《改行表示》20.《ネタバレ》 アメリカ映画で大きな農場といえばトウモロコシ畑と相場が決まっているのですが、 スイカ畑というのが珍しい。で、そのスイカ畑をやっている田舎のおっちゃん役があのブロンソンです。 何年か前にロスでムショに入っていたことがある前があるようですが、スイカ畑のおっちゃんということ以外、全く正体不明。 ブロンソンだから当然ですがただ者ではない。やたらと強い。この土地の犯罪界の大物を前にしても全くひるむこともない。 序盤からの、スイカ畑と自分が雇った労働者を守るために戦う冷静沈着、寡黙で強いブロンソンがやっぱりカッコいい。 しかし仲間が酷い目に逢わされ、せっかく収穫したスイカがマシンガンで粉々にされるに至り、 冷静沈着に振る舞っていたブロンソンの怒りがついに爆発します。 あとはいつものブロンソンの復讐モノと同じく、奴らを皆殺しにするまでです。 ブロンソンだけでなく、ブロンソンに寄り添うメキシコ移民の女もまたカッコよかった。 ブロンソン映画の女といえば、ジル・アイアランドですが、 本作に関して言えば、このメキシコ女を演じた女優さんがピタリとハマっていましたね。 【とらや】さん [試写会(字幕)] 6点(2021-10-29 21:30:50) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 なんでスイカなのか?そりゃあマシンガンをぶっ放したときに絵になるから。大根やキャベツでは絵にならない。黄色いスイカでもだめ。真っ赤な中身が飛び散るからいいのだ。燃やすべきというレビュアーさんもいたが、それじゃスイカにした意味がない。 あと、メキシコ移民を守るために戦ったと書いてたレビュアーさんもいたが、これも違う。彼らは臨時の日雇いでとばっちりで追っ払われただけ。手足になってくれている小作人の白人のおじさん(奥さんはメキシコ人みたいだけど)が足を折られてブロンソンの怒りに火がついたのはたしかだが。あくまでマフィアの殺し屋と手下どもの狙いは、殺し屋のメンツをつぶしたブロンソンだけなのだ。 それから、謎の美女は殺し屋の奥さんという設定、マフィアだからお金持ちなのだ。 それにしてもおんぼろピックアップトラックがあんだけ飛び跳ねて荷台にいたブロンソンがよく振り落とされなかったもんだ! 【あっち】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-04-08 00:51:26) |
18.《ネタバレ》 これは主演高倉健の邦画みたいなストーリー展開だな、という印象ですがそれなりに楽しめました。ブロンソン、なんでそんなにスイカに拘るんだろうか。 【クリプトポネ】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-02-02 19:15:15) |
17.フライシャー監督にもこのような駄作があるのにビックリでガックリ。脚本がお粗末にも程があり呆れ返る。調べてみた原作・脚本担当のエルモア・レナードは高名なノワール作家だというのが驚きで、本作はブレイク前の作品のよう。監督には将来性が見えていたのだろうか。悪役もお粗末で呆れ返る。見た感じタイガー・ジェット・シンが思い浮かんだけれど、ハンパな悪辣さで凄味が無い。こんなのを相手にするチャールズ・ブロンソンは男臭さや身のこなし等そこそこ持ち味を発揮しているがハラハラ感がカケラも無く白けるばかり。エルモア・レナード作「ラブラバ」「グリッツ」に興味が湧いたのに+1点。 |
《改行表示》16.《ネタバレ》 スイカをダメにする方法として銃で撃つってのがもうなんだか頭が悪すぎる。 普通、まとめて火を放つでしょ。 水分が多いから油をかけても燃やし尽くすのは大変だけど、でも燃えてない部分も熱でダメになるから全滅にできる。 楽しくスイカを銃撃してないで君たちはもっと頭をつかいなさい! 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 5点(2018-01-18 00:09:40) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 スイカの収穫へのこだわりからスタートして、犯罪組織とのカーチェイスを経て銃撃戦に至るという無茶苦茶強引な展開。 ストーリーは置いといて、ダンディで豪胆なブロンソンはかっこいい。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 5点(2017-01-23 22:10:21) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 組織に一人で立ち向かう男といえば、この頃「マフィアへの挑戦」という小説があったようです。それと関係があるのかどうか、どちらも主人公はベトナム帰り。まあ、そんな人物は優秀な戦士だったということにしないと、現実味がないですが。 本作ではブロンソンが終始クールでハードボイルドな人物を演じていて、よく合っていたと思います。今同じような作品を作るなら、スイカを潰された時点で怒り狂うかも。しかし、あくまで自分の信念に忠実でハードボイルドなところが、魅力となっています。ストーリー的にも順を追った展開で説得力があり、アクションも必然性があって「アクションのためのアクション」になっていないところがよいです。地味目ですが、よくまとまった良作でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-27 10:02:13) |
13.《ネタバレ》 演出はところどころ妙に切れがあって面白いんだけど(最後の山荘の決戦、垂直方向と水平方向がクロスする構図とか)、肝心の前提がかなり強引で、どっちも何でそんなにムキになってるの?という感が拭い去れないのです。敵ボスも、逃走中にコケにされてムカついたというだけでは、ほかのことを全部放っといて主人公だけに固執する理由になるのかと思いますし、そもそもあれだけノーガードの主人公、その気になればいつでもどうとでもできたような・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-13 01:34:56) |
