夜の大捜査線のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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夜の大捜査線

[ヨルノダイソウサセン]
In the Heat of the Night
1967年上映時間:109分
平均点:7.22 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-10-25)
アクションドラマサスペンスシリーズもの犯罪もの刑事もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-27)【イニシャルK】さん
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監督ノーマン・ジュイソン
助監督ニュート・アーノルド(第二助監督)
テリー・モース・Jr
演出伊達康将(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
キャストシドニー・ポワチエ(男優)バージル・ティッブス
ロッド・スタイガー(男優)ビル・ギレスピー
ウォーレン・オーツ(男優)サム・ウッド
リー・グラント(女優)レズリー・コルバート
ウィリアム・シャラート(男優)シュバート市長
ビア・リチャーズ(女優)ママ・カレバ
ピーター・ホイットニー(男優)ジョージ・コートニー
ラリー・D・マン(男優)ワトキンス
マット・クラーク(男優)パッキー
アーサー・マレット〔男優・1927年生〕(男優)ウラム
スコット・ウィルソン(男優)ハーヴェイ・オバースト
スチュアート・ニスベット〔男優・1934年生〕(男優)シュイエ
ピーター・マスターソン(男優)フライヤー
アンソニー・ジェームズ(男優)ラルフ・ヘンショウ
富田耕生ビル・ギレスピー(日本語吹き替え版【1983年TBS/テレビ朝日】)
田中信夫ヴァージル・ティッブス(日本語吹き替え版【1983年TBS/テレビ朝日】)
青野武サム・ウッド(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
池田勝ロイド・パーディ(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
千田光男ラルフ・ヘンショウ(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
鵜飼るみ子デロリス・パーディ(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
千葉耕市シュバート市長(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
島香裕ジョージ・コートニー(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
納谷六朗ハーヴェイ・オバースト(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
広瀬正志シャグバッグ(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
峰恵研スチュアート医師(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
石森達幸ウラム(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
池本小百合(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
遠藤晴(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
内海賢二サム・ウッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
久松保夫エリック・エンディコット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富永美沙子レズリー・コルバート(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大宮悌二ジョージ・コートニー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
太田淑子デロリス・パーディ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村越伊知郎シュバート市長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麻生美代子ママ・カレバ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀勝之祐ハーヴェイ・オバースト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
徳丸完シャグバッグ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝田久スチュアート医師(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
新克利ヴァージル・ティッブス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮川洋一ビル・ギレスピー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
羽佐間道夫ヴァージル・ティッブス(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
脚本スターリング・シリファント
音楽クインシー・ジョーンズ
主題歌レイ・チャールズ"In the Heat of the Night"
撮影ハスケル・ウェクスラー
製作ウォルター・ミリッシュ
ハル・アシュビー(製作助手)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術ロバート・プリーストリー
