《改行表示》25.最初の方でアステアがパートナーで恋人だった人の捨てられて、やけっぱち声をかけてしまったジュディガーランドに対してパートナーとして乗り気がしないので、街中で男たちが振り向くようだったら考えてみると難題をぶつけて一緒に歩くシーン。 アステアの前を歩くジュディガーランドを男たちがみんな振り返ってみている。 このシーンだけで7点。 ジュディガーランド大好きになりました。 【omut】さん [地上波(字幕)] 7点(2021-05-03 22:16:49) |
《改行表示》24.《ネタバレ》 ミュージカルとしては頭抜けて気に入っている作品で、4月には大体毎年観てる。史上最高の二大スター競演という豪華さも然ることながら、全編通してコミカルな描写も非常に楽しい。序盤、実はバリバリ踊れるガーランドがワザと頓珍漢なことをやって(完成度の低さを見せる完成度の高さ)アステアがアタフタするのからして実にコミカル。後半も程よく甘酸っぱいラブコメディで中々に心地好い。 しかし何と言っても本作の良さはダンスと歌の素晴らしさに在る。人類で唯一、地球の重力から解き放たれたアステアの華麗なステップは正に絶品。それについていけるガーランドはダンスの出来も上々ながら、彼女はとにかく歌がこれまた絶品(軽やかに歌い上げながらも奥行きのある歌声に聞き惚れる)。加えて、助演にアン・ミラーというこれも腕達者を起用する配役は、今観ると非常にゴージャスな上に役柄上でも適切であり、とてもグッド(中盤には十八番のタップダンスもタップリあってこれにも大満足)。ジンジャー・ロジャースに平謝りしつつ、このジャンルでは一番好き。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-04-11 19:15:32) (良:1票) |
23.ジュディ・ガーランドとフレッド・アステア(撮影直前に足首骨折したジーン・ケリーに頼まれての代役だそう)共演。気品とユーモアの塩梅が絶妙な二人の歌と踊りを唯々堪能する。本作ではストーリーはゴチャゴチャ考える事の無い他愛のないもので充分。絶品のラストショットが心地よく余韻に浸る。 |
22.《ネタバレ》 アステアの復活作。そして、ガーランド。彼女の歌は不調だが、アステアは粋。そして、彼のダンスナンバー。ドラムクレイジー。プラス2点。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-01-29 22:53:55) |
21.異常に暑い、非常識に暑すぎる。こんな時は、なにも考えずに楽しめる映画がいちばん。ということで、コレ。四の五の言わせず華麗なダンスを堪能させる作品。ついでに歌も楽しめる。だからお話の方はオマケみたいなもので、ありきたりの三角(四角?)関係だったり、やはりよくある無名の新人のサクセスストーリーだったりしても、まったく気になりません。惜しむらくは、フレッド・アステアがおじさんすぎること。もうちょっと若ければ、共演者とバランスがとれたんですけど。とはいえ、それを差し引いても十分楽しめました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-23 19:02:34) |
《改行表示》20.冒頭からアステアのダンス。粋なんです。もうホント、ダンスがそのまんま服着て歩いているかのような。ここでは小道具が活きていて、それと同時に、アステアは予想もつかない動きを次々に繰り出す。ホント、瞬きしてる暇もありません。 アステアが活きなら、ジュディ・ガーランドはなんともかわいらしくって。ん?このころの彼女って、私生活は結構ヤバい状態なんでしたっけ? でもそんなことは微塵も感じさせません。なんとも魅力的。 印象的なのが、アステアのダンスのスローモーション。バックダンサーの通常スピードのダンスを背景に、アステアだけがスローモーションの動きを見せる。背景が非現実で、そこに現実が重ねられる、という合成映像ならともかく、その逆パターンなもんで、とにかく印象的。しかもアステアのダンスは、スロー映像にも耐える素晴らしさ。 物語は、他愛のない三角関係モドキですけど、そこにしっかりとダンスシーンを絡めて、実に楽しく仕上げてます、ああまさにこれは、アクション映画。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-08-08 21:41:30) (良:1票) |
19.ストーリーが・・・・・、もそっと何とかなったんじゃない? 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-08-01 23:00:19) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 穏やかで平和なミュージカル映画。そしてエンターテインメントに忠実。 歌そのものは正直あまり印象にないんですけど、いいなと思ったシーンは2つあって、 一つはタップダンスのシーン。それからもう一つはアステアさんのスローモーションのシーンですね。 色合いも鮮やかでより鮮烈でした。1948年であのテクはすごいですね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-01 19:06:20) |
