《改行表示》52.《ネタバレ》 旧三部作やファーストジェネレーションまでがこのシリーズのピークで、かっこいいX-MENを観たいだけなら、この作品はやめといたほうがいいです。しかし過酷な運命を背負わされた孤高の人、ジェームス・ハウレット通称ウルヴァリンの末路を見届けない訳にはいかないのです。見るには相当の覚悟がいるのです。 この時間軸では、またもや辛い役回りの彼は、最後のジェダイならぬ最後のミュータントみたいな存在で、不老不死と思われていた彼でもやっぱり老いて、追われています。一緒に暮らすプロフェッサーはアルツハイマーで、地球上で最も危険な脳を自分で制御できないありさま。ミュータントあるあるみたいで、リアリティを感じます。子供にそんな事さすなよという目を覆いたくなるシーンが辛いけど、映画でほとんど描かれなかった少年期を間接的に見ているようにも思えます。不死身で生き続けることに疲れいつかは自ら命を絶とうとしていたウルヴァリンは、自分のクローンによって殺される。常に孤独と戦ってきて、その最期に初めて、親子の愛情という普通の人間が抱くごく当たり前の感情を知ることになる。「ああ、こういう感じか」と。温かいけどものすごく悲しい、ウルヴァリンの生きざまそのもののような作品になってました。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-23 17:47:47) |
《改行表示》51.《ネタバレ》 『真面目かっ』ってつっこみたくなるほど真面目。 そして暗い。グロい。地味。ローガンとチャールズが、なんかずっとつらそう。はっきり言って、二人のこんな姿は見たくなかったな。アクションもストーリーも、爽快とは程遠い内容です。 出てくる人がみんな死ぬ。 スピンオフ作品とはいえ、X-MENシリーズであることに変わりはない。人それぞれ求めるものは違うかもしれませんが、多くの人がX-MENシリーズに求めるものは、ヒーローじゃないのかな。 この映画にヒーローがいますか? 小さい頃応援していたウルトラマンや仮面ライダー。彼らがヨボヨボになった挙句、チョロチョロのスペシウム光線しか出せず、敵にフルボッコにされて殺される。そんなシーンを見て誰が喜ぶのでしょう。 『アポカリプス』や『ダークフェニックス』をまだ見ていません。 どうやらその後の作品らしいので、先にこちらを見てしまったことを後悔しています。 この2作品を見るときに、『どーせローガンとチャールズはよぼよぼになって死んじゃうしな・・・』って思わないことを祈るばかりです。 ただ、X-MENシリーズとしては個人的に最低ですが、一本の映画としての完成度は高いかと思われます。 派手な超能力バトルを期待するとがっかりするでしょうね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-07-04 10:31:01) |
50.《ネタバレ》 ウルヴァリン: X-MEN ZEROが今一つで、ウルヴァリン: SAMURAIがちょっと酷くて、それよりは全然堪え得るのでこの点数。ローガンが全編ゴホゴホ、ヨタヨタ、ショボショボでなんなの?という雰囲気が漂います。若い奴に負けて堪るか・・・なんて言ってられるか・・・ごめんなさいもう無理です的な。このシリーズ観続けてる自分としては、一つの区切りとしてアリかなとは思いますが、そう思うと、最後は「愛してる」と言ってほしかったかな。 【ラスリープ】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-02-18 23:16:57) (良:1票) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 ウルヴァリンの設定ゆえに、Xメン新旧シリーズ両方に当たり前のように登場してくれていたヒュー・ジャックマン・・・ 彼の最後をこのように表現してきたことは、実に意外でした。 それに加えプロフェッサーが介護状態にあることにはショックを隠せず。 本来ヒーローとしては見せてはいけない、見たくない場面の数々を前に寂しさを感じざるを得ませんでした。 とはいえ、いつかはこの時がやってくるわけで、Xメンの象徴であった2人の退場の舞台としては申し分なかったと思います。 正直なところストーリー自体は平凡に思え、あまり印象に残っていません。 とにもかくにも"最後のウルヴァリン"を見届けることに頭がいっぱいでした。 イケイケドンドンのアベンジャーズと対照的に、Xメンシリーズは新3部作のラストがコケたのが記憶に新しく、さらにはここで大きな柱を失ってしまいました。 いつの日かヒュー・ジャックマンに勝るとも劣らないウルヴァリンは出てくるのでしょうか? Xメンシリーズの今後が前途多難に思えてなりません。 【午の若丸】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-29 22:04:24) (良:1票) |
