117.よく言えば正義と悪が混在していているグレーな感じは中々よかったし、それなりの緊迫感もあって楽しめるのだが、悪く言えば中途半端で少々盛り上がりに欠ける。ロビンが主役だと悪役にはなり切れずこうなってしまうのは仕方がないのかもしれないが。 |
《改行表示》116.《ネタバレ》 緊急事態宣言下で思わず見てしまいましたが どなたかが言っているように、この作品はタイトルで損を してしまっていますね。このタイトルならサスペンスや 猟奇的なものを期待して観てしまいますから。 自分は逆にタイトルからパスしようと思ったのですが、ここ での批評を読んで観てみることにしました。 孤独な初老の男のヒューマンドラマ的な感じで、一介の写真屋 さんというのがミソですね。 考えてみれば写真の現像屋さんは個人のプライバシーを覗き見れ る立場にいるわけで、そう考えると気味が悪くもあります。 ただこの映画、どこか全てに中途半端で、サイの孤独感も ヨーキン一家の破綻ぶりも今一つ描き切れておらず、盛上り が感じられませんでした。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-01-12 20:00:54) |
115.なかなか面白かったです。サイのとった行動は決して許されるべきものではありませんが、その行動の原因には同情も理解もできます。サイに友人や恋人がいたらこのような結果にはならなかったことでしょう。ロビン・ウイリアムスが孤独な男を好演していました。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2020-12-22 15:22:04) |
114.詐欺罪に問いたい邦題のせいで間違った期待を持たされたのが腹立たしい。無機質な毎日を送る無機質な男の悲哀を絶妙に表現しているロビン・ウィリアムズの物語として見応えがあるのに、無理矢理ドラマチックにしようとしてものの見事に滑ってしまった作品。 |
《改行表示》113.《ネタバレ》 かなり大胆なストーカーでしたね。 もう少し狡猾な場面があってもよかった。 【とむ】さん [地上波(吹替)] 4点(2017-05-28 13:33:42) |
112.《ネタバレ》 なんか可哀そうなオジサン ロビンがこれまた寂しそう 白・青・赤の対比など映像には独特の美しさを感じますが 切ない内容であったかと 最後に写真を実は撮ってなかったのが何とか救いでアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-01-20 15:43:36) |
《改行表示》111.《ネタバレ》 アメリカの俳優は、プロダクションに所属して仕事を貰うのではなく、エージェントを雇って契約交渉をします。エージェントは、出演やギャランティの交渉だけでなく、俳優の将来的なキャリア・プランニングをしたり、台本を読み込んでどんな作品に出演させるかまで影響を及ぼします。 ▼ロビン・ウィリアムズの1980年代から'90年代の栄光は、本人の演技力もさることながら、優秀なエージェントの存在もあります。そして、ロビンのファンであれば、1999年の『アンドリューNDR114』の後、ロビンが休業(充電期間)したのを覚えてるでしょう。 ▼さて、この作品、休業後の本格復帰第1作なのです。ファンであれば、なんでロビンほどの名優が、こんな駄作に出演したのかと目眩すること間違いありません… ▼この作品後、皆さん、ご存知のようにロビンは今も低迷し続けています。おわかりでよう。駄目なエージェントと組んでしまうと、ロビンほどの名優ですらマトモな作品には出演できないのです… 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-12-02 05:27:57) |
110. さえないですね。ロビン・ウィリアムスの演技力だけでもってるという印象です。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-12-01 22:35:38) |
《改行表示》109.ロビン主演ということで、ちょっと変わった雰囲気のサイコ調サスペンス。 ロビンの優しそうなキャラと、心理描写もたっぷり描かれているので気持はよく伝わるのだが、 このジャンルではごくオーソドックスな展開を踏襲しているため、結局主人公に共感できず、 どうにも消化不良の印象ばかりが残ってしまう。制作者側が何を伝えたかったのか、 その意図も伝わったが、これでは説得力がない。 もっと彼のキャラを生かせるようなストーリーを考えるべきだったと思う。 そうでなければ、逆にロビンがキレまくるとか。中途半端はやっぱりいけない。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-07-30 02:11:55) |
108.このタイトルを見たら期待してしまうよねぇ・・。ロビンがストーカーってそりゃ期待します。・・・・が、はっきり言って中途半端でした。濃密なストーリーを期待していただけに残念。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-12-04 17:54:08) |
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107.《ネタバレ》 「ストーカー」という邦題をつけた配給会社の罪です。大失敗です。その「ストーカー」のイメージで見た観客が肩透かしを食らうのは当たり前。原題の「One Hour Photo」を訳すとしたら「スピード現像」だろうか。「写真屋」だけでもいいかもしれない。地味な邦題をつけると収益が見込めないからインパクトのある題をつけたのだろうけど、それは作品に対する冒涜です。そんな意識の会社は、そういう映画を配給するなと言いたい。■作品内容は、無機質な映像の息を呑むような美しさが素晴らしい。その都会的なよそよそしい映像と、一見幸福そうな家族が実はお互いがよそよそしい関係になっているという構図とが見事にあっている。■主演のロビンは悲しい存在。社会的には変態の烙印を押されるだろうし、やっちゃいけないことをしたけど、彼の行動は何処までが間違いなのだろうか・・・・。職場では問題がなくても、実は社会性が欠如している人物というのは実際に居る。この映画は写真屋さんをそういう存在として描いていたが、こういう人はいろんな職業に居るんだろう。そして、この映画のような家族はもっと多く世間には存在する・・・・。 【まめ】さん [映画館(吹替)] 8点(2008-05-22 09:47:35) |
