《改行表示》22.《ネタバレ》 最近増え続けている狂信的なギャングによる犯罪。 引越し中のほとんど人のいない警察署を若者たちが襲い掛かる。 警察官一人と事務員二人、囚人二人で籠城戦を繰り広げる。 といった話。 激しい銃撃戦。 少人数で大人数を迎え撃つ。 死を恐れず向かってくるギャングたち。 熱いシチュエーションだけど個人的にはもう少しキャラの掘り下げが欲しかった。 人間ドラマが見たかった。 【Dry-man】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-06-14 00:25:07) |
21.《ネタバレ》 理不尽じゃないけどもオープニングの大量虐殺?のような射殺事件が伏線となってギャングたちが色々と復讐するものなんだけど、少女が殺されたりとか警察署襲撃とか結構スレスレ。父親がいらんことせんかったらなーとはちょっと思ったけども序盤の流れから後半一気になだれ込んでくるサイレンサーでの大襲撃は見もの。ド派手なシーンはないんだけど警察と囚人たちが組んで悪をやっつけるっていう設定があんまり見たことないのでへんなとこに新鮮さ感じてしもうたけど汗臭い男臭さが友情をうまく表現できてたのでそのへんは凄かったなぁ。ジョン・カーペンターはどうしてもホラーやサスペンス系の印象が強いけどもアクション系も凄腕を持ってたのか・・。 |
《改行表示》20.《ネタバレ》 警察署を襲撃・・・なんちゅう過激な・・ でもどっかで観たことあるような・・ あぁそうか、平成にいる自分はリュックベッソンで経験済みだ。 (「レオン」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」) 籠城ものといえば、アメリカ人ならアラモ砦だろうと思ったら、 この映画のタイトル、最初の予定では「アンダーソン・アラモ」だったとか・・ カーペンターはいいね。 アイデアで勝負してきて、男くささで味付けする。 アイデア抜きだとウォルターヒルの映画みたくなってしまうね。 でもいきなり女の子を銃で撃つなんて、こりゃ映倫も眉をしかめたろうに(笑) 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-03-17 22:20:10) |
19.なんじゃこりゃのデタラメな設定がコミカルだけどゾンビ映画的怖さも伝わってきます。費用対効果は抜群だとは思いますが・・・ 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2017-10-31 21:55:13) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 警察官と囚人のナポレオンが結束して敵に応戦するのはわかるのだが、大量殺人鬼のナポレオンが女性事務員とロマンスの予感を感じさせるようなラストに何とも言えない違和感。 銃撃戦の多いシリアス基調なのでそれと反するような部分に戸惑ってしまうが、これってもしかするとツッコミ待ちの笑いどころなのかも。 真面目な人がシリアスな話の中にジョークっぽいことを混ぜていて、聞いてるほうはそれが本気なのかジョークなのかわからずどう反応していいかわからない、そんな感じ。 どっちにしても自分の笑いのツボには入らなかったけど。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-10-22 22:16:30) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 娘殺され駆け込んだ先は引越し途中の警察署!人もいなけりゃ弾も無い!でも助けを求める人あれば、やってみせます要塞警察! いや、怖いぞ!敵は頭も良けりゃ数も多いし悪虐非道。静かな夜に潜み、サイレンサー装着の銃でジワリジワリとやってくる。そんな不気味な集団に警官一人女一人囚人二人の壮絶な籠城戦は緊張感に包まれている。本当にヤバい! そしてキャラクターの立ち方も良いですね。信念を曲げぬ警官、気高い心を持った女性、どんな時でもキザな笑みを忘れない囚人! 煙の中から現れる三人の不屈の構えが最高にカッコ良いです。そして芽生えた友情で締めるラスト!面白かったです。 にしてもあのじゃんけんは一体…。 【えすえふ】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-10-17 23:23:07) |
16.面白い映画なのかもしれない。唐突感も雰囲気に合っている。でも、入りきれなかった。ただそれだけ。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-29 23:09:54) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 「真夜中の処刑ゲーム」と並び称される籠城ものなので期待してしまったが、かなりストーリー・設定・リアリティという点で劣ると思った。 敵は何の感情もない単なるアイコンで、まぁそれが不気味と言えばそうなんだけど、中盤の銃撃戦ではシュートゲームの的化してしまいテンションが下がった。 ラストの盛り上がりも低予算を隠しきれずちょっと残念な結末に。 ただ音楽や映像から醸し出される雰囲気はいいので一気に観れた。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-02 23:22:16) |
