《改行表示》21.《ネタバレ》 むか~し、テレビの洋画劇場で観て、凄い楽しかった記憶がある。週末の映画をクラスの多くが観てた時代、月曜日は学校で木の枝持って『 ̄/_』ってZの文字を刻んで遊んでたわ。 今回数十年ぶりの鑑賞。勧善懲悪の古いヒーローもので、ディエゴは黒いキツネの化身・ゾロに変身(変装)するけど、超能力とか無しに剣技で戦う。変身前のナヨナヨっとしたダメ総督とのギャップも活きていて、最後にウェルタ大佐に正体を明かすところとかスカッとする。 悪を倒して、その後どうなったとかの説明は無くアッサリ終了。そう言えば子供の頃流行ってたジャッキーチェンのカンフー映画なんかも、終わりはアッサリしてたな。最近の影のある悩めるヒーローを多く見ると、ゾロのような単純明快なヒーロー像がとても清々しく思える。 オルテンシアが凄く魅力的だった印象があったけど、いま見返すとそれほど活躍もしていなくて、何で当時はそんなに魅力的に映ったのか不思議。もしかしたらナヨナヨな総督と共に、オルテンシアも吹替の力で魅力が増してたのかもしれない。改めて吹替版で観てみたいな。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-01-21 01:31:09) (良:1票) |
20.アラン・ドロンはどちかというと好きな役者ではあるが、こういうコスプレ系の作品は合わないな。そもそも覆面被ってる場面が多し、顔を拝みたいファンが見ても物足りないのでは? |
《改行表示》19.アラン・ドロン版アイドル映画ということで。空疎な「カッコよさ」を描くばかりで、よほどのファンでもないかぎり見るべきところはないような。しかし1935年生まれで74年の映画なので、40歳前の作品か。その年齢でアイドルのように飛んだり跳ねたりするのは、ちょっとキツいよなぁ。実際、どうにも動きが鈍くて剣の達人には見えなかったし。 それはともかく、ゾロじゃないときのアラン・ドロンは、まるでコメディを演じるジョニー・デップを見ているようでした。だからどうという話ではありませんが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-11-28 02:16:02) |
18.《ネタバレ》 単純な正義の味方の勧善懲悪ものなんですから、もっとコンパクトでよかったと思うのですが・・・ゾロの活劇シーンが売りであるのは当然としても、同じようなパターンが何度も繰り返されると、味わいも落ちてくる(馬車内のインチキ一人二役みたいなスパイスがほかにも欲しいところでした)。そして一番の問題は最後の対決シーンであり、あれだけ延々とやられると、かえって実は両方とも弱いのでは?という疑惑まで招いてしまいます。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-01 00:38:29) |
《改行表示》17.この映画の記憶というと、ヒロインの女優さん見て、なんてカワユイのだ、と思いオッタヴィア・ピッコロという名前もチェックしてた、ということなんですが・・・どうしてそんなこと思ったのか、今ではサッパリ(笑)。たいしてカワユくもない、というか、これだったらそれこそ、リンダ・ブレアとかとも大差ないんじゃないの←それは失礼でしょ(←誰に対して?)。 それはともかくとして、アラン・ドロンが怪傑ゾロを演っている、という、まあ、邦題を見りゃわかるんですけど、そんな作品でして。 アクションシーンでは基本的にマスクを被ることになるもんで、どこまで本人自身が演じているのかはわかりませんけど、こういう活劇モノでもしっかりサマになってる、さすがはアラン・ドロン。片や切れ者の義賊、片やドン臭そうな総督、という、一人二役的な役どころをコミカルに、楽しげに演じてます(これも、本当に楽しかったのかどうかはわかりませんが)。 ただ、物語はというと、まあ、あんまり物語らしいものもないんですね。上述のピッコロ嬢も必ずしも出番は多くなく、さほど存在感も無い。なんやかんやと、小競り合い的なドタバタが続いて、これで尺がほぼ2時間。むかし日曜洋画劇場でやってた時は、いい感じにだいぶ刈り込んでたんでしょうね、さすがにメリハリの乏しい2時間は、ちょっと長く感じます。 でも、全体が長い分、最後の一騎打ちの場面にもたーっぷりと時間をとっていて。場面を次々に変えながらどこまでもどこまでも続いていく闘い、このしつこさは、見どころと言ってよいでしょう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-21 11:19:22) |
16.荒野を舞台に暴れまわる神出鬼没の怪傑(全身黒づくめ)。何でしょうね。やけにカッコイイです。いろんな俳優が演じていると聞きますが、全部見たくなるほど魅力的なキャラクターですね。本作について言えば、ユーモアとのバランスが良いと思いました。何回転ぶんだというほどドジな軍曹とか。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-20 12:18:21) |