17.ダンスシーンはもちろん大いに目を引くのですが、それ以外の部分があまりにも何もなさすぎで・・・したがって、「ダンスと歌は良かったね」で終わってしまうのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-25 03:23:34) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 結論から言ってしまうと、アステア出演作は4,5作は観ているので彼の流麗なステップには以前ほど驚きも少なくなってきたし見ていて楽しいといった感覚も薄らいできてしまっているので、自分としてはダンスよりももう少しストーリーの方に重点を置いた映画の方が好きかなぁという気がします。 しかし、オープニングでアステアが帽子屋に入り女性がズラズラと奥から出てくるところから帽子を受け取るまでの流れが、具体的・現実的な動作が一切なく「シェルブールの雨傘」を彷彿とさせられたのには驚きました(こちらの映画の方が先だから尚更ビックリ!)。 さらに、ウサギのぬいぐるみを手に入れるまでのシークエンスでは、今まで自分が観てきたアステアのどのダンスよりも華麗なもので、ここまでは目を奪われるシーンが続いたこともあって凄く期待して見ていたのですが、その後がどうしても普通のミュージカル映画に成り下がってしまい、物足りなさを感じてしまいます。 終盤の方になるとダンスシーンが多くなっていき、アステアの動きをスローモーションで見せる演出なんかもややクドい感じがしてあまり好きではないですし、それよりも、ハナー・ブラウン役の女優をもう少し若い人を起用するとかして、二人の女優に年齢差を付けた方が互いにキャラが立っていて良くなったと思います。 サラダ・フランソワの説明をするウェイターや、ナディーンに振られた時に飲んでいたバーテンダーなど、脇役の方はなかなか個性的だったんですが。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-12-21 20:14:25) |
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《改行表示》15.ステッキを華麗に操るフレッド・アステアのスローモーションの素晴らしさ。 続いてそれを舞台袖で見つめるジュディ・ガーランドのショットが挿入されることで、 そのスローモーションは彼女の見た目のショットであった事に観客は気づかされる。 そこで単に妙技と躍動を披露する映像だったものは、 彼女の思い入れを伴った情景へと昇華する。 それは終盤のアステアとアン・ミラーのダンスも同様だ。 二人のダンスをテーブル席から一人見詰めるガーランドの姿が二度挿入されることによって、 その優美なダンスはそれ以上のものとして彼女の視線に倣った感情をもかきたてる。 映画の中でガーランドのダンスシーンは決して多くはないものの、 ダンスを見つめる視線という卓抜の仕掛けによって、 彼女は映画の感情を担うヒロイン足り得ている。 通行人を振り返らせようとする彼女のヒョットコ顔が楽しく、 ドア越しに拗ねる彼女の仕草がいじらしい。 暖炉わきのピアノを弾き、歌いながら愛情を確認するアステアとガーランド。 二人の視線のドラマと、彼らに緩やかに寄り添いながら背景の暖炉の炎を二人に 一体化させていくカメラワーク、彼女の纏う淡いピンクのドレスの色彩、 そして「It Only Happens When I Dance With You」 が集約され、 絶品のラブシーンだ。 【ユーカラ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2012-06-13 23:46:49) |
14.ミュージカルシーンとしては、冒頭のおもちゃ屋とか、ステッキ持ってのスローモーションとか(ステッキの回転が美しい)、アステア一人の場に見どころ多し。それにしてもこの人は燕尾服が似合う。二人が成功を収めた乞食のダンスは、それほどだったかしら。かえって最初の下手なときのほうが、見事な芸になっていて堪能できた。首を絞めちゃったり、腕のヒラヒラでアステアの顔隠しちゃったり、止まるきっかけが分からなくなっちゃったり。戦前のロジャースとの『有頂天時代』でも、アステアがわざと素人のふりをする、ってのがあったけど、こういうのがミュージカルのひとつのパターンとしてあるな。別れた相棒を見返してやるつもりがいつのまにか…、若い男への恋心もいつのまにか…、と主人公同士の愛が育っていく展開。ラストが贅沢で、ほんのわずかなシーンのために時代を再現しきっている。CGでない時代。邦画だと、こういう場面を作ると「金かけたからじっくり見てってください」と、長々と未練たらしく映すが、サラッと見せて幕にしちゃうのがイキ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-07 10:12:44) (良:2票) |
《改行表示》13.フレッド・アステアが嫌い、アメリカミュージカル映画が嫌いで観てみたが、予想より楽しめたから、やっぱり名作と言われるだけの魅力がある作品なのだろう。 アステアのタップ、これはとにかく凄い。 映画的に凄いのではなく、単にアステアのタップが凄いというだけ。 1940年代に、これだけ鮮やかなカラー映画を作れるのはアメリカだけだろう。 それだけに、アステアを含め、戦勝国としての優位さと得意気な感じがハナにつく。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-04-27 15:54:32) |
