28.普通に楽しめましたが、特筆する点がなかったので、5点で。田所教授のキャラクターは面白かったです。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-04-06 23:38:19) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 シリーズ16作目。前作が名作とは言え、寅もリリーも可哀想で、心がヒリヒリとなる作品だったため、本作の“寅さんスタンダード”な明るさは、一服の清涼剤に思える。もっと言えば普段以上にとらやの修羅場が(極力)回避された回に思えた。 オープニングは前回同様凝った作りで、メキシコ風ウエスタン。寅の夢だからかな?さくらはいつも可愛く、タコ社長は何故か悪いやつの側で、社長なのにボスではない。さくら歌上手いなぁ。 順子の「たいてい500円ですけど」に「やっぱり寅ちゃんかねぇ?」で吹き出した。今思うと、500円札って惜しげなく出せる、気を使わないで受け取れるコミュツールとして優れていたなぁ。500円玉だと有り難みが落ちる。「お父さんなの?」でつい流れでうなずいてしまう寅も可愛い。 御前様の身内がとらやに下宿するのは2回目。どっちも勉学に励む人(甥の岡倉金之助は東大理学部助教授、親戚の筧礼子は東大考古学の助手)。で、岡倉役の米倉斉加年 が交番のお巡りさんで出てくる。後で知った「クッククック♪」のシーン、無かったと思うなぁ。版権の問題かな?(※BSテレ東) やっぱりスポンサーしてたブルドックソース。四角いボトルのパッケージが約50年前の劇中と今と、ほとんど変わりないのが脅威(※と思ったら最近リニューアルしたらしい)タコ社長がとんかつソース舐めてたけど、私もやったなぁ。ママンに怒られたわ。 交番にチラッと写った指名手配犯『桐島聡』の写真。これも、今とぜんぜん変わらないなぁ。 小林桂樹が日本沈没と同じ田所って名前なのも嬉しいツボ。時代に合わせて新しい笑いを追求しつつ、悪ノリで基本路線を踏み外さないさじ加減が、男はつらいよは上手。 さて礼子先生はてっきり田所先生のプロポーズをウケたものだと思ったから、寅に話すとき、私も寅と同じ勘違いをしていたよ。観返すと「結婚を申し込まれたの」って。あぁ、人生の考え方に迷いが出たって話してるんだけど、“結婚”ってパワーワードでその先が頭に入ってなかったわ。あといつものパターンだなって思い込みを利用した、高等なトリックなのかも?頭真っ白でも寅が礼子先生に掛ける言葉の暖かさが素晴らしい。 『男はつらいよを数作品だけ観てみたい』って人に、自信を持って勧められそうな作品でした。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-09-03 15:30:23) |
26.《ネタバレ》 16作目。今回も笑わせてもらいました。冒頭に桜田淳子が登場。私の子供のころのアイドルの若かりし姿と可愛らしさに感動しました。ラストは振られた小林桂樹との二人旅。どんな珍道中になったのか、そっちも映画にして欲しいくらいの迷コンビ誕生です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-11-19 07:04:56) |
25.《ネタバレ》 樫山文枝さんがマドンナというのは、かなり期待したんですよねー。ほかの作品でいえば長山藍子さんとか大原麗子さんと一緒で、こういう庶民派美人こそが、このシリーズには相応しいと思っていたのです。ただ、設定が大学のインテリ助手になっちゃってて、そうなると、樫山さんの魅力というか本領もやや減少です。大体、この設定だったら、寅さんがそれまでやったことのないような勉学に本当にのめり込んでしまう、というところにコメディがあるはずなんだけど、寅さんがそんなことするわけないしね(したがって、ネタの活用不足感が残ってしまいます)。とはいえ、最後に大学教授と結びつけなかったのは、奥行きと余韻を残しています。樫山さんの映画出演作は貴重なので+1点。あと、桜田淳子も意外に作品世界にはまっていて、もう少し見たかった(この人、ドリフのコントでもきちんと絡む能力もあったりして、コメディに親和性が高いんですよね)。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-03 00:11:26) |
《改行表示》24.《ネタバレ》 寅さんがインテリにコンプレックスを感じるという設定はどうも好きなれない。インテリ(ブルジョア?)でもなく、労働者諸君(プロレタリアート)でもなく、両者とは距離を置いてマイペースでフーテン・渡世人を貫くところが寅さんの魅力なのに。 <追記>15年ぶりに再見。田所先生は『日本沈没』のパロディでしょうねえ。そしてインテリテーマで米倉斉加年が再登場するのも何か意味深でもある。で、あらためて見直してみると、学かカネか愛かという複数どころか1つをも手に入れる事が難しい人生の3大要素を比較しつつ、それらを追い求める人間の悲喜劇をうまく描いているなあと感心。概して山田監督はカネには批判的だし、インテリには厳しく、愛を求める人間を好意的に描くが、本作ではいつもの「愛の追求」に「学の追求」が加わり、哲学・宗教的なテーマまで絡めて「生きるとは何か」を巧みに表現している。とらやの家族写真のシーンはとても微笑ましく優しさにあふれている。また、互いに先生と呼び合う正反対の二人が愛がうまくいかない同士で意気投合し、旅するエンディングも非常に爽やかである。人生とは自由に生きる事なのかもしれないと思わせるシーンでもある。 |
