《改行表示》253.《ネタバレ》 今さらながらたぶん初見。主役2人はどれほど危険な目に遭っても〝ダイ・ハード〟が確定しているので、まあ勝手に暴れてくださいという感じ。楽しみは犯罪者側の計画とプロセスですが、FRBの地下の金塊を狙うというのが大胆というか驚きというか。たしかに膨大な金塊はあるはずですが、FRBを破壊するとアメリカのみならず世界経済が大混乱するはずで、そんな中で重たい金塊を手に入れても使い道に困るんじゃないかという気がします。貧しい東欧の国民を豊かにするとか言っていましたが、かなり無理筋かなと、老婆心ながら。 ジェレミー・アイアンズもがんばっていましたが、冷酷なだけで深みなし。〝弟〟のアラン・リックマンのほうが数倍カッコよかったなと思います。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-09-05 02:05:08) |
252.《ネタバレ》 ウィリスとサミュエルのタッグは新機軸として悪くはないし、各シーンの一つ一つにも気合は入っているのだが、とにかく思いついたアクション全盛り込みで作ってしまった感じで、焦点がぼけている。最後の国境対決なんてのは完全な蛇足で、せめて船のくだりで終わらせるべきだった(これも本当は余計なくらいだが)。どんな爆薬よりもカーチェイスよりも、「街角の少年の行動から敵の罠を見破るマクレーン」とか、「突然キレて老婦人の電話を奪い取るサミュエル」とか、「大統領の名前を知っていてマクレーンの危機を助ける通りすがりのオッサン」とか、そういった何気ないちょっとした一幕の方がはるかに魅力的である、ということを制作側自身が知らずに作ってしまったのがマイナスでした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-08-31 17:58:38) |
251.「刑事ジョン・マクレーン」に強い共感を抱いているモノとしては、アクションスターとしてではなく、過去に「ナカトミビル事件」を解決した伝説の老刑事として、ダイハードの続編としてでもなく、またスクリーンで会いたいと思いますね。本作については、水準以上のアクション映画だったと思っていますが。【231003】再見。すっかり忘れて、まんまとおもしろかったです。前半、地下鉄の屋根に飛び乗るときの「やばいなあ」にしびれました。困惑してこそ、ダイ・ハード。 【なたね】さん [地上波(吹替)] 7点(2023-10-04 04:20:08) |
250.範囲広げすぎで緊張感がない? 人種差別炸裂しすぎ。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-03-25 21:41:24) |
249.《ネタバレ》 シリーズ第3作。1作目のジョン・マクティアナン監督が復帰した今回はマクレーン以外の前作までのレギュラーが登場しない、劇中の時期がクリスマスではない、舞台が特定の場所ではなくニューヨーク全体、マクレーンに最初から最後まで一緒に行動する相棒がいるなど前2作のパターンを破って新しい展開を見せている一方、ストーリーは2作目を半ば無視して1作目の直接的な続編のようになっていて、マクティアナン監督の「これが自分のダイ・ハードの続編だ。」という声が聞こえてきそうな作品になっている。初めて見た時は前2作との違いに少し戸惑って物足りなさを感じていたのだが、今見ると1作目より劣るものの、2作目よりは面白かった。前作ではヒーロー然としすぎていた感のあったマクレーンが今回は停職中に二日酔いの状態でサイモンに指名されて呼び出され、グダグダ言いながら奔走するのは1作目のマクレーンのイメージにだいぶ戻っている感じでなかなか良いし、(でも、1作目ではここまで頼りない感じではなかった。)黒人のゼウスとのコンビも典型的なバディームービーのパターンなのだが、やはりこのコンビぶりが良い。それにサイモンが二人に仕掛けるクイズを解きながら場所を移動していくのはスリルと緊張感があり、これまでとは違った面白さがある。ゼウスが人種差別意識を持っているというのは今回見るまですっかり忘れていたが、あくまで味つけ程度でそこまで踏み込まないのはちょっと中途半端に思うもそれをやると娯楽映画ではなくなってしまうというのがあるのだろう。いつもマクレーンがもっとも運の無い男とされるシリーズだが、今回はマクレーンではなく、このゼウスがそれに該当するのも面白い。クライマックスはタンカーが舞台になっているが、これは、本作が企画段階では船を舞台にする予定だった名残だろうか。(「沈黙の戦艦」に先を越され変更。)それにしてもこういうニューヨークが舞台の大規模テロ事件を描いた映画、911後の現在ではもう作られないかもしれない。(2023年1月12日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 8点(2023-01-21 14:25:56) |