14.《ネタバレ》 ベンべべ、ベンベン♪このベースを聞いてしまったら、もう“カーペンター・ワールドにようこそ”って感じでアドレナリンが噴き出します。良く『リオ・ブラボー』が引き合いに出されますけど、私にはそれプラスしてカーペンター版『ゾンビ』という感が強いです。でも良く考えると『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』はともかくとしてもロメロが『ゾンビ』を撮るより前なんですよ、本作は。カーペンターって人は、実はイメージされている以上に偉大な映画作家じゃないでしょうか。 それにしても、低予算は判りますけど脚本がけっこうヤバいですよ、この映画は。もうカーペンター親父は映画を撮るのに登場キャラに伏線を張ると言うことに全く無関心なんです。ちょっとマッチョな護送担当官や結核患者かというぐらい咳が止まらない囚人など、普通の監督ならこれを伏線として後半にある程度活躍させるものですが、もうあっさり序盤でフェイド・アウトですからね。娘を射殺されて錯乱状態になったのは判りますけど、その父親は警察署に逃げ込んでからはずっと毛布を被ったままでセリフもなし、観てる方もその存在さえ忘れてしまいました。襲ってくる連中も正体はイマイチ不明だし、何がしたくて警察署を襲撃してるのかも不明瞭な感じがします。けっこうカッコつけたセリフは良いんですけど、「なんで、ナポレオンという名前なんだ?」と聞かれて「後で教えてやる」と答える終盤のやり取り、けっきょくその答えは聞けず仕舞いで映画は終わってしまいます。ねえ、どうしてナポレオンなの?、もう気になって仕方ありません(笑)。 本作でいちばん残念なところは、ナポレオンというキャラが深掘りされてないことと、演じる俳優に全然迫力が無いことでしょう。これがご存知カート・ラッセルのスネーク・リプスケンに繋がるわけですけど、スネークはまた極端にコテコテのキャラなんです。この極端から極端にぶれるところがカーペンターらしいところでもあります。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-01 22:53:15) |
13.よくわかんないけどいつの間にか街のギャングたちに集中砲火されるシチュエーションがいい。最初の復讐なの?それともお父さんが目当て?あとギャングの無鉄砲な突撃がバカみたいだった。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-25 00:24:58) |
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《改行表示》12.《ネタバレ》 カーペンター監督は自らの嗜好を余さず訴えてくることに長けている人で、これまた彼のやりたいことがストレートにフィルムに刻まれた一本ですな。それはもう潔いほどに。 制約空間での絶体絶命シチュエーションが、まず得意分野らしい。「敵」と「味方」も実にクリアー。敵は子供殺しの極悪連中だ。全く共感の余地無し。奴らは数も不気味なほど多いし、死体を速やかに処理して平穏を装ったり、車の中で待ち伏せしてたりと、頭も回る強敵だ。じりじりと差し迫る緊張と、サイレンサーの静かな不気味さと、降り注ぐ銃弾の嵐、この強烈な対比。 わずかに残った警察署の4人(のち3人)が、こんなに突然始まるカオス空間の中にあって、皆腹をくくった存在感を見せる。女の事務員がとてもクール。撃たれてたなあ、女なのに。子供を殺すカーペンターだもんな、それくらいの演出はへっちゃらなんだな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-20 00:03:07) |
11.《ネタバレ》 シンプルな構成の中にあるカーペンター的なシュールさは分かる人には分かる面白さ。でも、内容のすごさもさることながらこの邦題のすごさも実は特筆すべき要素かなと思ったりしてw。いやーとっても良いとこれはオモイマスハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-02 22:11:33) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 「リオ・ブラボー」の超絶進化版とも言うべき傑作。 ジョン・カーペンターは学生時代にジム・コロスと組んで「ブロンコ・ビリーの復活(The Resurrection of Broncho Billy)」という西部劇の世界に憧れる若者を描いた現代劇で編集と音楽を担当した(その年のアカデミー賞の短編部門で受賞した事は有名な話)。 今作もまた西部劇の雰囲気を持った現代劇だ。 文字通り警察署をまるごと要塞化し、「リオ・ブラボー」における冒頭の緊張が最初から最後まで持続する。 低予算をその並々ならぬ演出でカバーしてしまうカーペンターの凄さ。いや、低予算を逆手にとった閉鎖的空間に登場人物を閉じ込めてしまう見事さと言うべきか。 まるでホラー映画の、サイレント映画のように音も無く署内の物が破壊されていく恐怖。「遊星からの物体X」でも味わえるホラーテイストが、この映画でも遺憾なく発揮されているのだ。 ギャングたちの冷徹さ、アクション映画としても一級品の傑作です。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-09-21 16:52:19) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 低予算であることはよくわかるが、それがかえってリアリティを作っている。 サイレンサーつきだから音はせず、銃弾だけが飛んでくる銃撃戦など、多分これが現実なんだろうな、という感じだ。 狭い建物をちょこちょこ動き回っているだけなのだが、ともかく敵がうようよいて迫ってくるのが怖い。他のレビュワーさんも書いているけど、本当にゾンビ状態。 難を言えば、事件発生までに全体の半分が費やされている点と、暗くて見えづらいシーンが多い点かな。 都会の恐怖も思い知らされました。誰も助けてくれないんですね。 【θ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-13 00:10:43) |
