《改行表示》24.《ネタバレ》 シングルマン。 英語に縁のない私には知らない意味が隠されているのか。 劇中、若者が言っていたように、生きる時も死ぬ時も人間は結局一人だということなのか。 生きることも悪くないって思ったのなら、生かしといてもいいような気がするが、それじゃあ普通の映画になっちゃうからダメなのか。 それにしても、ジュリアン・ムーア。 ダメな女性をやらせても完璧に演じてみせるし、知性的な女性を演じても天下一品。 いや、素晴らしい女優。彼女に加点。 |
《改行表示》23.《ネタバレ》 トムフォードが監督っていうのを先入観無しで観るのは難しいですね。 まず俳優陣(男性)はみんな綺麗でカッコよくて体もいい。 演技も特にコリンファースは素晴らしいと思う。 ただ、イケメンを揃え過ぎたせいで出来過ぎ感が否めない。 現実は出会いも困難であろうし、出会えたとしてもブスかもしれない、好きじゃないかもしれない、自分が好きになっても相手が好きになるとは限らない。 長年付き添った恋人を亡くした悲しみから自殺を考える人間が、出会いを求めている訳でもないのに、1日に同性愛者と2人も遭遇する確率ってほぼ皆無だと思う。(しかもイケメン) ただその設定を否定したらこの映画自体意味が無くなるわけで。 最後、自殺を取りやめる決心をしたのに結局意図せず死んでしまうことにしたのは何の意味があったんだろう。 同性愛者は生きるのが大変で理解者も少なく孤独、不幸も多い、なんてことを言いたかったのだろうか、、? 【まっつん】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-04-13 23:16:56) |
22.《ネタバレ》 映像も音楽も役者の演技も良い。でも、わたしの心には伝わってこない。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 4点(2019-01-25 22:23:53) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 同性愛の偏見が強い時代の割には、いとも簡単にそれらしい相手に遭遇できるのが不自然だった。パートナーにはなかなか巡り合えないゲイだからこそ、相手に先立たれるショックははかりしれないと思うのだけど、次から次へといい男が向こうからやってくる。それこそバスのように。この辺の違和感が少し引っかかったが、上質ないい映画を見たという余韻があった。 別れた元妻は、今でも心の友。マイノリティであるゲイと知りながら、師のために銃をわが身に隠す美しい教え子。渋いなあ・・・。口数の少ない主人公をコリンが抑えた演技で演じているから、画面から彼の気持ちがにじみでているように思えた。 【tony】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-11-14 00:25:39) |
20.監督の自意識過剰な美意識しか感じられない。ストーリーは絵空事で、お洋服のプロモーションビデオを淡々と眺めていた。コリン・ファースは動いて喋るマネキンのようだった。 |
《改行表示》19.《ネタバレ》 うーん。意味がわからない。わからないのでつまらない。 ゲイの人が観たら印象はかなり違うんだろうか? 【虎王】さん [DVD(吹替)] 4点(2016-12-15 15:12:11) |
18.何が言いたい映画なのかさっぱり分からずじまいでした。 【K】さん [DVD(字幕)] 2点(2014-02-23 10:20:10) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 ありえない、ファンタジー的な映像と展開だが、センスの良さ、美しさが光っていた。 最終的に死んでしまうのは、意外なラストで好印象。 フランス映画的なファンタジーから、不条理さと原色的な感じ(上手く言えないが)を抜いたらこういう作品になるのかなーと。 |
16.昔の彼氏が忘れられずいつまでもメソメソしてるだけの一切テーマがわからん映画でした。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-03-17 09:49:01) |
15.ファッション・コレクション用に撮った映像の延長線上で映画になった感じがある。ナルシズム感が強い。映像は美しいのでトム・フォードに興味があるならおすすめできます。 |
|
14.スタイリッシュな映画。映像は素敵。お話もそれぞれの思いをせつなく描いてるけど、見終わったら記憶倉庫(海馬)にはほとんど残らない感じ。でもオシャレだね。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 5点(2012-08-01 02:47:50) |
