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殺人者はライフルを持っている!

[サツジンシャハライフルヲモッテイル!]
Targets
1968年上映時間:90分
平均点:6.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
サスペンス
新規登録(2008-07-03)【θ】さん
タイトル情報更新(2010-11-26)【S&S】さん
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監督ピーター・ボグダノヴィッチ
助監督フランク・マーシャル(監督助手)
キャストボリス・カーロフ(男優)
ジェームズ・ブラウン[男優](男優)
ピーター・ボグダノヴィッチ(男優)
ランディ・クエイド(男優)(ノンクレジット)
フランク・マーシャル(男優)
原作ポリー・プラット(原案)
ピーター・ボグダノヴィッチ(原案)
脚本ピーター・ボグダノヴィッチ
サミュエル・フラー(共同脚本〔ノンクレジット〕)
撮影ラズロ・コヴァックス
製作ピーター・ボグダノヴィッチ
製作総指揮ロジャー・コーマン(ノン・クレジット)
美術ポリー・プラット(プロダクション・デザイン)
衣装ポリー・プラット(ノンクレジット)
編集ピーター・ボグダノヴィッチ(ノンクレジット)
その他ポール・ルイス〔製作〕(プロダクション・マネージャー)
ネタバレは禁止していませんので
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4.《ネタバレ》 DVDの特典映像でピーター・ボグダノヴィッチのインタビューが入ってるんだけどもそれを映画を見終わった後に見るとシーンの裏話がすべてわかるのでとても素晴らしい。やはり無差別殺人の根本にはテキサスタワー乱射事件のチャールズ・ホイットマンを意識しており、彼の行動を参考にして作ってるわけだか低予算さが逆に功を奏してるようで無駄なBGMを使わずリアルな音を使ってる映像の雰囲気が結構スゴイ。前半はボリス・カーロフ主体、後半は乱射主体でどうやったら二つがリンクするのかなと思ってたけどもまさかの合体でしてやられたーという感じでした。全然関係ない映画を20分も使って、ちゃんと話に絡ませて1本の映画を作るとか普通に考えて凄いよなぁ・・。映画の中でボグダノヴィッチと二人で喋ってる時のカーロフの存在感と演技の凄さとロジャー・コーマンの見る目の凄さは偉大だわ。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2023-01-21 01:04:42)
3.《ネタバレ》 撮影時間が限られていたこともあり、準備や後処理のシーンを丁寧に(悪く言えば冗長だが)撮影している。ルーティンワークを淡々とこなす映写技師と行きあたりばったりなスナイパーの差。映写機で作業する技師と家族の死体を処理するスナイパーの決定的な差!無計画に山ほど武器を装備して、逃げ出すときも大慌てで遺留物を残しまくる。何とお粗末な!年寄りを腐す内容が多いアメリカン・ニューシネマの中で、老人age若者sageの設定は異例。シネフィルは偉大なハリウッドへのあこがれを捨てられなかったということか。スナイパーが世間(ここでは家族)から離れ、暗い廊下を歩く時に彼の顔はシルエットになる。情事笑みを浮かべる彼の表情がうかがい知れないというショットによって彼が抱える闇を表現するなどの工夫は見られるが、話があんまり面白くないので台無し。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 5点(2017-02-15 00:37:22)
《改行表示》
2.DVD収録のボグダノヴィッチへのインタビューに感動しました。およそ相容れない「必要絶対条件」を、ライフル魔の登場という物語設定で見事にくっつけるという発想が素晴らしすぎる。人生、ここぞという場面でのやる気とアイディアで決まるということか。 とはいえ、映画単体で見た場合、一つの場面場面で盛り上げ切れず、肩すかしを喰らったようなシーンが続くばかりで、演出力の弱さは否めません。ガンショップでライフルを300発購入する場面なんて、もっとハラハラさせられそうなもの。せめて音楽があればなぁ...「パニック・イン・スタジアム」はこれを何十倍にも進化させた映画なんですね。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-21 01:39:09)
1.《ネタバレ》 B級映画の帝王ロジャー・コーマンは配下の若造に次のような話を持ちかけました。「ボリス・カーロフの契約が二日残っている。カーロフが出演している俺が監督した『古城の亡霊』のフィルムを有効利用して彼が主演の映画を一本撮ってみないか?」 その若造こそ、まだ映画監督したことがなかったピーター・ボクダノヴィッチだったのです。パワハラ上司の無理難題ですが、監督デビューをするには引き受けるしかありません。かくして必死で脚本を書いたボクダノヴィッチは持てる才能を発揮して本作を完成させたのでした。 というのがウソみたいなホントのお話しだそうですが、ヴェラ・ルゴシを使って映画を撮ったエド・ウッドとかぶってしまいます。ボクダノヴィッチはスチュアート・ホイットマンの『テキサスタワー乱射事件』をモチーフにして、カーロフが演じる怪奇映画の老スターが事件の狂言回しになる実に奇抜な脚本を書き上げました。エド・ウッドと違って才能あふれる監督だと、同じような悪条件でもこうも出来が違うのかと感心させられます。 本作の中では20分近く『古城の亡霊』の映像が使われていて、今ではなかなか観ることができない『古城の亡霊』の雰囲気が判ります。ホイットマンの実際の行動を基にしたライフル魔の描写がけっこうドキュメンタリーっぽくなっていて、銃や弾薬を準備する描写など実にハードボイルドなのです。この犯人が、『古城の亡霊』を上映しているドライブイン・シアターに潜入してスクリーンの背後からライフルを乱射するというのがまた素晴らしいアイデアです。ラストでは老カーロフが犯人逮捕に活躍するのがご愛敬です。このカーロフの役柄は、ボクダノヴィッチの大先輩に対するリスペクトが感じられて微笑ましく感じました。日本では未公開、アメリカでもほとんどお蔵入り状態で現在ではカルト映画と化してしまった本作ですが、一度観る価値は十分にあると思いますよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-18 20:06:32)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5250.00%
600.00%
7250.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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