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殿、利息でござる!

[トノリソクデゴザル]
2016年上映時間:129分
平均点:6.62 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-05-14)
ドラマコメディ時代劇歴史もの実話もの伝記もの小説の映画化
新規登録(2015-12-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督中村義洋
キャスト阿部サダヲ(男優)穀田屋十三郎
瑛太(男優)菅原屋篤平治
妻夫木聡(男優)浅野屋甚内
竹内結子(女優)とき
松田龍平(男優)萱場杢
寺脇康文(男優)遠藤幾右衛門
きたろう(男優)穀田屋十兵衛
重岡大毅(男優)穀田屋音右衛門
千葉雄大(男優)千坂仲内
中本賢(男優)穀田屋善八
西村雅彦(男優)遠藤寿内
羽生結弦(男優)伊達重村(友情出演)
草笛光子(女優)きよ
山崎努(男優)先代・浅野屋甚内十三郎
磯田道史(男優)今泉七三郎
山本舞香(女優)なつ
上田耕一(男優)栄洲瑞芝
斎藤歩(男優)八島伝之助
堀部圭亮(男優)橋本権右衛門
島津健太郎(男優)銭問屋
芦川誠(男優)大工の忠兵衛
尾上寛之(男優)平八
濱田岳ナレーション
原作磯田道史「無私の日本人」所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
脚本中村義洋
鈴木謙一
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
作詞永六輔「上を向いて歩こう」
作曲中村八大「上を向いて歩こう」
主題歌RCサクセション「上を向いて歩こう」
撮影沖村志宏
製作松竹(「殿、利息でござる!」製作委員会/製作幹事)
木下グループ(「殿、利息でござる!」製作委員会)
電通(「殿、利息でござる!」製作委員会)
テレビ朝日(「殿、利息でござる!」製作委員会)
朝日新聞社(「殿、利息でござる!」製作委員会)
朝日放送(「殿、利息でござる!」製作委員会)
川北桃子(「殿、利息でござる!」製作委員会)
企画松竹
制作松竹
配給松竹
特殊メイク江川悦子
特撮松本肇(視覚効果)
編集川瀬功
録音松本昇和
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

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12
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34.《ネタバレ》  時代劇の銭勘定を現代のそれに置き換えてみるという試みは非常に面白い。ただそれだけで昔の人間も現代と同じような苦労をしていたことが伝わってくる。そこに今とは違う社会秩序が絡んでくるので実に新鮮である。  この話の当初の目論見では殿さまに銭を貸して利息を取りこれで伝馬の労役の賄に充てる計画であったが、さすがに身分制社会でこんな露骨な話には無理があって「伝馬の労役、苦渋の至り。藩より賄下されれば銭5万貫献上致したい。」とまあ、話を持ってゆくわけですが姑息な百姓の大名貸しと切れ者の勘定役に見破られ一度は破談になりますが、よく分かりませんが40年もの間の苦労の果てと話が伝わりお取り上げとなります。この辺りが昔の社会的義理人情であってまた面白いところでありました。身分制というのは役柄をわきまえずに勝手なことをすると仕置きされますが、筋道を通し懸命なところを見せるとお上も動いてくださるというわけですよ。いいねえ。 しかも、下賜金も出る。肝を冷やす問答も理があると見れば粋な取り計らいも。    ただ、一つ疑問をいうと、話が持ち上がってから動き出すまですごく年月が経つんですよね。10年ぐらいやっているんじゃないかな。この辺りが昔の社会状況を反映させたところなのかもしれませんが、現代的にはすごい違和感がありました。   役者的には切れ者の勘定役と殿さまが良かったと思ってクレジット観たらすげービックリ。はーなるほど、道理で姿勢がいいと思った。あと殿さまのお付きできた二人の侍の走り方もよかった。お空に行った彼女は変わらずきれいだったな。
たこのすさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-02 01:09:25)
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33.《ネタバレ》 タイトルを見てコメディを想像していたけど、良い意味で裏切られました。 藩の財政難も救われるし、宿場町の人たちも助かって、みんなが幸せになれそうで良かった。 出資者たちも巡り巡って幸せになれそうで、心温まる人情噺になってたように思う。 地味だけど、心が癒されるような安心感のある作品でした。
もとやさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-01-14 19:48:17)
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32.《ネタバレ》 期待していなかったが意外に良かった。 ただ前半順調に仲間が増えていくのだけど同じパターンの繰り返しでだんだんグダグダに。 でも後半からは順調と思われた金集めもペースダウンし難問も待ち受けていたりして面白くなってきた。 しかも結構いい話でタイトル詐欺ですわ。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-20 23:03:44)
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31.殿様にお金を貸して、利息で稼ぐ。 という、まるで冗談のような話。 なんだ時代劇コメディか、と思っていたら… 話が進むにつれ、だんだん熱をおびてきます。 最後のほうには胸と目頭が熱くなりました。 いやー、やっぱりヒューマンドラマっておもしろい! この冗談のような話が、実話が元ってのがまたすごい。  色んな伏線などもキレイに絡めてあって、 話の構成などもよくできてます。良い映画でした。  自分のことしか考えない世の中、 世のため人のため動いた人たちのお話。 時代劇でありながら、現代にも刺さる内容です。
愛野弾丸さん [試写会(邦画)] 8点(2020-09-26 00:16:28)
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30.原作は読んだ事があるのだが、どれも地味でマイナーな話ばかりだった。で、こんな地味な話が2時間の映画になって面白いのか?と思ったが、それなりに作品として成立はしていたように思う。が、シリアスな話が軽いタッチで描かれていてリアリティーが感じられず、全体的には中途半端な印象。 原作の題名は『無私の日本人』なので、著者や製作者が訴えたい事は日本(共同体)のために、無私になれますか?もっとハッキリ言えば、カネ出せますか?って話で、公共心や愛郷心・愛国心を問う作品である事は間違いない。製作当時は舞台が宮城という事もあり311が念頭にあったと思われるが、現在コロナ禍で、共同体のあり方や公共心が再度問われる事態になっている。時代が変化した今、あらためてこの作品をどう受け止めて、どう考えるのか?江戸時代から明治へと近代化し、昭和の敗戦を経て75年経過した令和の現代は、江戸時代と何が変わり、何が変わらないのかを考える上で、ヒントになる作品ではある。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 6点(2020-06-30 15:00:30)
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29.《ネタバレ》 最後の最後で泣いた。無私に生きた篤志家の話である。 殿様が頑固者の酒屋を救ってくれてよかった。 途絶えた藩からの利息を再び得られるようにした中心人物の譚もまた良かった。
よこやまゆうきさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-03-26 23:14:51)
28.《ネタバレ》 感動しました。とてもじゃないがで自分にはできるのだろうかと思ってしまう。悪い人が出てこない、いいお話しでござる。タイトル考えたやつ責任とれ。(おっと、日々慎まないと)
HRM36さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-12-20 10:07:53)
27.《ネタバレ》 タイトルもそうだし、阿部サダヲの髷が銭になってるポスターとか完全にミスリードでしょ。その二つの印象だけでは、見る前は、知恵を絞って、お上に一泡吹かそうとする、もっと軽妙な作品かと思ってしまった。ところが見てみると、非常に良い話で感動するような内容だった。思っていた内容とは違ったがいい意味で裏切られたという感じだ。あと、阿部サダヲよりもどちらかと言うと瑛太の方が主役って感じもしたな。前半は途中まで、無理かもとという案がなんだかいろいろ上手くいっちゃってと言う感じで、面白く見れていた。そして後半は感動する話になっていてバランスも良かった。この話が、実話だということで、こういうことが江戸時代にあったなんて凄いと思ったし、勉強にもなった。羽生選手が出てくるが、殿さまの役にぴったりなレベルで異彩を放っていたな、流石だわ。
スワローマンさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-10-05 11:45:27)(良:1票)