48.ローガンも老いるのか。ちょっと微妙な映画であった。この話を映画にする必要があるのか? 【pokobun】さん [映画館(字幕)] 4点(2019-05-02 12:33:09) |
《改行表示》47.ウルヴァリンも年老いたならプロフェッサーも年老いて、いわゆる「老老介護」みたいなオハナシですな。切ないですな。ウルヴァリンの掛けているメガネはローガン鏡。なんちゃって。 そのくたびれ果てたみたいなウルヴァリンも、いったん暴れはじめると、どえらい凶暴性を示す。本作の残酷描写が、彼のやぶれかぶれな感じを一層引き立てます。 で、彼は今回、自分の分身ともいうべき2人の存在と出会う。一人は自分と同様の特殊能力を持つ少女。過去の自分、と言ってもいいかもしれないけれどむしろ、未来を感じさせる存在。もう一人は悪の手先として殺人マシーンと化した自分自身のクローン。こちらはまさに彼が引きずり続けている自分の暗い過去そのものと言ってもいいかも知れない。で、この3人がそれぞれ、凄まじい戦いを繰り広げるワケですが、この見事なアクションがみどころ。3人ともガンバってます、ってったって、うち2人はヒュー・ジャックマンですから、これはもう2人分のギャラいただかないと。ってなくらい、スゴイんです。特に、ドーピング注射(?)かましてからの、老骨に鞭打ち肉体の限界を超えて駆け回る姿には、非常に心打たれるものがあります(まあヒュー・ジャックマン自身がそこまでの歳ではないんですが、映画前半との対照、という意味で)。 しかし、本作で一番印象に残った(いい味出してたのは)、あの途中で知り合う家族だと思ったのですが、どうでしょうか。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-03-16 03:09:47) |
《改行表示》46.《ネタバレ》 ストーリーやら設定やらかなり雑でツッコミどころは満載。 ま、そこは重要じゃない。 シリーズを通して活躍してきた二人が年老いてしまった。 若い娘とその仲間たちのために死力を尽くして戦い、散っていく。 ただ、それだけの映画。 シリーズを見てきた者にとっては感慨深く、終始しんみりと見届ける。 いつまでも元気に暴れまわってほしかったなぁ、、、、 【あきちゃ】さん [DVD(吹替)] 7点(2019-01-28 13:52:23) |
45.《ネタバレ》 年老いたXメンの現代の西部劇。ローガンの最後、そして娘への伝承劇が泣ける。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-01 11:57:44) |
44.《ネタバレ》 ローガンも老眼か。。。という感傷に浸りつつも、個人的にはこのシリーズに求めているのはもっと違った方向性の特殊能力を存分に楽しめるド派手な演出です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-30 11:40:56) (良:1票) |
43.《ネタバレ》 年老いたプロフェッサーXとローガン。そしてローラとの旅。ちょっと残酷なシーンが多いけど、見ていて切なくなっていく。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-29 16:26:10) |
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42.《ネタバレ》 ヒュー・ジャックマンのローガンはこれにて見納め。2000年公開の一作目から17年に渡り演じてきた重みを感じた。同じくパトリック・スチュワートのチャールズもこの映画で最期を迎える。別の俳優(ジェームズ・マカヴォイ)ではあるが、若い頃の活躍も記憶に新しい。単発映画には無い、シリーズものだからこその強みを存分に発揮。また、ローラを守る戦いの果てに、遺伝子の繋がりに留まらない真の親子になる物語も美しい。最後はやっぱり殺しまくるんかい!…とのツッコミを入れつつも、人気キャラクターの最後にふさわしい作品だった思う。面白かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-12 21:18:59) |
41.《ネタバレ》 正直よくわからなかった。過去の設定をまったく覚えていない為どういう時代になっているのかが理解できないまま終わった。ただただみんな年を取ったんだなと実感だけはした。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-08 23:00:15) (良:1票) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 良い評判を聞いていたためストーリーに深みがあり、映画として優れてる作品かと想像を膨らませてましたが見事に期待を裏切られました。僕が見た限りではチープでアメコミ作品の域を出ない作品でしたね。ちょっとツッコミどころが多すぎ。ローラ1人にあれだけ人数を割いて必死になって捕まえられず、他の子供達もみんな逃げられてるって相手側無能過ぎでしょ。