【TERU】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-03-21 20:46:01) |
《改行表示》376.《ネタバレ》 4K化されるということで久しぶりに鑑賞。当時アルマゲドンとほぼ同時公開され世紀末期にふさわしいパニック映画の金字塔と名高い本作ですが、超大ヒットしたアルマゲドンと比べると本作はいまひとつインパクトに欠けるものでした。いえ、興行的には大ヒットしていますし決して面白くなかった訳ではありません。人々の印象に残ったか?という意味でアルマゲドンと比べると微妙という状況です。勝敗を分けた原因はやり群像劇として見せたドラマが大して面白くなかったという点に尽きるのではないでしょうか。 個人的には真面目路線大歓迎なので断然ディープインパクト派なわけですが、どうでもいい人達のどうでもいいドラマを詰め込み過ぎたせいか、ディザスター映画としての輝きが失われてしまったような気がします。監督ミミ・レダーは群像劇のプロ(ER救急救命室の監督)ですが、やはり二時間で収めるには無理があり過ぎました。 キャストは申し分ないのですが、特にメインとなるジェニー(ティア・レオーニ)のドラマと、リオ(イライジャ・ウッド)のドラマがあまり面白くない。むしろどうでも良すぎて困っちゃうレベル。ただそれでも終盤には大統領のドライな演説、宇宙飛行士の一件、リーリー・ソビエスキーの巣立ちなど、泣き&恐怖ポイントは多めで隕石襲来や大津波など非常に印象的なシーンが続きます。 ラストも観客に投げかけるような素敵な感じなのですが、いかんせん途中のドラマが面白くなかったのが残念。バカ映画の定番アルマゲドンのほうがパーソナルな部分に集約させたおかげで判りやすくて単純、やはり俯瞰的な群像劇はER救急救命室のような限定された狭い場所でこそ威力を発揮するものなのかなといった印象が残りました。好きなジャンルなので甘めの点数ですが、規模が大きい割りにイマイチ印象の薄い作品に成り下がってしまっています。残念。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-07 13:29:54) |
375.《ネタバレ》 まさに世紀末に公開される作品にふさわしいテーマです。昔観た時はもっとパニックシーンが多かったと思ったのですが、実際には終盤に少し出てくるくらいでほとんどの時間が人間ドラマパートに費やされています。隕石衝突は津波が被害を大きくするのかと思いました。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-03 23:36:38) |
《改行表示》374.《ネタバレ》 タイトルからなんとなくエメリッヒタイプのディザスターものかと思っていました。大惨事の画は終盤にありますが、9割方は終末に直面した状況下の社会派群像劇でありました。社会派は言いすぎか。 TVキャスター、衛星発見者、宇宙飛行士らと目線を変えての人間ドラマが展開されますが、これが何となくテレビの再現ドラマのような安っぽさを感じました。M・フリーマンやR・デュヴァルら、役者は良い演技をしているので問題はありきたりな演出にあるのでしょう。 終末が迫ったらこうなるだろう、という発想のレベルが略奪・混乱・渋滞・自殺、と凡庸の域を出ずそのうえ画でパニックぶりを見せようとするあまり、津波からこちらに逃げてくる人々の図まで用意しています。あんなに前々から警告されていたにも関わらず避難が全然進んでいないというのはリアリティに欠けると思います。作り手の映画センスがぱっとしない作品だなあという印象です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-27 23:13:02) |
373.《ネタバレ》 観終わってすぐの感想としては、残り30分まで面白かったのに残り30分が非常に中途半端な幕切れで、なんだかなーてな感想だ。これだけ風呂敷を広げた壮大なパニック作品に持ち込んだのだから、中途半端に破壊されちゃって全滅は避けれたという結末はがっかりである。初見だったので途中までは、さすが超有名な作品!オモロいやん!やったのに。。 【SUPISUTA】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-02 19:08:10) |