26.みなさんのコメントにある通り、タイトルは適切ではない。内容はだいぶこじんまりとしているが、登場人物のキャラ分けが上手く出来ていてストーリーに入っていけた。それにしても当時としては飛びぬけた発想だったろう。
nojiさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-09-07 23:32:07)(良:1票)
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25.《ネタバレ》 タイトルと内容に解離がある。 もっとマネーゲーム的な内容かと思っていたのだが、金策に終始して終わってしまった印象
おとばんさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-23 22:03:42)
24.《ネタバレ》 起承転結のはっきりしたストーリー展開だった。転のところは、三つ四つ、五つぐらいあったが。起承に当たる部分は少々退屈出会ったが、しょうがないですね。転の最後の部分「実は倒産していました」のところ以外は、良かったと思う。倒産しちゃったら、村救う為に従業員犠牲にしてどうするのよ?本末転倒じゃないかぁぁぁと憤怒してしまった。でも最後のお殿様で救われました。演技素人の挑戦。しかし逆にそれが、浮世離れした殿様の実像に近いような気がして・・あのシーンかなり見応えあった。
yoshi1900olololさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-02-06 13:38:13)
23.《ネタバレ》 原作は未読ですが、イイ話らしいと噂は聞いていましたし、わざわざ映画として公開される以上、ハッピーエンドだろうと予想できます。濱田岳の終始明るいナレーションもそれを確信させます。主人公が勝つと初めから分かっている戦いほどつまらない見せ物はありませんので、決着に至るまで観客をいかに振り回してくれるかがポイントだと考えておりました。その点で、松田龍平が演じる萱場は、一人だけお前らのペースには巻き込まれんぞというクールな雰囲気を醸して出しており、注目の人物でした。終盤、もう少し粘って、「駕籠・馬に乗る殿は卑しいか?」と問い詰め、お金の話をまるごとひっくり返そうとし、それを主人公側が思わぬ理屈で切り返す・・・そんな場面があれば8点付けたのに、と残念です。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 6点(2018-01-03 11:20:01)
22.《ネタバレ》 うーーん、、2時間の映画にするほどの話なんだろうか、お涙頂戴ものとしては中途半端だし、感動ものでもない。真面目すぎるんだよなぁ。日本昔話をみたあとの、へぇ、、、いいお話だねぇ、というあの感覚に似ている。話そのものに抑揚がないもんで退屈な映画になっちゃってます。
Keytusさん [インターネット(邦画)] 5点(2017-12-19 01:09:28)
21.タイトルと銭のちょんまげ姿の主人公から、安っぽいコメディとばかり思っていた。見るきっかけとなったのは監督が中村義洋だったからである。他の作品を見てこの監督ならば間違いないだろうと思って見たが大当たりだった。単に宿場を救った実話物語だったら平均点並だったが、冒頭のシーン再現から親子兄弟の感動物語なったのは大変良かった。それにしても、殿様相手に金を貸して利息を取るとはどこからどうやって出てくる発想か。おまけの羽生結弦にはとんだびっくり。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 9点(2017-11-27 20:55:30)
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20.《ネタバレ》 タイトルから緩いコメディ時代劇を想像しましたが、それは誤った先入観でした。劇中に現れる文献等を見る限りは実話がベースのシビアなドラマです。でも、それを深刻に見せるのではなく軽妙に語る。ちょっとバカっぽいタイトルは、その洒脱な様を表現していていました。この語り口のバランス感覚は相当な優れモノだと思います。 おカネが絡むお話ですけど、随時現代の円に換算して説明してくれるのが親切です。主要キャラのカネ絡みの苦悩がリアルに実感できます。銭形平次が投げていた銭は一発60円だったことを初めて知りました。(まぁ、妥当な「重み」ですよねw) どこかで見た顔だと思ったら男子フィギュアスケートの世界チャンプでした。チョイ役ですが、お坊ちゃんっぽい殿様がとても似合う。面白いスパイスでした。 商売繁盛には地域の経済的活性が必須条件。現代的には当たり前ですけど、江戸の頃からその理念に投資した資産家がいた。それを知ったことが個人的な収穫でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-22 05:17:32)(良:1票)
