3.「キューティーハニー」の前にサトエリの七変化を楽しみたいなら本作はお薦めです。が、特筆する部分はそこだけ。本来ならこれこそ日本版「チャーリーズ・エンジェル」として、そしてレイティングにがんじがらめにされたハリウッド映画には真似の出来ない、ハード・アクションとお色気満載の(大人の)娯楽映画として作られるべきコンテンツ。ところが、ヘボい演技をヘボい演出が助長し、ヘボいアクションはコマ落としのスローで誤魔化して、更にはヌード・シーンさえ用意していない「プレイガール」とは名ばかりの出来。今時、2時間ドラマだってもっと予算と時間を掛けて製作してるでしょうに、これじゃ折角の企画も台無し。とにかく、映像やセット、出演者からこれほど貧乏臭さが滲み出てくる映画も最近では珍しいです…、2点献上。