13.《ネタバレ》 自分には楽しめなかった。生の意味を取り戻すが、結局意図しない形で命を落とす、という「これこそが人生」的なオチがどうにも…。画が映えているとは思うが、彩度の変更による直接的な表現も、それを前半わざわざ直接説明しているのもあまりに説明的すぎないか? 【楊秀清】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-17 19:09:48) |
12.《ネタバレ》 トム・フォードは知らないが、とても雰囲気のいい映画だった。大切な人を失った孤独。過去、現在、未来と思いをはせては、孤独を重ねていく。ゲイを演じるコリン・ファース、夫と別れ子供と離れて孤独をぶつけるジュリアン・ムーア。どちらもクセの現れそうそうな役だが、感情を押し殺して現実味のある感じが良かった。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 22:07:14) |
11.60年代というマイノリティがまだ息を潜めて暮らさねばならなかった時代。その男の目に映るもう別れようとしている世界。他者たちは目や口元やに分解してしまっている。しかしその世界も「少数派への恐怖」が支配している。異端への恐怖と言ってもいい。共産主義からプレスリーの腰つき、おそらく同性愛者に至るまで。「マイノリティの恐怖」と「マイノリティへの恐怖」とが、見えない水面下でがっぷり組み合って停止していたような、当時のアメリカの息苦しさがカメラに乗りうつっている。隣人の笑顔さえ息苦しい。死を決意した男の一日の物語。ルイ・マルにも同種の作品があったが、あちらが旧友たちを訪れるのに対して、こちらはそれほどの交際範囲もなく生徒と(大学教授なの)昔の女ぐらい。死を決意しながら、それでもテニスをしている若者の肉体や町で出会うスペイン人の若者には目が惹かれていく。生徒だった若者に惹かれては、自分で「情けない」と呟く。もううじうじした陰気きわまりない映画で、ときに美少年の尻を見るのが好きな人用のフィルムかと思うときもあったが、あの息苦しさには、ゲイという特殊を越えた普遍性が感じられた。死んだ「連れ合い」が飼っていた犬と同種の犬を見かけると、飼い主に変に思われてもつい匂いを嗅いでしまう。息苦しさをしばし忘れさせてくれるのは、その犬の匂いだけ。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 09:57:20) (良:1票) |
10.トムフォードの第一作目ということで鑑賞。予備知識なしに、「所詮イメージムービーに毛の生えた程度のストーリー」ぐらいに思っていました。そこから大きく裏切られた感じです。映画として本当に洗練されている印象でした。トムフォードだけあって映像や音楽はもちろんのこと、プロップなど全てに偏執的に思えるほど拘りが感じられました。単純な「白シャツにナロータイ」がここまで美しく撮れる監督は彼ぐらいでしょう。ストーリー自体も画に合わせてこじつけたようなチープなものではなく、全体のバランスが取れていてセンスの良さが窺い知れました。ゲイを題材にしながらも嫌な色気を感じさせず、スタイリッシュな映像に調和させる手腕は流石の一言です。「プラダを着た悪魔」とは全く違う意味で、ファッションは映画になる、そう思わせる映画です。次回作も期待大。見ていて損はない映画です。 【goatherd】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 10:08:04) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 期待が大きかっただけに、脚本には肩透かしを食った印象だが、撮影方法や背景、音楽、そして登場人物たちのオシャレ感がすごくて、それなりに楽しめた。トム・フォードについては最新の007でボンドの着るスーツを手がけた人という知識しかなかったが、こういう映画も撮れちゃうとは多才な人である。この作品は同性愛の映画だが、それすらもかっこ良い。イカした顔の男どもなので、絡み合ってもあまり不快感がない。というか美しい。自分は同性愛者ではないが、こういうのなら同性愛ってありかもとさえ感じた。彼らだから許されるという面もあるとは思うが。 さて、映像についてだが、予告編でも映されるスローモーションを使った車の運転のシーンや海で泳ぐシーン、その後のジョージの家のシーンなどどのシーンでも監督の持つ美意識がビンビン伝わってきて思わず見惚れてしまった。そういえば、恋人が死ぬシーンや酒屋のシーンも良かった。