候補者ビル・マッケイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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候補者ビル・マッケイ

[コウホシャビルマッケイ]
The Candidate
1972年上映時間:110分
平均点:7.25 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-11-20)
ドラマコメディ政治もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
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監督マイケル・リッチー
キャストロバート・レッドフォード(男優)ビル・マッケイ
ピーター・ボイル〔男優〕(男優)マーヴィン・ルーカス
メルヴィン・ダグラス(男優)ジョン・J・マッケイ
アレン・ガーフィールド(男優)クライン
カレン・カールソン(女優)ナンシー・マッケイ
モーガン・アプトン(男優)ウォーリー・ヘンダーソン
マイケル・ラーナー(男優)ポール・コーリス
ケネス・トビー(男優)フロイド・J・スターキー
バリー・サリヴァン(男優)本人
ナタリー・ウッド(女優)本人
ブロデリック・クロフォードナレーター(ノンクレジット)
野沢那智ビル・マッケイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝マーヴィン・ルーカス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫クロッカー・ジャーモン上院議員(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
弥永和子ナンシー・マッケイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鵜飼るみ子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
若本規夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山本千鶴(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジェレミー・ラーナー
撮影ジョン・コーティ(撮影&第二班撮影監督)
ヴィクター・J・ケンパー
製作ウォルター・コブレンツ
ワーナー・ブラザース
配給日本ヘラルド
美術ジーン・キャラハン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン(セット・デザイナー)
衣装パトリシア・ノリス[衣装]
編集リチャード・A・ハリス
録音リチャード・ポートマン
ジーン・S・キャンタメッサ
字幕翻訳清水俊二
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【クチコミ・感想】

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16.選挙屋にしてみれば、担ぐ神輿は軽くてパーが良いというところでしょう。 レッドフォードなのでパーではなかったですが、ラストショットに象徴されるように軽かったですね。 ドラマチックではないものの、淡々と描かれた運動模様を飽きずに観れました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2024-06-24 08:08:16)
15.《ネタバレ》 若き弁護士ロバート・レッドフォードが選挙戦に出馬して現職に挑む!という出だしでいろいろ想像するのですが、予想に反して、敵が何か汚い手段を使うとか、それに対抗してこっちもとか、そういうのはまったくありません。裏切り者やスパイが登場してどうとかもありません。ひたすら地道な(といっても時には派手な)選挙戦の姿を追っていくだけ。その中で例えば、山火事が起こってここでアピール!と駆けつけたら敵の腕の方が一枚上手だったとか、集会場にお客さんが全然いないとか、ここぞというときにマイクのトラブルとか、静かに集中したいときに用件やら何やらでイライラさせられたりとか、そういう「日常感」の描写のバランスが絶妙です。●振り返ってみれば、主人公も決して中身空っぽの操り人形というわけではなく、それなりのことは考えていました。しかしそれをじわじわと満潮のように浸食してきていつしか濁流となっていく、それが選挙戦なのです。この作品はその全体構造のとり方が優れていますし、そうであるからこそ、あのラストが着地点としてしっかり決まっています。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2021-02-25 00:48:06)
