《改行表示》33.クストリッツァ監督のいつものガチャガチャした感じが好きな人にとってはやや物足りない感じ。 動物成分も限りなく薄いのも物足りない。無理矢理犬とか亀は登場しますが…。 ちょっと待って!車を売る仕事はしないと言い張っていたジョニデが、いつの間にか車を売りだしたと思ったら、空飛ぶ車を作ろうとしていたのにはびっくり。展開早すぎて思考が追いつきましぇーん。 あと、やっぱりギャロは嫌いだよ〜 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-10-16 22:33:04) |
《改行表示》32.クストリッツァの映画はあまり多くは見ていませんが、僕がイメージするこの人の映画の世界は、登場人物が楽器を奏で歌ったり踊ったり、動物がいっぱい出てきたり。紛争が背景にあったりもしますが、いつもその独特の賑やかさが印象に残ります。 そんなクストリッツァがアメリカで撮った静けさのある異色作。それでも映画館に突然犬が現れたり、魚が空中をフワフワ浮遊したり、ディナーの席やベッドの上に登場する亀。いきなり救急車が空を飛んだり。そしてリリ・テイラーのアコーディオン。これだけかな?と思ってたら後半、ギターやバンジョーを奏でながら歌う一団がやはり登場してくれました。 度々見せてくれるヴィンセント・ギャロの映画モノマネも、映画ファンにとってはたまらない可笑しさがありました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 21:09:02) |
31.初めて見たクストリッツァの映画。(当時は変わったアメリカ映画と思っていたけど、アメリカ映画じゃなかったよ…) 画面の中をおさかなが優雅に泳ぐ映画は「ランブルフィッシュ」以来か。 「シザーハンズ」の次のジョニーはまだ若いのにフェイ・ダナウェイと互角に渡りあい、ダナウェイは風変わりな熟女エレインになりきって喜びも悲しみも生き生きと演じていた。 その間にアコーディオンを弾き鳴らす個性派リリ・テイラーのグレイスがいて不思議な三角関係に。 ただ変わってるだけじゃなく、グレイスがビヨ~ンとなったり鶏アクセルなんて面白いでしょ? 小ぜりあい多い愛憎の日々の中で、エレインが念願の小型飛行機を飛ばすシーンがゴタゴタを吹きとばす爽快感。 ヴィンセント・ギャロの米国映画モノマネは長くてなんか痛かったけど、「チキ・チキ」のオルゴール人形もいたりする。 最後は意外な展開。 「パブリック・エネミーズ」で久々にジョニーと共演したリリは、大スターになっ(てしまっ)た彼に歳月の流れの早さも感じたのではないかしらん。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-24 06:00:11) |
30.《ネタバレ》 ジョニー・デップの若い頃の映画だけど、同時期の「ギルバート・グレイプ」のような見応えは無い。最後まで何が言いたいのか皆目わからない退屈な2時間だった。変な母子との関係。娘が自殺しちまうが、その理由も良く分からん。叔父が死ぬのも良く分からん。仕事もせずに遊んでいるような奴らが何を言っても響くものなし。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2011-01-03 20:04:37) |
29.何となく『ガープの世界』を思い出した。ああいう「半ファンタジー」系の作品。亀が犬の世界と魚の世界をつなぐ。ニューヨークの現実からアリゾナの田舎に戻ると幻想味が増してくるの。幻想としての故郷。自動車の墓場にドアを持って立つ人なんか、寺山修司的だし。笑いはややヒステリカルで、なにかというとアコーディオンを持ち出してきて、ラシドーシーラー、ラシドミシドラー、とやる娘の胆汁気質がおかしい(全体の音楽はゴラン・ブレゴヴィッチ、冒頭の11拍子からいい)。けっきょく青年の成長もの、ってジャンルになるのか。どこか南米寄りのファンタジーの気配があり(椅子がフワフワと浮き出したり)、東欧と南米って、どこかでつながってるのかな、と思った。全体のとりとめのなさを、許せるかどうか、観たときの気分で評価が変わる映画だろう。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-11-02 10:45:20) |