19.パッケージの阿部サダヲからおふざけ映画かと思ったら、まったくまじめないい作品だった。
へまちさん [DVD(邦画)] 6点(2017-11-06 00:35:21)
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18.《ネタバレ》 後半の美しすぎる展開に興醒め。そこで空前の低金利時代に生きる現代人として、やっかみ半分でインネンをつけてみたいと思います。 そもそも「1割(10%)」という金利が高すぎる。たしかに信用力のない個人や民間事業者に短期を前提に貸すのなら、10%でも20%でもあり得るでしょう。しかし当時、おそらく幕府に次いで信用力の高かったはずの藩に長期で貸す金利としては高すぎる気がします。仮に10%で借りるとすれば、その藩の経済財政は10%以上の成長を遂げる必要があります。しかも償還のない「永久債」のような設定だったので、この高度成長がずっと続かなければいけません。私は江戸時代の経済に詳しくありませんが、鎖国状態でここまで高度成長できたという話は、聞いたことがありません。 しかも当時の通貨「両」ではなく、土壇場で「金(きん)」建ての債券に変わったことも致命的です。金利も金建てで支払われるので、いくら藩が将来的に激しいインフレ政策を取ったとしても、金利負担は変わりません。藩財政、ひいては藩経済をじわじわ侵食することは間違いないでしょう。この作品、どこまでが本当の「史実」なんですかねぇ。 終盤に颯爽と登場した羽生の殿様ですが、松田龍平というとんでもなく無能な官僚を抱えたばかりに、数年後に痛い目に遭うかもしれません。そう思うと、いささか不憫です。 ちなみにもし今日、「金またはドル建てで金利10%の個人向け永久国債」が発行されたとしたら、私は躊躇なく買います。わずか10年で元が取れる上に、円暴落・インフレリスクも回避できるので。ただし国の財政破綻リスクはありますが。
眉山さん [インターネット(邦画)] 5点(2017-11-05 17:06:14)
17. しみる話でした。ただ、淡々とした映画なので退屈に思う人もいると思います。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-10-08 17:00:26)
16.《ネタバレ》 この砕けたタイトルと、ポスターやDVDパッケージの印象からはっちゃけたコメディー映画を想像してしまうのだが、これが実話がベースのけっこうシリアスな話。でも、語り口は先週見た同じ中村義洋監督、阿部サダヲ主演コンビの「奇跡のリンゴ」とは対照的にそこまで深刻ぶることなく軽妙で明るい雰囲気で描いていて、それだけで個人的には「奇跡のリンゴ」より好み。それにこのタイトルは非常に映画の雰囲気とマッチしていて、それでいて話としてもなかなか面白く、そのバランス感覚も絶妙。磯田道史原作で「武士の家計簿」同様にお金がテーマになっているが、そこは千両を三億円など現代の円でナレーター(濱田岳)や劇中テロップで随時解説しているので見ているほうとしては実感がわきやすく、分かりやすかった。ドラマとしては親子や兄弟の確執という人情ものではありがちなストーリーが展開するが、このドラマも丁寧に描かれていて、また、映画の軽妙な雰囲気を壊すようなものではないのがうまく、思わずほろりとさせられた。それに「どこを見て仕事をしているのか」という劇中のセリフも考えさせられるものがあり印象に残り、前向きな気持ちにさせてくれたのは嬉しい。ちょい役でラスト近くに登場する殿様役をフィギアスケート選手の羽生結弦が演じているのがかなりのサプライズだったが、俳優としての演技にとくに違和感はなく、むしろ堂々としていてなかなか良かったと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2017-10-08 12:49:52)(良:1票)
15.丁寧に作られています。俳優の演技も良いと思います。でも話がつまらない。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-09-15 14:52:19)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.62点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5617.65%
61132.35%
7926.47%
8617.65%
925.88%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 7.66点 Review3人
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