《改行表示》249.まぁ昔は新鮮だったんだろうな、というレベル 今となっては。。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-15 01:08:48) |
《改行表示》248.《ネタバレ》 -The Exorcist-“悪魔払いの祈とう師” オカルトホラーの傑作。と言われています。が、悪魔や殺人の怖さより、少女が「ギャー!ファックミー!グエェ~~~!!」と叫んでるインパクトのほうが強くて、ついついボリュームを下げて鑑賞した思い出があります。今回も夜中に窓を開けて鑑賞したので、近所迷惑を考えてボリュームダウン… イラクで発掘された悪魔が、なぜリーガンに憑依したのかが理解できなかった。そしてこの悪魔が“パズズ”という名前なのも、ウィキで知ったくらい…ハウディ船長じゃなかったんだ。ベッドに十字架を置いたのは誰?とか、最後のコイン(メリン神父がイラクで見つけたのと一緒?)はどうしてリーガンの部屋に?とか、私がどこかを見落としたのか、理解できてないシーンも幾つかある。 あれだけベッドがガタガタ動いて、首が360度曲がって、宙にも浮くんだから、リーガンに悪魔が憑いたのは間違いない。けど、カラス神父の母親の旧姓を答えられなかったり、水道水を聖水のように怖がったり、“悪魔じゃない可能性”を観せてくれたのは、サスペンスとして面白い。医者(科学)が悪魔祓い(宗教)を薦めるというのも意外で面白かった。 悪魔パズズが、悪魔の存在を表沙汰にせずに、メリンとカラス両神父を殺害する話とするのが一番落ち着きが良い。 だけど最初の被害者は神父ではなく映画監督のバーク。首を180度撚るとか、リーガンの力では無理。でも悪魔に取り憑かれた状態だと首はグルグル回るから、パズズはバークに憑依して、首を曲げた状態で自殺させたのかもしれない。 だけど全てがパズズの仕業だったのか?リーガンがもし、母親とバークが結婚(それ以前の関係に思えるけど)することに、心のどこかでモヤモヤしたもの感じていたとして、リーガンの意志でバークを殺したとしたら?って。そっち方面の可能性を匂わせていれば、悪魔の憑依ではなく、悪魔との取引・契約の話になる。…でもなぁ最後ケロッとしてるリーガン観ると、そうとも思えないし… エクソシスト2や3を観れば、悪魔の考えや解釈も深まるかもしれないけど、もしかしたらフリードキン監督の中ではエクソシストの後継作品は“恐怖の報酬”の方なんじゃないだろうか?両作品には全く繋がりはないけれど。 恐怖の報酬の原題は-Sorcerer-“魔術師”。フリードキン監督はエクソシストやソーサラーといった非科学要素を、現代社会のリアリズムの中に落とし込んで、サスペンスとして創ってみたかったんじゃないだろうか? 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2022-07-19 21:39:54) |
《改行表示》247.今さらながら初見。いきなりイラクから始まるとは予想外。そこで発掘されたコインと、遠く離れたワシントンの住宅に突如現れた悪魔に何の関係があるのか今ひとつわからず。 しかし中盤以降、少しずつオドロオドロしさが増していく展開は、さずがホラー映画の傑作という感じ。途中、聖水はただの水道水だとか、あの悪魔は偽物だとかいう話もあって回収されないまま終わった気がするのですが、まあ雰囲気だけ楽しめれば十分です。 で結局、悪魔は何がしたかったんでしょうか。1人の少女をいじめたいだけだとしたらスケールが小さすぎるし、世界征服とか考えているとしたら明らかに方法論を間違えていますよね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-13 02:59:51) |
《改行表示》246.《ネタバレ》 小学生の頃から時間を置きながら何度も観ている作品です。私にはホラー映画の原点みたいな位置づけになっています。観るたびに違う感想が浮かびます。現在の自分が考えていることに対して何らかの答えを返してくれる、奥が深い作品なのだと思います。 今回の感想は「やはり神はいない」ってことでした。 悪魔祓いはカトリックの宗教儀式で、現在は世界中から人を集めて講習をやるほどに普及しているようです。それを特集したNHKの番組を見たことがあるけど、セラピーの一種と云った様子でした。でも、様式があるだけで神が助けてくれる訳じゃない。対応するのは人です。 本作では神に仕える二人の神父が犠牲になって少女を救います。それは「神の力」ではなく「人の力」だと思います。神が何らからの威光を示したシーンはありません。その「人の力」は信仰を拠りどころ生まれたものかも知れませんが、ラストでリーガンを殴りながら「俺に乗り移ってみろ!」と叫ぶカラスに感じるのは、ボクシングなどで鍛えた体力に裏打ちされた意思の強さです。意地悪な言い方になるけど、神がいたら神父たちは死なずに済んだはずですよね。 余談ですが、私は「信仰を拠りどころにした行為」を肯定する気になれません。歴史が示すように必ずしも良いことばかりだった訳では無いし、現代的には胡散臭さを覚えるものも少なくない。宗教は他者に何かを施すより自身の内面を救うことに存在意義があると思っています。無神を気取る私も初詣は大好きで、少額のお賽銭で自身の内面を救っております。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(吹替)] 8点(2018-01-26 23:09:50) |