そもそもジョージの家からしてオシャレですごく好きなタイプの家だ。完璧な背景でカッチリした構図。寸分の隙も見当たらない。ピアノを主体とした音楽も雰囲気によく合っていた。 だからこそ残念だったのは脚本。ジョージとチャーリー、ケニーとの関係性、ジムの思い出、それらがあくまでもバラバラに動いているのが残念だ。ジョージを中心として、彼らは周辺人物でしかない。ジョージと彼らの関係は完全に個別である。ジョージの意識の中だけでも彼らが溶け合って、もっと有機的に物語をつむぎだして欲しかった。ラストもコーエン兄弟っぽくて流行に流された印象が拭えない。 バーでBGMのように音を消して映像だけ流すには、最高の映画だと思った(悪口ではなく良い意味で)。ウィスキーを飲みながら観てみたい。最高に渋くて美しい映画。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-05-05 22:47:32) (良:1票) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 この映画は、一人の男が、「死」に向かう“一日”という道中を描いた“ロード・ムービー”だと思う。 孤独に苛まれた男が、何処か遠くに行くわけではない。普段と変わらない一日をある「決意」を込めて生きるだけの話である。 だけれど、そこには起伏に富んだ出来事と出会いが繰り返される。 “孤独感”に埋め尽くされて色彩の無かった世界が、ふとしたことで色味を帯びていく。 それは、世界中のすべての人間の何気ない日常の中に、「生きる」ということの意味と価値が溢れているということを物語っている。 それと同時に、世界が色を帯びていく過程には、「死」を決意した男自身が、「生きたい」という本能に気付いていく様を感じた。それは、「明快」という言葉を隠れ蓑にして現実から目を伏せてきた男が、自分が在る世界を直視したということだったと思う。 結果的に、一日の最後に主人公の男が得た結末は、目覚めたときに決意したままのものだったかもしれない。 しかし、そこには明確な違いがある。 “死ぬために生きる”のか“死ぬまで生きる”のか。 同じように聞こえる言葉の価値の違いを強く感じる映画だった。 世界的デザイナーのトム・フォードという人が初監督をした映画だけに、作品全体に強い「美意識」が溢れている。 そういうタイプの映画は多いけれど、この映画の美意識は決してビジュアルの表面的な部分だけではなく、人間のインサイドに至るまで徹底的に反映されている。 素晴らしい才能だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-05 14:17:29) (良:1票) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 突っ込むところは色々あるのだけど、まあがっかり。 トムフォードの映画~?そんなのオシャレっぽいくそ映画でしょ~ と思っていたのだけど、レビュー意外と良い? コリンファースノミネート? もしかするともしかするかも~!? なんて思っていたんで,まあ予想どうりというか。くそ映画,って程ではないけど,位。 ディテールは凄い。スタイリングやロケーションへの執着(?)は凄いです。 小物から車から家まで、まさにこだわり。トムフォードらしい。 しかし、演出が,酷い。。無駄なカットやスロー等興醒め。 コリンファースも良いかな~? 冒頭の台詞どうり、芝居じみてる。過剰。大袈裟。 それはジュリアンムーアも同様か。 ストーリーは、まあありがちというか、マイノリティの視点から共感出来る部分は 凄くあったんですけど、だからといってあのラストは、とか。 ストーリーはほんっとどうでもいいです。 良くも悪くもまさにトムフォードな映画。 映画を撮る才能までは無かった,様な気がします。ほっ 【Pecco】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2011-03-26 22:44:40) |
6.退屈で、気持ち悪いホモ映画。最後まで観れませんでした。映像はそこそこキレイ。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-03-18 23:35:33) |
5.デザイナートム・フォードが監督というだけあって、まあ、いたるところがファッショナボーです。そしてなんといってもコリン・ファースがすごい、幸せな時とのギャップをうまーく演じておられます、切ない物語です。できればもう一度かみしめながらみたい一本です。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-08 20:44:50) |