《改行表示》190.前作に比べたら明らかに質は落ちるが、それでも面白さは一定に保たれている。 やはり歌のパワーは凄いと改めて実感できる反面、ラストを描きたいがための強引でご都合主義な展開が鼻につく。 それでも描きたいなら生徒の個性や心の揺れ動きにもっとフォーカスして欲しかったと。 前作みたいに正体がバレたら生命の危機というサスペンスもなく、 デロリスことウーピーでなくてはならないというストーリーではないのが一番痛い。 |
《改行表示》189.《ネタバレ》 一作目も糞みたいなポップコーン映画でしたが、二作目もやはり大差のないポップコーン映画でした。これをもってコメディと言われても、どこが笑いどころなのかさっぱり分かりません。 とはいえ、商業的には大成功したらしいし、監督が代わっても作風が変わらなかったのだから、おそらく制作側は意図的にバカな映画を作っているのでしょう。むしろ大多数の観客がこの内容で満足していることのほうに驚くべきかもしれません。米国人がポップコーン映画に大喜びするのは仕方ないとしても、日本のレビューサイトでさえ軒並み平均点が高いのはかなりの驚異(脅威)です。 まあ、黒人が主体になったことで、音楽的には格段に素晴らしくなってるし(監督も黒人に変わっているらしい)、これなら「ゴスペル映画」として認知されるのも納得はできます。18才のローリン・ヒルが出演してることもあり、文化史的には重要な作品なのでしょうね。物語のくだらなさは、かえすがえすも世界最低レベルだと思いますが。 【まいか】さん [地上波(字幕)] 6点(2022-12-15 15:32:36) |
《改行表示》188.《ネタバレ》 前回と違って展開が見え見えで、かなり評価が下がってしまいました。 前回はシスターたちが聖歌隊を結成するというシチュエーションがいい方向へいっていましたが、今回の悪餓鬼たちの前半の悪たれぶりはみていて気持ちの良いもんじゃないですし、彼らが短期間で更正するのも胡散臭い感じがします。合唱のところももう少し感動するかと思いましたが、あの選考の結果はありえません。 (2022.12再鑑賞、5点→6点) 前作よりはたしかにパワーダウン。 コメディーとして笑えるところが少なかったり、聖歌隊があの程度で優勝するとか、リタの母親が手のひらを返したように改心するとか無理な展開が多い。 それでも歌で乗り切るプラスのパワーは圧倒的。悪ガキたちをうまくノセて改心させていくウーピーの様は、見ていて感心させられる。 時間が短いのも良い。 【mhiro】さん [地上波(吹替)] 5点(2022-12-12 21:22:09) |
《改行表示》187.《ネタバレ》 普通に名作。 話は前作と同じだけど今度の舞台は学校で教える相手はその生徒という違いはある。 歌が良いので聞いてて楽しい。 前作を見たのが一昨日なので話が被ってストーリー自体はあまり楽しめなかった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-12-31 15:11:24) |
186.《ネタバレ》 シリーズ第2作。1作目を見てから一週間ほどで本作を見たが、実はちゃんと見るのがこれが初めてだということに見ている途中で気がついた。それはともかく、前作とは逆に修道院側がデロリスに助けを求める冒頭からまあ続編だとそういう展開になるわなという感じなのだが、前作と違ってデロリスの母校である高校を舞台にしたことで、前作と少し毛色の違う映画になった印象でストーリー自体はまあ悪くないと思うし、史上初めて続編映画の監督をアフリカ系アメリカ人が手がけた意味で歴史的な映画でもあるらしく、そのためか立場や差別などにも重くならない程度にふれているなどちょっとした社会的側面も出ていて、そのあたりは興味深く見ることができた。しかし、前作に比べると別にシスターでなくても、デロリスでなくても成立するような感じが否めないし、素行の悪い生徒たちがデロリスによって変わっていくという本作要の部分もドラマとしてあっさりしすぎているように感じてしまってかなりの物足りなさが残るし、生徒の一人であるリタ(ローリン・ヒル)の音楽活動に反対している母親が最後に彼女を認めるという展開も見ていて容易に予想がつき、安心して見られる反面、予定調和な感じも強かった。さっきも書いたようにストーリー自体は決して悪くはなく、単品として見た場合はそこそこだと思うものの、やはりシリーズものの2作目として見てしまうと前作ほどの面白みは感じないという典型的な続編の感想になってしまうのは仕方のないところか。でも、成功したいなら周りをよく見てという言葉は胸に残るし、主要登場人物たちがバックで歌うエンドロールも良かった。(このエンドロール、たぶん民放のテレビ放送ではカットされる部分なんだろうなあ。なんか惜しい。) 【イニシャルK】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-12-17 23:57:54) (良:1票) |
《改行表示》185.高校生のパワフルさと揺れ動く心に、キュンとしました。 黒人監督らしく、立場など丁寧に表現出来ていた。 今観るとおとなしいく感じるが、公開当時は時代に乗ってパワーがあったのかも。 声量ある歌声に感動。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-03-07 15:58:25) |
184.1作目に比べて取ってつけたようなストーリー。音楽のノリが体には響くけど心にはイマイチ。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-13 21:57:06) |
《改行表示》183.音楽と学園と、定番な作りの映画。 悪くはないが、思ったよりもスンナリと進むストーリーだった。シスターである意味がどこまであるのか疑問だが、設定として悪くはないか。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-30 22:36:38) |
