1.《ネタバレ》 ほのかにB級でありながら青春ゾンビ・コメディ・ホラー映画の良作。
その青春さは「パラサイト」「スクリーム」「キャリー」などに迫る勢い。
アメリカンスクールとパンクロックな雰囲気がマジで魅力的だ。
そして個性豊かな登場人物。
生徒会長、やる気ない男、SF同好会(オタク)、プロムクイーン、チンピラ、パンクバンド、戦闘マニアの熱血教師、
皆輝いている。
いや、最初は皆冴えなかったがゾンビと一緒に青春もやって来たという感じか。
ピザ屋の車で通学したり、プロムに行かないでひねくれてバンドしてたりランニングしてたりでとにかく素敵なんです。
ゾンビたちはショーンオブザデッドやブレインデッドのようにユニークな演出がなかなかされてたと思う。
そしてゾンビ映画なのになんだろう、このライトな見ごたえ、アッサリと見れてしまう感じは。
さらに熱血風な団結をみせる最後の展開が素敵過ぎます。
最初は何年前に見ただろう。
その時はB級という偏見から低い点数を付けたが、
なかなかどうしてテンポも観賞後の後味も素晴らしくてかなり良い映画だった。
ただちょっとアッサリしすぎて心に引っかからないというか、再度鑑賞する気が起こるかというのがあるが、
自分は2度目だけどかなり面白かったし、思い入れが増したのか1回目よりもさらに好きになった感じだ。