36.《ネタバレ》 とても感動しました。これはクリスマスにもってこいの映画です。
非常にメルヘンな夢のある優しいお話です。
とても優しいお話ですが、さすが陽気なパパらしく下ネタもほんの軽く挟んできます。
でもその下ネタは家族で見るには許容範囲内の、むしろ男の子が喜びそうな金玉ネタです。
もう全然家族向けの範疇ですよ。
最初の雪合戦場面では子供の世界を見事に再現し、かなり素晴らしいです。
雪国生まれなら分かるでしょう、雪が降った朝の子供の異様なテンションの高さがよく出ています。
壮絶な雪合戦戦争は実に素晴らしいです。
そんな楽しそうな子供の頃の楽園を見事に再現したこの映画は子供向け映画(また家族向け映画)の良作といえるでしょう。
この映画の「雪」はまるで魔法のようで、子供の体をいたわるかの様に固い雪と柔らかい雪の入れ替わりが子供の安全を守ります。
大きな固い雪玉だったら重さ200Kgはあると思うので、本来なら死者が出ますが
ここに出て来る雪はたぶんもうスノーマンの魔力がかかってますから子供たちも守られてます。
父親の大切さ、父親に教えてもらうこと、男の子にとって父親とはどんな存在なのかということが映画の中で見えてきます。
子役は可愛かったです。
でもホームアローンみたいに続編が容易に作られることがなくて良かったです。
ホームアローンに似た感動もあります。それはクリスマス映画ってだけかもしれませんが。
苛めっ子の不良もいますが、途中で「こいつはただの苛めっ子のままでは終わらないな」と気になってましたが彼はやっぱり良かったですよ。
悲しみを共有して許しあえた感があって良かったです。
そういった不良の心にも少しだけ迫ってます。
感涙必至のクリスマス映画ですので、さっそくある内にレンタルしてください。