41.大勢の婦女子を床に這いつくばらせる以外に王としての威厳が何も無いイキったニイチャンにしか見えなかったユル・ブリンナーに興醒め。話も他愛なく退屈。最後の演出(リプレイタイム)に点数の全てを。 |
《改行表示》40.《ネタバレ》 なんだかんだで面白かったです。 シャム王という難しい役柄を見事に演じ切ったユル・ブリンナーと、愛情深い先生役がどハマりしてた デボラ・カー。 ミュージカルリメイクということで、演者達も正面むいて演じてるような、いわば舞台を撮影してるような感じで それはそれで当時としては真新しいものだったのかもしれませんね。 今こうして観ると、いわゆるその当時の西洋人が考えるアジア人の世界、みたいななんとも言えない独特なものがありまして、 特に後半見せてくれるミュージカル劇ですね、あれはまさにそういうもので、それが実に興味深かったなぁと思います。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-03 18:21:38) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 数年前に見たのだが、後味が悪かった。もっと楽しいミュージカルと思っていたのに。ユルプリナーのえんぎが何故かエキセントリックで違和感。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-02-02 18:06:08) |
38.欧米には物珍しさがウケたのかな?中身の方は退屈なお伽話のようでしたが・・・ 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-14 22:30:47) |
37.《ネタバレ》 全体の作り方が何とも大らかなのですが、そこが良い。アンナと王様はあちこちでぶつかりそうになるのですが、そのたびに、「まあとりあえずいいか」で互いに何となくその場は収まってしまう。いきなり相手の首を取るようなことはしない。ビルマの美女とその彼のエピソードも、最後の処理はものすごく適当。一方で、劇中劇のシャム版「アンクル・トム」は、一部抜粋とかもったいないことはせず、フルで披露(これはこれで出来が良いんだ)。クライマックスのシャル・ウィ・ダンスも、よく考えると何でここで2人が仲良く踊り出すのかさっぱり分からないんだけど、そんなことを押し流すほどのパワーとインパクトがある。あれこれ深く考えずに初期衝動を完結させたことが大きくプラスに働いた作品です。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-02 16:45:49) |
《改行表示》36.《ネタバレ》 シャム版黒船来航! ですな。ということで、テーマは「異文化交流」? そこで起こる対立と理解がユーモアを交えて描かれていて、その点はたいへんよくできていたと思います。この王様はヨーロッパの文化や知識を取り入れようとしているのですが、それはアジアに手を伸ばしているヨーロッパ諸国に対抗するためということで、一応理屈は通っています。そのうえでなお捨てきれない自国の価値観があるということも示していて、そこもまあよかったのではないでしょうか。また、歌がロジャース&ハマースタイン二世、脚本がアーネスト・レーマンということで、『サウンド・オブ・ミュージック』と共通するところが散見されます。細かく比較してみると、なかなか面白いのではないでしょうか。 本作で一番問題なのは、単調な演出。この監督はアングルに工夫するということを知らないようで、ほぼ固定されたカメラによるワンパターンの撮影は、ふだん撮影技法など気にしない私も呆れてしまいました。いくら元が舞台劇だったとしても、これはないでしょう。おまけにほとんど王宮内の話で、終盤近くまで特に劇的な事件も起こらないわけで、下手をすると平板なつまらない作になってしまったところです。それを救ったのは、やはり楽しい歌とデボラ・カー、ユル・ブリンナーなど出演者のお芝居でしょう。つまりこの映画、監督以外はそれぞれ見どころがあったと思います。 ちなみに、元になった実際の話と原作の「小説」自体けっこう違うようですし、お話としてはあくまでフィクションとして扱うのがよいようです。 【アングロファイル】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-15 22:24:19) |
