと、素敵な大人になってくれることでしょう。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-08-13 21:25:21) (良:3票) |
11.この映画は、平凡な女の子をさせたら、天下一品の北乃きいと、コメディ女優としての道を切り開いた成海璃子をキャスティングした時点で、成功だったと思います。2人のかけ合いが、とてもさわやかで、観てて心地良かったです。面白さから言えば、並ですが、退屈する事なく観れる作品だと思います。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-07-26 22:30:44) (良:2票) |
《改行表示》10.磯山香織(成海璃子)や西荻早苗(北乃きい)の言動が理解しがたいものがある。多分、原作のストーリーをなぞっているだけで、心理描写まで十分描けていないのだろうね。(小説は、文章で書くことが出来るが、映画ではそうはいかないから難しいのだろうけど) あと、面をかぶって剣道やっているシーンはまだしも、防具なしでの対決とは脚本を修正した方がよい。剣道に慣れ親しんだ俳優ならともかく、ど素人に近い俳優ではリアリティの欠片もなくなってしまう。少なくとも高校チャンピオンには見えないなぁ・・・ ついでに言うと、オープニングで香織が早苗に面を打たれるけど、例え居着いていても、あの遅い面ではかわせると思うよ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-06-20 00:41:20) |
9.《ネタバレ》 原作既読。まず全体の内容が薄い。原作では双方からの心理描写による展開で構成していたのに対し、映画は全くの別物語。何よりも原作のテンポの良さと、読み終わった後の爽快感が無いです。原作はおもしろかったし、演者も悪くなかったのに、映画の構成にちょっとがっかり。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 2点(2011-06-19 20:34:51) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 原作未読なんですが、原作が好きな製作者が原作にリスペクトを払い、原作ファンのために作った映画であることは、よく理解できました。ただ、もう少し未読の人間にも分かるような配慮がないと。全体に、行動の動機が分かり辛い点が多々感じられました。( とりわけ、磯山の剣道離れとか。) ただ、原作を知らないがゆえに、自分なりの解釈はできましたけどね。自分にとっては、サリエルとモーツァルト、姫川亜弓と北島マヤ、のような、よくある二つの形の才能の現れ方の映画として充分楽しめました。 成海もきいちゃんも特に好きなわけじゃないんだけれど、若い女の子が元気にスポーツに打ち込む姿にはどうして好感を持たざるを得ないんで、随分点数は甘く成ります。 平成23年6月13日再見 う~ん、見れば見るほど訳のわからなくなる映画も珍しい。いや、普通の青春映画でそんなことされても。どうしても人好きのしない磯山に西萩が魅かれて絡んでいくのも、磯山家の父と娘の関係も、そして何より磯山の一時の剣道離れの原因も。そりゃ確かに原作の内容を台詞等で説明すれば、映画としてすごくダサくなるのも分かるんだけれど、重要な内面描写をほとんど省いてしまって説明されないのも、これ単体として見た場合、あまりにも不親切、いやあえて言おう手抜きであると。 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-13 12:09:37) |
7.<原作未読>その道のエリートでも何のためにこんな事をやってるのかと悩むことはあると思う。その点は共感できる。しかし、剣道の中学チャンピオン磯山香織が人間としてなってないのには失望した。願望として、剣道の達人は人格者であってほしいもの…。剣道、柔道、弓道… 「道」という字が付く競技は人間形成にも重きを置く。ただ強ければそれでいいというスポーツとは異なり、礼に始まり礼に終わる、相手に対して敬意を持つであるとか、心技体という言葉にしても必ず最初に心が来るわけですね…。父親も厳しい人で、それなりの躾をしてきたように見受けられるが、乱暴な言葉遣い、先輩を敬わない、周りは全員敵?、殺してでも勝つ? どうしてこういう子が育つのか理解できない。そんなおかしな設定にしなくたって、ちょっと悩んでる剣道のエリート+西荻早苗(彼女はこのままでいい)で十分に面白くなったと思う。残念な。。。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-04-18 18:31:30) |