2.《ネタバレ》 ケビン・ベーコンさんが懐かしくてなんとなく見てしまいました。もうちょっと怖い映画かなと思っていたらわりと軽めのホラーでしたね。いわくつきのかなりきれいな物件。そこに取り憑いているのは・・・、という話。物件自体は本当に大きくてきれいで魅力的で、そんなのを見る映画ではないことはわかってるのですが、いやああそこ住んでみたいですね(笑)
物語中盤も過ぎたあたりでようやくベーコンさん演じるTheoの過去の闇の話になる。若い奥さんの撮影現場で門番の対応の際に「あいつ俺のこと知ってたよ」ってどういう意味かなとずっと気になってた伏線が中盤過ぎでようやく回収される。ちょっと間延びしたかなあ。危うく忘れるところだった。そういう心の闇を持つ人を取り込む物件だったんですね。
幼い子供と一緒に建物の間取りを調べ始めたくらいからちょっとワクワクしたのですが、結局その直後に子供は謎の失踪を遂げ、結局不可解な力で別の世界に引きずり込まれる。じゃあ間取りなんか調べんなよ・・・、と。
あと、これも全然本筋とは違いますが、子役がとても可愛かった。ずっと真っ直ぐな眼差しで母を見、父を見る。二人への気遣いも忘れず、とても心優しい子。あれも演技のうちなんでしょうが、いい子だなあと感じてしまいました。