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34.《ネタバレ》 王様VSワタシ。威厳に満ちた王に臆することなく食い下がる気丈な女家庭教師をデボラ・カー熱演。いかつい顔をしながら時折お茶目な一面を見せる王様をユル・ブリンナーが好演、米アカデミー最優秀主演男優賞受賞。最大の見せ場は、やはりエレガントな主題曲に合わせて踊る王様とワタシ。個人的には劇中のお芝居「サイモンから逃げろぃ」も意外とウケました。死の床で明らかになる王様の愛情。ユーモアたっぷりに描かれる王宮ミュージカル、良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-01 22:25:20) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 オリジナル版、各種再演版、サントラ版、、スタジオ録音版、はては日本公演版まで、様々な王様を聴き比べてみても、やはりユル・ブリンナーの王様は、ずば抜けている。個人的にはブリンナー再演版の、ラストの次世代王の誕生のシーンが大好きだ。 この映画を見て、白人優越主義などとは、思わない。アンナ先生はそんな事は言ってはいないし、制作側だってそう思っているとは思えない。彼女は「人は対等だ」と、直接は言っていないが、王様に対して他の家臣のようにひれ伏したりしない態度で示しているだけだ。一方、自国の近代化のために、教育から始めようと考えた王様もスゴイ。 そういう意味では、アンクル・トムの劇中劇が実に素晴らしい。奴隷制度という非人権的な制度を批判したこの劇は、同時に先生に習った知識のおさらいになっている。アンナ先生のもたらしたものの成果として、ここをゴールと目指した物語にしても良かったくらい。 だが、物語はもっと先へ進み、名曲『Shall we Dance?』を聴かせてくれた後、クライマックスへ。思えば、シャム国を近代化する、という手段に教育係を呼んだ意義が実を結ぶ瞬間だ。人が乗れるほどの氷、雨が凍って降る雪、それらを信じない子らを叱責した王様が、自身の考えと違えども、新しい王の考えを支持したこのシーンは、子供たちだけでなく、王様をも変えた、実に感動的な場面だ。これはシャム近代化に対する、アンナ先生のみならず、王様の勝利でもある。だから、私はこのシーンが大好きなのだし、だからこそ、様々な録音盤で、このシーンが収録されているのだと思う。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-03 01:08:19) (良:2票) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 白人社会のアジアに対する超上から目線の歪みきった映画って言ってしまうのは簡単ですよ。 でもそれ以上に王様のキャラクターに救われてるおかげで楽しめてしまう。 かの有名なShall We danceのシーンはグッとくるものがあったし。 これがタイ(シャム)じゃなくて架空の国だったらまだよかったかもなぁ・・・。 いや、そういう問題じゃないか。 ビルマの男女の話はちょっといらなかった気もする。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-20 09:14:58) |
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《改行表示》31.「サウンド・オブ・ミュージック」の大ヒット以来、70年代にかけて日本では多くのミュージカル映画が上映(リバイバル)された。この映画も「オクラホマ」や「南太平洋」など多くのミュージカルを生み出した同じコンビ(作詞作曲)の、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世がてがけただけあって、よくできている。作品賞を始めアカデミー賞の多くの部門にもノミネートされたほどだ。なかでもユル・ブリンナーのシャム王は、ブロードウェイミュージカルで当たり役となっただけに堂々としたもの、主演男優賞も頷ける。また映像も美しく、東洋的な雰囲気がよく出ている。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-08 07:36:13) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 元が舞台劇なので、映画なのに2人で向き合ったまま会話しているシーンがなく、必ずカメラ側を向いています。このことに気がついてしまったため、物語自体が不自然に感じられてしまいました。また、シャム国人が東洋系だったりヒスパニック系だったりと、あまりにも混ざっているのがおかしくてなりません。けれど、ミュージカルとしては曲も素晴らしく、セットがきらびやかで豪華なので、一見の価値があると思います。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 18:37:55) |