23.《ネタバレ》 最初に出てきた桜田淳子がマドンナなのかと思ったら、そうではなく樫山文枝が真のマドンナ。寅さんが勉学に目覚めるという内容なんだが、頭のいい人はメガネをかけているみたいなことを聞いてメガネをかけてみたりする寅さんが笑える。(ちょっとこの辺、うろ覚えかも。)今回の恋敵は小林桂樹演じる大学教授 田所(「日本沈没」とは関係ありません。念のため。)。結局最後は二人ともふられてしまい、最後二人して歩いてる姿が印象的だった。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 6点(2019-04-07 12:42:39) |
《改行表示》22.いきなり桜田淳子が登場して、新たな展開を感じるが、結局はいつもの通りの安心感ある映画。 出来としても、シリーズの中で平均的なものではないかと思う。学問をテーマにするのはこんなところかも。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-02 21:15:40) |
21.《ネタバレ》 ゲスト陣(樫山文枝、桜田淳子、小林桂樹)がいい味出してますね。今回も、前々作の「寅次郎子守唄」と同じくマドンナが他の男性と結ばれて寅さん失恋かと思いきや、失恋したのは小林桂樹の方で良い意味で期待を裏切られました。しかも寅さんと二人で旅に出るとは、これは上手い締め方だと思いました。寅さん&源公の学ラン姿やグダグダの野球試合など、笑える場面も好調です。寅さんが愛について語る場面も印象的でした。 【川本知佳】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-21 23:07:37) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 今回の大学の先生は、何だか裏寅さん、あるいは賢い版寅さんだなあ、なんて思ってたら最後一緒に旅しているとは…。あの人はアレはアレで、女の人には受け入れてもらえないタイプの人なんですね。バカ(寅)とジジイ(教授)はダメってことかなあ?まあ、それはともかく。 それにしても、勉強すると言ったにも関わらず、寅のあの態度で怒らない先生はエライなあ。 それと桜田淳子もっと膨らませて欲しかったなあ。予告編見ると、もっと出てくると思ったのだが。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-07 14:22:01) |
19.《ネタバレ》 一見地味目な展開ながらとても面白い。人情あふれる寅さん、おゆきさんのことを語る姿は優しさにあふれていてとてもいいシーンです。さくらの歌うシーン(大変珍しい)やインテリ嫌いの寅さんと仲良くなった教授さんなど見どころいっぱい。実は充実の一本じゃないですかこれは。かなりおすすめできるとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-28 12:39:53) |
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《改行表示》18.《ネタバレ》 【恩を忘れず毎年手紙と500円 娘はすでに17 見方によっては桜田淳子篇。でも今回のマドンナはあくまで樫山文枝さん。】 時折、筋の通ってないわがままや、見逃すことの出来ない口の悪さに残念な思いを残す寅次郎さんですが、今回に限って彼はすごくまともだ。大それた失言らしきものが今回一個もなかったように思えます。逆に過去の恩を忘れず今現在に至っていたという話には胸を打たれることになってしまう。ただし、歳が歳なくせして詰襟の学ラン姿で街をうろつくことや 財布に金入ってないくせして眼鏡なんか速攻で買ってしまうことがまともなんかといわれりゃ それは前言撤回しなけりゃならんところでしょうけど。 流れとしては、いたって普通の普通で、かなり無難に作られた回であったと思います。しかし、普通だとか無難だとかいえ、やはり賞味期限切れ切れの寅次郎やナマズヒゲの源公さんに学ランなんぞ着せさせて登場させてしまったところはとてもまともだとは言えないことですが、 まあ、ようこそここへクッククック♪に免じて許してさしあげて賜う。そんな轟巡査、また同じ制服姿で見てみたいところです。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-05 18:42:36) (笑:1票) |
17.《ネタバレ》 ○どこかで見たことのあるような設定だが、概ね楽しめる。○キーとなる小林桂樹はじめ、桜田敦子、大滝秀治などゲスト出演も見所。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-07 12:54:10) |
16.おはなはんの樫山文枝さんがヒロイン。今回は立志伝の名のごとく、学問に志す寅さんか。考古学とか孔子とか教養あるところが出てきても、登場人物が皆いい人ばかりで嫌みがない。シリーズの中でもほほえましさに関しては抜きんでている。おっと中三トリオでデビューの桜田淳子さんももう高校生か。お巡りさんが、クッククックと歌いながら店を通り過ぎるのに思わずニヤリ。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-02-04 22:18:17) |