106.《ネタバレ》 ストーキングがどんどんエスカレートするのかなって思ってたら、大して盛り上がりもなく終了。悲しいロビンより、イかれたロビンを見たかったなぁ。 【真尋】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-04-14 04:23:05) |
105.《ネタバレ》 題名のストーカーから連想する行為はない。他人の家族に自分の理想の家族を投影し裏切られたと感じた男が自らがその裏切りを裁こうとする。誰もが必死に生きていて、そこには決して理想どおりにはいかない人間の弱さもろさがある。家族であっても個人であってもそれは同じ事。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-01 09:46:42) |
104.かなりつまらなかった。というか中途半端過ぎ。どうせならもっと猟奇殺人の方向に振りきって欲しかった。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-12-02 14:46:14) |
103.この作品のロビン・ウィリアムスはちょっと合わないと思う。ストーリーも分かっちゃうし。 【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-10-26 20:29:02) |
《改行表示》102.《ネタバレ》 なんだか惹きこまれる作品だった。ロビン・ウィリアムズの迫真の演技が凄すぎる。 あまりこういう役のイメージはないが、彼だったからこの作品も見ごたえがあったように思う。サイのかたを持ちたくなるような感じもあった。突然目から血を流すシーンは、予想外で笑えた。 【bluestar】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-24 00:06:29) |
101.ロビン・ウィリアムスがハマリ役ですね。なんだかリアルで怖かったです。 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-10 13:19:36) |
100.《ネタバレ》 家庭を築く事とは、社会から独立する事である。その代償として幸せな時空間を得られる。父は家族を養う為に働き、母は子を育てる。子を守る為なら親は何でもするだろう。サイが子供と玩具の話をした後、父親は子供に「知らない人と話しちゃダメって言っただろう。」と言う。家族は世間一般に対して用心深い。つまり、家族とは社会と対峙する集団であり、社会と真逆の存在なのである。社会が厳しいとすれば、家族は優しい。大にして家族にこそ真の幸せが存在する。しかし、この幸せで孤立した小集団にも崩壊の危機を迎えることがある。不倫という名の危機である。”あの美しい母親、可愛い子供を裏切り、あの父親は不倫した。しかし、母親は不倫していると知ってからも父親を問いただそうとしない。”この事態にサイは苛立ちを覚えた。確かにサイが苛立ちを覚えるのも分かる。というより、サイは正しいと思う。間違っていない。ここで、私の脳裏に、ふとある疑問が浮かんだ。正しい事が常に最善であるのかという疑問である。我々は小さな頃から家庭教育、学校教育により正義と言うものを教えられた。社会は法律と言う名に基づき、はみ出し者を処罰する。こういう教育制度、社会制度の元では、不倫は完全なる悪にしか見えない。しかし、要はどこまで許すかの問題だと思う。社会の場合は対象者が全ての人なので裁判制度でもって個別に対応している。全ては判事の決断に委ねらる。一方、家庭の場合は個人間の問題になる。ここで起きた問題は当事者間の問題であり、この映画の母親のように不倫を見てみぬ振りをする事だってできるのである。それも家族を何とか維持する為の立派な一つの考え方なのである。サイにはその柔軟さがなかった。自分の中の正義の概念だけで物事を判断してしまっていた。この世には常に悪の概念が存在する。これとどうやって折り合いを付けてゆくかに、その人の生き方や考え方が出るのだろう。理不尽な事も多々ある社会では、正しい事に執着すると、大変なはみ出し者になる。こういうステレオタイプの人は、世の中に対して怒りを覚えたり、減滅したりすることが多く、時にサイのように犯罪者になってしまう。だけど、せっかくこの世に生を受けたからには、これはダメだと思う。もっと柔軟に物事を見てゆかなければ、素敵な人生は送れない。以上より、価値観の相違の受容について深く考えさせられた映画。 |
99.なんといいますかねえ、あの奥さんに憧れるのはいいのですが、夫婦の問題は夫婦だけのものですからね、よけいなお世話でしょうよ。旦那が浮気してたって、奥さんが不倫してたって、夫婦として子の親として成り立っているのならそれでよいのだと思う。それなりに幸せな生活をかき乱されてはたまりませんよ。あまりにも自己流過ぎといいますか、受け入れられるかといったらかなり難しい人物ですな、哀しい人です。ロビン・ウィリアムズが出てくる背景、色彩がなかなか雰囲気盛り上げてました。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-24 22:17:15) |
98.サイのしたことは決してほめられた事ではないけど、気持ちも理解できます。ちょっと同情しました。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-24 16:40:41) |