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
編集ハル・アシュビー
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【1983年TBS/テレビ朝日】)
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
水野晴郎(邦題)
ネタバレは禁止していませんので
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78.《ネタバレ》 夏の夜の暑さが画面からにじみでる作風に、超露骨な差別を全く隠しもしないのは、監督のキャラなのでしょうね。1967年当時【50年以上前!)はこんな雰囲気だったんでしょうか。まぁなんとなく南部のほうはそんな感じなイメージはありますが。静かな始まりからの後半への展開はこのテの映画のお手本のようで 俗にいう「バディムービー」の元祖ですかね。 ちょっと荒い展開ながら最後の別れのシーンがいいですね。7点。
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-15 22:08:08)
77.《ネタバレ》 バージルは刑事としては疑いようのない凄腕。でもこの時代、白人たちから黒人の存在は軽視されていて、例え能力があってもそれは妬みや警戒の対象でした。その信頼を勝ち取るまでには、そもそものスタート地点が大きなマイナス点からというハンディキャップがあるのです。それでも彼は不屈の精神で立ち向かい、やがて真の力で事件を解決に導いた。S・ポワチエという名優が演じた、バージルという男のしなやかな佇まいと瞳の強さに僕は圧倒されて、最後は彼とR・スタイガー(警察署長)の友情に胸が熱くなりました。本作の"夜"とは、黒人にとって混沌とした暗黒の時代という、もう一つの意味合いも含んでいると思います。だから事件の解決とともに迎えた夜明け、それは長かった暗黒の時代の夜明けでもあると思うのです。負の歴史を鑑みれば、本作一作を以て手打ちにしようというには都合がよすぎますが、これはあくまでそれにつながる第一歩。これからの明るい未来、そして人種を越えた力が手を取りあう大きな可能性を予感しました。
タケノコさん [DVD(字幕)] 8点(2017-09-23 21:37:57)
76.《ネタバレ》 初見。ロッド・スタイガーが絶品。曲折を経た末に見せた別れの際の笑顔と「元気でな」の一言はこの先も忘れることはないでしょう。1967年に本作を世に送り出した製作者の気概に脱帽。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 10点(2017-09-17 00:20:08)
《改行表示》
75.この時代に作られたことに価値がある映画だと思うが、今観てもそれなりに面白い。 緊迫するよりも、落ち着いて観られるところが多い。よく出来ている。
simpleさん [地上波(吹替)] 7点(2017-03-26 17:33:50)
《改行表示》
74.当時としては斬新で、その後のお手本となるような要素がたっぷり。 アカデミー賞受賞も納得の出来栄えで、いろんな作品にも影響を与えていることがうかがえる。
飛鳥さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-01-23 22:09:08)
73.《ネタバレ》 南部の片田舎の殺人事件が発端となり、北部から来た通りすがりのすご腕黒人刑事とステレオタイプの白人警察署長を中心に繰りひろげられる人種偏見ドラマ。屈辱的な偏見や生命の危険に晒されながらも踏ん張りきる主人公のモチベーションや真犯人逮捕に至る一連の流れがちょっとぎこちないけど、50年前の古き悪しきアメリカ南部の空気を感じるには十分です。多くの人の意識が本音の部分で変るのは半世紀位ではまだまだ無理なのでしょう。
ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-11-26 21:20:11)
72.《ネタバレ》 黒人がエリートで白人はクズという、当時の観客からすると意表を突いた設定。思い込みだけで逮捕したり街の有力者の言いなりだったりという腐った田舎の警察署長(白人)と都会からきた敏腕刑事(黒人)の二人を軸に展開する、いわゆる「バディ・ムービー」である。最初は反発しあっていた二人が事件を通じて協力関係になり、いつしか友情を築くというパターンだ。この手のものだと二人の関係がドラマチックに変わり最後は無二の親友みたいになるみたいなベタベタな展開も多いが、さすがにこれはアメリカン・ニュー・シネマだけあって、そこは苦く抑えられていて胸焼けしない。ちなみにこの作品、スパイク・リーによる「映画制作者になりたい人は必ず見ておいたほうがいい映画」のひとつに数えられている。作品を見てからプロットを書き出してみたのだが、導入でのさりげない伏線、主人公二人の対比、豊かな個性の脇役、巧みなミスリード的展開、中だるみさせないタイミングのよいアクションシーンの挿入、主人公たちの和解と別れにおけるカタルシスなど、まさにプロットのお手本とも言っていい要素が豊かに詰まっている。オフビートで苦い雰囲気の映画だが、つくりは実にまともなのである。
こころはタマゴさん [DVD(字幕)] 9点(2015-04-11 07:00:57)
71.エリートで身分や権力があるからこそ、被差別者でも堂々と戦えるってのはあるよな。ある種の自信というか余裕というか。だから差別する側も一目置かなきゃいけない。決して公民権に目覚めたわけじゃない。この署長の葛藤が中々よかった。まずは能力からスタートして対等に渡り合う事により差別は撤廃していくしかないのか?という限界を思い知った。
東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 7点(2014-08-27 12:20:58)