《改行表示》28.ジョニー主演だというのに未見でした、なんとなく肌に合わない気がしたし確か同じころ「ギルバート・グレイプ」があってそっちが無茶苦茶良かったから本作は忘れてしまったかもね。 どのシーンも背景やセットはかなり良いですし、20年ほど前のジョニーはほんとに美しい。しかし内容が支離滅裂といいますかはっきりいって「無」でしょ、最初から最後まで全く盛り上がることもコーフンすることもなく淡々と映像全体をぼーっと眺めて終わる映画も私にとっては珍しいことです。残念な内容でした。 この監督さんの他の作品は観たことないのですけど、元々アメリカとアメリカ人をバカにしてるのかな?そんなことも感じてしまいました。 ただアメリカ物で好きなものが「レイジング・ブル」「北北西に進路をとれ」であり、ボニーとCWでありジェリー・ルイスであるわけなのかしら。 無駄にリキんでいるようでもあり、嫌味すら感じる映画でした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-02-16 10:38:16) |
27.《ネタバレ》 ハリウッドに招かれて、気取ったのか力んだのか、クストリッツァにしては今一つの出来です。アメリカンドリームがどうたらということ表現したいのでしょうが、どうもアメリカと言う国とその文化への彼の理解があまり深くないのでは。だから、いかにも異邦人が監督しました、という映画になってしまったかと思います。やっぱりクストリッツァはガチャガチャしてなきゃクストリッツァじゃない! それでも、J・ルイスはさすがにいい味出していましたね。あと、V・ギャロの『北北西へ進路を取れ』ネタは傑作です。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-02-12 23:45:49) |
26.昔、この映画を大大大絶賛している女の子がいて、その子と話すきっかけ作りになればと鑑賞・・・したが内容は「はぁ?」って感じで超ショボ映画だった。でも、勿論、その子には「いや、良かったよ!」と言いました。俺こそショボいね。 【Junker】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2009-02-17 22:44:19) |
25.シュールすぎて意味不明。でもライフ・イズ・ミラクルの監督だとわかって妙に納得。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-08-23 22:05:11) |
24.何とも、評価のしづらい映画であります。面白くないのか、と問われれば、一応面白いです。じゃ、分かるか、と問われれば、よく分かんないです。テーマが、タイトルにあるように「夢」であることは分かります。でも、それだけです、と言っても良いくらい。クストリッツァ監督は、人が宙を舞う画が好きですね。この映画にもやっぱり出てきました。この監督の撮る画は、ホントに心に残る美しいものが多いです。美術もセンスを感じ、動物も多用し、視覚的に飽きさせないのです。さすがだな、と思ったのはやっぱり音楽ですね。使い方がうまい。こういうところが「よく分かんないんだけど、何か面白いんだよね」という感想になるのでしょうか。悲劇的なラストですが、その後のサカナが泳いでいく画がどこか暗示的で、後味は悪くないものになっています。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-22 16:01:25) |
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23.よく判らん適当な話。キャラクターどうこうより、話自体がダメダメです。ジョニー・デップはとてもカッコいいけど、内容がこれではな。ギャロは意外と影が薄い。でも面白かったのはそのギャロの昔の映画のものまね口真似くらい。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2008-04-20 19:21:29) |
22.《ネタバレ》 登場人物が皆プッツンきてるんで、かなり観る人を選ぶ映画。コンディションの悪い時に観たら最悪かも…。この手のファンタジーは嫌いではないので、個人的には楽しめた。ギャロが『北北西に進路を取れ』の物真似をするところがサイコー!ジョニデも若い! 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-18 08:57:31) |
