《改行表示》137.マヌエラが移植された男性をこっそり見るところで私的に本作は終わりでした。 みんな違ってみんないい、とは言うものの甘ったれたシスターを筆頭に誰にも共感出来ず。余りにもご都合主義に過ぎる展開に白けっぱなしで監督の嗜好を目一杯詰め込んだ独り善がりのコケ具合著しい作品でした。 |
136.もう25年前の映画なんですね~これ。当時評価がえらく高かったので、封切後かなり経ってから早稲田松竹で観ました。鑑賞後素直に、ああ、広い世界、いろんな事情を抱えた、いろんな人が、まぎれもなく生きてるんだなぁって清々しい気持ちに。映画の中身自体は結構ドロドロしてたはずなのに。三十路に入るか入らないかくらいの時期この映画を観た事で、人間の多様性というか側面というか、一見フツ―に見えてフツ―に暮らしている人のそれぞれの「人生」の在り方を認識出来て良かったと思います。ちなみに同監督の「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール(帰郷)」を観た後にも自分は同じような感想を持ちました。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-01-10 08:44:29) |
《改行表示》135.《ネタバレ》 エイズ、オカマ、妊娠後死去、交通事故死等、様々なテーマを扱っているわりには退屈。 女性による女性のためのお話という感じで、オッサンの私にはイマイチ何も伝わってこなかった。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-02-05 19:50:47) |
《改行表示》134.話が妙に唐突で、いろんな要素をごちゃ混ぜに都合良くつなぎ合わせた映画。 欠場した舞台女優の代わりに、最近付き人に雇われたばかりのマヌエラが代役を申し出るのも突飛なら、 それを言われるままに代役に立てるのも突飛。さらに舞台で大ウケするとか。んなあほな。 さらに、主演女優と助演女優が舞台に穴をあけたのに、その代わりに付き人のオカマが登場して整形話でウケルとか。なにこの茶番。 エイズとなった娘が全然やつれていないのに、次の場面はその娘の葬儀。はあ? さらにその娘にエイズをうつしたはずのオカマ(マヌエラの夫)が唐突に元気に現れ、息子の死の話を聞いて見苦しい泣き芝居。 極めつけは、娘の産んだ子供をマヌエラが勝手に連れ出して自分の子のように育てるとか。誘拐かよw あと役者の顔がマヌエラはじめ、舞台女優、娘の母と三人ともオカマっぽい馬面で見苦しいなと思っていたら、 オカマのマヌエラの夫がこれまた馬面。あ、なんだオカマっぽい馬面は監督の好みだったのか、と納得。 演技もなぁ、ヨーイ、スタートの合図で芝居しましたという紋切り型。特につまらない泣き芝居がやたら多くて、またかよとウンザリ。安物の演歌じゃないんだからさ。 他の方のコメントを見ると、映画オンチのおすぎ絶賛とのこと。どうりでつまらないと思った。 【kinks】さん [DVD(邦画)] 2点(2019-09-25 00:33:54) |
133.《ネタバレ》 ペドロ・アルモドバル監督によるオンナとゲイのドラマ。ゲイに不倫…申し訳ないんだけど、おいらには到底受け入れられねえぜ。お父ちゃんヘンタイじゃん。駄作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-09-08 05:23:36) |
《改行表示》132.《ネタバレ》 女性賛歌と評価されているようで。確かに登場人物は女(または自覚が女)ばかりだけど、女だから頑張ってる、というよりこのシチュエーションでは誰だって一生懸命生きるんじゃないのかな。 タイトルが「母について」なのもちょっとどうかな。母親であるというアイデンティティはマヌエラの行動や生活にさして影響していないみたいだったけど。「お母さん」のあり方がどう描かれるのかと期待して観たから、その点は予想と全然違う話でした。 ボランティアで世話してる女装男の子を孕むシスターとか、同性の付き人との恋情に悩む舞台女優だとか、この監督ならではのぶっとんだキャラばかりで共感もなにもただただひえ~っと眺めるばかりでありました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-20 21:51:40) |
131.レコードにジャケット買いという言葉があるように、DVDのジャケット借りで映画を見る。 |