《改行表示》15. 十数年前に原作を読んだ。 小説としては、それなりに面白かったが、正直アレをそのまま映画にしても、退屈なだけだろう。このような単純な勧善懲悪、痛快な活劇に仕上げたのは、大正解。真っ青な空、逆巻く砂塵。権力の上層にいる卑劣な悪党。間抜けなお笑い担当の太っちょ。圧政に苦しむ民。圧倒的に強く、ひたすらカッコイイ正義の味方。悪党のものにされそうな美女。15分に及ぶ手に汗握る最後の決戦。何もかもが、この活劇を盛り上げている。 特に私の好きなのは、ゾロの初登場時、神父を開放した時に発するセリフ「子供たちには正義を見せます」というもの。子供というものの存在を軽んじていない精神が、嬉しい。 また、ラテンの軽快で陽気なテーマ音楽も良いが、市場で男が爪弾くギターの美しいメロディも捨てがたい。三十数年前のこの映画音楽を私は未だに、WALKMANで聴くことがあるほどだ。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-07-24 19:50:09) (良:1票) |
14.オペラ座の怪人やマスク、そしてこのゾロと仮面物にはめっぽう弱い。 ZORROは狐の意味だそうで、この「黒いきつね」が大のお気に入り。 深刻で暗いイメージの強いドロンだけど、息子のために作ったこの映画では精悍なヒーローそのもの。 陰謀に倒れた亡き友人の身代わりとなるニセ総督の周りを煙に巻くオカマぶりも、意外なほどハマッていて楽しい。 悪役(ベイカー)やヒロイン(ピッコロ)も魅力的。 シンプルで小気味良くまとめられたこの快作には、バンデラス&ホプキンスのダブルゾロが束になってかかっても敵わないと思われるのだ。 先頃めでたくDVD化され、♪ZORRO IS BACK♪ 弾むテーマ曲も心を奪う。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-07-15 07:58:24) (良:1票) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 アラン・ドロンの映画ではかなり好きな作品です。その一方で、TVで以前にも見ているのですが、その初めて見る前にはアラン・ドロンらしくない映画であるという思いもありました。他のアラン・ドロンの映画のコメントにも書きましたが、アラン・ドロンと言えば犯罪の香りが漂う映画が似合うと思うし、マスクから覗く目はいつものドロンとは違って見える気もする。 しかし、そんな思いは映画の前半で完全に無くなってしまう。文句ナシにカッコいい。まずは最初に民衆を苦しめる軍曹一味を気持ちよくやっつけてくれる。全く汗もかかず軽口を叩きながら実にカッコよく鮮やかに民衆の敵をやっつける。そしてやられる方は実にカッコ悪くやっつけられる。ドロン=ゾロのカッコよさが更に際立つ。 この立ち回りや総督を演じているシーンに見られるように挿入されるユーモアも、軽快でユーモラスなテーマ曲もいい。カッコいい正義の味方が貧しくも正しく生きる善人や女性や子供を助け、正しく生きる人々を苦しめる悪をやっつける。実に分かりやすい正義の味方ゾロを魅力いっぱいにみせてくれたアラン・ドロン。何をやっても絵になりカッコいい人だと思う。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-15 01:06:26) (良:3票) |
12.アラン・ドロンを観るのはこの作品が初めてでした。漫画にいそうなキャラクターで、吹替の声も相まって総督とゾロを見事にやってのけていたのが面白かったです♪黒マスクにマント姿で、颯爽と現れるのがカッコイイ! 【*まみこ*】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-12-05 00:24:27) |
|
11.当時、アラン・ドロン主演作といえば、粗製濫造気味でした。そんな訳で、この映画をリアルタイムで見る機会を逸していましたが、この度めでたく鑑賞しました。いやー、想像していたよりうんと良い出来ですね。オッタビア・ピッコロやスタンリー・ベイカーなど脇を固める俳優陣も良い味出しています。たっぷりと見せてくれる剣闘シーンも楽しいです。アラン・ドロンは何をやらせても絵になりますね。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-08-23 01:24:29) |