《改行表示》29.ミュージカル映画としては、お話があまり面白くないんだよね。 映像はきれいだけど、カメラは引きばかりで近寄ってもバストアップまでなので、 まるで舞台劇を観ているようで飽きてくる。ブリンナーの王様役はハマっていたが、 アクが強いので好き嫌いが分かれるところ。デボラ・カーの役柄は今イチだったかな。 やっぱり名曲「Shall We ダンス?」の流れるシーンが、一番印象に残る作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-05 02:45:28) |
28.ハゲた王子ことユリ・ブリンナーの気の強さに負けないぐらいこちらもこれまた気の強い女、デボラ・カー、二人が共に相手を観る時の視線に何かしら感じるものがある。ミュージカルというよりは舞台劇て感じの要素が強い。ストーリーそのものは特別面白いものを感じられないけど、主演の二人の好演のおかけで観ることの出来る作品にはなっている。二人が踊るシーンがこの映画の一番のポイント、見所だと思うぐらいあのシーンは良い。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-14 22:52:08) |
《改行表示》27.3回目の鑑賞と思うが、50年振り。楽しかった記憶も、期待はずれ。時代を少し感じる。ただダンスのシーンの素晴らしさは今も褪せない。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-14 18:58:08) |
26.《ネタバレ》 デボラ・カーの歌声は「マイ・フェア・レディ」のオードリーや「ウエストサイド物語」のナタリー・ウッドと同じくマーニ・ニクソンという方の吹替え、でも台詞から歌に変わる時の違和感が全くないのに驚かされました。声の質がホントに良く似てるんです。それより何より、このデボラ・カーの英国女性らしい仕草のひとつひとつ、物腰の淑やかさに自分は魅了されてしまいました。ああ・・・、歩くと衣づれの音がする、あのまふまふしたふわっとドレスの裾に頭ごと埋もれてみてえなあ・・・。この王様役はやっぱりユル・ブリンナー氏以外には考えられない。「エトセトラ~エトセトラ~エトセトラ!」っていう小気味良い台詞回しがしばらく耳から離れそうにもない。鍛え上げた腹筋使って台詞を言っているような感じ。オハナシ自体も今となっては古典的だし、ミュージカルとしても古風なんだけれど主役お二人の比類なき魅力、佳曲が多い事もあって楽しめました。タイの風俗等、おそらく相当間違いがありそうな描写が散見されるけれど、日本を含めハリウッド映画のアジア認識は当時いい加減だっだのはわかっているのであえて目くじらは立てません。ラストはアンナを引き留める為の王様の小芝居かと思って観ていたので、ホントに亡くなってしまったのにはびっくり。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-31 12:53:38) (良:1票) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 夢の世界へいざなう宮殿のセット、素晴らしい音楽、劇中劇アンクルトムは超ポップ、 極めつけの"Shall We Dance" 正に最高のキャスト、ユル・ブリンナー演じる子供みたいな性格したシャム王の努力の姿を尊重するアンナがいい。素晴らしいミュージカル・シーンには余計な編集など不要、本作のようにじっくりたっぷり魅せて欲しい。ましてこの映画が作り出す独創的な空間と音楽性はたまりません。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-25 13:19:47) |
24.有名な 「Shall We Dance」をはじめ好きなシーンもあるのですが、どうもストーリー的に退屈してしまいます。とくに劇中劇の「アンクルトムの小屋」はあれだけ時間をかけてやらなくてもいいのにと思います。全編を通して何度でも見たいという作品ではないです。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-23 18:34:28) |
23.凄いねぇー名前が、ユルだよユル?おっと“のっけ”から話が外れたけど、ユル・ブリンナーのメチャメチャオーバーアクションに引くね、「ハッ!」とか言いながら現れたり、『パンパン』といきなり手を叩いたり、ミュージカルだからある程度のオーバーアクションは仕方ないけどありゃ、怖すぎる。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-02 00:27:47) |
22.「Shall we dance?」のシーンより、「アンクル・トムの小屋」シャム脚色版が凄く良かった。何回もあれだけ見てしまった。ユル・ブリンナーは本当に王様って感じ。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-22 10:03:18) |