1.都会の荒んだ生活で深刻な肝硬変に侵された男が治療の為に訪れた田舎の療養所で女と出逢う。
この女を演じるイム・スジョンがいい女すぎて、僕は一気にこの作品世界にのめり込んでしまいました。
肝硬変と相部屋になった肺癌のおっさんは2人が惹かれ合って恋に落ちるというストーリー展開の都合上どうしても命を絶たなくてはいけなかったのでちょっと可哀想ですが、甘いラブストーリーの為にはどうしても必要な犠牲だったのかも知れません。
その後、2人は療養所を出て同棲生活を始めるわけですが、病気の治ったアホの肝硬変はイム・スジョンを捨てて都会に戻ってしまうので、肺癌のおっさんは犬死だったような気もしますが、都会の荒んだ生活に逆戻りしたアホの肝硬変が再発しますので、肺癌のおっさんの無念も少しは晴らせたのではないでしょうか。
正直言ってイム・スジョンのいい女振りに癒されるという意味では満点を付けてもいいくらいなんですが、どう考えてもイム・スジョンがハピネスではないので少し点数を割引しておきたいと思います。