245.《ネタバレ》 公開当時は物珍しく、評判が良かったのかもしれないが、様々なタイプの作品が溢れかえっている現在では退屈で地味な映画であると言わざるを得ない。昔であるから評価された映画の代表格であろう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-11 01:37:25) |
244.《ネタバレ》 ホラー映画の金字塔といった大きな期待と先入観を持って観ると、時代も古いので少々物足りないかもしれない。だからジャンルとしては、オカルトという題材をモチーフにした、人間ドラマ(ヒューマンドラマ)と考えた方がいいだろう。そうこれは、悪魔に取り憑かれた少女と稀有な悲劇に遭遇したその母親の物語。そして何より、その命を懸けて悪魔と対峙した、崇高な二人の神父たちの物語。これは悪魔と遭遇し、立ち向かうことを余儀なくされた、人間たちの至高のドラマなのである。本作はE・バースティンとメリン神父を演じた名優M・フォン・シドーの名演はもちろんだが、こんな"紙一重"のお話が傑作に化けたのは、W・フリードキン監督の演出力による貢献がとても大きい。映画のイメージでもある、メリン神父が長い旅路の果てに屋敷にたどり着き、悪魔の住む家を見上げたあの場面。これはわずか一瞬だが、ホラー映画史を象徴する絵として記憶に残る名場面と思う。余談だが、本作の公開から40年以上、M・フォン・シドーはまだ存命で今もほとんど変わらぬ風貌である。この現実の方がある意味で最も怖い。 (悪魔に憑かれたのは実はこの人だったか?) 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-09-26 22:21:51) (笑:1票) |
《改行表示》243.《ネタバレ》 冒頭のイラクの発掘場面は、早送りするほど退屈だった。 あの怪しいコインの出土の説明は必要だとは思うがもうちょっとテンポよくできなかったのか。 リーガンが悪魔にとりつかれるまでも長いし、とにかく、テンポが遅い。 首ひねりもいかにも人形だし、ベッドガタガタとか引き出しガーッとかも、刺激不足。 緑の嘔吐も、ただ汚いだけ。 ドリフのコントで志村けんが牛乳飲んでからゲストの顔にブーっと牛乳を噴出しかけるのとあまり変わりがない。 他のレビュアーさんがおっしゃるとおり、同時期の「オーメン」は、時代を超えても今なお面白くゾクゾクする。 それはなぜかといえば、ダミアンの素性を知ろうとするひとたちが次つぎやられて、真相が闇の中へ・・・というしっかりとしたストーリーがあったせいだ。 それに対して「エクソシスト」は、要は悪魔がとりついた少女を、みんなが治そうとするだけ話で、ストーリーとしてタルみやすいのだ。 「オーメン」では残虐な殺害シーンに工夫がこらされていたが(特にガラス板で首スパーンは名場面)「エクソシスト」の殺害シーンで名場面と呼べるものは ゼロである。(そもそも3人しか死んでないし、1人目は現場は映像ナシ、2人目は死後の映像のみ。3人目は墜落死した死体のみ。お粗末の限りである) 大昔見て、そのときの印象は「最後は神父が投げ飛ばされて敗北」というものだったが、今回あらためて見て「全体的にタルくて全然怖くない」というものも加わった。 未来においてこの映画を再び見ることはないだろう。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-08-14 11:01:15) |
242.ハロウィーン、リーガンメイクした奴がいたら、金賞間違いないな・・・ |
241.ホラー映画の金字塔として評価されるのはわかるけど、過剰な演技は笑っていいものなのかどうか困惑してしまった。70~80年代の大人気ホラー映画の中でもオカルト色が強い分、素養が求められるのかも。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-14 02:52:59) |
《改行表示》240.社会現象になりみんな着メロはエクソシスト、ブリッジで物真似。そんな学生時代もあった。 ホラーと言うと狙ってはないけど失笑を誘うワンシーンは付き物だがこれには無い、リアルな描写。 ホラーイコールB級としては見れない一本だと思う。それほど完成度が高い。 |
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239.《ネタバレ》 何か、全般的にえらくのんびりしているというか、当事者たち(少女除く)にも危機感なさそうというか、そんな雰囲気を感じてしまったのですが・・・前置きの長さにも、ちょっとびっくりしました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-01-16 02:08:40) |