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14.《ネタバレ》 日本には『選挙』というその名もズバリのドキュメンタリー映画があるが、これはそのアメリカ版ともいえるような、数少ない選挙映画。レッドフォードが、美男子というだけで民主党の上院選候補に祭り上げられ、操り人形として戦わされていく。  ■後半から、自分が完全に操り人形にされていることにいらだちを感じたレッドフォードは、ささやかに抵抗を試みはじめる。テレビ討論で台本にないことを言ったり、独占放送の機会を笑いが止まらずにふいにしたり(しかしなぜ彼が笑ってしまうのかはよく分からないのだが)、ミーティングに遅れていって反感を買うようなことを言ったり。  ■しかし、そもそもの問題は、操り人形以前に自分の中に「自分を操るべき意志」がなかった、いや最初はあったのかもしれない(テレビで「出てきた最初はビル・マッケイはよかった」と報じていた)が、選挙戦を戦ううちにその意志は失われてしまったことだ。それが最後の「どうすればいいんだろう」を象徴している。意志もなく表れて選挙に勝ってしまう、人々も彼に投票する、あざといばかりに皮肉な状況があぶりだされているラストだ。
θさん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-24 23:09:00)
13.《ネタバレ》 結局、父親への反発心から従来の政治家に対して、批判的だっただけで、候補者マッケイには中身は無かったのだ。いや、あったかもしれないが、選挙戦の中で、人形みたいに従っていくうちに見失ってしまったのだ。海岸で若者たちに語りかけていた頃の彼が一番良かった。そこを育てるのが本当の選挙屋じゃないのか?テクニックばかりが重要視される。そして大物政治家に勝つのがありえない話ではなくなってくると、スタッフの中にも緊張感が薄れてくる。マッケイに至っては、テレビ番組の途中で笑いが止まらなくなるのだ。選挙に勝つということだけで、テレビ局の約束に間に合わせようと交通ルールを無視して車を走らせる彼ら。これは何のための政治家なんだ?という考えから考えてみると不真面目な態度だ。政治家には色々いる。この敵だった大物も森林火災の時に見せた対応振りは見事だったし、一番最初に映画に出てきた、選挙には落ちたが、「本物」の候補者もいる。この時代、あえてそういう「本物」を主役にせず、マッケイのような若者を主役にしたかといえば、やはりニューシネマの影響だろう。最後、途方にくれた彼を見て、「大丈夫かよ!」と言いたくなってしまう。これが創り手の狙いだったんだろうね。ニューシネマ好きの自分にはそれが楽しい。でもそういう「本物」の政治家映画を創るとまた面白かったかもしれない。ゼロ年代の「スミス都へ行く」みたいな話も観てみたい。
トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-14 18:27:34)
12.選挙戦をすごいぐらいに皮肉ってて尚且つ悲しさを伴うラストのセリフは何とも・・・。違う意味でバッドエンド、キツいなぁ。何も知らない輩が政治の世界に飛び込んですべてを操られながら成長するわけでもなくただただ流されていくだけの姿はある意味怖い。巧みに描かれた脚本はアカデミー賞受賞、納得です。住民はそんなこと知らずにビル・マッケイに投票しちゃうもんだからなぁ、、はぁ~、、選挙に行くのが嫌になっちゃうよ(笑)
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-23 23:58:11)
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11.少し時代を感じる。昔のよき時代の選挙戦か? ラスト・シーンの台詞は最高!! 
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-06 23:21:27)
10.スティングで世界的に人気が爆発する前年に、このような恐ろしく地味で興行に繋がらない作品にさらっと出演している、そんなレッドフォードにしびれてしまうのである。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-28 19:32:31)
9.地方政治家選挙の勢いと栄光と空虚を描いた作品。大嫌いな個人的にレッドフォードが作品としてのインパクトと素晴らしいエンディングに一票。
セクシーさん [DVD(字幕)] 10点(2007-03-16 12:05:30)