130.一風変わった人間関係が織りなすドラマでしたが、悲しみの中にも大らかな温もりを感じさせる映画でとても良かったです。アグリード役のアントニア・サンフアンがいい演技をしていると思っていましが、女優と知りびっくりしました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-09 22:52:07) |
129.《ネタバレ》 女手一つで育てあげた一人息子を、その17歳の誕生日の日に事故で亡くしてしまったマヌエラ。深い絶望から逃れるようにマドリードを去り、彼女はたった一人、思い出の地でもあるバルセロナへと辿り着く。そこで当時の親友だったオカマのアグラードと再会を果たすと、マヌエラは共に息子の父親を捜し始めるのだった。あなたにはちゃんと息子が居たということを伝えるために――。ヘビースモーカーの舞台女優、彼女から同性愛的寵愛を受ける麻薬中毒の若手女優、エイズを患う男の子供を身篭ってしまうシスター…、そんな個性豊かな女たちが織り成す、母親やこれから母親になる予定のそして誰しもが女優でもある全ての女性たちへと捧げられたアルモドバル監督の賛美歌。のちに耽美的変態路線を突き進むことになる同監督の世界的な名声を得るきっかけとなった今作ですが、これは女性たちのユートピアを描いたある種のファンタジーですね。オカマが男に襲われているところを主人公が救ったところから、もうこの映画には男の性欲が一切出てこなくなります。ただ、男は精子を提供するだけの存在になってしまうのです(その象徴がオカマなのに男性器だけはある、あのお父さんでしょう)。女をねじ伏せようとする男たちの性欲が微塵もない世界で、実に活き活きと人生を謳歌する彼女たちの力強い友情物語に静かな感動を覚えます。そして、これはあくまでも変態監督アルモドバルの作品です。丹念に読み解くと、ここには女性の美しさを礼賛するあまり、彼女たちを汚してしまうだろう自らの性欲を去勢してしまいたいという究極のM願望を見出してしまうのは僕だけでしょうか。とにかく、多くの女性の皆さんに堪能してもらいたい美しい作品でありました。「何言ってんの?こいつ」という苦情は受け付けません(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-24 18:07:51) |
《改行表示》128.この作品が平均6点とは…衝撃。個人的には8~9点だが、補正のためこの点数。 男性レビュアーと女性レビュアーで大きく違うと思いますけどね。標準偏差が出ればいいのに(笑)あと、各作品ページで男性平均・女性平均点が出ればいいのに…と、サイトへの要望はおいといて。 この作品を十分に理解することができる、女性に生まれてよかった。 他の投稿型レビューサイトではもう少し評価が高いと思うが、男性の点数が強く反映されるのが、このサイトのマイナス…(男ウケする作品は、一般サイトより高く、逆に女性向けの作品は一般サイトより低くなりがち) ステマがない(はず)、男女で評価がわかれるような作品以外の点数は納得できる、シンプルなデザインが好き等の理由でこれからも使いますけどね!(笑) |
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127.《ネタバレ》 女性の強さが丁寧に描かれていた。こういう派手さは無いが、しっとりしたヨーロッパ映画の佇まいは良い。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-23 04:13:20) |
126.海を隔てたあちらの国ではたぶん評判の高い映画だろう。そういう気配はわかるような気がするのだが、果たして日本の文化で育った私たちにはどうだろうか。最愛の息子が死んだとはいえ、それを別れた夫(今でも軽蔑しているような男)にわざわざ伝えに行く感覚も到底理解できない。それにゲイとかエイズとか麻薬とかも嫌だし、品のない言葉はもっと嫌。この映画より舞台で演じられる「欲望という名の電車」の方がよほど好き。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-25 06:53:03) |
