《改行表示》10.《ネタバレ》 監督は同じ人だけど、前作とはスタイルがだいぶ違いますね。 最初に、ストップしたかのような死体の数々に思わずぶははと笑ってしまった。 あ、そういうノリでいくんだなこの作品は、と。 向こうの人にしかわからないようなネタがもっとわかればぐんと面白く感じたのかもしれないけど、 わかる範囲でも十分楽しめました。にしてもピーター・フォークは声が高いね〜。 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 5点(2016-08-01 21:17:31) |
《改行表示》9.前作がおもしろかったわけではないけど、続編ならもっとあのテイストでのハードボイルドを期待してしまった。サンフランシスコを架空にする意味もわからんし、どうもセンスが合わない。 あと、このシリーズで初めてピーターフォークの地声を聞いたな。 |
《改行表示》8.《ネタバレ》 『名探偵登場』が謎解きミステリのパロディだったのに対し、こちらはハードボイルドのパロディ。しかし名探偵が集合するわけではないし、そもそもハードボイルドの私立探偵は名探偵という柄ではないので、この邦題は問題がありますね。 内容的にはあいかわらずドリフもどきのギャグが多いのですが、ハードボイルドのためかちょっと大人っぽい(エロな)ネタもあって、これまた楽しめます。いわゆる“ワイズクラック”風の会話がポンポン飛び出し、しゃべくり漫才を見ているような気にもなります。“ファム・ファタール”らしき女性もゾロゾロ。話は『カサブランカ』と『マルタの鷹』をベースにしていて、ただでさえ『マルタの鷹』は話がややこしいのに、『カサブランカ』も加わってゴタゴタに……という展開。それでまとまりがないようにも思えますが、このゴタゴタ自体がハードボイルド、というかその代表作家とも言われるレイモンド・チャンドラーのパロディのように思えてきます。 だいたいチャンドラーの長編は、行き当たりばったりというか適当というか迷走しているというか、とにかく筋が錯綜していてわかりにくい。映画化された『三つ数えろ』の「誰が運転手を殺したのか」というエピソードは有名です。本作でのゴタゴタ・錯綜ぶりは、それを皮肉っていると考えればおみごとです。ただし元ネタが有名ですので、本家チャンドラーよりはよほどわかりやすく、整理された物語になっているのですが。 そんなこんなで、パロディとしてうまくできているし、ギャグ自体も面白く楽しめる作品でした。個人的には、ルイーズ・フレッチャー演ずる『カサブランカ』のイルザもどきがツボでした(似てるんだ、これが)。ただ、ピーター・フォークが時折コロンボ警部にしか見えないのは、意識したのかどうか。そこが気になりました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-04 20:51:43) |
7.ニール・サイモン脚本だからという一点で観てみたけれど、まあさすがに台詞のウィットの効いている感は彼らしくて、くすっと笑えなくもなかった。でも、パロディ部分で面白い、と思えるとこはほとんど無いし(時間が経ってしまってそもそものネタも古いのです)、次々と人物を出しすぎでこちらが整理できないうちに強引に幕を下ろされてしまった。事件そのものが放ったらかしなのは見てて嫌だし、ピーター・フォークがモテる設定なのにはどーしても乗れなかったし、良かったのはおしゃれなオープニングだけかなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-12-18 23:49:52) |
6.せっかく美女軍団をこれほど揃えておきながら、全然使いこなせてないんだよなあ・・・。何とももったいない。謎の設定も解決もその場限りで流れているだけなので、緊張感がまるでないのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-22 00:11:08) |
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《改行表示》5.《ネタバレ》 コロンボじゃないピーター・フォークは珍しい。どうしても「その」イメージが強い人なので斬新。でも思ったほど中身があまり薄いような印象。なにかひとつ観る側を唸らせるものが欲しかったですね。まぁそういいつつも、何故かとってもモテモテなピーター・フォークが羨ましい(苦笑)。もしかしてあの映画のあのシーン!?的な見方が面白いかもシレマセンネ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-29 22:10:02) |
4.全く関係はないけど前回の「名探偵登場」に続き過去の名作をパロった今作ですが面白さはいずこへ、バカバカしさはあるものの面白さはかなりのスケールダウン。ピーター・フォーク以外出てはひっこみ、出てはひっこみとコロコロ変わる人物は1回見ただけでは到底追いつく事が出来ないし、彼が女にモテモテなんはどうなんかなぁ(笑)ニール・サイモンらしくセリフに凝ったところがポイントですが展開からミステリーっぽさがあまり感じされないのがちょいと残念。フォークの軽そうな演技が合わなかったかなぁ。 |
3.数多くの名(?)探偵が登場した前作には、華やかさの点で本作は及びません。しかし会話の楽しさは堪能できました。この部分は前作よりも優れていると思います。主人公をはじめ登場人物の口から出る言葉に、まともな受け答えはありません。流れるように相手の問いかけを受け流す。ジョークによるかわし合い。まるで会話でダンスをしているようです。ただ、“ウィットに富んでいる”というよりは、“下世話な冗談”に近い。でも不思議と下品とは思いませんでした。“大人の会話”というやつ。もし日本で本作をリメイクするなら、「オヤジギャグ」の応酬になるのかな。自分は「オヤジギャグ」肯定派ですが、観てみたいような、観たくないような。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-04 20:30:56) |
2.「名探偵登場」シリーズであることは明確なものの(この映画の邦題は個人的に歴史に残る名邦題だと思う)、探偵小説のパロディである本作は、推理小説のパロディだった前作とはだいぶテイストの違う仕上がりになってます。従って推理小説ファンで前作を気に入った方も、探偵小説好きでないと今回は辛いかもしれないし、逆に前作が気に入らなかった方も、探偵小説ファンなら楽しめるかもしれません。残念ながら私はそのどちらでもありません。そんな私でも、前作はキャラクターが大勢いたのでまだ楽しめましたが、ピーター・フォーク一人では少し苦しかったです、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2005-01-28 00:04:09) |
《改行表示》1.前作の楽しさを期待したがはずれ。登場人物、展開ともついてゆけず。 ピーター・フォークがもてもて。ありえない感じで嘘っぽい。 再度鑑賞しなければ、登場人物も把握できないが、もう一度鑑賞する気になれない。 私には駄作に感じる。 【ご自由さん】さん 4点(2004-08-27 18:56:13) |