《改行表示》248.前作まではビルだったり,空港周辺の限られた空間の中で濃密な展開を見せてくれましたが,今回はNY全体が舞台であり,世界観が広がった感じがします. まぁ,展開は1と大して変わりませんが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-05-12 22:41:16) |
《改行表示》247.《ネタバレ》 ~Die Hard: With a Vengeance~すさまじい勢いで頑強に抵抗する。“3”と銘打たないことから、某シリーズのように前作を抜きにして正当な続編として作られたとか、仕切り直しの意図があったのかもしれない。確かに2はあまりに1の出来事を踏襲していて、その部分が今後のシリーズ化には足枷になったと思うし、マンネリ化を避ける意味でもこの方向転換は良かったと思う。 今作ではいよいよマクレーンの所属署のあるNYが舞台で、ホリーはロスで単身赴任だという。 なんか自分の勘違いか、ジョンはロスからNYに出戻り、ホリーはジョンのもとに戻ってきてたと思っていたけど、1のままの設定のようだ。 謹慎中で朝方まで二日酔いのダメ親父っぷりを見せるマクレーンが良い。普段がこんなだと、几帳面な会社人間のホリーは嫌になるだろう。 マクレーンの味方の警察側は、いつも足を引っ張るか、役立たずが多かったけど、今回は刑事仲間がいるのも嬉しいし、みんな結構責任感が強く頼りになる。 敵は金儲けのテロリストと職業軍人の混成チームみたいで、無口なカティアが怖カッコイイ。 何回も見てるのに、マシアスの奥さんだったって今回知ったわ。奥さんに撃ち殺されるなんて… スタイリッシュな真夏のNYの風景からデパートの大爆発。タクシーでセントラルパークを激走(クレイジータクシーってゲームに大きな影響を与えている)。地下鉄、ハーレム、ウォール街。遠くにツインタワーも見える。あちこちで起きるテロ行為が、金塊強奪事件に結びつくストーリーも、よく練られている。 旧作より舞台が広がり、NY市全体が舞台(しかもCGではなく本物)となっていて、観光する楽しみと、知っている風景が破壊される楽しみが味わえる。…こんな表現も、今使って良いのかわからないけど、9.11同時多発テロ以前だから出来た作品で、もうこんな規模の爆発ロケものは作れないかも? 大都会で火薬とガソリンの臭う、人類史上最後の超大作かもしれない。 出来れば最後、タンカー爆発から間を置かずに解決編に。そして国境の町(州はずれ?カナダ?)でなくNY市内で終わらせてほしかったかな。 2までのお約束を排除し、シリーズらしさが薄いからか評価は低いみたいだけど、単品としても面白いし、シリーズとしても好きな作品です。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2021-06-12 14:49:56) |
246.シリーズに特に思い入れはないが、95年作のワリには80年代テイストを感じるのはシリーズ故か。とはいえ、白人・黒人のバディムービーにしたのは90年代という時代の要請か。NYを舞台にした撮影はよくやったなあという印象で、まだこの頃は映画製作に「パワー」があった事を感じさせる。 |
245.《ネタバレ》 数々の問題を解きながら次へ次へと導かれるさまは観ていて飽きない。そして、世界一ついてないのは、ゼウスさんの方ですね。半裸の頭のおかしいおっさんと関わってしまったがために、あんな目に遭うなんて。街で様子のおかしい人を見かけても関わっちゃいけないという良い例です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-17 00:53:56) |
《改行表示》244.《ネタバレ》 ガロンの問題。 ウィルス君よ、君の説明ではさっぱり解らない。 おかげでうちら夫婦は正月から先この問題の正解が解らん事に対して劣等感に苛まれて鬱なんだ。どうしてくれんだ 悪いと思うのならば、一度図解式にでもして説明してくれせんか? なんだったら君が忙しいんだったら 日本にいる池上君やら林修君による説明であっても別に構わんのだが(むしろそっちのほうがいいんだが)とにかく今さ、二人揃って未だ理解が出来てなくってさ 気持ちが悪いんよぉ プンプン 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-06 21:02:23) |