238.《ネタバレ》 ○終盤の15分くらいは見ごたえがあったが、それまではひたすら退屈。○宗教的な話が入ってくるとさっぱり入ってこない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-10 20:04:42) |
237.オーメンと並ぶホラーの名作という認識でしたが、再見するとかなり退屈でした。悪魔は少女に憑依して何をしたかったんでしょうか? 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-31 15:07:51) |
《改行表示》236.《ネタバレ》 「嫌な予感」を描く映画である。冒頭のイラクの遺跡発掘現場からして嫌な予感で満ち満ちている。失明したおっさん、野犬の喧嘩、やかましいツルハシのリズム、そしてなにより嫌な予感がする”振り子時計の振り子が止まる”。 母は異常な娘を、様々な医療機関に連れていく。そのときの診察方法が痛々しく描かれている。これは重大な主張であろう。悪魔祓いという前時代的なトピックと、医学という現代のトピックとの対比。白衣をまとう医師たちは、母に対し小難しい医学用語満載で説明する。だんだん母は医学不信になっていく。これも嫌な予感。怖がらせる映画、グロい映画ばかりがホラー映画ではない。上品で高尚なホラー映画だ。怖くてグロい映画見たければ、どっかその辺のおもちゃ映画を見たほうがよい。 |
《改行表示》235.大きな話題になった映画で、テレビで放映されても怖くてなかなか見れなかったほど。 でも、場面場面は怖いんだけど見終わってみるとあまり後に残らないというか…。 同時代のオカルトものでは『オーメン』のほうがストーリー性があって鮮明に頭に残っている。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-11-05 00:31:38) |
234.《ネタバレ》 この後量産されたスプラッターやサイコやもろもろのホラー作品とはやはり一線を画す、別格のパイオニアであると思います。メリル神父、カラス神父、そしてリーガンの母、描かれる各々の苦悩が話の心棒になっていて、その深刻さたるや単なるこけおどしとは違う。医療現場の冷酷さ、街並みのくすんだ色合い、吐息の白さ。映画全体に流れる体感温度の低さ。身体が痺れるようなチューブラー・ベルズ。グロテスクながらこの厳然とした美しさ。M・フォン・シドーの名演、この老いっぷりからしてメリル神父が命を賭して悪魔と闘うのだな、ともう予測がつくわけで、あのオソロシイ儀式の最中には「神父ガンバレー」との思いで観てるこちらの身体は力が入ってがちがち。公開時はほんの子供だった私をウチの母は何故映画館へ連れていったのやら。大音量で響きわたる今思えば悪魔のダミ声に耳を塞ぎ、必死で目を閉じていた思い出がありますよ。子供は夢あふれるアニメへ連れていきましょう。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-09-12 01:06:08) (良:1票) |
233.最初はテレビで観て衝撃を受けた。オカルト要素満載、巧妙な心理描写、そしてなんといってもリンダ・ブレアの凄まじい演技。 【noji】さん [地上波(吹替)] 10点(2013-05-07 00:06:35) |
《改行表示》232.《ネタバレ》 エルム街の悪夢、13日の金曜日、チャイルドプレイなどホラーの名作と言われる映画の中には微妙な物も数多くありますがこの作品は別、別格ですね。観る前は神父と悪霊の闘いがメインの映画かと思ってましたが、心に問題を抱えた人達の人間ドラマでもあったんですね、良い意味で驚きがありました。公開から40年近くたつというのにショッキング描写は今観ても怖いし驚きがあります。一本の映画として非常に完成度の高い映画だと思います。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-02 14:40:21) |
《改行表示》231.キリスト教うんぬんの時点で、物語に入り込めない。 内容がつまらない上に、観ていて気分も晴れない。 なんら見所がない。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 0点(2012-10-31 00:31:41) |
230.《ネタバレ》 東の横綱『オーメン』と並ぶオカルト映画の金字塔にして、70年代オカルトブームの火付け役。古典的な悪魔を題材にした、クールでモダンな映画。という訳で…ロンドン五輪開会式で『チューブラーベルズ』のメロディーが静かに流れ出した瞬間、メリル神父がリーガンの家を見上げている、あの場面が鮮明に脳裏に浮かんでしまったので…今さらながらレビュー。 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-09-12 19:14:01) |