4.《ネタバレ》 うん十年ぶりに再見。アジャーニが美しいです。
探偵も謎の女もどっちも最初から病んでまして、そんなつもりじゃないのでしょうけど
コレってコメディ?と感じてしまうんですよ。
習慣のようにいとも簡単に殺人を犯して金品を奪う女より、探偵の行動の方が逸脱してると感じてしまう。
病み具合は探偵の方が上なんじゃないか?
リメイク的なハリウッド映画「氷の接吻」(この邦題どうかと思うけど)の方がサスペンスぽいし
二人の男女の苦悩とか闇の部分が伝わりやすいとは思います。
探偵役のミシェル・セローは実際に娘をひとり事故で亡くしてるんですね。
そういう事実を知ると、探偵の行動に対してちょっと見方が変わるかな。