110.《ネタバレ》 5年前の実写版見たら、つい懐かしくなってこのアニメ版1作目を借りてきた。
以前の印象は、「子供向けにナヨって、ヒヨって、チャラけて低品質な作品」てな記憶でした。
実際そーなんですが、改めて見返すと、お話としてはまあまあ面白いです。
単独犯人のテロ計画は、コンピューターウイルス一つで完璧な進行状態。
あとは計画がバレてウイルスが浄化されてしまう前に、台風が来ればテロ成功。
この段階でなんと犯人は自殺? 見ないで死ぬとは勿体ない・・
もはや誰も止められない事態の中、被害を最小限にする為に、孤独な戦いに挑む事になる
警察の札付き愚連隊。 ストーリーは最高の部類でした。
ただ、鼻に付く演出、間の悪いセリフ、ふざけすぎの場面がねえ。やはり足引っ張ってます。
まあ、セリフ入れて動画確認した段階で、「滑ったなコレ」と・・ボツにする余裕なんか
無いのは判りますよ。 真面目ばかりじゃ息がつまる、子供も見れる娯楽作品にしてくれと
スポンサーからプレッシャーもあるんだろうね・・。
気になったシーンのいくつか・・↓
暴走レイバーの中の作業員が、特車二課の悪口を言う前から太田が怒りだす
カヌカクランシーが空港で、「コンバット」と言った後の間が長すぎてシラケる
新型と旧型の対峙シーンで、太陽が昇るシーン 恥ずかしくて赤面な演出でしょ
基本的に、ノアとアスマのラブコメは蛇足でしかない。せめて冗長はよして欲しい。
その辺を整理して、カメラアングルを工夫して見せれば、名作になったと思うんだよなあ。
どーせネタ切れ映画界なので、そろそろこの脚本でリメイクしてみてはどうでしょうかね?
という期待を込めて1点追加しました。