サウンド・オブ・ノイズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サウンド・オブ・ノイズ

[サウンドオブノイズ]
SOUND OF NOISE
2010年スウェーデン上映時間:102分
平均点:5.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-07-27)
コメディ犯罪もの音楽もの
新規登録(2014-02-04)【8bit】さん
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あらすじ
一流の音楽一家の長男として生まれながら、幼い頃から音痴で音楽嫌いで今は警察のテロ対策室に身を置くアマデウス。そんな彼の前に、謎の音楽テロ集団が現れる。所構わずあらゆるものを楽器に見立てて演奏してしまう彼らは、街中に音楽テロを予告するポスターを貼り付けた。「4楽章の音楽テロ」という前代未聞の犯行予告に、アマデウスは彼自身にとって非常に興味深い価値を見出すのだった…。 「音楽テロ」という奇抜なアイディアをテーマとした北欧発の異色クライム・コメディ。
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6.《ネタバレ》 アイディアは斬新だしテンポも良い。主人公のキャラ設定も秀逸。非常に楽しい作品でした。が、よくよく考えてみると作品として何が言いたいのかがイマイチ解らない。パートごとに、あるいはコネタごとに捉えてみると如何にもヨーロッパ的なウィットに富んでいて魅力的なんだけれど、トータルで捉えると何かこう訴えてくるものが弱い感じ。 そもそも犯人グループは音楽で何をどうしたいのか?世界を変えたい?音楽という文化を変えたい?人々の生活を変えたい? 主人公は音楽をどうしたい?ありのままだと受け入れられないから、根本的に関係性を変えてしまって在るものを無いものとして受け入れたい?だから、都合の悪い音は聴こえない?で、世界は変わった? 肝心要のテーマがあまり伝わって来ないという、この手の作品にとって極めて重要な部分が弱いと思えてしまうので、少し低めの評価です。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-09 23:47:29)
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5.“音楽犯罪映画”というアイデアは間違いなく新しく、映画ならではの娯楽性を秘めていると思う。 一方通行な芸術の過剰な追求は、時に“テロ”にすらなり得るというアプローチは、「音楽」という芸術の奥深さを表すと同時に、それに傾倒する人間、それに振り回される人間、両者を含めた社会や文化の滑稽さを導き出していた。  スウェーデンから届いたこの映画的な“新しさ”だけで、一定の評価はされるべき作品だとは思う。 ただし、その一方で登場人物たちの人物像が希薄だとも思えた。  主人公である敏腕刑事のキャラクターは立っていたと思う。 一流の音楽家系に生まれながら、生来の音痴、更には音楽を聴くと気分が悪くなるという体質を持つというキャラクターは、この題材の映画の相応しいユニークさを持っており、そんな彼が奇想天外な音楽犯罪に対峙するとうい構図は、映画的にも巧かったと思える。  しかし、その主人公以上に重要な“音楽犯罪一味”の描写が思ったよりも深まらなかった。 特にリーダー格で、映画におけるヒロインとも言えるキャラクターに今ひとつ深みが無い。 彼女が何故にこのような“音楽テロ”を巻き起こすのか、その発端となる動機が曖昧だったと思う。  「芸術の追求」と言ってしまえばそれまでだが、彼女の行為そのものが映画の主軸である以上、その理由は明確になるべきだったろうし、そんな彼女がラストの顛末を受け入れていく様もなんだか腑に落ちない。  題材が奇抜で面白いだけに、ストーリーテリングの薄さによって、それがただの“パフォーマンス”で終始してしまっているのは勿体ないと思う。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-13 15:23:19)(良:1票)
4.《ネタバレ》 アイデアは良いんですが、ストーリー的にちょっとついていけない、というか吞み込めない点があって、後半ほどより観念的なもんだから、個人的にはもう少し単純に笑わせてくれる映画にしてほしかったなと。最初の手術の楽曲は患者を巻き込んでの演奏が笑えたし、次の銀行での楽曲も皮肉きいてて良かった。ただ、その場で演奏しているというよりはあらかじめ作った楽曲に合わせて映像を撮ってますっていう感覚があって、いまいちライブ感に欠けるんですよね。曲自体はノリノリで聞いてて楽しいけど、もっと巧く料理できるんじゃないかな、ていう気もする。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-13 23:11:48)
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3.DVDの予告を散々みてしまっても楽しかった作品です。エンディングのバンドも好き。 
HRM36さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-07 12:58:15)
2.《ネタバレ》 街にあふれるゴミみたいな音楽に反撃するのよ。そう、私たちの力で絶対に忘れられないコンサートを開くの――。そこら中に普通にある物を使ってゲリラ的に自分たちの楽曲を演奏する音楽テロリストが、とうとうこれまでの集大成ともいえる計画を実行に移すのだった。痔の治療を行う手術室、音楽とは無縁の静かな銀行、噴水のある街の広場…。彼らによって何気ない街の風景が次々と違法な演奏会へと変えられてゆくなか、音楽嫌いの無骨な刑事が懸命に彼らのあとを追い始めるのだった。平凡な街並みで突然に行われる前衛的な演奏会をコミカルに描く、北欧発の意欲作。うーん、なんだかアイデアのみが先行してしまい、映画としてみればいまいち何がしたいのかよく分からない作品だと僕は思いました。いったい彼らは何故にこんなことをするのでしょう?自己満足?純粋な芸術表現?退屈な社会への反発?そこのところがいまいちつかめないせいで、残念ながら僕はうまく作品世界に入り込めなかったです。犯人の音楽に触れた物の発する音が聞こえなくなるという刑事の設定もいったい何の意味があったのかよく分かんなかったし。それに、僕が音楽おんちなせいか彼らの奏でる楽曲の数々にもあんまり魅力を感じず…。うーん、ごめんなさい、4点っす。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2014-05-01 11:51:17)
1.面白いね、ヨーロッパの映画でも特にイギリスや北欧のものってどこか雰囲気が暗いんだけど、その暗さの中でしっかりとした何かを持ち出すのが上手いんだよね。この映画もそういう映画の一つで、この映画では音に焦点を当てながら、それを犯罪者とそれを追う警察官という形で見せてる訳だけど、テロというよりはコンゲームを見ている感じになりました。BGMも基本的にパーカッションだけなんだけど、それがこの映画のテーマにもマッチしていて、非常に良かったです。
奥州亭三景さん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-30 04:27:11)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5116.67%
6350.00%
700.00%
8116.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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