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70.《ネタバレ》 刑事モノの犯人探しとしては終盤拍子抜けだったけど、この時代の黒人差別を描いた作品としては佳作だと思う。 レイ・チャールズの歌も見事にマッチしていた。  私事ですが、昔港町の某ファミレスでバイトしてた時、同僚に米国人のバイト(奥さんは日本人)が居て、客で黒人とかも来るので何となしに黒人差別の事を訊いたら、黒人の友人も居るし黒人一人一人を毛嫌いする訳じゃないけど、心の奥底では“このニガー”って思いはあると仰ってて、やはり根深い問題なんだなと思ったりしていました。  だからこそのラストの微妙な距離感の微笑み合いは実にリアルで名シーンだなと感じました。  更には、それを考えると今現在のオバマ大統領ってのは、とんでもなく凄いことなんだな思ったりする次第です。
ぐうたらパパさん [映画館(字幕)] 7点(2013-07-21 10:27:28)
69.《ネタバレ》 ロッドスタイガー署長に尽きる。あの憎たらしい顔が、次第に親しみを感じてきて、最後の方になると完全に署長に釘付けである。署長の家での独白シーン(誰も訪ねてこない、酒しかない、とか言うところ)では、「もうやめて!!悲しすぎる!!身につまされる!!」と思った。他人事ではないのである。
わんたんさん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-22 01:06:22)
68.《ネタバレ》 ポワチエもスタイガーも両者相譲らぬ存在感なんだけど、私は僅差でR・スタイガーに一票。このおやじが自らの内面のひだを上手く演じていて唸る。上手い、上手すぎる。黒人に対する偏見をことごとく覆されて、ポワチエに一目置くようになってる自分への戸惑い、しかし“黒人ごとき”に同情されたくない、というプライド。声はでかいけど威張りちらすわけではなく、誤認逮捕もしぶしぶ認める。危ないから逃がしてやりたいのに言う事聞かない黒人の若造。イライラしているスタイガー親父が人間味をざぶざぶ溢れさせて目が離せません。ナイスな小物ぶりを見せる脇役サムや電話番の彼も良いです。そしてなによりも、立ち上る夏の夜の空気、匂い、蒸し暑さ。こんなにも画面から感じた映画はこれが初めてでした。
tottokoさん [地上波(字幕)] 9点(2012-11-01 00:57:25)
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67.60年代のアメリカ、そして当時の南部の風土を今に感じさせてくれる作品です。  北部からやって来た黒人の敏腕エリート刑事と、南部の白人の田舎警察の署長。様々な対立軸が存在する2人が時に静かに時に激しく対立の火花を散らす。  スタイガーとポワチエの演技合戦も非常に見応えがありました。 特にスタイガー。黒人への差別意識を持つ典型的南部人であり、その意識は払拭できないものの少しずつ北部の黒人エリート刑事を認めざるを得ないという複雑な心境を見事に演じた。  最後は駅で抱き合い別れを惜しむこともなく、軽く握手するのみですが、小さく微笑みあう2人の表情、特にスタイガーの微笑みが良かったですね。 この頃には考えられなかったことだと思いますが、今のアメリカはついに黒人大統領の時代となった。この小さな微笑に少しずつですが変化が感じられるいいラストでした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-02 21:21:37)
66.《ネタバレ》 シドニー・ポワチエとロッド・スタイガーの距離感が絶妙にいい。ヘタに友情が芽生えるよりも、お互い理解し合えないところは残しつつ、言葉は交わさずニヤッと笑いあうくらいのが好きだ。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 00:54:25)
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65.基本刑事ものではあるが、とてもシナリオのよく出来た作品。 サスペンスと友情を核に、人種差別をテーマに織り込み、人間ドラマとのバランスがとてもいい。 決して堅苦しさや重たい印象はなく、昔のテレビ映画のような雰囲気なので、さらってしていて、 とても観やすいかと。主人公の黒人刑事と地元の警察署長のキャラも個性的でよかったが、 嫌みのないラストシーンも心地いい余韻を残してくれる。派手さや映像的な見栄えはないけど、 満足感は十分に与えてくれる佳作。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-23 02:48:10)
64.《ネタバレ》 いまだに良く分からないのが米国白人社会の黒人に対する差別意識の内実。表面上は、そんなものは無いという装い。最近の映画を観ていても、白人と黒人は仲良くやっている。でも、米国に留学した友人の話を聞くと、黒人と云うより黄色を含む有色人種に対する差別的態度は残っていると言う。南北戦争は1861-1865年、リンカーンによる奴隷解放宣言は1862年、そして、本作の製作年度が1967年。つまりこの作品は、南北戦争の終結からちょうど100年後に製作された。今から45年前である。本作の見どころははっきり言って「差別表現」だと思う。南部の警官や住人たちの黒人に対するあからさまな差別態度や言葉の端々に挿入されるに差別的な言い回し。それが絶え間なく続く。現代の学校や会社における「イジメ」とは違い、白人たちが発する「自分たちより劣った種類の人間」といった表現に隔世の感が強い。身の程を知らない者に「お仕置き」してあげるって口調だ。南北戦争から100年も経過しているのだから、世代も3つ以上は変わっているはず。なぜそんな習慣が続くのか。綿花農園で多くの黒人が働いているシーンを見て、「農園労働者=奴隷」的な空気が差別風習を残している理由じゃないかと思った。ラストシーン、警察署長と黒人刑事は本作の中で初めて笑顔を交わして別れる。でも、あれは本当に分かり合ったとか、差別が無くなったということじゃない。あくまで個人的に「こいつは見どころがある」くらいの関係です。同時に、根強い差別観はそんなところから溶かして行く以外に手段が無いとも取れるエンディングでした。約30年ぶりの鑑賞でした。サスペンスとしての出来栄えは特筆するほどではないが、これは歴史的な意義を持つ作品だと思います。余談ですが、初見は地上波放送で、某家電メーカーの提供で深夜に「ノーカット・CMなし・字幕放送」という形態で放送していました。CSやレンタルが無い時代に、とても有難かった記憶があります。
アンドレ・タカシさん [地上波(字幕)] 6点(2012-01-14 14:52:11)