182.「シスターでなければ」という要素が前作より希薄で、物語にパワーが欠けます。一応「聖歌隊」というワードが出たり、前作のシスターたちが出てはいますが、果たして態度の悪い生徒たちを改心させるのに本当にウーピーでなければいけなかったのか、かつて聖歌を大衆曲にアレンジしローマ法王までひきつけたあのウーピーが指導するからこそ生まれる面白味はあったのか、というね。「シスターでなければ」というより「ウーピーでなければ」ですかね。結局音楽で生徒たちの心が開くのなら、音楽に情熱のある人なら主役は誰でもよかったんじゃないの、という気がします。生徒たちを手なずけるのも意外とあっさりで、歯ごたえに欠けるところも。 |
《改行表示》181.《ネタバレ》 続編でも相変わらずエネルギッシュで元気な歌声。少年少女たちを突き動かす歌のエネルギー。 パワフルな歌はいつまでも聞いていたい。 落ちこぼれた少年少女たち、ただ彼らには貧乏でも負けない、見返してやるんだというハングリーハートがある。その魂と歌は共鳴する・・・そんな映画。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 08:03:25) |
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《改行表示》180.中学生のときに見た記憶を頼りに採点。 案外面白かった。 |
《改行表示》179.《ネタバレ》 個人的に思い入れがある作品。何といっても「Joyful,joyful」からエンディングまでの一連の流れと曲が素晴らしい。ただ本作の欠点はコンクールの結果がネタバレ無しでも誰でも予想できちゃうというところ。最後にコンクールを持ってきた時点でまあ仕方ない気もしますが、そりゃ主人公サイドが5位とかなわけないもんなぁ・・・となっちゃうわけで。あと「2」であることのデメリットとして、若干ストーリー運びが強引であったりキャラより設定が先になっちゃってたりシリアス度が高めだったり、続きものだけに前作との比較でマイナスに感じてしまいます。 ところでTV版ではだいたいEDがカットされていますが、それはいかんでしょう。EDの分の時間を本編から削っても良いからEDは入れていただきたい。そのくらい良いEDだと思います。トーマス神父はじめじいちゃん神父ばあちゃんシスターのあの活き活きとした姿を見ろやこのやろー!と言いたくなりますね。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-23 08:47:12) |
178.主役っぽい女の子よりも、準主役っぽい男の子の歌が必聴。ただ、ストーリーも楽曲も1に劣ります。 【なこちん】さん [地上波(字幕)] 5点(2014-02-14 00:57:50) |
【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-03 00:15:02) |
176.無理やり作った続編感が丸出しで、最後の最後までストーリーが読めてしまう。歌もクライマックスより途中のシスターたちのほうがよかったと思う。最後の舞台でのリタの声がもひとつ伸びてなくて-1点。 |
175.面白くないわけではないのだが、1で自ら作り上げた世界に寄りかかりすぎて、新鮮味が何もない。人物の設定が安直で、先が全部読めてしまうのもマイナス。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-24 01:20:40) |
《改行表示》174.《ネタバレ》 やはり、前作に比べると落ちますね。いつのまにか聖歌隊の結成に生徒が反対しなくなったり、本番前の生徒の心情がコロコロ変わったり、あげくにはあっさり優勝したりと、ご都合主義が目にあまります。リタと母親のエピソードも、もう少し掘り下げてもらいたかったところ。それと学校を舞台にしたため、デロリスと合唱団員の関係が完全に指導者と生徒という立場になったのもマイナスでしょう。前作では、あくまで同じシスターということで、仲間意識が芽生えたことがポイントでしたから。 あと学校を舞台にしたのなら、映画よりもドラマの方が生徒たちの個性も描けてよいのではないかと思います。実際、「glee」というドラマが制作され、人気を博しています。そのプロトタイプになったという意味では、必ずしも失敗とばかりは言い切れません。あと、ノリノリのエンド・クレジットは無類に楽しい。 ちなみに、修道院長と校長の会話に“オマリー司教”が出てきますが、これはやはりビング・クロスビーが演じたあの映画を意識してのことなんでしょうね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-20 18:08:02) |
173.前作はウーピーゴールドバーグの魅力が作品を引っ張っていたが、今作はやや抑え気味。ローリンヒルが主役だった。可愛く歌も素晴らしく、宝石のような女の子。でもスクリーン全体に元気やパワーをみなぎらせてしまうような、ウーピーのようなパワーを感じさせるには至っていないんだな。コンクールの歌とダンスは素晴らしかった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-02 15:36:35) |
172.びっくりするぐらい陳腐で紋切り型な学園モノ。役者にも、ストーリーにも、見るべきところはありません。しかし、最後の音楽だけは良かった。高校生の合唱コンクールというより単にプロのショーでしたが、いかにも「新世界」な「第九」という感じ。映画全体をこの1曲に至るまでの長い長いプロモーションビデオと捉えれば、時間の浪費感もやや薄れるかと。それにしても、名優J・コバーンの軽さとキャラの弱さがつくづく残念。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-01-27 10:41:12) |
171.《ネタバレ》 前作が良すぎただけに、ちょっと期待はずれ・・・。ストーリーそのものは、どこにもありそうな平凡な内容でした。でも歌だけは前作を上回っていましたね。ローヒン・ヒルは最高にかわいいし歌はうまいし、コンクールもかなりうまいグループがたくさん出ていて楽しめました。余談ですが、オーハッピーディのリードの少年が「今度は黒人から何を奪う?」というような意味のセリフ、見た時はよく意味がわかりませんでしたが、「ドリーム・ガールズ」を観て「こういうことか」と納得しました。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-15 18:04:25) |