46.最高裁の下級裁判所には無い張り詰めた雰囲気、そこでのエドワード・ノートンの陳述。それまでのつまらなく欠伸連発の愚作を我慢して観た甲斐があった名シーンでした。 |
45.表現の自由の問題と夫婦愛?の物語が同時進行していくが、前者については大変興味深いテーマであるものの、後者の方にはあまり見応えはなかったので、前者にもっとフォーカスして政治色を強く出して欲しかった。とは言え、昨今のネット社会における誹謗中傷問題等を鑑みると、当時よりもさらに非常に重要になりつつ問題を扱っている作品ではあるので、もっと多くの人々が見るべきだと思うが、内容的に取り上げにくいのが難点か。作り方次第でもっと面白くできるハズなのでリメイクに期待したいところだが。 |
《改行表示》44.映画そのものは面白くなかったですね。 実業家としての成功は力だと思うが、ポルノ帝王のパーソナリティはほぼ想定内。 ラリー・フリントの魅力に刺さるものは特に無かったです。 若いノートン弁護士の自由の表現については聞き入ってました。 |
《改行表示》43.《ネタバレ》 「アマデウス」の評価が大きすぎたため、 フォアマン監督のイメージが芸術的な方に行ってしまったが、 「カッコー」にしても、この映画にしても、 こういう社会派が彼の本来の持ち味なのかもしれない。 この映画の肝はラストの裁判にある。 趣味と法の問題をごっちゃにしないこと。 エロかろうが、下衆だろうが、風刺は風刺である。 最後のアメリカの判決は見応えあるので、ここに記述します。 「修正第1条は自由な発想を保障するものである。 自由な発想は個人の自由だけでなく、 真実の追求と社会の活力として重要である。 公共への論議は、動機のいかんに関わらず、 修正第1条により守られる」 ラリーが、可哀そうなアルシアのために 裁判を茶化して彼女を喜ばせていたのを、 アメリカ人は何も言わないが分かっていたのだと思う。 この映画は、熱いラブストーリーですよ。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2022-07-01 11:39:22) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 2度も見ようとは思わないけど、なかなか楽しめました。 おそらく本人の監修も合わせて脚本を書いているせいか、ただ生い立ちを語っているだけという印象も否めません。 そう感じると退屈に思える人もいるのではないでしょうか。 中学生の頃「ハスラー」にはお世話になりました。 その創業者の半生ということですが、表現の自由を盾に、無茶苦茶な生活ぶり。 争われる裁判の判決が二天三転するのもアメリカは恐ろしい国です。 この映画、私はてっきりオリバー・ストーン監督作品だとばかり思っていました。 コートニー・ラブが見事なビッチを演じきっています。 彼女はニルヴァーナというロックバンドのカリスマボーカリスト、カート・コバーンの奥さんです。 コートニーが出演した歌番組を見たことがあるのですが、素も演技も全く同じだったのが印象的でした。 ところで主人公なんですが、エロ雑誌を発行して、一生女に不自由ない生活を送ると思ったら、狙撃されて下半身付随。 可哀想な人生ですね。 神を信じなくなるのも当然のことです。 ラストの聖職者との裁判、ラリーの言った「俺は何か意味のあることで(世間から)覚えられたいんだ」というセリフが印象的でした。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-17 00:14:44) |
41.《ネタバレ》 ○細かいことだが、カットとカットの繋ぎ目の妙が個人的にハマった作品。切り替えが早くもなく遅くもない。言わなくてもわかるところがブツっと切る感じがいい。○弁護士やめる宣言をしたノートンが次の場面で当たり前のようにいるおかしさなどコメディ映画としても楽しめる。○ウディ・ハレルソン、コートニー・ラヴのイッちゃってる演技もなかなか。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 17:41:55) |
【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-06 23:43:05) |
39.良識が眉をひそめるもので表現の自由を語る、という切り口は正しく、最初の裁判で25年の刑が言い渡されたのは、アメリカの怖さを改めて感じさせてくれた。でも映画としては、この“困った男”をもう少し突き離せなかったか。彼が、戦争と猥褻とどっちがいいか、とローローと演説する場など、もっと滑稽味を出してこそ、テーマに切り込めたのではないか。「調子に乗っちゃって」というような。裁判相手になる宗教家も、いかにもからかいたくなるような造形でなく、もっとホントにマジメそうな、からかっちゃ悪いような人物であったほうが、ドラマとしてエグれた。「良識」の怖さが狙撃という形で突出してしまったのも残念、この怖さはもっとジワジワと包囲してくるものだろう。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-02-20 12:11:55) (良:1票) |
