9.《ネタバレ》 とりあえずひどい作品。観終って先ず頭に浮かんだのがその言葉です。
そもそも主役の女子高生軍団にまったく感情移入出来なかったのが第一の原因です。
大体「教師が受験に出るところ選択して」云々言ってるけど、授業まともに聴いてないくせして何言ってきやがる?そう云うことは真面目に授業聴いてる奴の言う事だ。中盤、校長の話を途中で遮った奴もそうだけど、人の話をちゃんと聴けない奴は幼稚園からやり直して来い。
…とまあ、冒頭からこんな感じだったので、その後誰が死のうが生きようが一向にどーでもよくなってしまいました。
それに、台詞も意味のないものが多すぎ、AKB48のライブシーン等明らかに無駄なシーンが多すぎ、と挙げればきりがありません。まあ、AKBに関しては、プロデューサーがプロデューサなので仕方ないのかもしれませんが。
しかし、一番残念なところはホラーを謳っておきながらまったく怖くないところ。
しかも主要登場人物が生き残りすぎ。あんなに人数いるんだし、尋常でない事が起こってるんだから呪いないし異質な事のをより印象付けるために主要人物をもっとバンバン殺して、恐怖感を煽る事だって出来たはずです。まあ、オチは、「実は呪いではありませんでしたぁ~」なんですけど。
あと、この内容で2時間以上は辛すぎです。ホラー映画なんてのは客を怖がらせてなんぼなんですから、大したセンスも無いのに無駄に引っ張るなんて愚の骨頂。この内容なら100分程度には収められるでしょう。
そして、確かに女子高生軍団は可愛い子もいましたけど、別にファンでもないので、特になんとも感じませんでした。
ま、今回も“やっちゃった映画”ってことなんですけど、あまりにも無駄な場面やら“タイトルに偽りあり”が目に付いたんで、いつもより低めに採点します。