15.夢のシーン、さくらの歌声はさすが!寅さんの顔が四角いって話してる時に、仏間でミツオが四角い枠を顔にはめてるのが面白かった。桜田淳子さんがゲスト出演。可愛らしい♪ でもせっかくだから山形ではなく出身の秋田にしてあげれば良かったのにな。後半、マドンナとのドタバタ時はメガネ騒動が面白かった。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-08-04 17:18:29) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 マドンナは樫山文枝。 彼女が大学助手役故に今回は学問を志す寅さんのお話。よって茶の間談義も「学問とは?」「己を知るとは?」である。そこでまたしても博が理屈っぽい意見を披露するのであるが、今回は少し中途半端であった。「自分が何故生きているのかを考えなければ、ただ金儲けだけで一生を送ってしまうことになる」という博の見解に対し、タコ社長が「それで悪いのかい?」と答えて話の腰を折ってしまうからだが、実は、社長の素朴なつぶやきの方が印象に残ったりする。「明日に道を聞かば夕べに死すとも可なり」 学問の道は遠いなぁ。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-28 23:22:04) |
《改行表示》13.本作ではやたらブカブカ煙草を吸っている、小林桂樹のシーンが一番印象に残っている。 寅さんはいつ観ても面白いのだが、内容はもうどの作品も似たようなもの。 キャラを楽しむシリーズということで、肩の力を抜いて鑑賞するには、お手頃な映画である。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-04 09:48:37) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 「あなたは何のために勉強してる?」 この台詞で、子供の頃宿題をやりながらテレビで観た記憶が蘇りました。 小学生の私も「ふ~ん、なるほどねぇ」と思いました。 しかし、今、もう一度観賞して気付いたことは、未だに「己」が何であるのか自分自身わかっていないことです。(苦笑) 樫山文枝さん、桜田淳子さん、ホント綺麗ですね。今は皆同じヘアースタイル、同じメイクばかり……。飾り気がなく素朴な美人っていなくなっちゃいましたね。 作品自体は他と似たような内容だけど毎度毎度本当に面白い。 「なんだ、また同じような話か…」と言う人、真似してもいいから、これだけ泣けて笑えて、うなずける話を考えられますか? それを自分に問いかけると山田監督がいかに凄い作家なのかと痛感します。 またコメディ作ってくれないかな。 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-15 10:32:40) |
11.《ネタバレ》 「男はつらいよ」シリーズに関しては、どうやら僕はマドンナよりも寅さんと絡むことになるゲストの一風変わった愛すべき男に惹かれる傾向があるようです。そう、今回は田所先生です。この田所という男が実に魅力的なんです。寅さんが嫌いなはずのインテリであるにも関わらず、この男、寅さんに全く嫌われていない。寅さんに一文無しと間違われた挙句に寅さんの十八番、愛についてのご高説を賜ると寅さんを師と仰ぐ始末。相当なインテリでありながらもこのアンバランスさが可笑しく、寅さんとは全く違う世界の住人でありながら妙に波長が合うこの2人のやりとりがとても楽しいです。そしてラストは師と2人揃って仲良く失恋の旅に出る。お話の方もあの寅さんが動機はともかく、学問に目覚めるという展開がとても楽しく、特に眼鏡騒動が面白かったです。そして忘れてはならない、寅さんがお父さんだと信じてとらやを訪れる桜田淳子がとても可愛くて魅力的でした。そして寅さんが彼女の母、「おゆきさん」の思い出話を語る場面がいい。この名調子、渥美清さんの名人芸ですね。毎年彼女の家に500円を送り続けていた寅さん。やっぱり温かいなあ。話の本筋には直接関係無いですが、とても心温まるエピソードでした。 【とらや】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2009-04-11 11:39:28) (良:2票) |
10.唯一映画館でリアルタイムで観た寅さん映画。併映は確かドリフのドタバタ喜劇だったはず。親の話だと、自分は当時全盛期のアイドル桜田淳子が観たい観たいと、松竹の映画館の前で散々駄々をこねたマセガキだったらしい。お目当てズン子は、当然の事ながら脇役に毛が生えた程度の扱いであっという間にと~ほぐに帰郷、すぐに暗闇に飽きてしまったガキは映画館の中を縦横無尽に探検ごっこで走り回っていたとの事。どうしようもないクソガキやね・・・。そういう初見の負い目があったので、大好きな寅さん中期シリーズでも、これだけはなかなかレビューする気になれませんでした。んで、これは寅さんの魅力に改めて取り憑かれた後の、二度目の鑑賞時の評価。マドンナが生真面目系列に属する樫山文枝さんゆえか、寅さんのギャグも含め画面がイマイチ弾まないのが惜しまれるんですが、パワフルな寅さんの元気がそんなマイナスを吹き飛ばしてくれてます。むしろ小林桂樹演じるキテレツ大学教授との台詞の応酬のが楽しかったりする。マドンナがとらやの二階に間借りするっていう設定は、過去にもこれ以降にもあったとは思うけど、とらやの人たちとのお茶の間での絡みが自然と多くなるから、それもまた楽しいんですよね。あ~、でもやっぱ威勢が良い頃の寅さんって良いなあ・・・。 寅さんにもう一回逢いてえ~っ!! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-05 11:52:34) (良:3票) |
9.あんだけ頑張って教えてもらっとるのに、全然ノートとってへんやん・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-24 20:10:39) |