75.最後のエピソードの笠智衆とか、最初の方の狐の嫁入りや雛人形の話などはとても印象に残っているが、何しろ見たのが「用心棒」や「椿三十郎」で黒澤映画に興味を持ち始めた頃だったので決して出来の悪い映画だとは思わないもののとても退屈に感じられた。見る順番を間違えたと素直に思ってしまった。ドリフでコントをやっているイメージしかなかったいかりや長介を俳優として初めて見たのがこれだったんだけど、鬼という役柄から雷様を連想してしまい、出演シーンがコントのようにしか見えない。その後、「踊る大捜査線」を再放送で見て、味のあるいい俳優だと思ったんだが。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 5点(2024-11-20 22:29:25) ★《更新》★ |
《改行表示》74.《ネタバレ》 黒澤明監督の作品にはまったく期待していなかったが、みごとに予想を覆された。傑作。 もともと本でも短編小説が好みなので、8話形式というカタチがとても良かった。 最初と2番目の話で幻想的なテーマをもってきて、後半は原発や環境破壊などのメッセージをもってくる流れも素晴らしい。 そして最終話で桃源郷のような場所で華やかな葬式を行うという構成の巧みさ。 印象的なのは映像美で、日本の伝統もしっかり入っていて、さすがに世界のクロサワだと見直した。 一番のお気に入りは、やっぱりゴッホのエピソードかな。寺尾聡が全体的に良い味を出している。 【2023.6再鑑賞】8点→6点 ひとつひとつのテーマが尻切れトンボのようで、えっこれで終わりとなる展開が多い。 初めの「狐の嫁入り」が典型。ここからどうなるか、が腕の見せどころなのだけど。 全部夢落ちなので、アリといえばアリ。でも消化不良。 その点、第2話「桃畑」は小気味良い終わり方で、いちばん良かった。 第8話「水車のある村」は、昔はこんな風景に憧れたが、さすがに演出が過ぎると感じた。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-06-19 21:20:18) |
《改行表示》73.《ネタバレ》 最後のエピソードが一番好み。 笠智衆の話は含蓄がある。 それに対し、雪女のエピソードやトンネルのエピソードは苦痛だった。 フェリーニが『8 1/2』を撮った様に、巨匠監督はどうも頭の中の空想や夢で見たものを映像化する傾向があって、それは巨匠だから許されるのもあるが、いずれにせよあまり面白いものとは言えず、周囲もそれを題材に映画を撮ることに対し、反対できない力関係があったのかなと勝手に思いを巡らせてみた。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2023-05-11 18:09:05) |
《改行表示》72.黒澤の見た夢がベースとなり8部のオムニバス構成。 夢なので断片的でストーリーの背景もなく、納得できるものでもない。 物語重視の自分には合わなく観てて辛い作品だった。短編小説が好きな人向きなのかもしれない。 自分の夢を作品として作り上げちゃう黒澤監督は幸せでしょうね。 普通、他人の夢なんて興味沸かないもの。正夢以外は。 |
71.《ネタバレ》 見事な映像美の連続で大変見応えのある映画でした。桃畑での舞いや水車の村の風景の日本画的な美しさ。また赤富士や鬼哭の話の中に見られた陰と陽の色彩のコントラストの美しさ。まさに映画といった感じで天才黒澤明のセンスが光っていました。夢の中のストーリーは結構単純で、前半は自然や死者、霊などへの畏敬の念。後半では、科学の力に頼りすぎてしまった人間の末路についての話となっています。8話目の水車の村の話が、「今後人間はどうすればいいのか?」についての黒澤監督なりのメッセージとなっています。近代技術を拒み、自然を壊さぬよう自家発電で生活していけばいいではないか。お葬式もたくさんの苦労をし、一生懸命生きてきた故人をお疲れ様の意味も込めて最期は明るく送ってあげようよ。ということなのだが、自家発電で生活というのは正直、単純すぎて無理があるかと思いました。ただ黒澤監督の熱い思いは伝わってきました。1~8話の中で、トンネルの話が一番印象に残りました。トンネルの中から行進の足跡が聞こえてきて、暗闇から兵隊の青白い顔が浮かび上がってくるシーンはゾッとしてしまった。また気になったのが、鴉の話の中でゴッホが「描きたい風景を探すな。どんな風景だって見方を変えれば美しいものさ。」という言葉です。黒澤監督といえば、満足な映像が撮れるまでは何週間でも粘ると聞いていたので意外でした。何か映画撮影に対して心境の変化みたいなものがあったのでしょうか?本作は紛れもなく芸術作品であるが、内容は明快で分かりやすく誰もが楽しめ、鑑賞後には皆で語り合いたくなってしまうところがこの映画の魅力ではないでしょうか。 【スノーモンキー】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-03-18 01:46:52) |