10.アラン・ドロンの黒マスクにマント、そして、悪人顔の似合うアラン・ドロンが正義のヒーローゾロを難なく演じて見せている。アラン・ドロンと言えば二枚目の正義的なイメージを持たれている人のがもしかしたら多いかもしれないけど、私は違う。アラン・ドロンと言えば絶対に悪役のが似合うし、どこか冷たい。冷酷な眼差しを感じさせ、それがアラン・ドロンの最大の魅力であるように思うのたが、ここでのアラン・ドロンは全くそれとは違うのであるが、これがまたなかなかである。悪と正義のどちらを演じても絵になるスターである。それがアラン・ドロンである。映画の内容は単純明快、誰が見ても解る。この単純さこそがこの映画の魅力である。若干、長さを感じさせるのと私もヒロインの女性がいま一つだと感じてしまうものの、それでも下手な映画、例えるなら何を言いたいのか?解る奴だけ解れば良いみたいな難しさが全くないので誰が見ても普通に楽しめるはずです。何だかこの映画のアラン・ドロンのゾロを見たら他のゾロものはあまり見たいて気がしなくなった。それだけアラン・ドロンがとにかくかっこ良い。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-08-22 22:53:53) (良:1票) |
9.カッコ良いのですが、最後の決闘シーンが少し長すぎて、飽きてきたりして。ヒロインが魅力に欠けます。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-06-19 21:51:14) |
8.《ネタバレ》 小学生の頃にテレビで観ました。痛快冒険活劇。文句無し!!。でも一言だけ。ウォルター大佐とのサーベルテクニック合戦で、キャンドルを一本だけ縦切りにしたシーン。あの時のゾロの剣技は物凄く雑でいい加減な動きだった事を小学生ながらツッコんでいたワタシだった(笑)。 【aforkarn】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-04-01 18:27:36) |
7.黒マスクがなんとも似合うドロンが颯爽と馬に乗って現れ、悪を成敗する痛快活劇。2枚目ドロンが剣を持って悪と戦う最後の対決シーンは見ごたえ充分。「ほんとにドロンがやってる?スタントマンじゃ?」なんて野暮な事は言わず、ドロンのかっこよさに酔いしれましょう。黒マスクと馬上の姿がメチャかっこいいドロンに、甘めの8点献上。 【Miranda】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-21 03:20:31) |
6.《ネタバレ》 中学の映画鑑賞の日に連れて行ってもらった映画です。 痛快爽快! アランドロンがかっこよかったなぁ! 【とっすぃ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-17 11:37:01) |
5.《ネタバレ》 なんておちゃめな映画なんだろう。いや話はシリアスなんだけどね、要所要所で挿入されるあの陽気な音楽がなんとも言えず、すっげえ耳に残ってます。ガルシアのことも映画の中でだんだん気に入ってきちゃいました。いいですね、なんかこういう牧歌的なシリアス映画ってのも。「マスク・オブ・ゾロ」の方も観ましたが、アンソニー・ホプキンスより、アントニオ・バンデラスより、アラン・ドロンのゾロは決まっていました☆彼が一人二役をこなすための苦労もまた笑えました。オレはこの映画がアラン・ドロンデビューなのですが(適当に借りた映画が偶然にも)、正直まだそんなにむちゃくちゃいい俳優と思う所までは行ってません。変に彼の名声とかを知らない一個人としての冷静な目で見た評価です。なのでもっと彼の出てる映画を観て彼の演技を知っていこうと思います。 【TANTO】さん 6点(2004-12-12 01:00:01) (良:1票) |
4.けっこう楽しめるんですよね。アントニオ・バンデラスのゾロよりも個人的にはこちらの方が好みかも。B級マカロニウエスタン音楽を数多く書いてきたデ・アンジェリスのスコアが耳に心地よい作品です。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-18 15:08:58) |
3.完全な娯楽映画に拍手です。もう最高でした。アランドロンファンの私には完璧な作品。単純明快なストーリーで幼稚な感じもしますが、素直に面白かったです。こういう単純でスカッとする映画が今は少ない気がします。変に複雑にしたからって良い映画でもないんですけどね・・。劇中にかかる軽快な音楽にゾロ(ドロン)が颯爽と登場。これだけで文句なしです。 【べんちゃんず】さん 10点(2003-11-12 01:08:03) (良:3票) |
2.古い作品ですが、スマートにまとまってよく出来た映画だと思う。ギャング映画づいてたドロンが、アクションあり笑いありで新展開を見せた作品。ただやっぱり、今観直すと全体的にのんびりしてるけどねー。 【TERRA】さん 5点(2003-11-11 02:39:33) |