トゥルー・ヌーンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トゥルー・ヌーン

[トゥルーヌーン]
True Noon
(Qiyami roz)
2009年タジキスタン上映時間:83分
平均点:5.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2010-11-16)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2011-12-06)【にじばぶ】さん
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監督ノシール・サイードフ
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4.《ネタバレ》 のどかな村落に突然国境が出現という設定が凄いし、それがなぜか村の風景とマッチしているのも凄いが(私は「ノー・マンズ・ランド」を思い出した)、今ひとつ現実の切迫感の描写が弱いような気がする。ただ、ラストの原始的な容赦なさは、それとは別の次元で強烈。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-28 02:54:13)
3.こういう小さい国の映画産業って具体的にどうなってるんだろう。何年ぶりかに作られた映画だとか言ってた。映画館てのは一応あって外国の映画をもっぱら上映しているわけか。するとやはり昔の支配国ソ連→ロシアの映画を配給してるのか。などということを考えたのは、主役がロシア人で、それがいい役なんだな。純粋に作品の要請でそうなったのか、それとも作られた映画をロシアで配給してもらう狙いもあって主役をロシア人にしたのか。そんなことをモヤモヤと考えたのは実は映画の内容とも関係していて、ここんとこどんどん民族自決主義で小民族も独立し、それはもっぱら「いいこと」として見られてきた。でもそうやってどんどん小さな国に分割されてくると、地球の表面は国境だらけになり息苦しい。映画産業が一国だけで成り立たなくなると、大きな市場で売れるものへと話が媚びていく心配はないか。もうフランス革命以降の民族国家ってのが限界に来ていることをみな感じていながら、でもそれに替わるものを見つけられないでいる。そういう現状がこの山の中の小国の映画でも描かれた。民話的な語り口ながら、描かれるのは現代の問題。独立を取ると、それはさらに自分の居場所を国境で縛り込むことになるぞ、というジレンマ。でも民族を離れてグローバリゼーションでいきましょうとなると、大資本に世界が飲み込まれていく。結婚式も斜面じゃなくちゃ出来ない山に囲まれた小さな国にも、世界政治は鉄条網となって押し寄せている。そんなことを思った。冷厳な山容と朝霧がたまる村の光景に、本物ならではの魅力がある。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-19 10:06:12)
2.《ネタバレ》 タジキスタンでは長らくドラマばかりが製作され、長編映画は久しぶりとのこと。監督も映画を撮るのは初めてだそうです。そのせいかどうか、通常の映画と比べれば上映時間が短めなのに、長いと感じました。というか、全体的に平板で退屈です。有刺鉄線を挟んで学校の授業をするとか、結婚式のお祝いをするところなど、部分的に見どころはありますが。無線の使い方などいいと思いました。「新しい国境ができたことによる悲劇」という基本的なコンセプトは面白そうなのですが、うまく生かせなかったと思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-17 16:23:55)
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1.《ネタバレ》 初めて観るタジキスタン映画。  変に気取ったり捻りすぎたりするところがなく、真っ直ぐな映画作りの姿勢に感心させられた。 話としては、やや物足りなさも感じるが、婚礼という儀式の重要性を思わせる丁寧な描写が、とても印象的であった。  最後で、地雷の犠牲になるところは評価の分かれどころかもしれない。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-13 22:51:09)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
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6375.00%
700.00%
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