12.要するに、農家をナメるな、という作品ですね。スイカ畑を経営するオヤジが、イザコザを起こして逮捕されるも、大物殺し屋の脱走騒ぎが発生。殺し屋とともにオヤジは逃亡するが・・・。という訳で、スイカ親父、殺し屋一味、警察の、三つ巴の争いというか何というか、↓ドラえもん様のおっしゃる、まさに郊外型アクション映画、どことも知れぬ田舎町で展開される銃撃戦とカーチェイスが、懐かしくも楽しい作品です。農場の軽トラが、飛んで跳ねて、まるでスーパーカーのように見えてくる。素性はよくわからぬながらもとにかく大物らしい殺し屋に対し、どうみても不釣り合いな、協力者としてつきそう謎の美女。このよくわからない関係が、とりあえず謎めいていて、イイんですな。そもそも主人公たるスイカ親父がナゼこんな強いのか、という謎は、「そういう敵も結構、謎ばかり」でこそ中和され、素朴にアクションを堪能できちゃうのです。と言う訳で、「♪スイカの名産地~」とか歌いながら、楽しんで観ましょう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-12 08:39:57) |
11.《ネタバレ》 前半はブロンソンの渋さが光り、気骨があっておもしろい。2万5千ドルの取引にビールと電話代の3ドル85セントで応じるところなど最高だし、何よりスイカ栽培一筋なところが良い。だがそのスイカの大半がダメになってからはただの復讐劇になってしまった。銃はぶっ放せばいいというものじゃない。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-10-04 20:59:10) |
|
10.理屈抜きに楽しめる娯楽映画。極悪人レンダのえげつないバチ当たり行為の数々にもめげず、さっそうとブロンソンが怒りの抵抗。まぁー現実社会でもこう巧く事が運べばいいでしょうがね?! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-09 22:01:33) |
9.《ネタバレ》 マジェスティック!カッチョイイじゃないですか!こんな話が映画になるなんてアメリカ映画の懐の深さに深謝。いくらなんでもスイカ畑を巡る復習でドンパチってないんじゃない?とか、スイカ割りまくるなんて、少しは名の通った殺し屋にしちゃやることセコくない?とか、映画作るにあたって、お金出す人から苦情出なかったんでしょうか?出なかったんでしょうね。アメリカ映画ばんざい! |
8.《ネタバレ》 スイカ割られて怒ったブロンソンが最後にショットガンをぶっ放す。以上。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-10-02 01:07:45) |
7.アホみたいさが良かった!スイカバカという設定もアホみたい!音楽もアホみたい!ブロンソンがそれに見事にマッチしていた! 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-29 16:53:11) |
6.スイカをあれほど大量に撃たれたら、僕もきっと復讐する。 なぜなら、スイカが一番の好物だからだ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-25 15:22:17) (笑:1票) |
5.予想してたより銃撃戦が少ないよー。打ってはい終わりじゃぁ~。もうちょっと欲しかった気分。銃がショボくないショットガンだからまぁいいんだけどね。でも元レンジャー部隊が農家のおっさんとはちょっと信じがたい(笑)でもブロンソンって考えたら正義の鉄拳を食らわす系の映画によく出てるよね。。。。 |
4.都会型アクションが少々マンネリ化してきた為に目先を変える意味で、郊外に活路を見出したアクション映画が登場したのがこの頃。本作もそのうちの一本で、なんとC・ブロンソンが西瓜畑の経営者という設定も珍しい。しかしその風貌からしてまったく違和感のない役柄で、ことさら田園風景がよく似合っている。話は、自ら経営する畑と雇い入れたメキシコ移民たちを、ならず者の襲撃から守ってやるという、ごく単純なもの。このならず者のリーダーがこの時期の売れっ子悪役A・レッティエリで、凄味があって迫力をも感じさせるが、いつもどこか間の抜けたようなキャラも併せ持っていて、心底憎めない人だ。で、散々嫌がらせを受けたブロンソンはついに怒りを爆発させ、一気呵成に反撃に出るが、美しい田園風景の中で展開されるアクションは、R・フライシャー監督のテンポのいい演出もあって、実に爽快感溢れたものとなっている。とりわけ大きくバウンドするトラックの荷台からの銃撃戦や、窓ガラスを突き破って飛び込みざまショットガンをぶっ放して相手を倒すなど、軽業師顔負けの活躍で、むしろ悪役たちが気の毒になるほど。こんな強い西瓜畑の経営者がいることも不思議だが、だからこそそれだけ余計痛快さが際立った作品だったともいえる。 【ドラえもん】さん 7点(2003-11-27 23:49:07) (良:1票) |
3.Cブロンソンが農家?なんであんな簡単に逮捕されるの?すいか収穫の為に脱走するなんて、基本のストーリーが間違っている。当時にしてはすごいカーアクションは必見。 【かまるひ】さん 3点(2003-11-14 19:01:21) |
【亜空間】さん 8点(2003-11-11 20:49:02) |
1.気絶するほど凄まじい造作の持ち主レッティエリの凶暴さはここでも健在よ。このオッサン、こんな役ばっかりだわよ。めずらしく善玉らしき役っつったら「ザ・ファミリー」ってマフィアもの(やっぱり!)があったぐらいだわよ。ポール・コスロもほんとにいつもチンピラ役ばっかしだわよ。そうは言ってもなんだかんだで適材適所だわよ。嗚呼それにしてもLeeを纏ったブロンソンの佇まいってば、マックイーンに負けず劣らず、我が脳味噌をクラクラとさせる憧れの原風景なのでありました。 【モートルの玉】さん 6点(2003-10-28 19:57:58) |