21.この監督は、とにかく細部を脈略のない物で埋めようとする。そのガチャガチャ感が魅力なのだろうしオリジナリティなのだろうけど、個人的にはどうもダメ。なぜ黒豚なのか、なぜアコーディオンなのか、なぜタバコを3本いっしょに吸うのか、、それらに意味はあるかもしれなくて私が読み取れないだけかもしれませんが、物語上、あるいは画面上に意味のあるものとしてそれらがあるようにはどうしても見えず、ただ奇抜にするためだけにあるように思えてしまう。そのセンスが私好みであればまた話も変わってくるのでしょうが。『レイジング・ブル』『北北西に進路を取れ』のシーンは面白かった。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-30 13:29:10) |
20.《ネタバレ》 くぇ~くぇっくぇっくぇっ・・・と鶏の真似をしているジョニーデップ、「ヘロ~」のキモチワルイ言い方を練習しているジョニーデップ、しわしわのフェイダナウェイからフリフリのスカートで誘惑されるジョニーデップ、どこをとってもジョニーデップに捧げる映画でしょうね、クストリッツァ監督。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-01 22:42:48) |
19.うーん、何が何だかサッパリわからないし、雰囲気も、私には合いませんでした。でも、ある友達はこの映画を大好きだと言うのです。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-05-28 23:23:51) |
《改行表示》18.幻想的で美しい映画です。エミール・クストリッツァの作品ですが、「アンダーグラウンド」や「黒猫・白猫」とはまた違う洗練された雰囲気の作品となっています。(それでも音楽とユーモアに溢れた作品ではあります。) まあ、若々しいジョニー・デップやフェイ・ダナウェイ(Bonnie And Clyde!)ジェリー・ルイスなどキャスティングが素晴らしいです。 個人的には、ヴィンセント・ギャロが映画のモノマネをする下りが非常にツボにはまりました。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-16 21:18:58) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 ヴィンセント・ギャロさんが映画と一緒にセリフを怒鳴ってるところが良いです~♪ ジョニー・デップさんも若くて可愛いので満足、満足。 フェイ・ダナウェイさんの”プッツン”(死語)ぶりもなかなかのもの。 可笑しくて、やがてほろりとさせてくれます。 クストリッツァ監督の”お約束”=動物、ここでは亀(可愛い!)活躍にワクワクしました。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-16 22:58:28) |
《改行表示》16.なんとも奇妙な味わいです。とりとめのない主人公の感情の流れは、まるで行き先を定めない川のようで、ときに「どういうつもりだコラ!」とつっこみを入れたくなるほどその場しのぎでたよりない。 でも、そんな「その場しのぎ」で堂々と生きてゆく奇人たちの壊れっぷりのなんと言う詩情・・・ 聞けば監督、この作品製作中に、母国の内戦とか製作サイドとの折り合いのわるさとかでぐちゃぐちゃになってたとか。 でもこの作品全体に流れる何かの「豊かさ」のイメージは、映画というものが持つ可能性そのものの広がりのような気がする。うまくいえないけど。 ジョニー・デップ、フェイ・ダナウェイ、ヴィンセント・ギャロ、リリ・テイラーそれぞれの演技のもつ味わいも絶妙! 見つけてよかった!と思える佳作であることに間違いはないと思う。 音楽の素晴らしさも特筆ものです。 【あにさきすR】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-10 09:17:58) |
15.それぞれのキャラが魅力的。特にギャロ。「北北西に進路を取れ」とか「ゴッドファーザーパート2」とか「レイジングブル」とかすごく笑えた。だけど全体としては意味不明だったんでこの点数。 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-10 13:52:20) |
《改行表示》14.サントラ欲しいなー。世界観が私の心にクリティカルヒットっすよ(-_☆) 見ていてなんて居心地が良くって、それでいてなんて心苦しく切ないんでしょう>< どうしてこんなに心が苦しいのって感じでしたよ。アリゾナの荒野が心地よい。 ゴチャゴチャで音楽もチグハグだけどそれが芸術として成り立っちまうとこがスゴイ。 魚になりたい男、鳥になりたい女、亀になりたい娘。切なくってステキ。。。 【クロエ】さん 8点(2005-01-05 13:55:39) |