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《改行表示》243.《ネタバレ》 名作との呼び声高い1作目。期待はずれの2作目。そして今作。あまり高い評価は受けていないようですが、個人的にはかなり好き。 まずプロットが好きです。オープニング。まだ曲が流れている最中なのに突然起る大爆発。最高のつかみ。核心からスタートするようなスピーディーな展開に惚れ惚れ。犯人の手がかりをつかもうと、警察署内はパニック状態。そんな中、おちょくるようにかかってくる犯人からの電話。冒頭10分足らずでこの映画は最高だと確信。 マクレーンとのゲームを要求。警察とFBIをふりまわし、頭のイカれた復讐犯を演じるテロリスト。真の目的は1400億ドル相当の金塊。真の目的が明らかになったとき、サイモングループにしびれましたね。このテロリストグループがまた一癖も二癖もあるのが良い。ラストでは仲間まで欺き、金塊をマクレーンもろとも海に沈める偽装工作。この徹底振りが最高。悪の華満開。だからこそ、マクレーンがサイモンの策略を全部見抜いちゃってサイモンを追い詰めていくのが痛快。 細かい伏線から大事な伏線まで練りこみ具合がいい塩梅。お気に入りはダンプ14台の盗難。それに、『警察なんか一人もいないじゃん。盗み放題だぜ』って、めっちゃわかりやすく教えてくれる万引き少年。このときのマクレーンの表情と音楽が超ベタで大好き。 とにかくストーリーの面白さで魅せてくれます。その一方でビル爆破、地下鉄爆発、地下の洪水など、ビジュアル面でも大迫力。 忘れてならないのが相棒ゼウス。演じるはサミュエル・L・ジャクソン。マクレーンの個性を奪わない正にベストバランスのキャスティング。バディものが大好きな私にとっては、二人の掛け合いは最高に楽しいひととき。電話ボックスの『爆発するぞー。逃げろー。』で、ゼウスがお金をめぐんでもらうシーンが笑い転げます。 サイモンと女テロリストの最期が盛り上がりませんでしたが、娯楽性の高いアクションムービーとして、私は完全にアリです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-05-07 10:05:23) (良:1票) |
242.《ネタバレ》 サミュエル・L・ジャクソンと共にマンハッタン中を駆け巡る設定は非常に面白い。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-09 08:42:36) |
《改行表示》241.僕の中で、アクション映画といえば、これです。 ジャッキーやスタローン、イーストウッド、セガールよりも彼です、個人的には。 無双系より冴えないおっさんの逆転劇の方が好みです。 【がらんどう】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-01-08 08:37:11) |
《改行表示》240.《ネタバレ》 ホーリーに見捨てられ酒浸りなダメダメ刑事。誰が望んでいたか疑問がつく始まり。 ストーリーも序盤は盛り上がりを見せていたものの中盤から失速。やり過ぎ感が先行して観ててしんどい。 更にはボスとその愛人をセットでヘリ爆破。尺が長い割にはあっけない終わり。 見れなくはないけどダイハードの名前を使っただけの非常に残念な映画になってしまった。 |
239.《ネタバレ》 製作陣も三作目を撮るにあたって、傑作だった一作目の監督ジョン・マクティアナンを再起用して気合いを入れ直してきた感があります。相棒をマクレーン刑事につけて90年代流行りのバディ・ムーヴィーに寄せた設定が前二作とは決定的に変えたところです。その相棒にサミュエル・L・ジャクソンを持ってくるところなぞ、気合いが入ってる感じは伝わります。そして悪役にはあのハンス・グルーバーの兄貴が登場です。ここまで頑張っているのは判りますけど、そりゃあ第一作を超えるどころか肩を並べる水準にまで達していないところは、まあ必然だったとしか言いようがないでしょう。第一作はビルの中、第二作は空港の敷地内と限定されている空間でのサスペンスだったのに、それがほぼNY市全域という舞台設定にしてしまったのは、初心を忘れてしまったとしか言いようがありません。現在ではもう不可能でしょうけど、たぶんNY市全面協力だったロケを多用した派手な破壊シーンの迫力は認めますけど、それでは他のアクション映画との差別化はできなくなってしまったわけです。グルーバー兄貴の犯行手口も動機からして弟の二番煎じに過ぎず、観てる方にも容易に見抜かれてしまいます。 実はダイ・ハードのシリーズはこの先は未見なんですけど、残り二作には相当出来が悪いものもあるという噂を聞いておりますし、観続けてゆく気力がちょっと萎えてしまいます。 【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-05-04 22:57:50) |
