GO(2001・行定勲監督作品)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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GO(2001・行定勲監督作品)

[ゴー]
2001年上映時間:122分
平均点:6.19 / 10(Review 194人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-10-20)
ドラマコメディ青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-22)【イニシャルK】さん
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監督行定勲
助監督中村隆彦
キャスト窪塚洋介(男優)杉原(クルパー)
柴咲コウ(女優)桜井
大竹しのぶ(女優)道子
山崎努(男優)秀吉
山本太郎(男優)タワケ
新井浩文(男優)元秀
村田充(男優)加藤
細山田隆人(男優)正一
萩原聖人(男優)巡査
大杉漣(男優)タクシーの運転手
水川あさみ(女優)チマチョゴリの少女
伴杏里(女優)里香
塩見三省(男優)金先生
平田満(男優)平田満
上田耕一(男優)加藤の父
温水洋一(男優)若い落語家
銀粉蝶(女優)桜井の母
北見敏之(男優)桜井の父
津田寛治(男優)組員
田中要次(男優)組員
戸田昌宏(男優)地下鉄の駅員
松本じゅん(女優)シカのおばさん
椿隆之(男優)少年
井坂俊哉(男優)
皆川猿時(男優)
田中哲司(男優)
原作金城一紀「GO」
脚本宮藤官九郎
音楽めいなCo.
津島玄一(音楽プロデューサー)
編曲織田哲郎「幸せのありか -theme of GO」
撮影柳島克己
製作佐藤雅夫
黒澤満
テレビ東京(「GO」製作委員会)
東映(「GO」製作委員会)
東映ビデオ(「GO」製作委員会)
セントラル・アーツ(製作プロダクション)
企画遠藤茂行
配給東映
美術和田洋
大庭信正(装飾)
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
編集今井剛
大畑英亮(編集助手)
録音柴山申広
照明高屋齋
木村匡博(照明助手)
金子康博(照明助手)
舘野秀樹(照明応援)
木村明生(照明応援)
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【クチコミ・感想】

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194.《ネタバレ》 昔話題になっていた当時に見た時はイマイチに感じた映画だが、今見るとそこまで面白くない映画という感じはしなかった。「これは僕の恋愛に関する物語だ。」と主人公・杉原(窪塚洋介)のモノローグが三回ほど入るが、実際は在日の主人公青年のアイデンティティーに関する物語で、そのテーマをシリアスになりすぎず、癖のある笑いの中にオブラートに包みながら、しかし社会派映画としての真面目さも忘れないというクドカンの脚本はうまく、行定勲監督の演出もそれにうまくハマっていて重くなりがちなテーマを軽快な娯楽映画として描くことに成功している。クドカンらしさが出たのは民族学校のシーンで、校内で日本語を使ったことを責める教師(塩見三省)と元秀(新井浩文)の激しい応酬は本来ならこちらもちょっと萎縮をしてしまうようなシーンなのに、元秀が使った日本語の内容に思わず笑いをこらえることができなかった。それに本筋と無関係な平田満を使った小ネタもいかにもクドカンといったところ。杉原が自分のことを桜井(柴咲コウ)に告白し、拒絶されて別れた後の巡査(萩原聖人)との会話も救いがあってなんか良い。しかし、今見ると在日に対する差別意識の描き方に古さを感じてしまい、今ならこういう描き方はしないだろうなと思った。杉原の昔からの友人(細山田隆人)が殺されてしまう展開は、描写は軽めなのだが、切なさがちゃんと描かれているのがいい。桜井が杉原を受け入れるラストはこの手のテーマを描いた映画としては後味が良く、ちょっと感動的でもあるのだが、桜井がなぜに杉原を受け入れるに至ったかをちゃんと描いてほしかった気がする。出演者ではやはり杉原の両親を演じる大竹しのぶと山崎努(かなり歳の離れた夫婦だなぁ。)の強烈なコンビぶりがすごく印象に残る。(2017年9月28日更新)
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2019-01-07 23:21:02)
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193.《ネタバレ》  窪塚洋介はどんな役をさせても窪塚洋介にしか見えません。そんな窪塚の演技のなかで、『きれる演技』や『凄みを利かせる演技』だけは昔から好きです。それに対し、『笑う演技』はあまりにわざとらしすぎて鳥肌が立ちます。Vサインや『~なのだ』もやめてほしい。  大竹しのぶや萩原聖人など、脇を固める俳優さん達はベテラン揃いでかなり魅力的ですね。作品全体に大変良い雰囲気を創り出していると思います。  さて、ストーリー。最初のうちは、焦点が定まらず、はっきり言って何が言いたいのかよくわかりません。暴力描写がある割りには、そこに在るはずの人の心の動きが見えづらくて平坦に感じます。つまりは退屈。  話がやたら前後したり、一貫性がなかったり、とりとめがない展開がだらだら続いたりする物語は苦手です。  ただ、しばらく見ていると、いつの間にか映画の世界にはまりこんでいます。最後まで見ると感動もします。  在日韓国人、国籍というのが恋愛エピソードを盛り上げるための舞台装置かと思いきや、むしろ人種間の問題のほうがメインなんですね。重いテーマを青春ドラマとコメディタッチで仕上げ、深刻になりすぎないように、でも凄く真面目にとりあげているバランスが絶妙。  その一方で、親友の死の扱われ方がちょっと軽い気がするのが残念。  『グレートチキンレース』にしてもそうですが、人の命に関わる問題も、人種差別と同じくらい丁寧に扱ってほしいです。  そう思えるのは、この作品が良い映画であった証でもあります。
たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2016-03-27 11:12:14)
192.邦画賞レースでそこまで絶賛される内容なのかな? かつてハリウッドでホロコーストものが崇められていたようなニオイを感じる。ネットの普及してない当時、"在日朝鮮人"という概念にあまりピンと来なかったとはいえ、帰属意識や自我の確立といったテーマの見せ方にとりわけ惹き付けられるものはなかった。青春映画としても印象に残らない。役者陣は好演だが。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2015-08-05 21:12:39)
191.見掛け倒しの映画。おもしろくない。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 2点(2014-09-29 23:24:46)
190.重くなり過ぎず、在日というテーマと恋愛がほど良いバランスで絡み合って、最後まで楽しめました。主演の窪塚洋介、名前は聞いたことありましたが見るのは初めて。カッコ良かったです。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-03-24 23:52:41)
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189.《ネタバレ》 当時は演出も含めて新しく感じたのに、今、観直してみると在日に対する日本人の描き方がもう既に古くなっている。 彼女の父親が韓国人や中国人は血が汚いから付き合ってはいけないと教えていた。 そんな極端な人間は今はほとんどいないし、それよりももっと違う理由で若い世代にも韓国・北朝鮮や中国を疎む気持ちが広がってきている。 在日を描いた作品って、必ず偏見のある日本人に罪のない在日が酷い目に遭うシーンが入るようで、そういうのも類型的すぎるように感じる。 ただ、『パッチギ!』よりはニュートラルで、偏った視点から歪曲されてはいないよう。 「名前ってなに? バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま」 『ロミオとジュリエット』の一節がとても印象的。  アイデンティティをテーマにしながら決して重苦しくないドラマになっていたし、行き過ぎた民族教育を笑いに変える脚本はクドカンらしくておもしろかった。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-07-15 23:56:55)(良:1票)
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188.なんか後味悪そうで観ていなかったけど、間違ってた。テーマは重いけど、案外やさしい話だった。もっと早く観ればよかった。 でも、反面、今観たからこそ窪塚洋介の魅力が色褪せず、強いものだと感じた。こんな空気をもった俳優はそうはいない。なにかを期待させられる。映画に色が入る。   行定監督も流石!と思った。正直、「べつにー」の映画を観て、監督の俺ってすごいだろう臭に嫌気がさしてたけど、やっぱすごいなーって思った。好きから大反転して嫌悪感が一杯だったけど、また好きになった。山崎父さんの名演を引き出した行定&クドカンに感謝。   エンターテインメントとして成り立つおもしろい映画だから、肩の力を抜いて、安心して窪塚と柴咲の魅力に酔いしれることができる。 少しは頭使うけど、いつでもどこでも誰でも楽しめるような映画だと思う。 
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-29 00:37:39)
187.少しでもそのテイストを間違えば、とんでもない駄作になってしまいそうな物語を非常に巧く映画化したと思う。駄作どころかこの映画の価値は極めて高い。基本的に問題意識の低い日本人にとってこの映画で燦然と描かれるテーマは非常に重要なことだ。瑞々しいエネルギーと痛々しい葛藤を描いた今作を多くの日本人が観るべきだと思う。劇中、窪塚洋介が言う「広い世界を見るのだ」、まさにその通りだと思った。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2012-02-17 17:13:07)
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186.《ネタバレ》 序盤はむやみにハイテンション・ハイスピードで物語が展開され、「こんだけブッ飛ばしておけば、つかみはOK!」的な、あざとい狙いが脚本に感じられる。 やはり、この脚本家は苦手だ。  中盤からは、在日をテーマにした恋愛ドラマにシフト。 ハチャメチャさだけで最後まで突っ走ってくれたら、おそらく傑作間違いなしだっただろう。 ところが、在日という変に真面目なテーマを掲げるているもんだから、どうにもアンバランス。  バイオレンスとスピード感、そしてほろ苦くも甘いラブストーリーだけで構成すれば十分だったんじゃないだろうか。  今から10年前の作品で、一応“ゼロ年代”の映画ということになるが、古臭さが既に感じられるから驚き。 この10年の日本映画の変わり様は、私が思っている以上に早いようだ。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2011-10-13 23:03:05)
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185.《ネタバレ》 在日を扱う&恋愛モノとしては軽さも否めませんが、それが逆に重くならず観やすくなっているかと・・・ 現に、何となく観始めて最後までサラッと観れちゃいました。  窪塚洋介君も良かったけど、脇を囲む山崎努さん&大竹しのぶさんは流石。 何気に、平田満さんが平田満本人役でちょろっと出演していたのがウケました。  【名前ってなに?バラと呼んでいる花を別の名にしてみても、美しい香りはそのまま。】 コレに集約された映画ですね。
ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 6点(2011-10-09 08:08:41)(良:1票)
184.窪塚洋介は雰囲気を持った俳優ですね。変な奴だけど。この映画の彼はカッコいい。原作のイメージではなんとなく柴崎コウは若干違うけれど、窪塚洋介の相手としては良かったように思えます。雰囲気もよくコミカルにもカッコよく、楽しめる映画でした。
なこちんさん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-20 08:01:58)
《改行表示》
183.《ネタバレ》 非常に完成度の高い作品。 「薔薇と呼ばれるその花は、名前をかえても 美しい香りはそのまま」 親友が無くなって、その親友が愛読していた本の 一説をみて涙流すシーンがあるが、やっぱり何度観ても 共感してしまい貰い泣きするんだよなぁ。 社会的メッセージや人の尊厳などなど様々な テーマを抱えているけど決して敷居は高くなく とても観やすい。 こういう感覚って作り手としてはとても重要なんだと思う。 ロマンチストな方の心をくすぐります。
シネマブルクさん [DVD(邦画)] 10点(2010-10-17 23:56:43)(良:1票)
《改行表示》
182.《ネタバレ》  政治や社会への問題提起はほとんど無く(北朝鮮の描き方は少し否定的ではあるが、)て、登場人物の心情を中心にしっかりと描くことができており、重くならずに見ることができた。    テーマ性を持ったストーリーなので、娯楽と言うほど爽快感は無いが、コメディータッチの部分も多く、最後まで楽しんで見られた。    原作が良かったからなのかもしれないが、ややもすれば重くなりがちな在日の若者のアイデンティティに対する葛藤と言うテーマをしっかりと青春ドラマの脚本に仕上げてあり、原作(未読)が良いんだろうなぁと感じると同時に、いつもガチャガチャな宮藤官九郎もやるときはやるじゃんって感じ。      キャストもみんな演技派で非常にいい味を出している。   日本人として安心して見られるのはやっぱり日本映画かな(^^; 
nobo7さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-01 02:01:16)(良:1票)
181.日本人には少し重いテーマですね..
コナンが一番さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-06-09 15:13:04)
180.行定のある意味ベタな演出というか撮り方と、クドカンのリズムは有るけどクセのある脚本がうまく調和して、すごくいい作品になったと思います。俳優陣が素晴らしい。
Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-08 18:20:44)
179.《ネタバレ》 窪塚洋介氏はいつもワンパターンだからなぁ、、、今回は(も?)あまり期待せず観るかぁぁ で観たのがよかったのか、なかなか良かったです。いつもは気になる演技面も、この作品では違和感がなくいい感じの雰囲気でちょっと意外(笑) 重く難しい内容もいいテンポで進む展開のおかげで最後まで集中して観れました。脇を固める俳優さんもいい役回りでよかったな~個人的にはダメ警官の場面が好きデスネ
Kanameさん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-06 21:24:14)
《改行表示》
178.《ネタバレ》 在日がなんだとか、2世だ3世がなんだとか、深い事情は知らないけれど、 リアリティなセリフ回しで、流れるように鑑賞出来ました。  自分自身、在日の歴史も意味も知らない無知な人間なので、 たまにいろんな所で目にする差別的な表現の意味すらわかりません。  友達が、恋人が、実は在日でした。だから、なんなの?って感じです。  浅い人間かな?  でも、これが本当のWe are the worldでLove&Piece.  とりあえず、めっちゃウンコしてぇ。
バニーボーイさん [DVD(邦画)] 8点(2009-10-06 08:41:48)
177.映画としてはテンポもよく演出もうまかったので非常に楽しめた。しかし扱ってる在日問題が少々安っぽく見えてしまうのでこんなもの。
アフロさん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-17 19:15:53)
176.中高生には受けるんじゃないでしょうか。窪塚さん主演だし。音楽は好きです。
eurekaさん [地上波(邦画)] 7点(2009-02-14 14:42:41)
175.《ネタバレ》 なんお知識もなしに中学生のころ見ました。めっちゃう○こしてぇは友達と爆笑した。見た後に原作を読んだけど映画は映画の良さがあってよかったです。窪塚かっこいいな。
ジムキャシーベイツさん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-11 23:41:39)
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【点数情報】

Review人数 194人
平均点数 6.19点
021.03%
142.06%
273.61%
384.12%
4147.22%
52914.95%
63216.49%
74925.26%
82613.40%
9157.73%
1084.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.57点 Review7人
2 ストーリー評価 6.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.28点 Review7人
4 音楽評価 6.66点 Review6人
5 感泣評価 7.75点 Review4人
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