そもそも子供達側もみんな訓練受けてるし、ローラ1人でもあの戦闘力なんだから逃げる必要全く無いですよね。他にも探知能力のあるキャリバンに敵をわざわざ捨てに行かせて捕まるシーンとか、敵に追われてるのに黒人の一家に図々しく厄介になるとか違和感ありますし、脚本がスマートじゃないですね。 ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンはX-MEN一作目から映画館で見てきましたけど正直最後の作品としてこれはどうなの?という微妙な感想。X-MENはやっぱりファーストジェネレーションが最高傑作でしたね 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-08 10:45:59) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 愛情が芽生えるのに人を簡単に殺戮するんですね。 【osamurai】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2018-03-28 21:41:46) |
38.プロフェッサーがヨボヨボなのが悲しかった。ローガンの落ちぶれ方が悲しかった。「老いる」というテーマの映画に敏感な今日この頃。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-03-25 10:16:05) |
37.ウルヴァリンシリーズの締めに相応しい内容だった。プロフェッサーローガンの老い、そして子供たちへの希望。だってどんなヒーローだって老いがあり死がある。これこそがリアルティである。長く続いた作品のフィナーレとしてしみじみと鑑賞。ローラ役の子役の演技バトルでの動きも文句なし。子供たちの幼い特殊能力も派手さが無くて良い。ほぼ逃避行のみでサプライズ無しの展開だったけどシンプルさに好感がもてる。最後のXには胸が熱くなる。それこそぼくもローガンと同じようにシリーズ開始から年齢重ねているから。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-02-18 15:46:05) |
36.《ネタバレ》 シリーズ最終章は次代のミュータント、少女ローラを守る旅。埃っぽい荒野をワイルドに駆けるシーンはマッドマックスみたい。シェーンの映像が出て、西部劇風でもあるな。少女ローラは格闘センスに長けた身のこなしもさることながら、眼力がマジすんげーな。重厚なイメージのチャールズ・エグゼビアはご高齢で頑固ジジイになっちまってるね。XーMEN孤高のヒーロー、闘いに明け暮れた人生。最期は自身のクローンの刃にて。「エデン」の地下で静かに眠る。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-01-22 00:27:49) |
《改行表示》35.《ネタバレ》 ローガン/ウルヴァリンに対する思い入れの有無でかなり 印象が左右されそうな映画でした。 それほど思い入れのない私が見ても、緩い筋書きと、 温い展開に、それほど面白くない映画という印象しかもてませんでした。 せめて”レスラー”くらい悲哀が込められていれば 人間ドラマとして見応えもあるのでしょうが、そういう部分が希薄で、 見ていても、終始うーん、という印象しかもてませんでした。 【kirie】さん [インターネット(吹替)] 5点(2018-01-04 20:47:26) |
34.《ネタバレ》 基本的にアメコミ好きなのですが、すでにワクワク感は無くなり、食傷気味ではあります。このシリーズはほぼ見ていますが、前作があったとしたら多分観ていません、老いさらばえたメインキャラを見せられるのはなんとも言えない気分になりますね、批判すると暗い話は、もうええねんて感じ。次回、未来に続く希望と言いますか期待感が無いのでやや残念、個人的にはベタですが、頼りにできそうな若い世代がフォローするみたいな熱い展開希望です。つい最近「僕のヒーローアカデミア」を見ちゃったからもしれないw 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-03 15:48:40) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 チャールズとローガンの最期に、それまでの物語を振り返って感慨深いものはある。 ローガンが最後にようやくローラへの親子の情愛に目覚めたところはグッとくる。 だけれども、全般的に見るとなんだか乗り切れない。メインだった二人の最期が絡んだ割りには物足りない。ハードルが上がったせいかも。 このシリーズでは個人的には「ファースト・ジェネレーション」がピークか。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-12-27 20:18:38) |