《改行表示》181.《ネタバレ》 中学生の時くらいに見て、その時はサイモン&ガーファンクルの音楽と共に感動した記憶があったものの、ラストシーンしか覚えてなかった。 今回見返したことで、ラストシーン以外はしょうもない奴の物語で、だから記憶に残らなかったんだろうし今回は共感できなかった。 まぁしょうもない奴の物語をラストシーンでひっくり返すという野心があったのかもしれない。 そして今回観たことで気づいたところがあって、花嫁を奪い取りハッピーエンドと思いきや、バスに乗り乗客に怪訝な目で見られて、爆笑してた二人は真顔になり不安げになって終わる。 これはその後のバッドエンドを想像させるもので最初観たイメージが変わった。 そこにちょっと深い意味を感じてこの点数。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-11-22 15:00:29) 《新規》 |
《改行表示》180.《ネタバレ》 終盤にロビンソン氏がベンジャミンに浴びせた言葉「貴様はゴミだ!」「最低の人間だ!」「変態だ!」が一番響きました。 こんな男に付いていったエレーンも輪をかけたアホ。 ラストのツーショットがバカップルで名をはせた羽賀研二と梅宮アンナに見えた。 サイモン&ガーファンクルの名曲サウンド・オブ・サイレンスを始めスカボロー・フェアやミセス・ロビンソンが台無し。 観なけりゃ良かった・・・ 【yoroshiku】さん [CS・衛星(字幕)] 0点(2023-11-22 18:12:34) |
179.《ネタバレ》 若い時に見た時は斬新な映像と純真で一途な愛に感動しましたが50年経って今見たらストーカーそのもので、年老いて親の視点から見るようになり、この若いばかたれ二人は何しとるんじゃと突っ込みたくなり評価は6点が妥当ですがミセスロビンソンの艶技に1点そしてあまりにも秀逸な挿入歌に1点加点して8点としました。 【黒部の太陽】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-02-23 10:22:35) |
《改行表示》178.《ネタバレ》 随分久しぶりに観ましたけど、子供の頃こんな ドラマチックで一途な恋に憧れていた頃を懐かしく思い出 してしましました。 それにしてもコミュニティも大学キャンパスもバスの中も 白人だらけで、古き良きアメリカ=白人中流階級が元気だ った時代ということでしょうか、今ではまるで異質な世界 の物語に感じてしまいます。ベンがエレンを追い回すのも 今なら立派なストーカーですしね。 前大統領はこの時代に戻そうと叫んでいたのでしょうかね。 この時代のアメリカ英語はずっと聞き取りやすい標準的な ものだったようです。最近は日本語でさえなんだか良く分 からないですけど。 昔ならもっと高い点数をつけたのでしょうが、やっぱり今 観ると当時のような感激はないですね。我ながら老け込んで しまいました。 【キムリン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-22 22:47:19) (良:1票) |
177.初めて見たのは小学生高学年の頃、日曜日の昼間に民放テレビで放送したものだったと思います。初めて見た時の衝撃や感動は40年位以上たった今でも残っており、その後何度も繰り返し見ています。そして毎回見る度に新しい発見があります。各登場人物の演技、セリフ、映像、カメラワーク、音楽、、、どれも完璧です。しかし、ベンは全く完璧な人間ではなくどちらかと言うとダメダメ人間です。でもそれで良いんです。完璧な人間なんかいませんから。現実の世界は理屈だけでは通用しません。ちなみに、S&Gの名曲をバックに、ベンが肉体的(連日の情事)にも精神的(将来への不安)にも疲れてプールで虚ろにフロートで浮遊しているところに情事のシーンがカットバックされるシークエンスが好きです。文句なしに名作です。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2019-07-22 14:29:55) (良:1票) |
176.《ネタバレ》 アメリカンニューシネマの先駆けとなった素晴らしいコメディ。もちろん、単なるコメディではなく、様々な意味合いが含まれているのだろうが、表面上はあくまで笑わせることを優先しているのが良い。お笑いの種類としては相当シュールな部類に入ると思うが、よくできている。親世代、旧体制に対する若者たちの怒りが、このシュールな笑を通してよく描かれていると思う。「あなたたちの作った社会なんて信じない!結局戦場で死ぬのは俺たちなんだ!」もちろんそんなセリフは出てこないが、ベースにあるのはこのような怒りで、それを笑に変換して表現するというのは、実はストレートに怒りを表現するよりもよっぽど難易度の高いことだと思う。年上の女性に誘惑されオドオドするダスティンホフマンの演技は本当に面白くて笑ってしまう。サイモンとガーファンクルの音楽は言わずもがなに素晴らしく、この映画を単なるコメディ以上の作品にするのに何役も買っている。 【rain on me】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-11-15 09:04:07) |
175.《ネタバレ》 メタファーまみれ。ミセスロビンソンは夢の工場ハリウッドの裏側でもあり、アメリカンドリームでもあり、単純にエロスであり…サイモン&ガーファンクルの音楽もいいし、ダスティン・ホフマンの居場所なさ気な顔も良かった。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-12-11 02:14:53) |
174.不倫とストーカーと略奪婚のお話しってだけじゃないところが名作と言われる所以なのかな。ダスティンホフマンはこの頃から異様に雰囲気のあるちょっと壊れた演技が抜群。エレーンの行動がよくわからないけど、勢いのあるいい映画だと思います。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-13 23:53:16) |
173.久々の鑑賞です。教会での花嫁強奪シーンは相変わらずインパクトあります。ただ、そこに至るまでの当時の時代を感じさせる気負ったストーリーが残念です。自分の母親とできてしまった男とでも一緒に逃げたくなるような深みが殆ど伝わってきません。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-04 23:02:29) |
