ブータン 山の教室のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブータン 山の教室

[ブータンヤマノキョウシツ]
Lunana: A Yak in the Classroom
2019年ブータン上映時間:110分
平均点:6.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-04-03)
ドラマ
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タイトル情報更新(2022-02-09)【Yuki2Invy】さん
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6.《ネタバレ》 良くも悪くも、ブータンという国を世界に発信する「PR」映画、といった内容です。ただし、作られること自体にとても意義のある映画とは思いますし、見たことによって得られたもの、私がブータンの人々に教わった「こころ」の価値を考えて、この点数とさせていただきました。 道中の、コイナ村 (と言っても人口3人) 。貧乏なので裸足で暮らす父親、その幼い息子はピカピカの靴を履いている。これは端的に、ブータンという国を私に教えてくれたエピソードでした。 標高4,800メートルのルナナ村から眺める絶景、生徒たちの純朴な瞳、、全てが忘れ難いものです。当然、この環境では、食べ物、物資、、その一つ一つの有難みも、全く違うでしょう。 見ていて、「二十四の瞳」を思い出しましたが、青い大空の下、小高い緑の丘、ギターを持った先生、そして生徒たち、、「これは、このシチュエーションは、、あれが来るに違いない・・・」 ビンゴ! サウンド・オブ・ミュージック!! ですよね? (歌は違うけど) なお、国民の幸福度が高く「幸せな国」として有名なブータンですが、残念ながら近年は下方修正しているそう。情報の普及により、色々な世界を見て知ってしまったから、、でしょうけど、、それならば、ルナナ村のように外界から僻地で情報に乏しいこと、これも幸せの一つの在り方なのかと考えさせられます。
タケノコさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-24 22:43:36)(良:1票)
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5.《ネタバレ》 ブータンの首都ティンプーに住む少しチャラめのふつうの若者が主人公。 オーストラリアに行ってミュージシャンをやりたいという夢を持っているが、教職にある彼は教官の指示により一定期間教師を務めなければならない。命じられた勤務地は現地に行くのに8日もかかるブータンの奥地ルナナ。彼はそこでなにを見るのか……という話。  とにかく景色がすごい、現地の暮らしっぷりが魅力的(監督はこの文化を記録として残しておきたかったらしいです)、子供たち(現地の子供とのこと)の表情を見ているだけでジワっとくる。特にクラス委員のペムザムさんの生き生きとした表情には惹かれる。仏頂面の主人公の心の変化が控えめに描かれていてちょうどいい等々、まあ、いろいろと自分に合っていた。自分のようにこの映画が合うタイプの人には破壊力抜群で、なかなかこれ以上のモノに当たることは難しい。  本作の監督は元々は写真家とのこと。最後のオーストラリアでの演出が妙に拙いのはそのためか。まあ、これはご愛敬。 その監督の言葉を一部借りつつ、ラストシーンの自分なりの解釈を。 主人公はずっと、近代化されたオーストラリアに自分が求めているモノを探しに行きたかった。でも、それをはるかに上回るものを辺境の地ルナナで見つけてしまった。だから、あれほど行きたかったオーストラリアで夢の一歩をスタートさせたときは、すでに胸を熱くさせるものは失せてしまっていたのでは。彼がこのあとどうしたかは描かれていませんが、ラストの歌がその答え。自分にはそのように思えました。
レイブンのかなづちさん [インターネット(字幕)] 10点(2022-10-01 07:14:17)(良:1票)
4.《ネタバレ》 気づかせてくれる作品で、映像も綺麗で素敵でしたが、ラストがモヤモヤする終わり方でいただけない。
へまちさん [DVD(字幕)] 6点(2022-09-17 23:24:50)
3.《ネタバレ》 お話がベタ過ぎてオチも何もない。ルナナの人たちがいい人ばかりで何一つトラブルがおきない。オーストラリアの人たちが小芝居していて安っぽい。とにかく山の中まで重たい三脚を持ち込んだのは評価できる。
ブッキングパパさん [DVD(字幕)] 3点(2022-08-14 22:59:49)
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2.不便≠不自由、不便≠不幸、不道徳=不幸であり、向学心にも思いが至ります。 「満たされない、思い通りにならない、悔しい」etc・・荒んだ時の精神安定剤たる作品でした。 青年の今後は想像に任せますのエンディングが物足りないところです。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2022-04-17 18:27:43)
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1.《ネタバレ》 ある意味、劇映画と言うよりは確実にドキュメンタリの方に近い作品なのだと思う。ロケ地も現実の村で、登場人物も多くが実際の村の人々で、そして何より、本作が描こうとする彼らの価値観(信念)というものは確かに彼らの中に実在するものである、のだから。  舞台はブータン僻地のルナナ村。標高4800メートル、住民50余人のこの村には、そこへ行きつく容易な手段を含めて殆ど「何も無い」(電気すらあったりなかったり)。しかし彼らには、そこで今までどおり暮らし続けること(そうすることで幸福に暮らしていけるということ)への揺るぎ無い信頼がある。その信頼、そしてその理由というものを、村にやってきた自分の人生に迷う一人の青年の目を通して描き出してゆく。その意味では比較的シンプルな作品であると思うが、だからこそ、描き出される価値観の「確からしさ」というものがより際立って感じられるのであり、それが尚更、彼らに対する一種の尊敬の念をも観る我々に抱かせるのであろう。  非常に珍しい製作国ブータンというブータン映画ですが、感動はひとしおでした。多くの人に是非観ていただきたい作品です。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2021-05-28 01:40:59)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
500.00%
6233.33%
7116.67%
8116.67%
900.00%
10116.67%

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
外国語映画賞 候補(ノミネート)(国際長編映画賞)

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