《改行表示》70.《ネタバレ》 後半の理屈台詞に辟易して、黒澤さんはこんなにシナリオが下手だったのだろうかと思ったのですが、おそらく何らかのメッセージを乗せようとすると、説明的になってしまうのでしょう。要するにそういうのは得意ではないと。だからやっぱり、この人は娯楽作品の方が評価が上がるようです。メッセージ性が強くて、本当にこんな夢を見たとは信じられず、リアルでない話を作るエクスキューズとして「こんな夢を見た」と言っているだけだと思われます。実際のところ、どちらでもいいんですけど。それに、それとは違った意味での「夢」が込められているようにも感じられました。 全体としてはつまらなかったわけではなく、むしろ楽しんで鑑賞しました。とにかく画がきれい。暗くてよく見えない話もありますが、それでもそれなりに見せてしまうのはさすが。気に入ったのは桃の話と、ゴッホの話。特に後者はほとんど映像だけで、「ゴッホの絵をセットにしたかっただけだろう」なんて思えて、おかしかったです。最後の鴉がアニメーションに見えてしまって、不思議な感覚でした。 おおむね「異界」の者との接触を描いていますが、その異界が結局「自然」であり、最後になって自然のままであるのが一番であると締めるのは、よい構成でした。監督も変に肩肘を張らず、気楽に作ればよかったのにねぇ。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-01 09:19:43) |
《改行表示》69.第1話【日照り雨】 狐の嫁入りはモロにスモークだね。狐の動きがユーモラスで小気味よい。虹の輝く花畑は鮮やかな情景で、言い伝えを通して自然の大切さを説く。 2話【桃畑】 桃源郷(自然)の喪失感と再生への訴え。 3話【雪あらし】 雪女は厳しさとやさしさ(包容力)を併せ持つ自然の二面性を表現。 2話と3話は舌足らずの印象。 4話【トンネル】 戦争の不条理を描く。犬は死者の魂を象徴し、その魂への鎮魂を込めたもの。 5話【鴉】 豊饒の麦畑、ひまわりや太陽の黄色は強烈な印象。絵画の中に溶け込んだ姿はNHK・Eテレの子供向け番組みたいで変な感じ。ゴッホの世界を駆け回る喜びとともに、彼と通じる創作の苦悩を感じる。 6話【赤富士】 スリーマイルやチェルノブイリ事故を踏まえた問題意識と東海地震への懸念を表したもの。原発に対する危機感を自分も共有する。 7話【鬼哭】 6話からのつながりで、文明の行き着く果てがどうなるか警句を発す。共感するが説明調のセリフが多い。 8話【水車のある村】 自然あっての人間というメッセージ。日本の農村の原風景を見る思いだが、小川沿いのキショウブはミスマッチ。ゴッホ好みの黄色?にしても在来種と競合するほどの繁殖力をもつ帰化植物は合わない。 よく生きよく働いて死ぬという人生観、そして青森ねぶたを連想させる踊りは人生讃歌であり、葬送の音楽は心に残る。 6話から8話までは現代社会への問題提起で、科学万能に対する懐疑を示したもの。共鳴する部分もあるが老人の遺言めいて説教臭が強い。 少年・青年・中年・老人の流れで一貫しているのは、人間と自然の共生を詠い、その大切さを訴えるものだった。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-12-05 15:56:42) (良:1票) |
68.確かにブランドなら何でもアリになってしまっているのかもしれないが、共感するしないは別として、巨匠のメッセージはしっかり伝わってくる。 【マンデーサイレンス】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-27 14:05:27) |
67.第二期怪獣世代として生まれ、特撮映像に関しては円熟の職人芸から手抜き紛いのチャチな代物まで見て育った私としては、脳内の想像力まで動員して観たのでさほど不満はありませんでした。世界に名立たるKUROSAWA監督、こんな美しい夢を見て感動したんだな。こんな悲しい夢を見て部下のために泣いたんだろうな、とか。でもまあ、ここまでレビューされた皆様の言いたい事・お氣持ちもまた解ります。メークや仮装や、セットやフィルム合成の表現ですからね。この作品、写真表現とCGが得意なキリヤ監督や幻想をアニメ化して女性や子供の心を掴むのが得意な宮崎監督がリメイクしたら世間の評価はガラッと変わるかもしれないですね。私のこの言い方じゃ本末転倒・身もふたもなくレビューになってませんね。 【役者の魂】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-10-27 11:52:24) |