《改行表示》172.《ネタバレ》 おそらく3回目ぐらいだろうか。これまでは音楽に興味を惹かれていたが、あらためて観て、上手い作りの映画だと思った。 非現実的なこともあるけど、それもまた仕掛けとしてはいいのかもしれない。 最初のベンは途中から人格が変わっていくが、これは「青春」からの卒業の過程にあったと思う。とにかくどうしていいか分からない若者の当たりようの無い不満を、エレンとの結婚にかけて平衡を保っていたようだ。 そして、最後のシーンのバスの中での冷静な表情が見つめる先に何があるか、でもそこはこの映画の範疇外だ。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-07-04 13:00:55) |
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171.ああ、コメディなんだ。もうちょっと真面目な青春映画かと思ってたけど結構笑えました。ただ何と言うか、時代だったのかなぁ。タクシードライバーなんかもそうなんだけど、この辺の名作と呼ばれる作品にありがちなのは、主人公が何をしたいんだかよく分からない。行き当たりばったりでとかく共感しづらい。無謀な若者っていうの?有名な花嫁強奪シーンからの曇りがちな表情、なるほど余韻に浸れます。もちろんここは狙ってそうしたみたいで、制作者のこだわりを感じました。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-01-09 15:05:12) |
170.《ネタバレ》 この映画でもっとも印象に残っているシーンと言えば、エンディングでバスに乗っている二人の曇った表情だと思います。ガチガチに自分たちを取り巻くシステムから逃れてはみたものの、あくまでそれはシステムに対する反発や将来への不安から来る突発的な逃避に過ぎない。本人達にしてみても勢いでやってしまったことであって、将来への展望や計画などまるでない状況。強奪というドラマチックな興奮が冷め、改めて冷静になってみればなぜあんなことをしてしまったのか自問自答している、迫る現実が見え始めたという憂いの表情だと思います。個人的にはこの憂いがクレイマークレイマーの離婚問題に繋がっているようにも思えます。 【kirie】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-11-03 15:10:45) |
169.テレビでやってたので観たけど、ラストシーンが頭にあって勝手に想像していた内容とあまりに違っていてびっくりした。60年代だったらすごかったのか?60年代の映画で今観てもすげー作品はいっぱいある。卒業は、なんだこれ。ミセスロビンソンはここからの曲?それとも曲があったからロビンソンにしたの?調べるのもめんどくさいぐらいがっかりした映画でした。 |
168.エレーヌをなかなか登場させず、肖像画だけで見せて期待感を高めるなど、仕掛けが散りばめられていて楽しかった。全体的に飽きなかった。にも関わらず、鑑賞中、2回も眠気が襲ってきた。 【たぬき野郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-21 23:45:23) |
《改行表示》167.《ネタバレ》 いにしえの純文学小説を読むかのような直球演出でガツンとくる作品だった。冒頭で誰からももてはやされることろから、最後には忌み嫌われる主人公への落差。この二人にどんな将来が待っているのか、バスで去るラストシーンで感慨にふけってしまった。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-09-13 18:43:24) |
《改行表示》166.《ネタバレ》 結婚式の乱入、花嫁強奪シーンがあまりにも有名。 ラストでバスの中の二人に笑顔が消えていくのが印象的だった。 主題歌のサウンド・オブ・サイレンスが良かった。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-08-23 23:21:44) |
165.2005.03 2回目鑑賞。私にとってはサイモンとガーファンクルの主題歌とラスト・シ-ンに尽きる。 【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-12-27 21:06:06) |
164.1970年代にリバイバル上映で観た。クライマックスの花嫁略奪シーンは胸のすくような感動で新鮮だった。花婿の立場はどうなるの?なんて考えもせず…。いい映画だが、A・バンクロフトは、どう見ても若者が誘惑されるほど魅力的じゃない。D・ホフマンもいいけど好みじゃない。二人の役を別の俳優でやれば(具体的には思い浮かばないが)、もっと感動しただろう。晩年、A・バンクロフトは「卒業」のことばかり聞かれることに不満だったとか。私としても彼女は「奇跡の人」の方がよかった。 【風小僧】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-24 17:55:22) |
163.《ネタバレ》 若きダスティン・ホフマンが結婚式中の花嫁をかっさらう、映画史に残る名シーンは名作「或る夜の出来事」のオマージュでしょうか。想い人の母親とのカンケーは絶対禁止事項でしょう。主題曲は“沈黙”ながらあまりにも有名です。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-06 01:29:30) |
《改行表示》162.恋愛映画というよりは青春映画の色合いが濃い作品で、名作と称されるだけあり、 洗練された作りには素直に脱帽。 主人公の心情描写や変化が丁寧に描かれているわけではないので、共感しづらかったり、 後半の彼の行動やラストシーンに今一つリアリティーが湧かないのだが、そこは想像力で。 鑑賞者の感性に委ねるような手法は、いかにもアメリカン・ニュー・シネマらしい。 大学を卒業したばかりの青臭い青年役に、ダスティ・ホフマンはハマリ役。 ロビンソンさんのキャラと、演じた女優さんも良かった。音楽はもう言わずもがな。 意味深なラストのカットは、強烈な印象として記憶に残っている。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-09 06:48:47) |