《改行表示》12.素晴らしいミュージカルには他のジャンルでは味わえない楽しさと独特の感動があります。歌に、ダンスに、己の芸を磨き上げた者が魅せる見事な至芸を目の当たりにした時、何もかも忘れてただ画面に釘づけになり感動する事が出来るのです。 フレッド・アステアが魅せるある時は優雅な身のこなしに、ある時はパワフルな、ある時はコミカルな素晴らしいダンスはもうそれを見ているだけで十分だと心から思えます。小道具を使っての楽しいダンスもお手のものの彼にとっては冒頭のおもちゃ屋さんなんて最高の舞台ですね。また、ダンスと共に本作で聞かせてくれるジュディ・ガーランドの歌はさすがに素晴らしく、うっとりと聴き惚れてしまいます。 とても綺麗な映画で、楽しくて豪華で鑑賞後はただ幸せな気分に心地良く浸らせてくれます。ミュージカルの楽しさ、素晴らしさを堪能できる一作です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-03 18:21:55) |
11.本当に楽しい映画でした、脚本も音楽もダンスも言うことなし!何度も見たくなる一本です。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-05-17 09:04:49) |
10.《ネタバレ》 華やかなイースター・パレードの雰囲気に囲まれて、素敵な時間を味わおう。私にとってミュージカル映画というのは明るさ・楽しさ・躍動・優しさ・美しさが詰まった宝物のようなものであり、ソング&ダンスはその具現化されたもの。この映画を彩る役者がジュディ、アン・ミラーそしてアステアだよ!パートナーの引き立て方、シングルプレーヤーとしての剛柔取り混ぜたダンスはまさに「映画史史上最高のダンサー」、多分この映画の面白さがわからない人でもアステアの存在感は際だったものであることがわかるはず。個人的にはやっぱり「Steppin'out with my baby」=彼のエレガントな面だけでない部分が垣間見えるから。年に一度は見て幸せを感じるカンフル剤。う~んこの感動、語り尽くせねー!(日本で戦後初めて公開されたアメリカミュージカルがこの映画だったそう。映画評としての最高文は双葉十三郎「ぼくの採点表」のそれ。「さあさ見ましょう唄いましょう~」そりゃぁ大感激だろうなぁ~。) 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-02-18 20:36:31) (良:1票) |
9.冒頭の「ドラム・クレイジー」…何回見ても泣けてきます。こんなにすごい人が世の中にいたことの奇跡、そしてそれを何度も見られる環境にいることを神に感謝したくなる。いや、ジュディもアン姐さんも大好きなんですが、このアステアにはかなわない。反重力装置でもつけたかのような体の軽やかさ、音楽との整合性、そしてとびきりのスタイリッシュ感。まさに神の領域です。自分が死ぬときはこのDVDを棺桶に入れて欲しいです。 【ケルタ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-08 14:40:53) (良:2票) |
8.ジュディとアステアが共演しているだけで10点にしたくなってしまいます。アステアはジーン・ケリーが怪我をしたことにより急遽出演したらしいが、50近い年齢を感じさせないダンスを見せてくれました。ジュディはこの頃、体と精神がぼろぼろだったのでしょうか同世代のアン・ミラーと比べても肌に張り艶やがないように感じますが歌は素晴らしく、特にイースターパレードは最高です。ジーン・ケリーでも観たいですね~。 【たけよし】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-15 22:28:54) (良:1票) |
7.うわ、これ綺麗だし楽しいし素敵。あのカラフルな色とダンスは劇場の大画面で観るべきものだなぁと溜息。私帽子が好きなので、あの帽子の数々を見ただけで嬉しくなりました。本物のイースター・パレード見てみたい…。しかしフレッド・アステア凄いですね。多分心臓以外にもビートマシーンを持っている。おそらく手足に強力バネが入っている。この人を観ちゃったら、ちょっと道でスキップしたり階段駆け下りたり、にわかアステアしてみたくもなりますね。明日職場でやらないように気をつけよう。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-27 23:07:56) (良:1票) |
《改行表示》6.MGMの、そしてハリウッドの至宝、ジュディ・ガーランド。素晴らしきエンターティナーであり、まさに芸人。その芸人魂炸裂しまくって圧倒されます。もっと、もっと彼女は報われるべきだったと万感の想いが募ります。クライマックスでジュディが歌う"イースター・パレード"そのアステアとの2ショットを観て思わず熱いものがこみ上げます。そして幸福感いっぱいのラストのパレードに画面が移り、あっけなく終演。この特筆すべきラストの心地よさと言ったら!それにしても、この名曲"イースター・パレード"は本当に最高の出来栄えですね、ジュディー・ガーランドの貫禄たっぷりの歌いっぷりに聴き惚れてしまいますし、壮大でドラマチックな展開ながら、僅か3分にも満たない短さ。しかしながら、これ以上に何を加えられるであろうか?と思える濃密さは、聴くたびに胸が震えます。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-24 20:59:51) (良:1票) |