66.なんじゃこりゃ!?冗談なんだか何だか。狐こっち見んな!とか、トンネルから出てくるアレとか、雪山のアレとか、いかりや長介のアレとか、とにかく画面に対してツッコミが止まらない。しかしツマランとか、観て損したとまでは思わなかったのは、映像としては力があったためか、あるいは世界のクロサワというブランドに判断力を惑わされたのか。それにしても晩年にこんな映画を撮らせてもらえるなんて、ホンマ幸せですなあ。 【すらりん】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-10-26 02:53:36) |
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《改行表示》65.《ネタバレ》 夢だから仕方ないのかも知れませんが、何とも抽象的な内容。 冒頭の「狐の嫁入りを目撃してしまった少年」の話からして、尻切れ蜻蛉に終わってしまうものだから、観ているこちらとしては落胆し、観賞意欲を削がれてしまったのですよね。 「結局、狐には許してもらえたの?」「無事に家に帰れたの?」 という疑問が頭で渦巻いている内に、もう画面では次の話が始まっていたという形。 この先、どんなに面白い話が始まったとしても、また唐突に終わるんじゃないかという懸念が尾を引いてしまい、最後まで映画の世界に入り込めなかった気がします。 そんなオムニバス八編の中で、特に印象深かったものを挙げるなら、トンネルの話と、ゴッホの話になるでしょうか。 前者に関しては「足音」の怖さを感じる一方で、青白いメイクをした部下の亡霊が姿を見せた途端「いや、これ監督も笑わせようとしてやっているよね?」と思えてしまい、そのチグハグな空気がシュールで、奇妙に面白かったです。 後者に関しては、絵の世界に入り込む演出が視覚的にも楽しいし、画面作りに拘る黒澤監督が、ゴッホの口を通して「講義」を聞かせてくれているようでもあり、興味深いものがありました。 全体の構成について考えてみると、当初は童話のような雰囲気で「本当に、こんな夢を見たのかも知れないな」と思わせるものがあったのに、後半から妙に説教臭いというか、観客に対するメッセージ性が強まった内容となっていたのが、ちょっと残念でしたね。 「本当に、こんな夢を見たの?」と懐疑的になってしまい、それこそ映画という「夢」から「現実」に引き戻されたような感覚がありました。 所々ハッとさせられる場面もあったのですが、総じて退屈に感じてしまった時間の方が長く「こんな夢なら、早く醒めて欲しいな……」と思ってしまった以上、どうやら自分の肌には合わない夢であったようです。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-10-24 20:34:44) |
《改行表示》64.《ネタバレ》 特に後半の話はメッセージが直接的過ぎて、原発事故後に生きている者にとっては重く感じてしまい、見ていて辛くなった。 しかし、オムニバス作品なのでとても見やすい。 好きなのは2つ目の桃の節句の作品で、ラストの小さい若木が美しく花を咲かせているのが印象的でした。 【さわき】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-10-15 17:32:57) |
63.《ネタバレ》 狐の嫁入り、桃の節句、雪女、一人生き残った中隊長、ゴッホの絵、富士山に原発汚染、鬼になった人間、水車村の葬式、延々と巨匠の夢が続く。人は一度名声を得るとずっと引きずるものだということが伝わってくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-10-07 09:01:57) (笑:1票) |
62.《ネタバレ》 いかりやが鬼にみえなかった 単なる古事記にみえた。しかし困ったことにその鬼をやってた いかりやよりも笠智衆のほうこそが鬼にみえてしまった(人間なのにねww) しかも赤鬼総監みたいな貫禄だった。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-09 22:36:43) |
61.そうですか、そんな夢をご覧になられたんですね、という感想。絵画的なアート作品と呼んだ方がいいのかも。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-02-06 20:45:00) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 カラーになってから急に芸術志向になりましたよね、他の方からの評価は芳しくないようですが、僕はカラーの黒沢映画も好きです。特に色使いが素晴らしくて、何気ないワンカットの美しさにハッとさせられます。1つ1つの映像が、1枚の絵画のような美しさを有していて、そこらへんはさすが、画家を目指していただけあるなと思いました。全8話あるオムニバスの中で、特に良かったのが赤富士と最後の話です。赤富士は未来を予知していたとしか思えず、黒澤監督の先見性に脱帽でした。原発の安全性を訴え危険性をひた隠しにする構図は、まんま福島の事故を見ているようで身震いしますね。映像面でも赤く燃える富士山のインパクトは強烈で、ビジュアル面のセンスも冴えに冴えていました。最後の話は自然を破壊する人間への批判と、黒澤監督の死生観が込められています。パレードのような葬式も、本来葬式というのは祝うものであって嘆くものではない、天寿を全うして死ねる事ほど嬉しいものはないと語っています。この作品を作った当時、80歳とかなり高齢であったため、迫りくる死を感じていたのでしょう。死の意味を問いかけるとともに、生への喜びに満ち満ちている事に感動しました。 【キリン】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-11 00:08:02) |