8.台詞ほとんどなしで迫ってくるギャングにサイレンサー付き銃で静かに殺されるのは大変怖い。最後はあっけなかった気がしますが、パトカーが来たらさっさと引くというのは自然ですね。 地味だけど記憶に残る作品。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-06-10 18:01:33) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 リメイクのひどさにさんざ悪態をついたのち、ちゃんと全部見ました。 オモロイわ~。 「要塞警察」の正当なリメイクは「ゴースト・オブ・マーズ」だったというべきですね。 カーペンターは、「要塞警察」では逃がせなかったウィルソンを、アイス・Tを逃がすことで逃がしてやったということです。 低予算短期間でこんなオモロイものを作れるとは、今さらしつこいけどカーペンターはスゴい。 このカーペンター独特の音楽、ベンベベベベン、ベンベベベベン、ちゅうお約束のベースノートがイカしているぞ(なんとなく笑えるけど)!カレ独特の「間」もこの時から健在だ。いきなり子供は死なす、黒人警官が主人公、掟破りとはカレのことさっ。 カーペンターの「間」って、いったいなんなのかと考えるに、現実の出来事ではマヌケな間って必ずありますよね。フツーにドラマや映画を作るときには「間」を摘んでドラマティックにしますけど、そのほうが見やすいですけども、リアリティを損ねるには違いないです。「間」を摘むほど、「舞台」に近くなります。カレはドラマに照れているうえ、「舞台」も嫌いなんだと思う。なおかつこの「間」は笑いも狙っています。 さて、「要塞警察」鑑賞中、私はゲラゲラ笑いました。登場人物の全員がシリアスであるにもかかわらず、いや超シリアスであるほど笑いを誘うようにちゃんと設計されています。 たとえばウィルソンですけど、こんな状況でも女に色目を使いつづけるという、もう「救いようがないほどバカなアメリカ男の生きざま」とかね。まるでそれが「義務」であるかのように、女を口説き続ける姿は、笑えるしなんだか憎めなくなってくる。「この期にいたってまだ口説いてるよ」あ~あ。あと、この状況でいきなり「シリアスじゃんけん」とかね。ほかにも笑いどころ満載。 ゲラゲラ笑ってください。カーペンターもそうしてほしいと思ってます。きっと絶対。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-14 18:56:20) |
《改行表示》【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-03-02 21:32:25) |
5.最近よく似た「スズメバチ」という映画を見たので、「要塞警察」を見直すと、ジョン・カーペンター監督の素晴らしさを再認識しました。映画は過去の作品群を制作する側の解釈で取り入れて創られているものですが、それを、自分の物として作品化している数少ない監督の一人だと思います。主役の男性2人と女性の描写などは”イキ”という言葉が当てはまります。”…物体X””要塞警察””ザ・フォッグ”がカーペンター監督の好きな作品ですが、”ザ・フォッグ”がレビューに無いのは残念です。 【ても】さん 8点(2004-08-14 23:25:25) |
4.昔から観たいと思ってた。でも、どこにもおいてない。だからdvd買ってやっと観れた映画。はっきり言ってdvdはオススメできまへん。特に画面の綺麗さにこだわるなら。何度もレンタルされたビデオなみ。でも、この映画、そんなことはどーでもよくなるほど、おもろかった。話は単純、要塞と化した警察署に閉じこもって戦う人々のお話。シンプル。余計な物語は一切描かない。多分、今のハリウッドでリメイクされたら、閉じ込めらた人達の人物像を余計に掘り下げ、友情とか、恋愛とか、変に詰め込んだお決まりムービーになると思うが、この映画はそれがまったくないねん。あるかもしれんが、ダラダラそんなシーンは流さない。敵の正体さえもちゃんと描かない。でも、だからこそ、変にリアルでおもしろく、そして不気味で怖い。音楽も不気味でかっこいー。でもdvdはちゃんと作り直して欲しい。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-28 16:31:33) |
3.皆さん仰ってるけど、本当にハワード・ホークスの「リオ・ブラボー」の現代版。ちなみにそのハワード・ホークスが製作した往年のSF映画の名作が「遊星よりの物体X」で、これをリメイクしたのがカーペンター。最もこの要塞警察は、ゾンビ物っぽいイメージもあるんですけど気のせい? 【柿木坂 護】さん 7点(2003-09-29 06:03:14) |