8.あのー。すごく言いにくいんですけど、これ大統領選じゃありませんよね。誰が言い始めたんだか知りませんけど、わたしもどこかで大統領選の話だと書かれているのを見てうっかりこの時期に手に取ったんですけど^^; 内容的にはいかにもアメリカン・ニューシネマという感じでこの時代のこの手の映画が好きな人には最後まで納得の出来栄えだと思います。系列としては『ネットワーク』とか『カンバセーション ・・・盗聴・・・』あたりに似たテンションだと思いますが、選挙戦という明確な一本柱を背負っていますのでニューシネマ独特の淡々とした運びが苦手な方でも比較的受け入れやすいストーリーなのではないでしょうか。ロバート・レッドフォードが正統派の美男子でありながら個性を重視したこの時代のアメリカ映画で一時代を画したことの理由には適切な役選びと、単なる二枚目に期待される以上の演技力があったと思います。この作品でもただのド素人であった彼が選挙戦を戦い続ける中である種のトランス状態に入り込み、圧倒的な高揚感の中で自分自身にすら手の届かない存在になって行ってしまう様子を表情ひとつで演じ切ってしまった。この力量は評価されて然るべきだと思います。それにしてもわたしより少し上の世代の人がブラピを見ては口を揃えて「レッドフォードにそっくり」と言う理由がこの作品を観て初めて理解できました。若い頃のレッドフォード作品は一通り観て来たつもりですが、この作品の彼が一番よく似てますね。いろいろな意味でレッドフォード無しには成立し得ない作品ですが、こういうのが一つの流行りであったとはいえ今なお残り続けているだけの価値は充分にある作品だと思います。こちらを先に観ていたら『ボブ・ロバーツ』をあれほど面白いとは思わなかったかも知れません。
anemoneさん 8点(2004-10-31 15:27:07)
7.現代の批判家マイケルムーアが直球勝負で、ある特定の個人を名指しで批判し、恥をかかせてしまっているのに対し、この作品では明らかな悪者が誰もいない。恥をかく人間も誰もいない。しかし確実に敵=「政治屋」を追い詰めている。その静謐で地に足の付いた批判的視線は見事である。間抜けな候補者も、レッドフォードのハンサムで聡明な個性によって決して滑稽には映らない。選挙の舞台裏を暴露し、武器を持たずに攻撃を仕掛けるその手口は、相当に知的なテロである。
ちかさん 6点(2004-07-01 14:44:40)
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6.《ネタバレ》 アメリカの選挙戦がどのようなものなのかがよく分ります。(ある程度の誇張はありますが)政治の、選挙の、そして候補者のそれぞれの模様をビジュアライズ化した作品としては、非常に見やすい点、そしてロバート・レッドフォードそのものが一立候補者としてオーバーラップして見える点でも面白い映画です。祭り挙げられ、側近達の戦略どおりに当選するも、実感のない成功にとまどうラスト。「俺はこれからどうしたらいい」そのつぶやきは 選挙が大きなからくり事でしかなく、実体(候補者はあくまでも人形)を伴わない空しいものとして描かれるあたり、なかなか見応えのある作品です。
映画小僧さん 7点(2004-03-26 16:46:42)
5.なかなかシブくて、皮肉たっぷりの作品。選挙モノ映画ではNo1だと思います。
東京50km圏道路地図さん 8点(2004-03-18 18:37:19)
4.レッドフォードは頑張っているのですが、少し退屈でした。映画自体が苦手な分野かもしれないです。
omutさん 5点(2003-07-08 13:26:39)
3.もっとたくさんの人に見てもらいたい、知ってもらいたい映画ですね。レッドフォードのまじめな大人の映画。でも面白い映画です。選挙があるたびにこの映画のことを思い出しますね。アカデミー脚本賞受賞!納得の素晴らしい脚本です。
とりでの赤い境界線さん 9点(2003-07-01 01:11:35)(良:1票)
2.ついつい「大統領の陰謀」と比べてしまいます。70年代のアメリカ映画にはこの手のものが多いですよね。それなりに考えさせられる作品だと思います。私は何をやりましょうね?(笑)
オオカミさん 7点(2002-08-18 08:18:01)
1.若くてハンサムだという理由だけで大統領候補に祭り上げられ、党と選挙参謀の操り人形と化した男が大統領選を戦っていく。党大会等がそのまま再現されるダイナミックな演出の傍ら、男の孤独感と虚しさが表現されています。ラスト、「これからどうすればいいんだろう…」と途方に暮れる、若きロバート・レッドフォードに7点献上。
sayzinさん 7点(2001-10-04 16:14:12)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
516.25%
6425.00%
7425.00%
8531.25%
916.25%
1016.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1972年 45回
脚本賞ジェレミー・ラーナー受賞 
音響賞リチャード・ポートマン候補(ノミネート) 
音響賞ジーン・S・キャンタメッサ候補(ノミネート) 

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