《改行表示》238.ダイハードシリーズもマンネリしたのか、今回から相棒がいます。仕掛けの規模も大きくなっているし恒例の面白シーンも満載です。前2作品同様に楽しく安心して観ることができました。でも映画として高得点が付けられるのは今作、パート3までかもしれませんね。。 なぜか判りませんが、ロシア女がいちゃついているのをバカにされて激おこになるシーンが印象に残っています。。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-04-09 11:21:46) |
237.《ネタバレ》 もはや閉鎖空間ではなくなり、ここから先は「あのマクレーンが出てるシリーズ」になってしまったわけだが、コレはコレで楽しい。今までは敵を振り回す側だったマクレーンが振り回される側にまわり、新たに相棒と共にNYを駆け回る。文句をたれながら相手を翻弄し、イラつかせる天性のクソ野郎っぷりは健在。 【けんじマン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-12-13 21:29:18) |
《改行表示》236.ダイハードシリーズで一番の駄作が最新の「ラストデイ」(ロシア行っちゃう奴)である事は間違いないのですが、それまで一般に一番評価が低かったのがこのダイハード3でした。 ダイハードシリーズのつらいところは、1作目があまりに完璧すぎた事と完全に話が完結していたことにあります。 そのため、続編の製作は非常にむつかしくなり、一方で興行的には続編の製作は要求されちゃうわけで、結局のところ「マクレーン刑事がとりあえず主人公」というだけのシリーズになってしまっているわけです。 その中でかつて一番評価が低かったこの3ですが、しかし改めて十数年ぶりに観たのですが、変な期待と先入観をなくしてみれば一般的なアクション娯楽映画としては水準以上の出来だと感じました。 評価が低いのは、傑作「ダイハード」の続編として最初からハードルを高く設定されすぎていることによる問題が大きく、変な色眼鏡を外してみれば、あまり評価が高くないこの3ですら並のアクション映画よりは数段楽しめる娯楽映画になっていると思います。 この作品の相対的な評価の低さは、なまじ傑作が出来てしまった事によるシリーズとしての悲劇だと思います。 まぁそれは仕方ない面もあるのですが、そういう意味でちょっとかわいそうな作品かもしれません。 ただし「ダイハードラストデイ」、あいつだけはダメです。 あれはどういう観点で観ても駄作ですから。 【あばれて万歳】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-11-22 16:10:35) (良:2票) |
235.《ネタバレ》 サミュエル・L・ジャクソンの存在が悪い方に働いているようで、1・2作目にあった「使えない警察」の中で異端児ブルース・ウィリスが孤軍奮闘するという、ダイハードらしさが薄くなってしまっています。観客としてはダイハードと聞くと、そういうのを期待してしまうわけですから、どうしても点数は辛くなりますね。ストーリーも、あれだけの金塊をすり替えることが可能なのか、しかも船に乗っていた同志が知らないとか粗がありすぎで、終盤はかなり分けわからないくなっていますし、鑑賞後は何だかなあという気分になりました。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 4点(2015-12-30 00:48:00) |
234.《ネタバレ》 大傑作である1の監督ジョン・マクティアナンが再びメガホンを取ったものの、先の作品はやっぱり映画の神様が舞い降りてきた奇跡の一本だったのだなぁと思わせる、それくらい凡庸なアクション映画。ダイハードって名前を冠せられてなければ、普通のブルース・ウィリス主演のアクション映画の一つとしてすぐに忘れられているであろうといくくらい尻すぼみの地味な作品でした。最後の敵がヘリから落ちて死ぬってどれだけ盛り上がらないラストなんだッッ。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-04 12:41:33) |