《改行表示》372.《ネタバレ》 まさに終末ものの王道をゆくストーリー。 20世紀の映画だけに細かいガジェット(携帯電話など)は時代を感じさせるが、ストーリー構成は現在にも通じる安定感をもっている。 地球と衝突軌道にある彗星を発見→各国政府は秘密裏に彗星の軌道変更ミッションと、地下シェルターの準備を進める。 本作ではこの「軌道変更ミッション」がメインディッシュと思いきや、さにあらず、それが失敗すると、地上からの核ミサイル攻撃と、地下シェルターへの避難という現実的な次善策が用意されている。 このシェルターは当然ながら定員があり、これを巡る人間ドラマも描かれる。政府が選んだ一部の専門家以外は、社会保険番号で抽選されるというドライな手法は興味深い。今後の日本ならばマイナンバーが役に立つのかも知れないが、抽選から連絡そして輸送と、今のコロナワクチン接種などは比較にならないくらいの大混乱があるだろうし、実際だったらどうするんだろうと思わず考えてしまった。 こうした終末感を漂わせておいてから、実はミッションクルーによる最後の「捨て身のミッション」というアルマゲドン的な展開が用意され、人類滅亡という最悪の結果は回避される。 と、2時間の映画に詰め込むにはイベントが多すぎて、消化不良の感も否めないし、本作の主人公は一応女性TVキャスターになると思うが、どちらかといえば群像劇として見せているため、それぞれの人物像の掘り下げは浅い。 自分としては、人類滅亡の脅威を前に、世界各国がどのようにまとまっていくのか、そのプロセスも観たかったし(彗星衝突のリスクと比べれば、現在ニュースになっているほぼ全ての問題は後回しでよくなる)、終末リスクを知った群衆がどんなパニックを起こすのかも観たかったが、同様に1本の映画では無理だろう。 結論としては、本作をベースに是非連続ドラマとしてリメイクを希望します。 【田吾作】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-03-26 14:54:28) |
371.《ネタバレ》 『アルマゲドン』と同年制作。20世紀末に量産された人類滅亡系ディザスター映画の代表格です。とっくに観た気になっていましたが、実は未鑑賞だった事が判明したため、この度のお籠り期間を機に初鑑賞しました。正直いいますと『アルマゲドン』と大差無い気がしますが、本作の方がちょっとだけリアリティ路線のような気がします。最後まで諦めなかった人たちが助かる展開はOK。でも諦めて穏やかな最期を迎えようという姿勢も理解できます。公開当時だったら、また違った感想だったと思いますが。大津波シーンの迫力は、今観ても震えます。こんな映画を観ると、ちょっと本気でシェルターが欲しくなります。 【目隠シスト】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-02-20 21:56:59) |
370.地球規模のパニック映画ではいつも感じるのですが、世界にはアメリカしか存在しないような描かれ方が気持ち悪いです(一応、ロシアの名前や凱旋門は出てくるのですが)。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 3点(2020-08-26 22:33:08) |
《改行表示》369.《ネタバレ》 撮られた年代を考えたらおもしろかったとは思いますが 2時間で 2年間の宇宙・地球のあちこちや複数の登場人物を描いているため、しょうが無いとは思いますが 全てが薄っぺらいです。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-05-15 19:03:13) |
《改行表示》368.《ネタバレ》 1998年って、こんなにコンピュータや携帯が古かったっけ? CGでも、津波シーンは、六か月かけて製作するほどのものではないといった印象。この映画は人間関係中心だからそれで良いんだが。そうだよな。この頃は、まだスティーブ・ジョブスが若めで、imacを発表した頃だし、後の映画「ヒア・アフター」「2012」の十年以上前だし。しかし、この頃から時があまり経っていない感じ・・・ ※3・11の直後だったら、この映像レベルでも放映できなかったかも・・・ |
|
367.《ネタバレ》 公開当時、表面的には似たような内容の「エンタテイメント作品」アルマゲドンとの同時期公開が話題になりました。両方リアルタイムに見た身としては圧倒的にディープ・インパクトに軍配が上がりますね。劇場で号泣したこと、人生で初めて同じ映画を2回見たことは今も強く心に残っています。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-03-11 15:29:28) |
《改行表示》366.《ネタバレ》 もしも明日人類が滅亡するなら、最後の瞬間に一緒にいたいのは誰か。 そういうことを考えさせられる映画。 宇宙飛行士たちの行動にも胸を打たれる。 「一緒に飛べて幸せでした」が、この映画で一番しびれたセリフ。 ロバート・デュバルが演じると、それだけで映画の品格が上がる気がするから不思議。 |
365.当時はアルマゲドン、ディープインパクトときてどんだけ隕石映画作るんだよって思ったけど、悪ふざけ無くヒューマンに近い正当派パニック。映画館で観たからCGは特に迫力あったことを覚えてる。 |
