1.《ネタバレ》 タムジンとモナの微笑ましいような同性愛が描かれるが、ひと夏の友情物語として爽やかに終わらない。
かわいそうな自分を演じる残酷な遊びが印象的。
ところどころに毒気が感じられる映画で、神を語るフィルがタムジンの誘惑に嵌って偽善を暴き出されるシーンもおもしろい。
ただ、ストーリーを締めくくるラストが物足りないないような。
もっと気の効いた仕返しをしてくれればスッキリ終われたかも。
主演の女優二人は魅力的。
イギリスにもコックリさんのようなものがあるんだなと思って見てたら、もともと西洋のテーブルターニングが起源とか。
思春期の少女のひと夏の体験が、ほろ苦くリアルに感じられた。