63.《ネタバレ》 アメリカという国の抱えている大きな問題、悩みというものがこの映画を見ていると感じずにはいられなくなる。映画が始まって直ぐに起こる夜の殺人、偶々同じ頃、近くの駅で母親に会う為に列車に乗るのを待っている男、この映画の主人公である黒人警官を大金を持っていて、自分達白人とは違うからという理由から犯人にしようとする白人警官、人種が違うだけの理由で差別を受けることの許せなさが見ていてとにかくやるせなくなる。この映画はサスペンス映画ではあるけど人間の持っている偏見、それを真っ向から正々堂々と描いているという意味で単なるサスペンス映画ではない。白人と黒人、お互いが意見がぶつかりあうことで生まれる感情、そんな中で次第に黒人であるシドニー・ポワチエ演じる刑事に対して協力しあい、殺人事件を解決しようとしていく姿に例え人種は違っても同じ人間である。同じ職業である者同士、助け合うことによって得られる友情、それは白人警察署長のバージル(シドニー・ポルチエ)に対して言う「驚いた。俺と考え方が全く一緒だ」の台詞に込められている。ラストの駅の別れのシーンも二人の友情を物語っている。それにしても作品全体の気だるい空気、夏を感じる映像美といい、一度見たら絶対に忘れられなくなるほどの熱気で充満している。タイトルに偽りなしの夜の映画でもある。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-10 20:58:46)
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62.《ネタバレ》 文字通りうだるようなレイ・チャールズの主題歌を冒頭に、都会からやってきた敏腕刑事が片田舎で起こった殺人事件を、地元警察と悶着を起こしながら一緒に解決していくというストーリーは今の時代からすれば常套的なものです。 しかし、今よりも黒人差別が顕著だった60年代、しかも保守的な南部という地域設定も手伝ってか、普通であればコメディにでもなり得そうな題材がとてもシリアスなものになっております。 事件そのものは大したものではないですが、あからさまな人種差別に耐える主人公、そして彼の手を借りなければならないながらも存在を煙たがっている警察署長の2人の衝突は普通の犯罪映画の刑事たちの関係とは少し違う、もう少し深い葛藤を感じます。 物語が進むにつれて、二人の心境も徐々に変わっていますが、完璧な友情ではなく、あくまで若干の好感、というところで止めておいたのも、作品全体のバランスとして良いと思います。もっとも、時代的なこともあるでしょうが…
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-23 01:59:15)(良:1票)
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61.都会の刑事と、所轄内におけるその所轄警察官との力関係に興味をそそられた。  話の内容に関してはそれなりに理解できたが、うまく犯人が見つかりすぎという印象はぬぐえない。 しかも、都合よく犯人の目星が二転三転し過ぎ。  その分、二時間ドラマを観るような飽きにくさと、卒のない面白さは感じられた。  黒人を刑事を演じたシドニー・ポワチエは、地味ながら確かな実力を感じさせた。 警察署長役のロッド・スタイガーの演技も負けず劣らずに良い。 二人の確かな演技が土台にある、安定感を感じる作品でもあった。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-19 18:08:38)
60.《ネタバレ》 サスペンス展開に置いていかれてしまいました。黒人刑事を名演したシドニー・ポワチエ、まさに初代デンゼル・ワシントン。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-22 18:09:45)
59.《ネタバレ》 都会の黒人敏腕刑事とめったに殺人事件など起こらない田舎のいいかげんな白人警察官たちの対比が面白い。まだ黒人人種差別の根強い田舎街で屈辱感に耐えきれない黒人刑事と、黒人刑事の協力を頼らざるを得ない白人警察署長の屈辱感の激突は実に見ごたえがある。事件の核心に近付くにつれて黒人刑事に忍び寄る身の危険、黒人刑事と警察署長に徐々に生まれてくる信頼感の描き方が秀抜。犯人の動機を確信する根拠が薄い感じがするのは気になるが、別れのラストは地味ながら爽やかな余韻を残す名シーン。
きーとんさん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-18 16:35:11)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 7.22点
000.00%
100.00%
200.00%
311.28%
422.56%
567.69%
61114.10%
72734.62%
81721.79%
9911.54%
1056.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review3人
5 感泣評価 8.66点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1967年 40回
作品賞 受賞 
主演男優賞ロッド・スタイガー受賞 
監督賞ノーマン・ジュイソン候補(ノミネート) 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 受賞 
脚色賞スターリング・シリファント受賞 
編集賞ハル・アシュビー受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1967年 25回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ロッド・スタイガー受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)シドニー・ポワチエ候補(ノミネート) 
助演女優賞リー・グラント候補(ノミネート) 
監督賞ノーマン・ジュイソン候補(ノミネート) 
脚本賞スターリング・シリファント受賞 

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