ジョーカー:フォリ・ア・ドゥのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

[ジョーカーフォリアドゥ]
JOKER: FOLIE A DEUX
2024年上映時間:138分
平均点:5.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-10-11) (公開中)
アクションドラマサスペンスSFファンタジーミュージカルシリーズもの犯罪もの漫画の映画化バイオレンス
新規登録(2024-10-20)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-10-21)【イニシャルK】さん
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監督トッド・フィリップス
キャストホアキン・フェニックス(男優)
レディー・ガガ(女優)
ブレンダン・グリーソン(男優)
平田広明(日本語吹き替え版)
塩田朋子(日本語吹き替え版)
斎藤志郎(日本語吹き替え版)
木下浩之(日本語吹き替え版)
山田裕貴(日本語吹き替え版)
上村祐翔(日本語吹き替え版)
角野卓造(日本語吹き替え版)
原作ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本トッド・フィリップス
スコット・シルヴァー
製作トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
ワーナー・ブラザース
制作東北新社(日本語吹き替え版)
配給ワーナー・ブラザース
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2.《ネタバレ》 前作と同じようなことはしたくないと監督は言ったそうだ。製作会社もGOサインを出したという。たしかに映画製作はギャンブルだ。何が当たるかなんて分からない。有名俳優もいない低予算映画が大ヒットすることもあれば、超有名俳優をと多額の製作費を使って作った映画が大コケすることもある。だから今回のこの映画のチャレンジ精神には大いに敬意を評したい。  ただそれがうまくいったかどうかは別問題。はっきり言ってこの作品は前作で誕生させた「ジョーカー」をことごとく破壊したのだ。丁寧に丁寧に作り上げた「ジョーカー」をなかったことにしてしまった。確かにいくら人気キャラとはいえ犯罪者であることには変わりはない。だから英雄にするわけにもいかないし、有罪になってはい終わりでは味気無さ過ぎる。死んだか死んでないかみたいな曖昧な終わり方もあるけれど、監督はそれを良しとはしなかった。破壊したことが吉と出ることももちろんあるだろう。しかしながらこの「ジョーカー」はあまりにもそのカリスマ性が大きすぎるし、なによりも鑑賞前のジョーカーに対する熱量が半端なかったから、見終わった後には何も残っておらず、良い悪い以前に無気力になってしまった。そして段々とそこから脳裏に浮かんできたのは、じゃあ前作はなんだったの?でした。あれだけ手間暇かけてジョーカーを作り上げた意味って何?無かったことにする意味が正直わからないし、まさかとは思うけど皆さんいかなる理由があっても犯罪は決してダメです、な~んて言いたいわけでもなかろうに。とにかく好きだった前作を否定された気持ちになってしまいました。  それと新たな試みとしてミュージカル仕立てにしてあったけど、ミュージカル映画として観ても面白さは感じられなかった。なんていうかこの曲のあそこのシーンは名シーンだよな、がまるで思い出せない。それほどまでにだからなんだったんだろうしかない。どうせただの幻想なんだからもっと派手にやれば良かったんじゃないかな。  ただそんな中でも唯一面白いな~と思えたのは、アメコミ原作は知らないけれど、自分が今まで観てきたジョーカーとハーレイの関係は、精神科医のハーレイがジョーカーに感化されてビランへと変貌していくけれど、この作品ではアーサーがハーレイに感化されてジョーカーへと変貌していくという、逆転の図式になっていたところ。そこは面白いな~て思えた。  でも結局アーサーは弱き者であり一介の囚人にしかすぎないわけで、調子に乗りすぎて監視員をおちょくったせいで暴行を受け、挙句の果てにジョーカー信者の囚人を死に追いやってしまう。それで自分は「ジョーカー」なんかじゃない、ただのアーサーなんだと思い知る。もう「ジョーカー」なんていらない。自分を愛してくれるハーレイと生まれてくる子供がいる。無事に刑期を終えて出所して穏やかな家庭を持とう。そう、「ジョーカー」はほんの気の迷いでしかなかったと。  ただね、そんなアーサーにラストチャンスが訪れるんです。「ジョーカー」を選択できるチャンスが。裁判所が破壊され信者が迎えにやって来て逃走できるチャンスが。そのまま無事に逃げおおせて、もう一度「ジョーカー」になることも出来たはずなんです。でもアーサーはそれを選ばなかった。選んだのはごく平凡な生活。ハーレイが待っていてくれるかもしれないと母親と住んでいたアパートへと向かう。たしかにハーレイはいた。しかし警官を従えて。ハーレイが愛したのはあくまでもジョーカー。アーサーには興味はない。  こうしてアーサーは「ジョーカー」とハーレイを失い、そして最後は命も失ってしまった。  ほんと、救いようのない映画です。救いのない映画は世には沢山ある。中には名作と呼ばれるモノだってある。  しかし私にはどうしてもこの作品が名作だとは思えないし、あれこれと思考を巡らせるような崇高な作品でもないと思う。違ったことに挑戦した失敗作。それしかないです。先にも言いましたが挑戦することは素晴らしいと思う。ただ監督の想いと私の想いが相容れなかっただけです。はい。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 4点(2024-10-22 20:56:06)★《新規》★
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1.知力も体力も胆力もないアーサーが”あの”ジョーカーになるのか!という疑問が、前作の最大にして唯一の不満だったのだが、そうではなかったと分かってとてもよかった。ヒース・レジャーもホッとしているだろう。  予備知識なしで、てっきりレディー・ガガの指導でホアキンが成長して行く物語だと思って観ていたから、途中であれれとなった。考えてみればそりゃそうたよなあ。アーサーは時々才能の片鱗は見せたけど、あれではメジャーリーガーにはなれない。せいぜい独立リーグ程度の選手だ。ガガが見限るのも無理はない。  それでもホアキンの頑張りでゴッサムシティに悪のはびこる土壌はできたし、ガガという指導者も現れた。次は真のジョーカー誕生を描いてほしい。ジョーカー・ライジングかダーク・クラウンか。スーサイド・スクワット以上の爽快感を期待したい。  今回も映画としてはとても面白かった。ミュージカル仕立ても悪くなかった。まあ、前作の好きな方は不満だろうが‥。
漣大五郎さん [映画館(字幕)] 6点(2024-10-22 07:27:48)★《新規》★
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4150.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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