38.おもろいやっちゃなあ。こうゆう体制に流されない人は大好きだ。でも作品はただラリー・フリントなるおもろい人物が成してきたことをダラダラと流しているだけという感じ。アメリカンドリームを謳ったものでもなく、言論および表現の自由に焦点を当てている部分もあるけどあくまで部分でしかなく、おもろい人物の紆余曲折をドラマチックに見せているようにみえてもいまいち盛り上がりに欠け、アウトローを描いてるようでクライマックスの最高裁は弁護士の一人舞台。全体的にだら~っとしてる。そのなかでコートニー・ラブの純愛にはぐぐっときた。旦那が急激にお金持ちになろうが、刑務所にいようが、下半身不随であっちのほうがダメになろうが、はたまた自分自身が薬に溺れようが、夫に向ける不変の優しい眼差しが印象的。かといって夫婦に焦点が当たっているとも言い難いんだな。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-30 11:49:06) |
《改行表示》37.いいとこどりだけの伝記なんてちっともおもしろくない。前半の裁判の場面であれが無罪ならこの作品に引きこまれたんだけどあそこで有罪となってしまってからはかなり興味がしぼんだ。そして追い討ちをかけて宗教でしょ。。。この辺で8割がたの観客は、ちょっとついて行けないと思うのでは?エロで莫大な財産を築いて薬中毒が自由や平和を説いても説得力がないね。ある意味撃たれるべき理由があって撃たれたんやないかい? 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-28 12:29:21) |
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36.大して期待はしていませんでしたけど、面白くはありませんでした。それと言うのも、フリント氏を人間としてあまり好きになれなかったことが影響しているのかもしれません。実に個性の強い、ある意味大物と言って然るべき人物だとは思いますが、やっていることは専制君主的な独裁で、万人に好かれるキャラクターではないですね。奥さんのキャラクターもあまり好きじゃないな…。唯一、ノートン演じる弁護士には(と言うよりノートンに)親しみを感じましたが。 |
35.正直フリント夫妻とはあまり係わりたくないと思った。扱いにくそう。あの弁護士は最後まで面倒見て本当に偉いと思った。あと、コートニーがあまりにハマリ役だったのでなんか笑えた。この映画を見た限りではノートン&コートニーはすごく不似合いなカップルだったような気がする。 【およこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-05 16:27:25) |
34.イイ!みんな別に役作りに励んでなさそーな所がイイ。 【マミゴスチン】さん 6点(2005-03-14 05:37:57) |
《改行表示》33.よく私書きますが・・濃いです。 濃すぎるのです。見疲れました。 実在のエロ雑誌の編集長のドラマだったかな? もう二回見ようとは思いません。 何で見たのでしょうか?? たぶんリアリティを求めたくて、ドキュメンタリー映画を 探してたんだと思いますが・・いや濃すぎた。 【アルメイダ】さん 2点(2005-03-01 05:39:04) |
32.実話系の話は好きなんだけど話がダラダラしててメチャ眠かった。。しかも、また長いし。 |
31.けっこうおもしろかった。主人公は破天荒だけど筋は通していて好感持てる、ノートンの弁護士役もなかなか、ドキュメンタリーとしてもおもしろい。 【ぼぎー】さん 7点(2004-09-18 22:14:46) |
30.表現の自由、性の解放、まじめなテーマなんだけど、この人の人生が凄すぎるから、前出の通りそれを沿っていくだけの映画になっているなあーという感じ。多少デフォルメされて作られているのでしょうか。コートニーが、はまり役過ぎです。 【耳】さん 6点(2004-09-08 18:30:05) |
29.意外に真面目な映画で驚きました。表現の自由の大切さ、言わんとしていることは伝わってきたんですが、ちょっとくどいのかな、というか、ストーリーの中に入ってゆけませんでした。コートニーラブはミュージシャンとしてでしか知らなかったのですが、女優として、非常に良かったです。 |
28.この映画でコートニー・ラブという人を知った。まさに彼女しかできない役であろう。ウディ・ハレルソンも見事なはまり役。実に見ごたえのある映画だった。 【如月CUBE】さん 8点(2004-06-28 11:43:30) |
27.ここまでくるとこの人の生き方に男気を感じずにはいられません。表現の自由はどこまで許されるのか、おもしろいテーマだと思います。エドワード・ノートンの一見頼りなさそうで、なかなかの手腕を持つ弁護士、けっこういいと思います。 |