座頭市喧嘩太鼓のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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座頭市喧嘩太鼓

[ザトウイチケンカダイコ]
1968年上映時間:83分
平均点:6.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2003-12-26)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
三田佳子(女優)お袖
藤岡琢也(男優)草津の新吉
戸浦六宏(男優)鈴屋の蝶次
五味龍太郎(男優)明神の佐七
曽我町子(女優)お仙
玉置一恵(男優)油屋の番頭
堀北幸夫(男優)磯吉
山本一郎〔俳優〕(男優)壷ふりの男
ミヤコ蝶々(女優)お早
佐藤允(男優)柏崎弥三郎
西村晃(男優)猿屋宗助
清水彰(男優)荒追の熊吉
杉山昌三九(男優)
玉川良一(男優)達磨落しの長八
原作子母沢寛
脚本吉田哲郎
音楽池野成
撮影森田富士郎
企画辻久一
配給大映
美術内藤昭
編集谷口登司夫
録音海原幸夫
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 シリーズ19作目で大映制作の座頭市としては最後の作品となる。相手方の用心棒は佐藤允。見る前はちょっと心配だったんだけど、地味ながら凄みのある悪役を見事に演じている。ヒロイン役の三田佳子も若かった。ラストの初日の出のシーンはこの後の勝プロで制作されるシリーズへの勝新の意気込みのようなものが伝わってくる。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 7点(2023-07-24 18:45:30)
《改行表示》
5.いつにも増して差別用語が飛び交い、いつにも増して激しい斬り合いが行われる、ような気がするシリーズ第19作。 まず冒頭、渡世の義理から、何の恨みも無い見知らぬ男を斬る羽目となる座頭市ですが、本作の狂言回し役である藤岡琢也の一味が最初に男の家に飛び込む場面では、オフの音声などを用いて断片的にその争いが描かれ、それに続いて座頭市ひとりが男と対決するシーンは、仁義を切ってから相手と斬り合うまでを長回しのワンショットで描く。これが何ともカッコいい。 本来ならそこでお役御免、というところですが、そこに男の姉である三田佳子が現れ、例によって例のごとく・・・と言ってはナンですけれども、彼女と座頭市との微妙な関係(もっと微妙でもよかったか、と思わんでもないけれど、何せ80分少々の映画なので、ある程度は割り切る必要が)、座頭市に男を斬らせたオヤブンの悪辣ぶりが描かれていきます。そんでもって、座頭市のライバル格、好敵手の剣豪が、佐藤允。う~む、このヒト、剣豪顔と言えばそうかもしれないけれど、途轍もなく「空気読めない感」みたいなのが出ていて(『転校生』なんか、特にそうですね)、ま、確かに、少なくとも、只者ではないな、と。 という、只者ではない(けどあまり強そうではない)ライバルとの死闘が、本作のクライマックスとなります。いやこのヒト、強いんです、きっと。羽根つきの羽根をいきなりスパッと斬って見せる、ああいう意味のない行動が、いかにも剣豪らしい、んです。きっと。 ってな訳で本作、最後まで見せ場が多く、三田佳子がヒロイン、というマイナス要素を差し引いても(?)、座頭市映画の魅力を堪能できる作品でありました。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-11-28 01:39:01)
4.《ネタバレ》 一宿一飯の義理くらいで自分に関係ない人を斬るんだから、渡世人の世界は凄い。で、市が斬った男の姉さんが三田佳子演じるお袖さんで、弟の仇と助けられた恩の間で揺れ動く。柏崎弥三郎はどこかから雇われているわけでもなく、お袖を自分のものにしようとし、市と戦う。お袖が困ってるときに優しくしてあげれば、二人が結ばれる可能性もあったろうに、馬鹿な男だ。藤岡琢也演じる草津の新吉が面白いキャラで印象に残っている。馬を走らせる市が見られるのも貴重。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-12-04 10:07:52)
3.普遍的な勧善懲悪。このありきたりなストーリーを何十作にわたり体現できる主人公は、座頭市をおいてほかにないだろう。今作の見所は、狭い室内で爆発する瞬間的な殺陣。瞬時に研ぎ澄まされる市の殺気に圧倒される。映画のシリーズとしては一端の区切りとなる今作。ラスト初日を望む市の表情が渋い。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 23:32:07)
2.《ネタバレ》 大映としてはこれが最後の「座頭市」作品となるシリーズ第19作!相変わらず勝新の座頭市にはオーラが漂う。殺陣のスピード、切れ味とも申し分なし、映像的にも美しくて良い。しかし、残念にことに市の命を狙うべくアウトロー、一匹狼的な男、佐藤允といい、西村晃といい、この画き方は何なんだ?特に西村晃の画き方、使い方など勿体無い。佐藤允のラストの決闘、一騎打ちにしてもあのうるさい音楽が邪魔で緊張感がいまひとつ伝わってこない。最後に今まで観てきたこのシリーズの中にあって、今作のヒロイン、三田佳子はシリーズ史上最大の大物女優だと言えよう!そんなヒロインを最後置き去りにして去っていく市には、えっ?何か違うやろ!と感じがしてならない。市と共に行動する藤岡拓也の役が一番儲け役の気がする。けして、つまらなくはないし、見所十分なのに全体的に納得出来ない部分が多すぎて引っ掛る。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-13 13:07:52)
1.《ネタバレ》 第19作。大映製作座頭市の最終作らしい。三田佳子・佐藤允・西村晃...とそれなりのキャスト揃えてはいるけどどうも地味。市が博打で失敗するシーンや太鼓の音をバックにした立ち回りは印象的ではあるけど、脚本がちょっと…。特に西村晃が清水彰に殺されたところに都合よく市が来るとかおかしい。西村晃は何のために...。それにいつものことながら中途半端にヒロイン助けて放置ってのはどうなのか...。シリーズでも屈指の対決を見せる佐藤允も存在が中途半端。
バカ王子さん [DVD(邦画)] 6点(2006-03-25 00:02:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6350.00%
7116.67%
8233.33%
900.00%
1000.00%

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