《改行表示》125.2012.08/26 鑑賞。私には考え及ばない内容、その意味では自身の体験、経験、人生にない別世界。いつも思うのだが映画は予想だにしない、奇想天外な、信じられない、驚愕な等で表される作品が多いが、この作品はこれに該当するのか、又はシリアスな、リアルな作品なのか判断に苦しむ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-27 14:50:51) |
124.様々な事情を持ったキャラクターが登場してきて最初は映画に入り込みにくかったのですが、こういう作品もありかもと思いました。 【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-18 03:35:27) |
《改行表示》123.《ネタバレ》 いろんな要素がぎゅぎゅっと詰め込まれているが、感ずることはあまりなかった。都合の良い悲劇が連続するも安っぽくならず、高尚な雰囲気であるのは、ペドロ監督の実力か、ヨーロッパ映画だからか。 しかし、ゲイなのに女性はらました上、病気まで移して失踪って・・・。死を持ってしても許されないレベルだろ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-16 15:49:19) |
《改行表示》122.《ネタバレ》 なんだろう。凄く不快感がある。唐突にゲイっていうのが許容できなかったのだが、なんだこれ、この監督ゲイ芸の有名人とかなのか? ゲイである必然性を感じなかったけど、この監督的にはマストだったんだろうな。EU圏の映画では結構面白さを秘めているような気がするのだが、なんだろうこの許せなさは。やっぱこれを見て思ったのは、自分は許容できない側なのかなってことか。結構寛容じゃないのかオレはって思っていたが、その実映画を見ただけで不愉快だったのを考えると現実のゲイの人に拒否感を持っていたことに何となくそうかもな、って感じたりする。 色んな問題提起を含んでいるのに、結局これしか印象に残ってない。ものすごい飛び道具だよな。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-19 23:45:44) |
121.《ネタバレ》 そりゃあおすぎが絶賛するはずだわ。 |
《改行表示》120.マジックを失った、元天才アルモドバル、あわれなり。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 0点(2012-01-14 19:30:10) |
《改行表示》119.最初の目的を忘れたヒロインの不可思議行動に?と思っていたら、 この監督さんは同性愛者のようで、そちらをメインに描きたかったのねと妙に納得。 それならそれに見合ったストーリーを考えてくれないと。女性讃歌といいながら、 ヒロインは単なる狂言回しの役割しか果たしていない。タイトルも疑問符。 その他の登場人物たちも、その時の感情のみでしか行動できない未熟な人ばかりで、 まったく共感を覚えなかった。いい歳をした大人たちが何を甘えてんだろ。 今度はぜひ、迷惑を被った子供の立場から作品を作って頂きたいものである。 役者さんたちの演技に関しては何の問題もない。最後まで安心して観ていられた。 【MAHITO】さん [地上波(字幕)] 3点(2011-09-03 08:35:47) |
118.《ネタバレ》 予備知識ナシで観たのですが、期待していたものとは全然違ってガックリでした。締めくくり方は「女性讃歌」を主張してそうですが、自分にはどうしても「オカマ讃歌」にしか感じられませんでしたし、そのオカマ讃歌に共感も感動も起きませんでした。絶対に映画のタイトルがいけないと思う。「これはゲイの話です」と分かるタイトルにしてくれればいいのに、「母親の全てについての物語です」みたいな面構えは、詐欺にしか思えない。男性と女性がいて、どちらもそれぞれの性差の中で良い所も悪い所もあって、そんななかで「女性はこういうものよね」「女に生まれて良かった!」などを主張していくなら分かるけど、男であることをやめて女で生きたい人間と、それに関わる女と・・・そういう世界観だけで「母親」なんて言葉を持ってこられても、自分としてはひたすら「???」でした。こういう世界観をルーツとする息子に、どういう男性観と女性観が培われるのか、それも気になりましたが、死んだのだから、ま、どうでもいいか・・・みたいな気持ちです。バカバカしい100分でした。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-06-11 20:13:07) |