59.劇場で観た時から違和感があったんだけど、再見してなんとなくその正体が見えた気がした。それは、どうしてこんな企画が成立したのかということ。周囲と監督自身が、そのキャリアを骨董品のように扱っている気がして仕方がない。映像には力があるが、メッセージを台詞でダラダラと喋るあたりはダイレクト過ぎて陳腐に思える。カットを積み重ねてストーリーを表現することを諦めてしまったかのような姿勢を感じる。もう映画作家というより、映像作家という感じ。個人的には、周囲、特にマスコミが黒澤氏を巨匠扱いし過ぎたんじゃないかと思っている。60年代までの作品には、その評価に見合う傑作も何作かあるが、それらは基本的にストーリーが面白く、それに見合う映像の迫力があって得られた評価だと思っている。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-01-27 01:49:23) |
58.《ネタバレ》 今この様な時代だからこそ、特に政治家と某電力会社の皆さんに観て欲しい作品である。 【たくわん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-05 13:23:25) |
57.冗長だが、それだけでは切り捨てられないテーマを扱っており、時期が時期だけにとても怖くなった。さらに芸術性の高さは相変わらずどころか、むしろ際立っており、画家志望だった黒澤監督がストーリーに縛られず、自由に作り上げたという印象である。まあ、面白いとは思わなかったけど…。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-03-20 00:02:17) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 【日照り雨】軒先のセットは氏の家を再現したもの。黒沢氏の父は元軍人で厳しかった。家の厳しさよりも怖ろしいもの見たさの好奇心がまさった子供時代。虹はあこがれで冒険の象徴。人生の冒険の始まり。日照雨は「蜘蛛巣城」の森のシーンにつながる。【桃畑】4男4女の中で育つ。16歳で夭折した姉への追慕。伐採された桃の木の精霊との交感。伐採されたのは氏の幼年時代。涙が流れる。家族愛にも経済的にも恵まれた家庭環境であったことが窺い知れる。【雪あらし】努力すれば報われるという氏の人生哲学。雪山登山は困難を極める映画作りの象徴。雪女は母性の象徴。「雪は暖かい、氷は熱い」は、逆境こそが人生の糧になるということ。母親には甘えることができたようだ。画家を目指して挫折。映画界に入り、監督になれたのは33歳。天才ではなく努力の人だった。【トンネル】氏は体が弱く、兵役経験無しだが戦死は身近だった。さまよう戦死者の魂。戦争の無意味さと残酷さ。彼らの死に誰も責任を取らない。戦後すぐ反省をこめて撮った「わが青春に悔なし」の頃の夢か。爆弾を巻いた犬は特攻の象徴。若く散った特攻隊員の魂が氏の良心を激しく吠え立てる。【鴉】尊敬するゴッホ。画の修行時代ゴッホの画を見たあとでは全てのものがゴッホのタッチに見えたという。「どんな自然も美しい。自我を失くすと自然は夢のように絵になる。そのためには機関車のように働く」映画作りに共通する言葉。ゴッホを追うのは画家になりたいという望み。飛び立つ鴉は魂の解放の象徴。【赤冨士】「生きものの記録」と同趣旨。人間は自然の一部であることを忘れ、科学で便利さを追求し続ける人間の愚かさ。氏が子供時代、父の生家の秋田で生活した経験が影響している。自然と共存する人たちの生きざまを知ったのは貴重な経験。 【鬼哭】核汚染により鬼と化してしまった人間の地獄絵図。鬼の苦悩は氏の苦悩そのもの。人間と自然を心より愛しているが故に現実の人間に対する怒りと煩悶は強い。氏の人類への警告は生半可なものではない。 【水車のある村】 水車は自然を利用する人間の知恵の象徴。理想郷を描く。石に添える花の挿話は体験談。葬式の歌は、自然と調和して生きている人たちへの賛歌。103歳の老人は老境に達した氏の理想の姿。初恋の人は青春の象徴。その葬儀で嘆き悲しむ代わりに、喜び祝い行進する。すでに死を受容する心境にある。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-24 20:56:46) (良:2票) |