《改行表示》364.《ネタバレ》 とても真面目な作品でした。天体が大質量のまま落ちてきたら何が起こるのかを教えてくれます。可能性は低くとも、自身の生存中に訪れるかもしれない「終末」をイメージできます。最後のシャトル特攻で全滅は回避できたけど、それをカタルシスとするような内容じゃない。また、この種の危機に対して警鐘を鳴らしている訳でもない。地球規模で生命体が存在している偶然とか運に想いが及びます。シミュレーションという言葉が浮かびました。 ドラマ部分はまじめ過ぎて重くツマラナイです。大津波が来ると分かっている場所に多くの人が残っているあたりは少し手抜きのように思えます。生き残る人、運命として受け入れる人、対応は様々でしょう。それを近しい人との関係性の中で描いていますが、少し「きれいごと」感がありました。個人的には、暴動や略奪に走る人の心理なども見せて欲しかったと思います。宗教の対応にも興味があるところですが、そこまでは手が回らなかったみたいです。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-03-31 00:45:03) |
363.《ネタバレ》 2016.03/07 鑑賞。突っ込み所多過ぎ。ありうるシチュエーション(隕石衝突)にありえないシチュエーション(長閑な普通の日常)。単車にヘルメットが傑作、人類滅亡の危機に大甘。でも隕石落下後の特撮に+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-07 20:44:36) |
《改行表示》362.《ネタバレ》 登場するのは 特殊能力があるわけでもなく 英雄でもない普通の人たち その人達が それぞれの思いを持って 高潔に行動する姿に 何度見ても心が打たれます 自分が同じ立場だったら 同じ行動は たぶん出来ません チキンなのでwww 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-11-26 15:32:36) |
【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-30 16:56:59) |
《改行表示》360.《ネタバレ》 星が地球に衝突する危機を描いた作品では、エンタメ好きなら「アルマゲドン」、人間ドラマ好きなら「ディープ・インパクト」と、好みが分かれるといわれる。 でもそんなに「ディープ・インパクト」の人間模様は面白いか? これでもかというほど詰め込んだ色んな家族のどのケースも、よくあるパターンの内容で、そしてつまらない。 安い素材をつめこんだ幕の内弁当だ。 初老パパが若い女と再婚したからパパを嫌悪し初老ママの味方についているが最後はパパと仲直りするという、ありがちな展開になるティアレオーニ。 親子の仲直りはアルマゲでも描かれたが、ディープでは”突然パパが小さいときに撮影した娘を抱く自分の写真を2枚ほど見せたらあら不思議!それだけで仲直り成功!”という全く説得力も現実性もないくだらない仲直りシーン。 また彼女は女性キャスターとして上を目指してるが芽が出なくてお悩み中というキャリアドラマにありがちな設定だ。 既に別の作品で1本仕立てで作られた内容をこの映画でダイジェスト版に編集してぶっこんだ程度。 イライジャも判断力ない中学女子に「結婚すればキミの両親もシェルター入れるから!」と策略結婚し結局両親はシェルターに行けず死んだけど、どさくさまぎれに結婚できて生き延びれてラッキー!なんてオチが人間ドラマ? シェルターに入って生き延びれる“勝ち組”の大統領が、ラストシーンで「ショーマストゴーオン!」(とは言ってないが)なんて言っても「いい御身分ですね」としか思えない。 私はヒューマン映画も好きだし涙腺は弱い(ホロコースト映画の”家族生き別れ”ではよく泣く)が、ディープインパクトの人間模様は安っぽすぎて感情移入も涙もない。 彗星破壊では1年もかけ練った計画も、いざ実行したら「あらー!まっぷたつになっただけ!」ってどんんだけ頭悪い計画者なんだ。 その後は「万事休す!」って皆いったん休憩モード入っちゃうし。 ロバートは「この船には面白い本積んでないのなー」って言うし。 意味不明。完全な駄作です。 【フィンセント】さん [DVD(字幕)] 0点(2015-04-02 08:59:43) (良:1票) |
359.《ネタバレ》 津波に壊された自由の女神像の首が海の中で漂っているシーン、主人公のジェニーが仲たがいしていた父親と一緒に迫り来る津波を砂浜で待っているシーン、この二つの映像がとてもきれいで印象に残りました。ほかの方もおっしゃってますが主人公のジェニーが死ぬとは思いませんでした。 【omut】さん [地上波(字幕)] 6点(2014-10-25 18:52:54) |
358.彗星は太陽に近づいて初めて尾が伸びるのだが、この映画では最初から尾を引いているし、科学的でないことがたくさんありすぎるようだ。しかし単なるパニック映画でなく、さまざまな人間像を描いていて、同年の「アルマゲドン」よりはずいぶん良いと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-13 14:18:19) |